もうそろそろ「ハゲタカ」ネタも終るとかいいつつ、まだ書いているのな。本当にバカだな。

そういや映画「ハゲタカ」についてはこれでもかこれでもか書きまくっていた訳だが、鷲津政彦というキャラについては、それだけでは書き込んでなかったよなあ。多分ここをご覧いただいている皆様の中にも鷲津に関しては私も一言いいたい!という方もいらっしゃるでしょう。お返事できるかどうかはわかりませんが(多分出来ないことも多いかもしれないので、あらかじめ宣言しておきます。ゴメン)、公序良俗に反しない限り、ご自由に鷲津についてコメント欄で叫んでいただいてかまいません(笑)。

まあ、そんなわけで先日コメント欄でMackyさんからお尋ねのあった項目について、しつこく書いておきます。また、長くなっちゃったもんだからさー、コメント欄に書き込んでいたら自分でも何がなんだか判らなくなってきちゃったのよ。でもあくまでも私の妄想ですからっ。

「鷲津がやさぐれていた期間について」
前の記事で書きましたので参照ください(8月8日「映画「ハゲタカ」時系列検証」)。

「鷲津と三島由香の関係について」
噂ではドラマ版の未公表シーンの中に、鷲津が「由香ちゃん」と呼ぶ場面があるとかないとかという話を聞きますが、まあ、DVDにも収録されていないので考慮しません。またドラマにはないシーンもあるらしいノベライズ版も考慮しません(まだ読んでないんだけどさー)。ここではドラマ版本体と映画版本体でのみ判断します(っつーか、妄想します)。銀行員時代の鷲津は三島製作所に入り浸って、そうとう家族的な関係を築いていたようなので、三島由香を妹のように思って「由香ちゃん」と呼んでいたというのはありえそうです。でも、三島の父親の死で全てが一変してしまった。

ただ由香はドラマ版を見る限りでは、鷲津だけを責めている訳じゃないように思いますね。それは仕方がないことだったんだと頭では判っている部分がある。だから経済記者となり当時の自分にはわからなった世界を追求しようとしている。その冷静さや真面目さが、今回の映画版でもとてもクリアに表現されているように思います。だから由香にとっての鷲津は、銀行員時代の鷲津ならそのままいけば多分恋愛対象になる可能性はあったと思うのですが、経済記者になってからはある種の目標のようなものになり、そして今は非常にリスペクトされる存在であるような、そんな気がします(ま、このリスペクトってやつがくせ者だけどな(笑))。

一方鷲津の方は三島健一の死が(っつーか、葬式時期の一連のあれこれが。特に芝野とか芝野とか芝野とか)とにかく大きなトラウマになってしまった訳ですが、しかし大空電機の一件の後、鷲津的には一旦そこら辺が一応クリアされてしまったような気がします。クリアというと変だけど、やっと彼にとってはとてつもなく大きな山だったものを乗り越えることができたというかね。だから鷲津にとって由香は恋愛対象というよりも戦友に近いものがあるような気がするんですよ。戦うグランドは大きく違う訳ですけど。ちょっと他の女性とは違うポジションにいるんだけど恋愛とはまた別、というか。まー、そーゆー対象がやがて特別な対象になる可能性があるというのは否定しないが(笑)。

あー、ドラマ版最終話で病院に担ぎ込まれた鷲津に面会するため、由香が「身内です!」と叫んだエピソードは……あくまでも非常事態だったから、ということにしておく。ま、鷲津と由香がカップルって、鷲津ファンには(というか私的には)一番面白くないパターンだからっ!というのも置いておく(笑)。

それからもし今回の「ハゲタカ」の続編があったとして、キャストとスタッフがまた同じメンバーだったとしたら、やっぱり鷲津と由香の恋愛シーンは今後も描かれないことでしょう。でもキャストが同じでもスタッフが違うと(例えばフジテレビが制作するようなことになったら)絶対恋愛シーンは入ると思うな。なーんか、恋愛要素を絶対必要不可欠な物だと思っている人たちがいて、それでドラマを一番最後の最後でダメにしちゃう場合もあるって気がついてないみたいだな。その物語に本当に必要ならきちんと描けばいいけどね、とってつけたとうなサービスシーンなら必要ないですよ。ラブシーンやお色気が無くたって、面白い物は面白いんだよ!

「鷲津のトラウマ」について
>鷲津さんは、アメリカで、いろいろとヒドイこともしてきたと思うのですが、
>三島製作所のような心の傷になるような案件はなかったんですかね。

そりゃま、初々しくって毎日がピカピカしていた銀行員時代にはじめて受けたとんでもなく大きな傷と、もう既にボロボロになっていてどうとでもなれ的な気分(笑)でいるところに受けた傷では訳が違うのでは。それにもう、色々傷も受け慣れてきているかもしれないしね(なんだ、そりゃ)。

「鷲津ファンドが記者会見をした場所」
>ちゃんと鷲津ファンドのロゴがセッティングされていますが、
>自社の会議室じゃないですよね?

あのロゴには私もひっかかりを感じているんですが、リアルのマンダリンオリエンタルのホームページには「映画の重要なシーンの撮影は当ホテルで行われました。中国の巨大ファンド率いる劉一華の滞在先ホテルやオフィス、TOB発表会場、鷲頭ファンドの会見場、二人の“ハゲタカ”が対峙するレストランでの緊迫したシーンなど、セットでは伝えきれないリアルな重厚感、ハイクラスな世界感の表現に大きく貢献」と書いてあるので、あのシーンをマンダリンで撮影したのは事実みたいですよね。

でも映画「ハゲタカ」の世界の中で鷲津ファンドがマンダリンを記者会見会場に使ったことになっているのかというのはちょっと疑問。だってライバルのBWPのボスが常宿にしていて各種会見会場にしているところなのに、同じ場所を使うかな? だからもしかするとこの物語世界の中では別の場所という設定になっているかも。まあ、マンダリンじゃなくてマンダリンが入っている日本橋三井タワー内の他の場所か、その回りにボコボコ建っている三井ビルの方の会議室を使ったと言うのはありかも。

候補としては鷲津ファンド内と他の施設の会議室があるとは思いますが、鷲津ファンドは多分自社ビルではない(エレベータを降りたところ、主要な部屋と同じフロアに受付がある)から客用応接室はあっても、記者会見できるくらいの会議室はないだろうし(必要ないし)、第一セキュリティ上も自社内に特定多数の社外の人間を入れるかどうかも疑問。また、最初のアカマへの対抗TOBを発表した場所は会場に続く廊下の感じから行って鷲津ファンド社内じゃあないですよね。

では他の候補としては鷲津が常宿にしているフォーシーズンズホテルの会議室か、あるいは他の施設の会議室を使った(という設定)というところでしょうか。後ろのロゴについては記者会見があるたびに必ず後ろに貼ってあるようなので(アカマ・BWP提携発表、BWP・スタンリー提携発表など)、そういうもんなのかも。だからもしかすると記者会見があるたびに中延さんがよっこいしょっとロゴがついている背景ボードをセットしているのかもね。

「西野治とBWP、スタンリーブラザースとの関係」
>BWP(CLIC)と治君とスタンレーの関係は?

西野は由香には(鷲津の事ではあるけど)「マーケットの世界に一度足を踏み入れたら、なかなか抜け出せない」といい、鷲津には「やっと旅館業一本で食べていけるくらいまでに信用が回復しました」と言っているので、多分つい最近まで副業で「こっちの世界」の仕事を続けていたんじゃないかと思います。だからまだ伝手が残ってて色々情報が入るし、他の誰かに何がしかの渡りをつけることが出来ているんだと思います。蛇の道は蛇なんですよ。由香には「ただの旅館のダンナに用はないでしょ」とか言っているけど、実はただの旅館のダンナじゃないんだよ、コイツは(笑)。

前の仕事(今の副業)の関係でスタンリーとのコネが既にあり、多分他にもまだ各種のルートを持っているから、それを駆使してBWP(CLIC)に渡りをつけたんだろうなと推測しています。そこらへんをわかっているから鷲津も西野に暗躍(笑)を依頼したんだろうし。で、鷲津ストーカーである劉は表に出てきている情報しか知らないから未だ鷲津と西野は反目し合っているか、何か確執があると思っているから、直接連絡があったらどうかしらないけど、信頼できる筋を通しての接触があれば飛びつくんじゃないのかなあ。そこらへんもまた、鷲津に劣るとはいえまだまだ劉よりは格段に西野の方が経験値が上なのかも。

「なぜ最初の第一報でBWPのTOB先がアカマだとすぐに判ったのか」
>「TOBです。仕掛けたのは・・・BWP!」
>それはいいんだけど、この一言で、仕掛けられたのがアカマだって
>どうしてわかったんだろう、野中さん。

まあ、そういう台詞があったのにカットされたんじゃないかというのが一番妥当だけど、それじゃ話にならないので(笑)。まず野中に言われて三島がすぐに「生損保などの安定株主は…32%と、意外と少ない!」と資料をチェックしてますよね。そんな都合良くたった今ニュースに上がって来たばかりの会社の資料がすぐ机の上にあって必要なページが1、2ページ目にきている、なんてあるわけないじゃないですか。多分、三島はファンドビジネス特集を組もうとして色々調べていた途中なんだと思います(そしてこれは野中にいまさらファンドじゃないんだよと却下されている)。アカマは「PBR(株価純資産倍率)が1倍を割る異常な割安銘柄」で外資系ファンドに狙われやすい体質になっているため、そこら辺も調べていたんだと思います。それで上司の野中ともちょうど何か話していた途中なんじゃないのかなあ。

「三者会談の後、みんなでメシを食ったのか?」
酒は飲んだでしょうけど、メシは食べてません(←根拠の無い断定)。
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コメント
未体験
こんなにたくさんの熱い日記を読んでいるというのに、まだドラマはおろか原作も映画も未体験です。
どうしよー、一生オトメでいようかしら???
2009/08/09(Sun) 11:04 | URL | midoream | 【編集
うふふ。私もね、作品本体は全然見た事が無いけど作品に付いて熱く面白く書いてある文章をウォッチすることがあるのよ。ずっと読み続けていくと「ちゃんと作品の方も見た方がいいかな」とは思うんだけど、もしかして見ない方が、文章を楽しめるのかも、と思う事はあるな。

でも見るんだったらまずはドラマ版第1話からどうぞー。あのテイストがどうしても合わないパターンもあるしね。

>どうしよー、一生オトメでいようかしら???

みろろちゃんは何があってももう一生オトメだから大丈夫(何が?)。
2009/08/09(Sun) 11:23 | URL | tsumire→midoreamさん | 【編集
さんざん長文を書き散らした後、ノー天気なことに、
一泊二日でプチ旅行に行っておりました。
携帯でこのサイトは読んではいたんですが、さすがに携帯でコメントを書くほど、
ストレスが溜まることはないので、帰宅し『官僚たちの夏』を見ていたらこんな時間に。。。
tsumireさん
ありがとうございます。
いろいろスッキリしました。

>葬式時期の一連のあれこれが。特に芝野とか芝野とか芝野とか)

まったく芝野さんは。。。
牛島さんのことだって、なぜ、ああなることがわからなかったのか。

『ハゲタカ』の続編ができなら、アカマがどうなったか知りたいですね。

さて、今週も元気に『ハゲタカ』見に行くぞぉぉ!
(渋谷は21日までは上映予定に入ってますね♪)
2009/08/09(Sun) 22:25 | URL | Macky | 【編集
色々記事ネタのダシに使ってしまって申し訳ない。

>いろいろスッキリしました。

妄想だから、本気にしないでーー(笑)。

>さて、今週も元気に『ハゲタカ』見に行くぞぉぉ!
>(渋谷は21日までは上映予定に入ってますね♪)

きゃーーーー、なんてこったい、これじゃまたラスト「ハゲタカ」がのびるじゃないの! ……でも来週の火曜日から北海道に帰省しちゃうんだよなー。できれば東京に戻って来る23日以降も続いているといいんだけど(ため息)。
2009/08/10(Mon) 00:36 | URL | tsumire→Mackyさん | 【編集
23日ですか。。
それはキツイですね。

幸せな家庭生活と、鷲津愛、どちらをとるんだぁ!
(夜って、お馬鹿なことを考えがちなんですよね。。)
帰省されても、北海道から”白いハゲタカ”になって
tsumire節(節?)を聞かせてくださいね。
2009/08/10(Mon) 01:50 | URL | Macky | 【編集
>幸せな家庭生活と、鷲津愛、どちらをとるんだぁ!

幸せな家庭愛!? 自分の実家に帰ってうすらぼんやりして漫画の本読んで食っちゃ寝食っちゃ寝してるだけだからなー、もう切符さえ買ってなければもちろん鷲津愛の方を取っているよ!

>帰省されても、北海道から”白いハゲタカ”になって
>tsumire節(節?)を聞かせてくださいね。

地黒だからな、白じゃないな。黒いハゲタカか? でもきっと燃え尽きて何もしてないかも。
2009/08/10(Mon) 06:18 | URL | tsumire→Mackyさん | 【編集
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