2008年06月20日 (金)
同僚のT田は関連会社で経理事務をやっているのだが、1週間に1回だけ本社での経理事務もやっている。そんなT田が先日、つつつと寄ってきたのだが。
T田「女の子の部屋にさ、ボクイモの第1巻があったのよ……」
私「えーーーー、あ、でも中2だったらボクイモくらい読むよね、やっぱり」
女の子とはT田の中2の娘のことで、ボクイモというのは「僕は妹に恋をする」という少女漫画である。もっとも私はだいたいの話は知っているが読んだことはない。
T田「それで私も読んでみたんだけどさ、すごいね、あれ……」
私「あーーー、私も全然読んだことないんだけど、エロ描写がすっごいって話だよね。1巻目でもうそんなにすごいんだー」
T田「うん。今どきの子って、あんな漫画を読むんだねぇ(←遠い目)」
私「今どきっつーか、あの手のエロ少女漫画が全盛だったのは3、4年前くらいまでじゃなかったかなあ。結構問題になったんだよね。でも中2だったら読むでしょ。この間映画化もされたし」
T田「山Pでしょ?」
私「違うよ、マツジュンだよ」
T田「あれ? どうやら(小学)6年生くらいから読んでたみたいだけどね」
私「へー。もしかして全巻揃ってたりするの?」
T田「いや1巻だけ。それでこれどうしたの?って聞いたら友達から借りたっていうんだけどさ、あれは自分で買ったんだと思うね」
私「ふーん、なるほど。でも小5小6ってその手のエロうわさ話で持ちきりになる時期だもんね。ボクイモくらい読むよな」
T田「えーーーーーーー(←不満そう)、そうかなあ? でも読んだことないなら今度持ってこようか?」
私「そうね、一度は読んでみたいからヨロシク」
という話をしてたらそこにNさんがやってきたので、これこれこうい漫画をT田から借りるけど、Nさんも読む?と聞いてみた。ちなみにNさんの娘は小学4年生だ。
Nさん「それはちょっと読んでみたいかも」
私「でもさ、Nさん、ボクイモを一体どこで読むの?」
Nさん「通勤時間が長いから読書にはいいんだけど、そういうエロマンガだと電車の中で読む訳にはいかないしね」
私「子どもに見つかるならともかく、Nくんのかーちゃん(Nさんの家の隣に住んでいる姑)に見つかったりしたら大変だよねー」
Nさん「本当だよ。しょっちゅう、うちに来るからね」
T田「ちょっと、K美さん(←Nさんの名前)、この本は一体なんなの?とか追求されたりして?」
Nさん「まずいよねぇー」
私「ま、年寄りだからまず少女漫画の読み方がよくわからなかったりする可能性もあるけどな」
Nさん「といって、もちろん会社で読む訳にもいかないし。読む場所がない……」
T田「まあ、とにかく今度持って来るわ」
と、それから1週間が過ぎ、またT田がやってきた。
私「ボクイモはどうなったの?」
T田「それがさ、なくなってたの」
私「えー? 子どもが自主的に処分しちゃったの?」
T田「いや、直前にKくん(←T田のダンナ)が女の子の部屋に入って掃除をしててさ」
私「父親が中2の娘の部屋を掃除!?」
Nさん「なんで!?」
私「まず普通、中2の娘は父親を部屋に入れたりはしないでしょ!?」
T田「いや、ヤツは片付けられない女なのよ」
私「だからKくんが娘の部屋の掃除をしているのー?」
Kくんは、特別神経質な訳じゃないのだが何かにつけて細かいことにうるさい男なので、多分娘の部屋のあまりの散らかりぶりに我慢できなかったんだろうな。
Nさん「じゃKくんがボクイモを片付けちゃったの?」
T田「そうとしか思えないんだよね」
うーむ、噂のボクイモを読むチャンスを逃したのは残念だが(といっても漫画喫茶に行ってわざわざ読むほどではないし)、T田には「もしかしたら気がついたらKくんが2巻目以降をずらっと取り揃えてたりするかもよ。そしたらそのときは貸してね」とは言っておいたのだった。
T田「女の子の部屋にさ、ボクイモの第1巻があったのよ……」
私「えーーーー、あ、でも中2だったらボクイモくらい読むよね、やっぱり」
女の子とはT田の中2の娘のことで、ボクイモというのは「僕は妹に恋をする」という少女漫画である。もっとも私はだいたいの話は知っているが読んだことはない。
T田「それで私も読んでみたんだけどさ、すごいね、あれ……」
私「あーーー、私も全然読んだことないんだけど、エロ描写がすっごいって話だよね。1巻目でもうそんなにすごいんだー」
T田「うん。今どきの子って、あんな漫画を読むんだねぇ(←遠い目)」
私「今どきっつーか、あの手のエロ少女漫画が全盛だったのは3、4年前くらいまでじゃなかったかなあ。結構問題になったんだよね。でも中2だったら読むでしょ。この間映画化もされたし」
T田「山Pでしょ?」
私「違うよ、マツジュンだよ」
T田「あれ? どうやら(小学)6年生くらいから読んでたみたいだけどね」
私「へー。もしかして全巻揃ってたりするの?」
T田「いや1巻だけ。それでこれどうしたの?って聞いたら友達から借りたっていうんだけどさ、あれは自分で買ったんだと思うね」
私「ふーん、なるほど。でも小5小6ってその手のエロうわさ話で持ちきりになる時期だもんね。ボクイモくらい読むよな」
T田「えーーーーーーー(←不満そう)、そうかなあ? でも読んだことないなら今度持ってこようか?」
私「そうね、一度は読んでみたいからヨロシク」
という話をしてたらそこにNさんがやってきたので、これこれこうい漫画をT田から借りるけど、Nさんも読む?と聞いてみた。ちなみにNさんの娘は小学4年生だ。
Nさん「それはちょっと読んでみたいかも」
私「でもさ、Nさん、ボクイモを一体どこで読むの?」
Nさん「通勤時間が長いから読書にはいいんだけど、そういうエロマンガだと電車の中で読む訳にはいかないしね」
私「子どもに見つかるならともかく、Nくんのかーちゃん(Nさんの家の隣に住んでいる姑)に見つかったりしたら大変だよねー」
Nさん「本当だよ。しょっちゅう、うちに来るからね」
T田「ちょっと、K美さん(←Nさんの名前)、この本は一体なんなの?とか追求されたりして?」
Nさん「まずいよねぇー」
私「ま、年寄りだからまず少女漫画の読み方がよくわからなかったりする可能性もあるけどな」
Nさん「といって、もちろん会社で読む訳にもいかないし。読む場所がない……」
T田「まあ、とにかく今度持って来るわ」
と、それから1週間が過ぎ、またT田がやってきた。
私「ボクイモはどうなったの?」
T田「それがさ、なくなってたの」
私「えー? 子どもが自主的に処分しちゃったの?」
T田「いや、直前にKくん(←T田のダンナ)が女の子の部屋に入って掃除をしててさ」
私「父親が中2の娘の部屋を掃除!?」
Nさん「なんで!?」
私「まず普通、中2の娘は父親を部屋に入れたりはしないでしょ!?」
T田「いや、ヤツは片付けられない女なのよ」
私「だからKくんが娘の部屋の掃除をしているのー?」
Kくんは、特別神経質な訳じゃないのだが何かにつけて細かいことにうるさい男なので、多分娘の部屋のあまりの散らかりぶりに我慢できなかったんだろうな。
Nさん「じゃKくんがボクイモを片付けちゃったの?」
T田「そうとしか思えないんだよね」
うーむ、噂のボクイモを読むチャンスを逃したのは残念だが(といっても漫画喫茶に行ってわざわざ読むほどではないし)、T田には「もしかしたら気がついたらKくんが2巻目以降をずらっと取り揃えてたりするかもよ。そしたらそのときは貸してね」とは言っておいたのだった。
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