ブラッディ・マンディブラッディマンディ 第1回~第2回(TBS、10月11日、18日、19時56分~)。「世界を救う天才ハッカーが実は高校生で、暗号名がファルコンって……」「日本版「24」と自ら名乗り上げているって、どうよ」と多少馬鹿にしていた所もあったのだが、いやー、すまんかった。結構面白かったよ。勿論ところどころあれ??と思うところもあるけれど、「24」は見た事がないし(ジャック・バウワーの物まねなら見るけど)、思っていたよりは道具立てもちゃちくなかったし、スピーディな展開で飽きないし、ドラマ入る前は「CGみたいな顔だなー。なんかファイナルファンタジーあたりにいそう」と思っていた主人公・高木藤丸役の三浦春馬もCGじゃなかったし(←当たり前!)、来週も気になるドラマでございました。

ただTBS社屋ポスターや公式Webpageにでかでかと出ている「SAVE THE EARTH」というキャッチコピーに違和感を感じるのは私だけだろうか。なんか「地球を救え」といわれると、環境問題絡みっぽい感じがしてしまうのだが。「地球に優しく」とかエコとか24時間テレビとかさ。英語がよくわからないから「SAVE THE EARTH」でも十分「世界を救え」という意味になるのかもしれないけど、世界を救うのと地球を救うんじゃ微妙に違うような気がするなあ。悪の組織のショッカーだって鷹の爪だって、ドクター・イーブルだって「地球制服」じゃなくて「世界征服」って言っていたしね。「地球制服」とか言っていた総裁X(「科学忍者隊ガッチャマン」)なんかは結局宇宙人だったわけだし。まさかもしかして世界中に殺人ウィルスをばらまく組織は宇宙から来た連中だった、なんていうSF的展開にはならないよね??

さて物語の方だが、テロリストに妹を人質に取られた藤丸(三浦春馬)が侵入したThird-i(「第三の眼」というネーミングがこれまた……)のコンピュータシステムたが、こういってはなんだがセキュリティが甘くないか?しかも藤丸にデータを削除されちゃって「データが全くありません」って、バックアップはどうなっているの? さらに結局は全部の電源オフで真っ暗けって……。照明などの一般電源とサーバー用の電源は別じゃないのかYO! ちょっと「恋におちたら」(2005年4月期ドラマ、フジテレビ、草なぎ剛が天才プログラマ、堤真一がホリエモン役)を思い出してしまいましたよ(似たようなことをやってて、急なウィルス侵入に対してやっぱり「最後の手段」電源オフで対応しててあたり一面真っ暗になり、電源別にしてなかったのかよと突っ込まれてたYO!)。

でも妹に爆弾をセットしたテロリストは爆発目前で自殺してしまい、救う手立てがないと絶望しかけた藤丸、なんとかしなけりゃと天才ハッカーも「爆弾」というベタな単語で検索してたりするあたりがラブリー。検索ワードが「爆弾」だけだと一番最初に上がってくるのは大抵Wikipediaだけど、解除の仕方までは載ってないよね。天才ハッカーならもう少し検索ワードに気を使えって感じもするけど緊急事態だから仕方ないのか。しかしそこに爆発物処理班班長(←ドラマが違います)の松重豊さん(THIRD-iの現場捜査官チーフ・加納生馬役)登場、あー、でもここでは役立たず。そこで身の危険も顧みず赤か青かの銅線を(銅線、なのかな?)を切ろうと宝生(片瀬那奈)が前に進み出て、爆発寸前で思い切って赤をカット、……爆発は起こらず、藤丸の妹は無事救助されたわけだが、登場人物を信用できないドラマって見てて疲れるなあ。

それにしてもこのドラマ、ふせえり(最初の感染者・安田由紀子役)といい公安の田中、違った、野間口徹(看守の石川役。嶋田久作演じるレクター博士とかブラウ1589っぽい囚人にそそのかされている)といい今回の自殺したテロリスト(滝藤賢一)といい、地味タレが結構アクセントになっていて、あちこちが「SP」(2007年、フジテレビ、岡田准一、堤真一主演)っぽいんだけど、ここでも脇から目が離せない。

でもって今回はラストに注意メッセージが出ていたよ。「番組中の通称「ハッキング」行為は「不正アクセス禁止法」に触れる犯罪です。ストーリー上のフィクションですので絶対に真似しないでください」って、真似なんかできねーよ! そういえば昔々、良い魔法使いのことを「ハッカー」、悪い魔法使いのことを「クラッカー」といい、良い魔法のことを「ハッキング」、悪い魔法の事を「クラッキング」と言ったもんだそうだが……いまや影も形もないね……。
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コメント
久しぶりに次回が楽しみなドラマです♪早くtsumireさんが記事にしてくれないかと待ってたよ~。確かに随所に出てくる「SAVE THE EARTH」はウザイよね。(ガリレオの福山雅治が手を顔の前に持ってきて「おもしろい」って言う時と同じくらい鬱陶しい)
田中一郎とふせえりは「おっっ」と嬉しい声をあげちゃったし、主人公のお父さん役の役者さんと松重豊も早速Wikiったりして。でも今回は珍しく主人公の若者にも好感触。このこ、「14歳の母」(←題名、アバウト)のやり逃げ青年の役で印象に残ってたんだけど、「ごくせん」では全然好きななれなくて、完全に頭の中から排除されてた所へ鮮やかに再登場してくれちゃって、意外性にポイントUP。
でももう妹が人質っていうベタな展開はやめてほしいわぁ。あと、殺し屋の手に蝶の刺青があるけど、ゴルゴから見たら失格!印象に残るようなもの、身につけちゃだめだよね。(とはいえ、印象に残らなかったら見てる人が分からないか)
とりあえず、主人公が色っぺーお姉さんからもらったパソコンを早く廃棄処分しろー!と、はらはらしながら見ているおばちゃんです。
2008/10/20(Mon) 21:44 | URL | suika | 【編集
そうそう、主人公のお父さん役の田中哲司もいいよね。私の一押しはやっぱり松重豊だけど(「ビッグ・マネー」の時の無口なヤクザ役以来のファン)。でもって、私も三浦春馬はやっぱり「14歳の母」で志田未来を孕ませたヤツって印象が一番強かったんだけど、今回はあんなCGみたいな顔しているくせに、結構やるなあという感じ(←CGみたいな顔とドラマの演技にはなんの関係もねぇーーー)。

>でももう妹が人質っていうベタな展開はやめてほしいわぁ。

そうなのよ。もうっ、おまえはピーチ姫か!? ちったあ学習しろ! と突っ込んでたよ。置き去りにしたら拉致されるに決まってんだから放置するなよ、まったく。
2008/10/20(Mon) 23:54 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
ご無沙汰しております。

今夜、3回目でしたがゼンゼンパワーダウンしてなくて面白いです。
加藤もとい嶋田久作が主人公にどう絡んでいくのかも楽しみ。このドラマ脇役が本当良いです。回を重ねるごとに主人公がスーパーマン化していく所とか突っ込み所を用意してくれているので益々先が楽しみです。
2008/10/26(Sun) 00:30 | URL | P子 | 【編集
いやー、ひきこまれるよね。私は本当は登場人物がみんなあやしいような(信用できない)ドラマは見てて疲れるから嫌いなんだけど、これはちょっともう、四の五の言ってられないっつーか。確かごくたまに目にした「24」も登場人物たちが本当に誰も信用できなくてヤなドラマだなーと思ったんだけど、さすが「日本版24」を自称するだけあるかもね。

でも子どもが見る時間帯にやるドラマじゃないわ、コレ。うちの子どもが怖がっちゃって絶対見たくないっていうもんだからリアルタイムで見られないんだよね。
2008/10/29(Wed) 23:14 | URL | tsumire→P子さん | 【編集
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 いや~心拍数上がった~!! まさか、2回目で主人公が死んだりはしないとはわかってるけど、 撃たれて、そのまま拉致監禁ってこともありえるからね~ も~ドキドキしたわ~((´д`υ))  でも、予告編で元気そうだったし・・・C=(^◇^ ; ホッ! マヤが捕まってる?...
2008/10/20(Mon) 14:45:43 |  トリ猫家族
 いや~、すごくおもしろかったです。 ハッカーが主人公のドラマなんてどんな場面展開になるのかさっぱり見当がつかなかったけど、 ハッキング中はCGを使ったりして、すごくスリリング・・ それ以外は今回は始まりですからザックリでしたが、 わかりやすく、スピー...
2008/10/20(Mon) 14:46:06 |  トリ猫家族