富士山から先週、会社から帰ると自宅のポストにあの母(唐突の人)からの暑中見舞いはがきが来ていた。そういえば8月に富士山に登るって言ってたけど、父親も母親ももうとうに70を過ぎているって言うのに、本当にタフなことである。ワープロ文面の暑中見舞い葉書っつーことは帰宅後すぐに出したのか?と思って消印を見てみる。

差し出し郵便局は富士山頂。え?? 文面をよく読んでみたら「只今私たちは富士山の頂上、剣ケ峰に13時30分に到着しました。天候は晴れです」とある。しかも13時30分の数字のところだけ手書き、天気は晴れマークと雨マークと雲マークの3種類記載されていて晴れマークの所に○がしてある。こりゃ、自宅から数字と天気を入れるだけの文面印刷済みのハガキを持っていって、頂上の郵便局でそこのところだけ書いて出したのね、と思っていたら、ちょうどそこに母から電話が来た。

「富士山の頂上からハガキ出したんだけど」
「あー、今日届いたよ。これって印刷済みのハガキを家から持っていったんでしょ?」
「うん。大変だったよ、郵便局が閉まるのが2時(14時)なんだけど、河口湖側からのぼったから郵便局までぐるっと回らなきゃならなくてさ。頂上に着いてから郵便局まで走ったのさ」
富士山の頂上で必死に走る老夫婦……。いや、父親は多分走らずに見ていただけで、走っていたのは母だけか。
「へぇー、ハガキは一体何枚ぐらいもっていったの?」
「60枚かな」
「……」

もしかしてハガキを出すためにだけに富士山に登ったんじゃないか? 本末転倒??という疑念も湧いたがそれは言わないでおいた。なお、先週同僚のNさんと練馬のS嬢と「マラソンと登山、どっちか選ばなきゃならないとしたらどっち?」という話になったが、3人とも「わざわざ、高い所にのぼる気持ちが全くわからん。たとえ長距離でも平行移動の方がずっとマシ」と意見が一致したのだった。こんな私が富士山に登ることがあるとしたら、多分地球温暖化が進行して水位が上昇して平地にいられなくなった時くらいなもんだろうな。
関連記事
テーマ:ひとりごとのようなもの
ジャンル:日記
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック