監査法人 第1回(6月13日21時放映、NHK)。土曜夜8時からの「ROOKIES (ルーキーズ) 」(TBS)と9時からのNHKドラマは、子どもがめちゃイケと「ごくせん」をリアルタイムで見るためにいつもは録画しておいて翌日、翌々日に見ることにしている。しかし先週はめちゃイケがなかったためにたまたまリアルタイムで「ROOKIES」を見て非常に幸せな気分になっていたのだが、9時からの「ごくせん」が野球だかサッカーだかで放送開始時間が延びたために久しぶりにリアルタイムでNHKドラマの第1回目を視聴いたしました。……いやはや、ドドドドーーーンと重いドラマでしたよ。見ごたえがあったんですけんど、「ROOKIES」はやっぱり「監査法人」とは別の日に見たほうがいいかも、と思いましたよ。

まあ、私の会社でもこの年度末から5月上旬にかけてずっと監査法人の人たちが出入りしていてしかも同じフロアにいたのだが、監査の人たちっていつもビシッとしていて、カジュアルエブリディでだらだらなあなあな自由な社風のうちの会社の中ではホント、浮いていたわ~。彼らみんなスーツが板についていて決まっているのよ(←チェックポイントはそこかいっ)。しかも監査の人たちの中にアンジャッシュのワタベをさらにすっきりかっこよくしたようなイケメン若手会計士がいて、ちょっと眼福でした。でも監査なんざてっきり経理・財務部門のことだと思っていたのに、監査のワタベ(仮名)がたびたび人事・総務グループにまでやってきて、「2007年7月8月9月の給与台帳を見せてください」とか「この月の配員表を見せてください」「海外給与台帳を見せてください」とか言うので、業務を何度も中断して鍵付きキャビネにしまってある書類を発掘しなくちゃならなかったけどな。

さて、ドラマの方だが。「監査法人は企業の命運の鍵を握る公認会計士のグループ。ジャパン監査法人の若杉健司(塚本高史)は上司の小野寺直人(豊原功補)の影響を受け、企業に厳格な姿勢で臨む監査を志す。ある日、健司は密告電話を受ける。近く監査に入る北陸建設工業に、架空売上があるという。同僚の山中茜(松下奈緒)、先輩の田代(光石研)と監査に乗り込んだ健司は、経理書類に不審点を見つける。会社の抵抗を押し切り現地調査すると、建設中や未着工の物件を多数発見、粉飾の事実を突き止める。北陸建設工業と気脈を通じる理事長・篠原勇蔵(橋爪功)は、見逃せと田代に命じるが、健司と茜は反発。そんな中、突貫工事に駆り出された作業員が転落事故で死亡する。健司は責任を感じつつも、五味社長(長門裕之)に決算書の不承認を言い渡し、厳格監査を貫く」(NHK番組紹介より)。公認会計士が主役、っていうのがすごいよね。2時間サスペンスドラマもいつもそんなのアリ?みたいな人たちが探偵もどきをやっているけど。

去年やっていた「ハゲタカ」が非常に面白かったので、やっぱりあのノリを期待してしまうのだけど、全体に手堅い作りのドラマではあるとは思うものの……、あれ?と思う箇所も。だいたい、会計士が現場をチェックしようとする前に、それを隠蔽しようとして企業側がやらかしたこと(すでに完成して引渡しが済んでいることになっている建物がまだ建築中であり、それを誤魔化すために工事現場の足場の解体を指示)で従業員の死亡者がでたのは、別に会計士のせいでもなんでもないじゃないの? 監査法人が足場の解体を指示したのならともかく、帳簿と現実のデータとの差異を指摘しようとした人間がなぜ糾弾されなきゃならないんでしょうか。あと、粉飾決算している企業内にも必ず監査部門とか監査役とかいるとか思うんだけど、どうなってるのかなあとか。わざわざ2002年とか2004年とかの過去の日時を表記するのは、もしかして企業の粉飾決算をアドバイスしていた(らしい)中央青山監査法人がわりと最近業務停止処分を受けたことなんかを下敷きにしているのかなあ、とか。

今回の出演者の方々は、あの「時効警察」や「電車男」の豊原さんが超シリアスな役で登場、NHKだから素直に見ているけど他の局だったらパロディじゃないのかとうっすら思ってしまうところだ(光石研がでてるからさらにパロディ度アップ)。塚本高史は妻に逃げられた子持ちの若手会計士役。ちょっと硬過ぎのような気もするけど、でもマジメに悩む役どころだからこれでいいのか。さてフケ専の私としては脇のオヤジキャラが充実しているとうれしいのだが(物語的にはオヤジ感満載なのだが)、今回登場するのは橋爪功、長門裕之、黒沢年雄、勝村政信、綿引勝彦、竜雷太、清水章吾と非常にビミョーなラインナップ(←失礼です)。ダークサイド橋爪シーンではついつい、あのトホホドラマ「輪舞曲」(2006年、TBS、2006年3月27日「輪舞曲-ロンド- 第11回(最終回)」参照)を思い出してしまいました。もう少し華のあるオヤジ希望(って、誰?)。
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テーマ:NHK
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
いかにもNHKらしいドラマとお見受けいたしました。脇のオヤジねぇ。勝っちゃんと綿引さんはいいとして、あとはあんまり(あくまで好みの問題ですけど)。橋爪さんは好きなんだけど、あちこちでよく見るので、「おおっ、こんなところに!」的な驚きがないよね。
豊原功補に関しては、頭の中から時効警察への連想を取り除くのがむずかしそう。(名前忘れたけど、課長役の役者さんも)
2008/06/19(Thu) 07:49 | URL | suika | 【編集
監査法人が主人公なので観ようと思っていたのに奈良に「鹿男あおによし」TRへ行ってて見損ねました。
2回目からでもノレルかな?
2008/06/19(Thu) 22:13 | URL | P子 | 【編集
>いかにもNHKらしいドラマとお見受けいたしました。

去年の「ハゲタカ」ほどのハードさはないんだよね。塚本高史が私的にはヒジョーに物足りないし。そこでここはオヤジどもに頑張って活躍して欲しいとこなんだがなあ……。

>豊原功補に関しては、頭の中から時効警察への連想を取り除くのがむずかしそう。

「監査法人」そのものに興味がない場合は、豊原功補は役柄ごとコスプレだと思ってみるのもいいかも。
2008/06/20(Fri) 13:54 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
>奈良に「鹿男あおによし」TRへ行ってて見損ねました。

ううう、うらやましーーーーー。ドラマが終わってからと言うもののすっかり忘れてたけど、今年は奈良に行きたいと思っていたのよ。秋に京都にいくから(あの母と子どもと3人でだが)、できればその時に奈良にも寄りたいんだけどなあ。
2008/06/20(Fri) 21:43 | URL | tsumire→P子さん | 【編集
「鹿男あをによし」TRを京都から行くなら絶対、近鉄で奈良に入るべきです。約40分位で近鉄奈良駅到着で西大寺駅を過ぎればドラマでおなじみの朱雀門がお出迎えしてくれます。
奈良駅中心で回れるので1日で重要な撮影場所は見て回れ、P子お薦めは「もちいどの通り」です。昭和の香りぷんぷんで、この通りを抜けた所の近くにあの「福はら(下宿)」に「個展に使われた喫茶店(TIN TIN CAFE)」等あります。
P子がはまったのは鹿に煎餅をあげること。「先生、神無月だよ」と鹿に言われた飛火野で鹿に囲まれ腕を噛まれ(痛く無い)尻を小突かれ、リュックを舐められ、あげく追いかけられても楽しかったです。
2008/06/20(Fri) 23:16 | URL | P子 | 【編集
>鹿に囲まれ腕を噛まれ(痛く無い)尻を小突かれ、リュックを舐められ、あげく追いかけられても楽しかったです。

P子さんたら、そんな「鹿男あおによし」プレイを楽しんでいたなんて……。私も奈良に行ったら鹿にドラマの中の台詞を言って遊んでみたい~。
2008/06/20(Fri) 23:33 | URL | tsumire→P子さん | 【編集
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