20050609s.jpg今日は映画「交渉人 真下正義」を見に行った。「踊る大捜査線」シリーズは全部見ているが(別に熱烈なファンではない)やっぱり面白いから、TVでも再放送があるとつい見てしまう。

今回はその踊るシリーズのメインキャラではなく、どちらかというと脇寄りの真下正義(ユースケ・サンタマリア)が主演の、踊るシリーズスピンオフ作品。真下じゃあキャラが弱すぎるんじゃないのかと思っていたが、そんなことはまったく気にならなかった。いや、それどころが映画が終わったら「真下、結構かっこいいんじゃないの~」と思ったぐらいだ。何せ話が面白い。サスペンス物として話が面白くテンポもよく飽きさせない。多分シリーズを見ていない人でも十分に楽しめるのではないだろうか(もしかしてシリーズを見ていない人のほうが純粋に物語を楽しめるかもしれない)。

最初、一体なんでこの時期にクリスマスの話? 別に年末でもゴールデンウィークでも夏休みでもいいんじゃないのか?? とか思ったのだが、クリスマスイブだと平日でも休日になっても「混雑」が1日に集中するというのも関係しているのかもしれない。あと、「年末」は「歳末特別警戒スペシャル」(1997年)でやってるし。でも混乱やパニックぶりは今ひとつスケールが小さかったような気もするが。

今回は青島(織田裕二)とかすみれ(深津絵里)、スリーアミーゴスとかの本編のメインキャラは出ていないが、ところどころにいつもの脇キャラが出てくるのも楽しい。スタトレマニアの男とか、SATの草壁(高杉亘)とか。新キャラの現場たたきあげの刑事・木島(寺島進)とエリートコースまっしぐらの真下のコンビや、線引き屋の金田竜之介(久しぶりに見ましたよ)やのTTR総合指令室総合指令長の國村隼の渋いキャラもよかった。でも國村隼って、「HR」(フジテレビ、2003年)でも母一人子一人の中年キャラをやっていなかったっけか? あと指揮者役に西村雅彦が出て来た時は一体なんで?と思いつつ、見終わってから最後の方の憮然とした表情をとるために必要なキャスティングだったのか?とパンフレットを見てみたら、これが100万年ほど前にフジテレビで真夜中にやっていた番組「マエストロ」に出ていた指揮者だったとは。

映画の中で犯人が爆発物のありかを示すために真下に出すヒント、「オデッサ・ファイル」「ジャガーノート」「愛と哀しみのボレロ」、私はどれも映画館で見たのだが(私は映画は映画館で見たいので、TVではアニメ以外の映画はめったに見ない)、爆発物処理班班長の松重豊が爆弾の起爆装置を解除しようとするシーン、「オデッサ・ファイル」では確かデビッド・マッカラムが全く同じシーンで間違って爆発させちゃってたんだったよなあとか思い出しつつ、「深夜プラスワン」を読んだ時は、未練がましくて女々しいだけの男が主人公のこの話のどこが一体名作で傑作なんだよ、と思ったりしたんだったっけな。

ところで地下鉄の新型車両「クモ」のデザインだが、出て来た時は大昔の「近未来的デザイン」かもと思ったものの、エンドロールの写真を見たらなんだか鉄人28号の顔のようにも見える。どちらも他人の遠隔操作によって動くという共通点もあるし、もしかして鉄人28号をイメージして作ってあるのだろうか?

これはもう1回ぐらい見てもいいかもしんない。あのラストには納得できない人も多いだろうが、私はまあ、アリかな?という気はする。好きではないが。なお、この映画をこれから見る場合にはエンドロールが終わっても立ち上がらないことをおすすめする(本編に組み込まれた「容疑者 室井慎次」の予告が入る)。
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