クライマーズハイ
8月からずっと借りられっぱなしで見る事が出来なかった「クライマーズ・ハイ」をやっと借りることができました。しかしなんだな、全く関係ないけど、何がやりたくないって、私は登山とマラソンは絶対やりたくないのだが、どちらか必ず選べと言われたら仕方なくマラソンを選ぶね。人間は垂直方向に逆らって生きる生き物じゃないのよ。

[作品紹介]
「クライマーズ・ハイ。登山中に興奮状態が極限にまで達し、恐怖感が麻痺すること。1985年8月12日、運命の日。群馬県の地方新聞記者・悠木和雅は魔の山とよばれる谷川岳の衝立岩の登頂に同僚と挑戦するはずだった。だがそれは突然絶たれる。もう一つの聖なる山がたちはだかったからだ・・・。群馬県御巣鷹の尾根の日航ジャンボ機墜落事故から20年。横山秀夫のベストセラーを原作に、未曾有の大事故を報道する地元新聞記者たちの興奮と混乱に満ちた1週間を描く。」(NHKドラマホームページより)

このドラマについての知識は「佐藤浩市と大森南朋が出ている」「日航機事故ネタ」「群馬の新聞社の話」「大森南朋が2年後の「ハゲタカ」のキャストに選ばれたきっかけのドラマ」というだけだったのだが、結構面白かったですよ。さすがNHKだけあって当時のNHKのニュース映像を織り交ぜながら(池上彰さんが若い! 松平アナはあんまり変わんないな)新聞社内のクライマーズ・ハイ状態が描かれる中、大事なところでグジグジになってしまう(クライマーズ・ハイが解けてしまう?)悠木(佐藤浩市)の情けなさがまたいいですよ(佐藤浩市には何の興味もないけど)。実際にはきちんとウラが取れていない以上、たとえスクープでも載せる訳にはいかないのは確かなんだけど、回りがハイ状態な中でやはり載せない決断をするのなかなか出来ないよね。まあ登山嫌いな私には登山シーンはかなり間延びして見えたんですが、でもこれを削る訳にはいかないもんね。

ドラマ自体は見応えのあるしっかりした作りの物なので今更とやかく言う事はないけど、とにかくキャストが非常にいいです。部下の大森南朋、社会部デスクの光石研、政治部デスクの松重豊、整理部長の石井愃一(よく時代劇の悪役で出てくる人ね)、社会部長の岸部一徳、編集局次長の塩見三省、販売局長の綿引勝彦、社長の杉浦直樹、編集局長の大和田伸也、親友の息子の高橋一生、登山指導のちょい役で寺島進などなど。一つの記事を仕上げていくための戦いが外での取材やヌキネタ(スクープ)だけでなく、新聞社の中でも色々な立場から繰り広げられていて面白いのだが、特に岸部一徳がいいですよ。この人って昔はジュリー(沢田研二)と一緒にグループサウンズだったんだよねぇ(さすがに私はその世代ではないが)。この人のキャラと存在感は独特だけど、特にこの「クライマーズ・ハイ」の部長役はいいですよ。見応えあり。

そして大森南朋だが、いやあ、やっぱり他の作品と「ハゲタカ」を繋ぐミッシングリンクがこの作品なんだねぇ。納得。まわりのキャストがすごいから飛び抜けているようには見えないけど、佐山というキャラが本当に生きていますよ。

今回の大森南朋「風、グッジョブ」ポイント:
七三分けなんですよ、佐山くんたら……。ふっふっふ。

今回の鷲津度:
「プリズナー」の時も思ったけど、やっぱり緊迫感のあるドラマのときは鷲津度が上がるよな。しかも真面目な働くおじさん(←まだおじさんじゃねーよ)なので、さらに鷲津度アップ。何気ない表情がドラマ「ハゲタカ」の最初の頃の眼鏡をかけてない鷲津を思わせるところもあり。ただしスーツは一度も着ていません。社会人なんだからたまには着ろよ。

という訳で「クライマーズ・ハイ」をやっとクリア。さて次は「深呼吸の必要」ですよ。
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テーマ:テレビドラマ
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
こんにちは。ドバイのプリンス応援団の者です。(笑)
またお邪魔してしまいました。
私も1ヶ月ほど前に、南朋さんを確認(何をだろううか)するために、このドラマのDVDを借りて観たので、出てきてしまいました。さすがにNHKならではの豪華ないぶし銀キャスト揃い、でしたね。その中でも埋没しない南朋さん、さすがでした。でも、私は「やっぱり浩市さん、こういう熱いヘタレ(って何だ?)が妙に似合う…」と思ってしまいました。「ハゲタカ」の新人ファンとしては、佐山が山中の渓流に顔をガバッと浸けたところを水中から撮ったシーンに、「オッ」と反応。この時、オデコがどうなっていたかは忘れましたが。(笑)
2009/09/22(Tue) 17:15 | URL | 美冬 | 【編集
ドバイの王子、今や芝野を抜いて村田さんの次ですからね。健闘しています(美冬さんが……?(笑))。

>佐山が山中の渓流に顔をガバッと浸けたところを水中から撮ったシーンに、「オッ」と反応。

え!? 何故そこに! 私が反応するならともかく、美冬さんが何故そこに!? ちなみにあのシーンは私も「おっ!?」と思って注視していましたが(←おいっ)、おでこに張り付く前髪のシーンとかあまり見せてくれなかったんですよ。残念。でも七三分けなので、十分危うい感じを楽しませていただきました(普通の「危うい感じ」と意味がちと……)。
2009/09/22(Tue) 19:38 | URL | tsumire→美冬さん | 【編集
そっかぁ、鷲津度高いのか………なんだか重そうな雰囲気のドラマみたいで、見る気が起きなかったんだけど、ちょっと気になってきたなぁ。脇の渋い面々も魅力的だし。これは借りちゃうかも。ちなみにわたしも、登山、マラソン、遠泳、トライアスロンは絶対お断り!(てか、無理)拷問でもないのに、何がかなしゅーてそんなしんどい寿命が縮む思いをしなければならないのか。ああいうスポーツをやる人達とは、人種が違うな、多分。
2009/09/23(Wed) 00:56 | URL | suika | 【編集
鷲津度が高いと言っても他が3%ならこれは15%、って感じくらいの鷲津度なので、期待はしないように(笑)。でも三葉銀行時代の鷲津の雰囲気はかなりあるかも。まあ、この映画は大森南朋よりも他のキャストを楽しむスタンスでいいと思うんだけど。

>ああいうスポーツをやる人達とは、人種が違うな、多分。

佐藤浩市が頑張って登山してたよ。私も登山もマラソンもトライアスロンもやろうだなって考えた事もないよなあ。
2009/09/23(Wed) 09:56 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
全部、見終わりましたぁ(^O^)

>特に岸部一徳がいいですよ。

ほんと、そうですね。
「白洲次郎」では近衛文麿役、今放送してる「再生の町」でも、主人公高岡(筒井道隆)の上司役で重要な役柄だし、存在感ありますなぁ。

小心者だから、山(というより岩)登りのシーンはビクビクしながら(笑)観てました。

あと、南朋さんのゆかた姿が密かに気にいってます。
2009/09/24(Thu) 22:56 | URL | ぶるーうぉーる | 【編集
「白洲次郎」の岸部一徳! あれはよかったですね。この人みたいなサブってちょっといないですよね。原田芳雄の吉田茂もそっくりで(って、写真でしか知らないけど)いい感じだったけど。白洲次郎本人は「気障」っていう死語がよく似合う人だなあと思いつつ見てました。

>あと、南朋さんのゆかた姿が密かに気にいってます。

ふふふ、ヨコシマ気味ですネ……(笑)。
2009/09/24(Thu) 23:59 | URL | tsumire→ぶるーうぉーるさん | 【編集
いやあ、ようございましたよ。真夏のあの灼熱地獄の時にやたらと動き回ったおバカ遠足も充実感がありましたが、今回のまったり遠足もようございました。suikaさんがもっとお近くにいらしたらいいのにー。

>龍馬を見に行っても頭の中には常に「ハゲタカ」。それが廃人。

だって皆、ハゲタカ廃人病院の患者だから仕方がないよね。

>もうoha^さんも廃人くくりでいいんじゃないかな。

oha~さんは廃人成分はすごく薄いんだけど、元々オタクの血が濃いから、そういう意味では色々溶け込みやすい(笑)。

>「ハゲタカ」花は一年以上狂い咲きしてるけど

ほほほ、ハゲタカ廃人に季節感なし!

>えっ?お利口不憫萌え代表選手は劉じゃないの?鷲津は切ないけど、不憫かなぁ?

あーーー、劉のことはすっかり忘れてたわ~。何せ私は不憫萌えじゃないもんで。ちょっくら本文を訂正しておきます。でも不憫萌えな皆さんは鷲津も不憫みたいよ。ちなみにoha~さんはおバカ不憫萌えメインなために鷲津には心が
動かないみたいだが(あ、oha~さん、勝手なこと言っててゴメン(笑))。

>この時点で頭の中にあんな鷲津やこんな鷲津が朝から駆け巡ってるオバカ主婦

早く、あんな鷲津やこんな鷲津の新しいのを見たいわ~。

>最近ようやっとドラマ「クライマーズハイ」を見ました。おやじスキーにはたまらん作品ですな

地味だけど、なかなかいいですよね。特にキャストが。佐藤浩市は別にいけど、そして大森南朋も置いておいて、光石研(「ハゲタカ」の遠山弁護士!)、松重豊(「ハゲタカ」の大賀社長!)、石井愃一、岸部一徳(やっぱいいよね、いっとく。「医龍3」も楽しみ)、塩見三省、綿引勝彦、杉浦直樹、大和田伸也(大和田伸也も別にいいや)、高橋一生(あ、オヤジじゃない…)、そしてオマケの寺島進だもんね。オヤジスキー的には贅沢なドラマ(笑)。まあ「龍馬伝」もオヤジスキーにはおいしいドラマだったんだけどなー……。
2010/10/13(Wed) 18:25 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
おお、こちらで回答ありがとう。tsumireさんから一年遅れての視聴だったんだね。

改めて光石研はうまいなぁと思ったよ。「クライマーズハイ」ではクセのある新聞屋に見えたし、「ハゲタカ」の弁護士も良かった。「キャッチボール屋」の情けないおやじ、「ゲゲゲの女房」のダメ亭主、みんななり切ってたもんなぁ。
松重豊は珍しくのほほんとしたキャラでしたな。綿引勝彦は「鬼平犯科帳」(←スゲーッ!一発変換した)でも渋い元盗賊のお頭が良いのよね~。岸部一徳はもう言うことないな(笑)
ほんと、tsumireさんとはおやじツボが一緒だなぁと再確認しました。(大和田伸也は要らないという点でも。あと赤井英和もノーサンキュー)
それにしてもtsumireさんのレビュー、オヤジ率が高いほど生き生きしてるね。好物のことを語らせると人間ってこうなるのねぇ。(「ハゲタカ」はもう好物なんてレベルじゃないな。)
こちらで遠足の記事があがる度に、「ご一緒したかったわぁ」とため息をついております。こりゃtsumireさんがマンダリンに貸切の電話を入れるまでに、12万円頑張って貯めるかー(はっっ!わたしの場合はプラス新幹線代!)

>「龍馬伝」もオヤジスキーにはおいしいドラマだったんだけどなー……。

うっっ………まあ「龍馬伝」はさ、突っ込まれるためにあるドラマだからさ。(いつからーっっ!?)
2010/10/13(Wed) 21:23 | URL | suika | 【編集
>おお、こちらで回答ありがとう。

うわーーーーっ、うっかり何書いていたっけ?と読んでいたら、間違ってこっちの方にコメントしちゃったよー。な、な、なんか、嫌味ったらしく見えたらごめんよ~、うっかりですんで他意はないのよ(とほほ)。

>改めて光石研はうまいなぁと思ったよ。

三石研って何歳だっけ?とWikiでチェックしてみたらわしらより年下だったのは置いておいて、16歳の時に映画「博多っ子純情」で主役デビューというのにちょっと驚いたよ。なんかこのヒトの16歳が想像できない……。光石さんは最近なら「踊れドクター」の嫌みな医者役とかだよね。そんでもって光石さんが所属している事務所?を見てみたら、田中哲司とか岩松了とか小林稔侍とかの渋い役者さんが多くてこれまた驚きでしたよ。

>オヤジ率が高いほど生き生きしてるね。好物のことを語らせると人間ってこうなるのねぇ。

なので若い人が多いドラマはもう顔の区別とか認識すらできなくなっております(泣)。

>こちらで遠足の記事があがる度に、「ご一緒したかったわぁ」とため息をついております。

奥様のホームで「ハゲタカ」関連の何かがありましたら、すぐに駆けつけますよ! もうねー、しばらくスクリーンの鷲津も見てないから映画の上映があったらすっ飛んでいく可能性、非常に高し。

>まあ「龍馬伝」はさ、突っ込まれるためにあるドラマだからさ。

そっか。じゃあと7回しか突っ込めないのは寂しく思うのが正しい視聴者のあり方なのね(違)。
2010/10/13(Wed) 23:05 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
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