今日は会社を午後休んで見に行ったのだが……私と来たら今月一体何回会社を早退しているのだ。これはやばい……依存症というやつだろうか。しかも色々と危険水域のような気がする。でももう来週いっぱいで東京地区の上映は99%がた終わるしー、最後くらいいいよね?(←一体誰に聞いているんだか)。

今日は新宿ピカデリー午後3時コースか、はたまた今日が最終上映日の新宿グランドオデオン午後4時30分コースにするかちと迷う。しかしここらで新しい劇場を開拓しておくか、と時間変更になる場合もあるとスケジュール表に書いてあったため念のためオデオンに電話してみると。「次のハゲタカは何時からになりますか?」「7時からになります」「え? 7時って午後7時ですか? 午後4時半でなく?」「はい、7時です」。時間変更幅大きすぎ。結局都合が付かずにいつもの新宿ピカデリーに行ったものの、いつもは満席なのに今日は3分の2くらいの入り。もしかして今日はほとんどの上映館で「ハゲタカ」は最終回のため、みんなそっちの方に行っちゃっているのか?(なお新宿ピカデリーは現時点ではまだ最終日がいつかアナウンスが出ていない)。

ところで今日はまだ前回の「ハゲタカ映画祭」の余韻が残っていたせいか(7月15日「映画「ハゲタカ」6.5回目鑑賞(ハゲタカ映画祭)」)、場面場面で映画祭のときの皆様のツッコミの数々が頭の中で静かにリフレインしていました。「アカマ新車発表会」の時には映画の中の観客と一緒にあやうく拍手をしそうになり、鷲津(大森南朋)の出陣シーンでは「生着替え! メガネ、メガネ!」、「お引き受けいたしましょう」のシーンでは「イクラがこぼれている」、1回目に「お前は誰なんだ」と聞かれたときの劉(玉山鉄二)の「オレはアンタだ」の場面で「劉の手が震えている」、そして劉が守山(高良健吾)に「400万だ。年収の3倍くらいはあるだろ」というシーンでは「年収130万かよ」、などなど。じゃあ、リセットするためにもあともう1回は見ておかなきゃだめか(おいっ!)。

さてこの映画の中で何度も使われている「アカマに夢と希望を与えられきた」と言う台詞、私は車には何の興味もなく、車の免許すら持ってない人間なので「アカマは日本そのもの」という言い回しと派遣切りの話から漠然とアカマのモデルはトヨタか、あるいは「世界のサーキットを疾走していたアカマの車」という台詞からせいぜいパリダカールラリーの三菱、ルマンのマツダあたりかと思っていました。だから「アカマに夢と希望」とか言われても「へー」「ふーん」「ほー」としか思わなかったわけですよ。本当に車に興味がないから。中京地区に住んでいる人ならともかく一般的にトヨタ車にそんなに夢持つか? だったら日産のフェアレディZとか、団塊世代の夢だったならスカイラインとかあたりの方がまだ納得できそうな気がするけど、でもそこら辺わからないのはやっぱり私が車に興味がないからかなーと思っておりました。

でも今回、何度目かの「アカマに夢と希望」という台詞を聞いて、アカマはトヨタでも三菱でもマツダない(もちろん日産でもスズキでもいすずでもふそうでもない)と思いあたりました。もちろん「アカマは日本そのもの」という部分はトヨタなんだろうけど、でも劉にとっても芝野(柴田恭兵)にとっても夢と憧れの象徴で、なおかつ南の島でやさぐれていた鷲津がその名前を聞いて芝野からちょっと話だけでも聞いてみようかと思った自動車会社が実際にあるとしたら、それはホンダじゃないのか? だとしたらみんなの行動がすごく納得出来るのだが。もし私が鷲津だったとしたら(←ありえねー)心動かされるのはホンダですよ。車に何の興味も無い私でも(←しつこい)、ホンダがF1から撤退と言うニュースには「あー、日本経済はこんなにも……」と思ったし、もし今ホンダが倒産寸前でアシモ達が身売りしなくちゃならない状況になるんだとしたら、やっぱりなんとかしなくちゃと思うような気がするんだよなあ。

そして今回ついつい目が行ってしまったのは鷲津ファンドのミーティングルームです。実用的でシンプルで美しい部屋だよね。窓際の個人ブースは透明なガラス壁で仕切られていて(柱を挟んで3個+3個)、そのガラスの壁には白いペンで色々書き込みがあって(付箋紙とかじゃないのよ)。正面の3面ディスプレイはモニタに鷲津マークの地模様が表示されていてカッコいい(でも文字の可読性は落ちるか)。そして右側の壁は使わないときは普通の壁なのにミーティングの時はホワイトボードになっていて非常に実用的。鷲津ルームはガラス壁の部屋で中身はやっぱりシンプルですっきり実用的。あと中央のデスクと椅子だが、正面の鷲津椅子を除くと8席あってそこに皆びっちり座っていたので、鷲津ファンドのメインの社員は鷲津を除いて、村田さん(嶋田久作)と中延さん(志賀廣太郎)、アンナ(ドバイにご一緒)、若槻さんを含む8名っつーことか? デューデリを行うには少ないような気もするけど、少数精鋭なのか?(訂正:7/20 座席は左側5席に右側4席で9名分でした。ま、それでも十分に少ないが)。

ああ、またもや話がどんどんはずれてゆく。

ところで鷲津がオルトX200億円分を売却した後にスタンリー株をばしばし売却しまくっていたのはインサイダー取引になるのではないのか?と指摘しているサイトがあってびっくりだ。インサイダー取引に関する条項をチェックしてみたら(インサイダー取引とは会社内外等で重要な情報を得ることができる立場にある者がその情報をもとに該当会社株の売買をすることですね。つい最近実際にあったニュースではカルピス社員の妻と味の素社員が公表前に得た合併の情報を元に株を売買したことで逮捕されている)、「内部者情報を利用した株式の公開買付けに関しても、同様の規制がなされており、公開買付関係者等(第167条第1項)やその情報受領者(第167条第3項)がその主体となる」(Wikipediaより)とのことだ。つまりスタンリーに対してTOBをやらかしちゃっている以上、インサイダー取引規制法は適用される可能性は高いようですね。鷲津政彦、絶体絶命……?

文庫本「ハゲタカ」1なお、映画を見終わってから紀伊国屋書店を通り抜けたら入口前のワゴンとTV関連本コーナーにはまだ原作の文庫本が平台に並べてありました(「ノルウェイの森」のすぐ上だよ)。「レッドゾーン(上)(下)」の方はもう目立つところには見当たらなかったけど。それにしても「真夏のオリオン」とか「MW」とか「ROOKIES」は写真集が出ているのに、なんで「ハゲタカ」は出ていないんだー。今どきのイケメン男子がちゃんと3人も出ていて(松田龍平、玉山鉄二、高良健吾)、なおかつスーツ萌え・メガネ男子萌えの皆様にもアピール高いのにーー。もしかして主役の大森南朋がやっぱり地味過ぎ? サブの志賀廣太郎や嶋田久作、抑えの柴田恭兵がクセがあり過ぎ? でも需要な結構あると思うだけどなー。

さてそろそろ夏コミの原稿にとりかからなくては。と言ってもいまからやってもほぼ絶望的なのだが……「俺は、日本人の勤勉さや誠実さに誇りを持っている。この国は、 まだまだ捨てたものじゃない。このままで終わってたまるか」(by 芝野健夫 in アカマ本社ロビー)。うーむ、私に足りないのは勤勉さか?

参照:
6月26日「映画「ハゲタカ」」(1回目鑑賞)
6月28日「映画「ハゲタカ」2回目鑑賞
7月2日「映画「ハゲタカ」3回目鑑賞
7月5日「映画「ハゲタカ」4回目鑑賞
7月8日「映画「ハゲタカ(字幕版)」5回目鑑賞
7月13日「映画「ハゲタカ」6回目鑑賞
7月15日「映画「ハゲタカ」6.5回目鑑賞(ハゲタカ映画祭)
7月17日「映画「ハゲタカ」7回目鑑賞」←いまここ
7月20日「映画「ハゲタカ」8回目鑑賞(DLPスクリーン)
7月22日「映画「ハゲタカ」9回目鑑賞「それはインサイダー取引なのか?」
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コメント
>これはやばい……依存症というやつだろうか。

そうだね、略すと「ハゲ中」か・・・。じゃあ運命に従わないと(by 劉)

「400万」だけど、パート主婦の年収は(扶養内)上限130万。そういや市の非常勤も人件費じゃなく備品代から出てるって聞いた事が・・・。この映画切ないのは人間ドラマの部分だけじゃないぜ!!
今頃初めて公式サイトを見たんですが、この400万を拾うシーンはすごく印象深いのだが、アドリブだっていうから驚いたわ。最後も這いつくばってお金拾ってるし、言葉よりこういう動作で劉の育って来た環境を表すところに感心。

ところで鷲津さんがどっかの海辺でふてくされてる間、鷲津ファンドの方々はどうしてたの?個人でデイトレーダー?とやらで稼いでいたんだろか?
2009/07/18(Sat) 13:39 | URL | oha~ | 【編集
>略すと「ハゲ中」か・・・。じゃあ運命に従わないと(by 劉)

ガーン……。ハゲ中……そうか、「賢い人は運命には逆らわない」んだったわね。じゃ、この連休と来週は、「見て、見て、見まくる!」。

>パート主婦の年収は(扶養内)上限130万。

あー、なるほどね。税法上の扶養の範囲が103万まで、特別控除対象配偶者が131万だっけ? そして健保の扶養の範囲が130万までだから、……え? 守山はまさか親の扶養に入っているわけじゃないよなあ??

>ところで鷲津さんがどっかの海辺でふてくされてる間、鷲津ファンドの方々はどうしてたの?

海辺で芝野に「仕事の話なら事務所にして下さい。まかせてありますから」って言っているから、みんなちゃんとお仕事してたんじゃないのかな。ファンドビジネスは株の売買だけやっているわけじゃないし。
2009/07/18(Sat) 14:04 | URL | tsumire→oha~ さん | 【編集
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映画「ハゲタカ」7回目鑑賞 ... アカマはトヨタでも三菱でもマツダない(もちろん日産でもスズキでもいすずでもふそうでもない)と思いあたりました。もちろん「アカマは日本そのもの」という部分はトヨタなんだろうけど、でも劉にとっても芝野(柴田恭兵)にとっても夢?...
2009/07/20(Mon) 07:01:36 |  1分でニュースを読んで世界を知る