サマーウォーズ
今年、7月はじめ頃に2回目くらいの「ハゲタカ」を見た後、この次は「アマルフィ」か「ノウイング」か「サマーウォーズ」か「ディア・ドクター」を、8月初め頃には「 ナイト ミュージアム2」か「南極料理人」か「GOOD BAD WEIRD」を見に行こうと思っていたのに、7月から9月までびっちり「ハゲタカ」を24回も(「ハゲタカ映画祭」を入れたら25回も)見たせいで、この夏の私の映画鑑賞計画は狂いっぱなしです(笑)。あの頃はこんなことになるとは思ってもみなかったのさー(遠い目)。まあそんな訳で水曜日にやっと「南極料理人」を、そして今日はやっと「サマーウォーズ」を見ることができました。……もう、10月だよ。映画館近くの本屋(「日経エンタテインメント」を買った本屋さんね)ではもう店頭に2010年のカレンダーと手帳が並んでました~。

[作品紹介]
「「時をかける少女」の細田守監督が、同作に続いて脚本・奥寺佐渡子、キャラクターデザイン・貞本義行とともに描くオリジナル長編アニメーション。数学が得意だが気弱な高校2年生の健二は、憧れの先輩・夏希に頼まれ、夏休みの間、彼女の実家で夏希のフィアンセとして過ごすことに。そんな時、健二はネット上の仮想空間OZで起きた事件に巻き込まれ、その影響が現実世界にも波及。夏希の一家ともども、世界の危機に立ち向かう。」(eiga.comより)。

面白かったです。バーチャル空間OZを含めて懐かしい感じがする楽しい作品でした。OZの描写に、バーチャル世界の混乱や犯罪を描いた「BOOM TOWN」(内田美奈子、コミックガンマ連載、1992年~1996年)を思い出してしまいましたが、「BOOM TOWN」ってもう17年も前の話だったのかー。「BOOM TOWN」では感覚フィードバック装置を使ってまるまんまバーチャル空間に自分を再現するので特定の人間だけが仮想空間「BOOM TOWN」に出入りするのに対して、「サマーウォーズ」ではネットゲームの中のキャラクタを動かすようなもんなので、登場人物達はPCだけでなく、携帯電話や携帯ゲーム機を使ってOZに参加するので、まあ家族みんなで参加できちゃう訳ですよ。

しかしなー、バカだと言われても仕方ない事に夢中になるのは男で、現実的な事にばかり目が行くのは女、っつー最初の頃の図式がさー、ちょっとムカつくんですけど(笑)。そりゃ最後には家族一丸となって世界を救うために戦うことになる訳だけどさ、別に男でも女でもいい訳じゃないですか。だったらせめて引きこもり少年の佳主馬(OZでは無敵のキングカズマ)を女の子にしてくれたらよかったのにとか思いましたよ。私なんぞ最初はずっと女の子だと思っていたもんね。あとね、「一応」ヒロイン役の夏希が全然魅力的じゃない。なんか病気のおばあちゃんの為に後輩の子にバイトで婚約者の役をやってくれと頼むと言う設定に「はい? 30年前の少女マンガですか?」と思ってしまった私が腐れているのか?

でも他のキャラはあの要となるおばあちゃんを始めとして、他の家族もみんな一癖も二癖も三癖もあって結構魅力的だし(最後の決戦前にそれぞれが持ち寄る最終兵器がこれまたナイスだしね)、手書きタッチの現実空間と、CGでくっきり構成された仮想空間OZの対比が明解だし、第一あの仮想空間がこれまた私が大好きなTVゲーム「ジャンピングフラッシュ」(1995年、SONY)みたいで、帰ったら「ジャンピングフラッシュ!」を久しぶりに(10年ぶりぐらい?)またやりてぇーーとか思いました(笑)。

以下、ネタバレなので折り畳みます(たいしたことは何も書いてないけど)。
発達しすぎたAI(人工知能)と主人公達がゲームで最後の勝負するという設定に、大昔の「ウォーゲーム」(1983年、アメリカ)みたいだなーと思って見てました。「ウォーゲーム」では人工知能ジョシュアと主人公が3目並べをやり始めて、結局勝つことのないゲームは無益であるあるとジョシュアが悟る事で世界の危機が救われてました。この「サマーゲーム」では、AIと主人公達(誰だ? えっと、結局みんな?)が花札でバーチャルキャラ(アバター)を賭けて、AIが負けるとそれまでに飲み込んでいたアバターを吐き出させて弱体化させ、物理的な攻撃を加えて結局やっつけると言う力技でした。みんなで力を合わせて世界を救う事ができました~、パチパチパチ~。……なんだかあっけないというか、ストレート過ぎと言うか、とても素直な映画だと思いました。面白かったですけどね。

なお、私的に非常にツボだったのは、この戦う陣内一族が真田一族をモデルにしているというところだな(旗印が六文銭ではなく七文銭だかになってましたよ)。どんなに不利な状況でもあきらめない、「まだ負けてない」ということは勝つ可能性を秘めているのだと、最後まであきらめず、ギリギリまで戦い、そして結局ラスト何秒かの所で世界が救われるというのがね、最後まで諦めず絶望せずに知力を尽くして戦ったものの、結局大阪夏の陣で散ってしまった真田幸村をこよなく愛する私としては、嬉しかったです。

でもなー、メインの若者達、声優としてはちょっとヘタすぎやしませんか?
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テーマ:サマーウォーズ
ジャンル:映画
コメント
今、我が家のMacのデスクトップがまさにこの図でさ。
娘が映画を見て来て、カンドーして変えちゃったんだけど。アイコンが見づらくて不便よ(笑)

そういえば9月の連休に長野に行って、善光寺をお参りしたけど、あそこって今でも真田家の人が御開帳の奉納してるって昨日の新聞に出てたね。
松代も風情のあるいい町だよね。信州は何度行ってもいいよね。
あれっ?もしかしてまだ「ハゲタカ」もやってたりして?(笑)

>バカだと言われても仕方ない事に夢中になるのは男で、現実的な事にばかり目が行くのは女、っつー設定がさー
    ↑ 
そうそう身をもって違う事を証明してるよね~!!(ん!?)
2009/10/04(Sun) 00:05 | URL | oha~ | 【編集
>娘が映画を見て来て、カンドーして変えちゃったんだけど。

これは若者にはオススメの映画なんじゃない? 私のようなヒネた大人だと、どうも見方が屈折してしまっていけませんが。

>あれっ?もしかしてまだ「ハゲタカ」もやってたりして?(笑)

キミキミ、長野の飯田でまだやっていると知ってて、私を煽っているのかね?(笑)。

>そうそう身をもって違う事を証明してるよね~!!

くそーー、否定できねぇーー!(笑)
2009/10/04(Sun) 00:32 | URL | tsumire→oha~さん | 【編集
わたしもoha~さん と同じところにひっかかった~(笑)
「バカだと言われても仕方ない事に夢中になるのは」男とは限らないし、年も関係ないってことを、ここ数ヶ月、身をもって証明してるもんね。
「ジャンピングフラッシュ!」、これも「マリオ64」と同じく、酔いそうになってだめだったなぁ。多分わたしは、視点がグルグル変わるのがダメなんだと思う。あるいは、上からの眺めが恐かったから、軽度の高所恐怖症なのかも。(ムームー星人の居酒屋での愚痴は好きだったけど♪)
2009/10/04(Sun) 10:32 | URL | suika | 【編集
>ここ数ヶ月、身をもって証明してるもんね。

ほほほ、もうすぐ岐阜に旅立つsuikaさんもね。

>多分わたしは、視点がグルグル変わるのがダメなんだと思う。

えー、「クーロンズゲート」や「KINGS FIELD」が大丈夫なのに!? クーロンやKFはゲーム酔いする人が結構いるっていうのは聞くけどさ、suikaさんは大丈夫だったんでしょ? まあ、クーロンやKFは視点がグルグルは変わらないか。

>ムームー星人の居酒屋での愚痴は好きだったけど

一瞬、アロハ男爵って鷲津に似てないか?(えええっ!?)と思った私は、やっぱりまだまだ病気が治ってないようですね(笑)。
2009/10/04(Sun) 12:19 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
そんな映画だったんですね・・・
こんにちはぁ。
tsumireさんと違って、ここ数年映画を観に行くという習慣のない余裕のない私。
(ハゲタカは例外中の例外!)
でも、ときどきお邪魔するさとなおさんのブログで鳩山首相がこの映画を見た後奥様とモスバーガーに寄ったと知って、なんだか興味が湧いたところに、グッドタイミングでした(笑)
観に行く気がないので、tsumireさんの視点で垣間見れて満足です。
2009/10/05(Mon) 12:29 | URL | nanako | 【編集
>tsumireさんと違って、ここ数年映画を観に行くという習慣のない余裕のない私。
>(ハゲタカは例外中の例外!)

私も大昔はあちこちの名画座にはるばる出かけて見に行ったもんですが、最近はとんとご無沙汰だったんですよねぇ。今年ぐらいから子ども(11歳)を放置しても大丈夫かなーって感じになってきたので(え?)、活動し始めたんですがまさかこんなことになろうとは……(笑)。

>なんだか興味が湧いたところに、グッドタイミングでした(笑)
>観に行く気がないので、tsumireさんの視点で垣間見れて満足です。

私視点、というのはそれはそれで非常に問題があるような気が(笑)。

私なんぞはつい屈折気味に見てしまうもんですからちょっといちゃもんつけてますが、胸キュン(←死語)青春映画で、なおかつ大家族戦闘ムービーで、しかも仮想空間などというわかりにくい概念も視覚的に非常にわかりやすく処理されているし、風景がとってもきれいだし(ジブリで描いている人らしいですね)、安心して見れる映画ですよん。
2009/10/05(Mon) 15:16 | URL | tsumire→nanakoさん | 【編集
こんばんは。またしてもハゲタカと 関係無い所で食いついてすみません。
内田美奈子さん、『赤々丸』が好きでした、デスラー総統は伊武雅人(刀でなかった時代があった様な…)が演じるといいと思います。ガッチャマンでは断然、コンドルのジョー派でした。

懐かしいのう…

おじゃましましました~
2009/10/05(Mon) 20:48 | URL | ちる | 【編集
こんばんわ、ここは雑食性なので遠慮なく食いついて下さい(笑)。それにこれからしばらくはハゲタカネタもないですしね……(遠い目)。

内田美奈子、どうしているんでしょうね(ブログは更新しているようですが)。私も「赤々丸」とか「百万人の数学変格活用」とか「DAY IN, DAY OUT」とかずっとフォローしてました。

デスラーは確かに伊武雅人でも全然OKですよね。頭なんか特に(あ、また頭髪ネタに!)。

>ガッチャマンでは断然、コンドルのジョー派でした。

普通はそうよね。学校でも仲がいい友達がそれぞれ大鷲のケン派とコンドルのジョー派だったんですが……ええ、もちろん私は南部博士派でした(笑)。

また遠慮なくお越し下さいませ。
2009/10/05(Mon) 23:08 | URL | tsumire→ちるさん | 【編集
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