2009年11月21日 (土)

うわあぁ、しょっぱなのエンケン(遠藤憲一、警視庁警備企画課理事官・倉田俊貴役)と渡部篤郎(外事4課主任・住本役)の会話、こえー! ちょっとでも呼吸を外すとどちらかが斬られてこっちに血しぶきが飛んできそうだよっ。
[ドラマ紹介]
「テロにつながる外交官が薬殺されてしまう。住本(渡部篤郎)は地下銀行の出入りから<フィッシュ>らしき外国人を発見するも失尾。陽菜(尾野真千子)は外国人バーの監視を機に、店主のジュリオが好意を寄せる理容師、下村愛子(石田ゆり子)と再会する。所轄時代に担当した交通事故で、愛子の夫は植物状態となっていた。住本は愛子を協力者として獲得するよう陽菜に命じる。外事4課への異動が住本の計算だったことに気付く陽菜。」(公式ホームページ・ドラマ第2回紹介より)
さて今回の演出はあのドラマ「ハゲタカ」の堀切園健太郎でしたが、先週とのギャップなんてこれっぽちもねえですよ。どんだけ緻密に計算された連係プレーだっつーんでしょ。チーム外事警察の完成度は高いよなあ。
それにしても住本って男、見れば見る程すごいヤツですね。最初は渡部篤郎すごいなあって見てたのに、ドラマが終る頃には住本のすごさにぞくぞくっときましたよ。そう見せていたのはもちろん住本役をやっている渡部篤郎の演技力があってのことだろうが、そう思わせてしまうのはこのドラマが住本をしっかりと描ききっているからである。全人格を引き受ける覚悟でなければいけないという彼の「協力者」へのあり方。一旦その覚悟で協力者を運営することになれば、協力者の苦しみや辛さは運営者のものにもなってしまう。それをこの男は一体どれだけ引き受けてきたのか。この仕事柄失った協力者も一人や二人ではないはず。胸が引き裂かれる思いを一体どれほど重ねて来たのか。非常でなければやって行けない、でも非常なだけではやっていけない。今回の協力者・ニケ(R・マッカラン)との最後の別れの時に見せる二人の表情が全てを語っている。そういうことを言葉で直接いちいち説明する事なく、きちんと見せてくれるんですよ、このドラマは。
陽菜(尾野真千子)が外事4課に異動になったのも、全て協力者としての下村愛子(石田ゆり子)を獲得するための住本の策略だったが、その陽菜が五十嵐(片岡礼子)に真相を確認して結局自ら愛子に協力者になってもらおうと決意するまでの彼女の心の動き。住本に操られた結果だとしても、外事4課メンバーとしての自分の役割をきちんと自分の胸に納めて行動するという決意をするまでの描写、それは見ている私達が陽菜を通じてじわりじわりと外事4課の仕事に入り込んで行く過程でもあります。
そして一番うならされるのは、ラスト、協力者として獲得するため住本が愛子にとった方法、これでは協力は得られないと憤る陽菜に、住本は笑顔で言うんですね。「臭いものに蓋をして笑顔で慰め合うのがお前の信頼か?」「彼女が何に苦しんでいるのかわかるか? 介護でも借金でもない。自分が抱えている闇だ。心の隅に溜まっている泥を吐き出させて、全部飲み込んでやれ。それが出来なければタマを使う資格はない」と。協力者の人生を、魂を引き受ける覚悟で運営してきた住本だからこそ言えるこの言葉に、住本こそ抱えている深い深い闇を、ブラックホールのような底知れなさを感じさせせられます。
父親を殺そうとする子ども時代の住本に重なる、愛子が夫の顔を剃るためにカミソリをあてながらもそのカミソリを首筋にあてようとする一瞬の躊躇。住本はそれを直接見た訳ではないが、愛子のすべてを調査して行く過程でその心の闇を掴んでいる。協力者を獲得するというのは協力者のすべてを解剖する事であり、協力者に自分を捧げるために自分もまた解剖されるというとんでもない仕事。この住本という男をこれからも見ていきたいですね。なーんか、最後は住本の死で終るような、普通の終り方はしてほしくないです。
いやー、まいったまいった。
しかし。昨日の我が家の夕食は非常に遅く、この「外事警察」を見ている時間が夕食タイムでしたよ。私が真剣に見ているのに、「おかあさん、醤油とって」とか「ちゃんと風邪薬飲まなきゃだめでしょ」などという家族の団らんの会話が挟み込まれる訳だよ。家族の食事時に見るドラマじゃねぇーーー!(笑)
追記:(11月22日)
自分の書いた文章を翌日読み返すと、あまりの文章力のなさに本当にガッカリ(とほほ)。ちゃんとしたドラマの感想を書く時は、もっとちゃんと書きたいんだがなー。せめて映画「ハゲタカ」みたいに愛があれば(笑)その勢いでつっぱしれるんだけど、「外事警察」はすごいし面白いと思うけど、愛は全然ないしな(笑)。
これは夕餉のお供に合う番組ではないよね。わたしは息を詰めて見入ってしまいました。
住本の抱えたブラックホールのような闇の深さ。どんなにか過酷な日を生きてきたのかを思わせる回想シーン、語る言葉の重さ。陽菜も九死に一生を得るような目に遭うようだし、いろいろと妄想してしまいます。
きっと外事警察(実在するのか知らない)に関わることは一生ないだろうけれど、協力者として狙いをつけられてあれだけ調査分析されて、しかも心の闇も部分までも掴まれたら、きっと絡めとられてしまうという恐怖におののいてしまいました。
それに上手く演じていたはずの家庭での妻の「いつまで嘘をつくのかしらね…」発言。彼女もどこかのエージェントなのかって??
人物のキャラがしっかり立っていて、構成も複雑で緻密。ぐいぐい引き込まれちゃうけどばか正直に人と付き合うのが怖くなるドラマです。
あんな住本にLOVEっていったらそれは相当病んでいる気がするなぁ。
住本の抱えたブラックホールのような闇の深さ。どんなにか過酷な日を生きてきたのかを思わせる回想シーン、語る言葉の重さ。陽菜も九死に一生を得るような目に遭うようだし、いろいろと妄想してしまいます。
きっと外事警察(実在するのか知らない)に関わることは一生ないだろうけれど、協力者として狙いをつけられてあれだけ調査分析されて、しかも心の闇も部分までも掴まれたら、きっと絡めとられてしまうという恐怖におののいてしまいました。
それに上手く演じていたはずの家庭での妻の「いつまで嘘をつくのかしらね…」発言。彼女もどこかのエージェントなのかって??
人物のキャラがしっかり立っていて、構成も複雑で緻密。ぐいぐい引き込まれちゃうけどばか正直に人と付き合うのが怖くなるドラマです。
あんな住本にLOVEっていったらそれは相当病んでいる気がするなぁ。
2009/11/22(Sun) 15:15 | URL | TARAKO | 【編集】
このドラマは、とりあえずいったん録画して、じっくり見れるときを選んで見てます。(趣は真逆だけど、「行列48時間」も)
「ハゲタカ」もそうだけど、極限までそぎ落として作られてるから、一分たりとも見逃せないもんなぁ。ドラマは「つまみ見」のわたしがですよ。そんだけおもしろいってことだな。あと四回でどんな闇が吐き出されるのか、楽しみでございます。
>愛は全然ないしな
今はまだね。一寸先は闇って、思い知ったばっかりじゃん(笑)
「ハゲタカ」もそうだけど、極限までそぎ落として作られてるから、一分たりとも見逃せないもんなぁ。ドラマは「つまみ見」のわたしがですよ。そんだけおもしろいってことだな。あと四回でどんな闇が吐き出されるのか、楽しみでございます。
>愛は全然ないしな
今はまだね。一寸先は闇って、思い知ったばっかりじゃん(笑)
2009/11/22(Sun) 21:18 | URL | suika | 【編集】
こんばんは。
よりにもよって、『笑う警官』を鑑賞して半日以内に『外事警察』を観るという間違った行動をしてしまい、おかげで乾いた心に出来たひび割れに塩を擦り込むようなことになってしまいましたよ。
まあ、双方の作品に愛情を持っていない(なんて高飛車な私の態度。)から傷が浅くてすみましたけど、映画鑑賞中に感じていた背中かが猛烈にカユイのに、孫の手がなくてかけないような気分が、しばしぶり返しました。(泣笑)
>>しょっぱなのエンケン(遠藤憲一、警視庁警備企画課理事官・倉田俊貴役)と渡部篤郎(外事4課主任・住本役)の会話、こえー!
あの2人の顔を見ているだけで、血の気が引く思いでした。
エンケンはこうでないと。
日本で最も笑顔が怖いトップ2、みたいな2人のシーンでした。(笑)
ディナータイムには、ちとツライ作品ですが、あの世界と暖かい団らんが同居しているのが、実はリアルワールドだ…と、tsumireさんの記事を拝読して、思ってしまいました。
そう思わせる怖くてエグ味の強いドラマですけど、グイグイと引き込まれます。
とにかく、見た後の疲労感がただ事じゃない。
それだけ作品の世界に入り込んでしまっているのですね。
住本と協力者・ニケの他者に入り込めない特別な絆も、しっかり見ている側に届きました。
この「強い絆」があってこそ説得力が生れる部分が大きいわけで、このあたりでも、数時間前に見た映画のことを思い出したりして、ちょっと溜息を吐いたり。
他の作品と比べるのは、リンゴとミカンを比べるようなものだから意味が無いとわかってはいますが…。
同じ日に観た自分が悪いのさ…とほほ
陽菜役・尾野さん、寡聞にして今まで良く知らなかったのですが、素晴らしい役者だなぁ、と感服しています。
表情のバリエーションが豊富で、しかも「演技してます。」って感じがセロ。
あと、毎回さすが!とホレボレしているのが余さん。
あの喋り方、全身から発散する鼻持ちなら無い政治家オーラ、痺れます。(マニアックなポンイト?)
>>自分の書いた文章を翌日読み返すと、あまりの文章力のなさに本当にガッカリ(とほほ)。
きちんと筋道立てて分析も交えて書く事ができるtsumireさんに、そのようなことをおっしゃられては、私のような雑な者は何も書けなくなってしまいますぅ~。
よりにもよって、『笑う警官』を鑑賞して半日以内に『外事警察』を観るという間違った行動をしてしまい、おかげで乾いた心に出来たひび割れに塩を擦り込むようなことになってしまいましたよ。
まあ、双方の作品に愛情を持っていない(なんて高飛車な私の態度。)から傷が浅くてすみましたけど、映画鑑賞中に感じていた背中かが猛烈にカユイのに、孫の手がなくてかけないような気分が、しばしぶり返しました。(泣笑)
>>しょっぱなのエンケン(遠藤憲一、警視庁警備企画課理事官・倉田俊貴役)と渡部篤郎(外事4課主任・住本役)の会話、こえー!
あの2人の顔を見ているだけで、血の気が引く思いでした。
エンケンはこうでないと。
日本で最も笑顔が怖いトップ2、みたいな2人のシーンでした。(笑)
ディナータイムには、ちとツライ作品ですが、あの世界と暖かい団らんが同居しているのが、実はリアルワールドだ…と、tsumireさんの記事を拝読して、思ってしまいました。
そう思わせる怖くてエグ味の強いドラマですけど、グイグイと引き込まれます。
とにかく、見た後の疲労感がただ事じゃない。
それだけ作品の世界に入り込んでしまっているのですね。
住本と協力者・ニケの他者に入り込めない特別な絆も、しっかり見ている側に届きました。
この「強い絆」があってこそ説得力が生れる部分が大きいわけで、このあたりでも、数時間前に見た映画のことを思い出したりして、ちょっと溜息を吐いたり。
他の作品と比べるのは、リンゴとミカンを比べるようなものだから意味が無いとわかってはいますが…。
同じ日に観た自分が悪いのさ…とほほ
陽菜役・尾野さん、寡聞にして今まで良く知らなかったのですが、素晴らしい役者だなぁ、と感服しています。
表情のバリエーションが豊富で、しかも「演技してます。」って感じがセロ。
あと、毎回さすが!とホレボレしているのが余さん。
あの喋り方、全身から発散する鼻持ちなら無い政治家オーラ、痺れます。(マニアックなポンイト?)
>>自分の書いた文章を翌日読み返すと、あまりの文章力のなさに本当にガッカリ(とほほ)。
きちんと筋道立てて分析も交えて書く事ができるtsumireさんに、そのようなことをおっしゃられては、私のような雑な者は何も書けなくなってしまいますぅ~。
奥が深そうなドラマだよね(あるいはそう見せているのか。そう見せているだけだとしてもそれは成功しているわけだが)。
>しかも心の闇も部分までも掴まれたら、きっと絡めとられてしまうという恐怖におののいてしまいました。
でももしかしたら、それはある意味至福の瞬間でもあるのかもしれない。いつ死にさらされるかわからない恐怖と、その恐怖によってもたらされる高揚感と、危険の代償に自分の全てを認めて受け入れてくれる存在があるという点で。
>あんな住本にLOVEっていったらそれは相当病んでいる気がするなぁ。
ふふふ、このドラマがおわるまではなんとも言えないかもね。
>しかも心の闇も部分までも掴まれたら、きっと絡めとられてしまうという恐怖におののいてしまいました。
でももしかしたら、それはある意味至福の瞬間でもあるのかもしれない。いつ死にさらされるかわからない恐怖と、その恐怖によってもたらされる高揚感と、危険の代償に自分の全てを認めて受け入れてくれる存在があるという点で。
>あんな住本にLOVEっていったらそれは相当病んでいる気がするなぁ。
ふふふ、このドラマがおわるまではなんとも言えないかもね。
2009/11/25(Wed) 00:07 | URL | tsumire→TARAKOさん | 【編集】
>このドラマは、とりあえずいったん録画して、じっくり見れるときを選んで見てます。
それが正解。多分見る時間も夜中で、さらに照明を消して見るのがベストかも。
>極限までそぎ落として作られてるから、一分たりとも見逃せないもんなぁ。
そうなんだよね、必要最低限でありあがら、詰め込まれているものがぎっしりだかんね。本当、見終わると疲れちゃうよ。
>今はまだね。一寸先は闇って、思い知ったばっかりじゃん
……(遠い目)。
それが正解。多分見る時間も夜中で、さらに照明を消して見るのがベストかも。
>極限までそぎ落として作られてるから、一分たりとも見逃せないもんなぁ。
そうなんだよね、必要最低限でありあがら、詰め込まれているものがぎっしりだかんね。本当、見終わると疲れちゃうよ。
>今はまだね。一寸先は闇って、思い知ったばっかりじゃん
……(遠い目)。
2009/11/25(Wed) 00:11 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集】
>よりにもよって、『笑う警官』を鑑賞して半日以内に『外事警察』を観るという間違った行動をしてしまい
それは……確かに間違った行動でしたね(笑)。「笑う警官」と「外事警察」かぁ……落差がすごすぎるもんなあ。それぞれの作品の特徴がどちらもよけいにくっきりしちゃうもんなあ。
>日本で最も笑顔が怖いトップ2、みたいな2人のシーンでした。
ふふふ。いやあ渡部篤郎を怖いと思った事はなかったのに、今回の渡部篤郎の底知れなさを感じさせるあの笑顔の怖さと、エンケンの正統派(笑)の怖さのぶつかり合いがたまらないですねえ。
>あの世界と暖かい団らんが同居しているのが、実はリアルワールドだ
うわーーー、美冬さん、すごいわ。卓見。確かにその通りですね。日常と背中合わせにある非日常、日常の隙間に実は刃物のように入り込んでいる非日常の瞬間の恐怖というのがあるですね。
>それだけ作品の世界に入り込んでしまっているのですね
見るものを奥底に引きずり込むくせに、引きずり込まれた所の緊密度がハンパないから、本当に疲れますねぇ。年寄りにはつらいっす(笑)。
>数時間前に見た映画のことを思い出したりして、ちょっと溜息を吐いたり。
だってさ、あちらの作品はそういう絆を全然描いてないくせに、台詞一つだけで済ませちゃってるんだもの! 同じように深い所で繋がれた絆を描きながらも、余計な台詞は何もないのに、瞬間瞬間に見せるささやかな説得力のあるエピソートや、お互いが見せる表情、二人の背後と過去にあったものを感じさせる奥行き、違いすぎるのよーー! そりゃりんごとみかんは違うけど、でもインスタントラーメンと味を追求して丁寧に作られたラーメンとでは違うのは仕方がないです。
>陽菜役・尾野さん、寡聞にして今まで良く知らなかったのですが、素晴らしい役者だなぁ、と感服しています。
そうなんですよね、私もこのドラマではじめてお名前を聞いた役者さんでしたが、視聴者と、非日常を綱渡りするドラマの登場人物とを繋ぐ重要な役を本当にしっかりと演じてみせてくれるんですもんね。余さんもね、これまたびっくりなキャラづくりですけど、ハマってますよね。
>私のような雑な者は何も書けなくなってしまいますぅ~。
私は美冬さんの言葉選びの確かさと丁寧さ、そして目のつけどころの確かさ面白さにいつもすごいなーと感服しているんですよ(←なんかエラソーで上から目線っぽいけど、決してそんなことないのよ!)。ブログもこれからも楽しみにさせていただきます(あ、大森南朋髪型ネタは来月以降になりそうっす)。
それは……確かに間違った行動でしたね(笑)。「笑う警官」と「外事警察」かぁ……落差がすごすぎるもんなあ。それぞれの作品の特徴がどちらもよけいにくっきりしちゃうもんなあ。
>日本で最も笑顔が怖いトップ2、みたいな2人のシーンでした。
ふふふ。いやあ渡部篤郎を怖いと思った事はなかったのに、今回の渡部篤郎の底知れなさを感じさせるあの笑顔の怖さと、エンケンの正統派(笑)の怖さのぶつかり合いがたまらないですねえ。
>あの世界と暖かい団らんが同居しているのが、実はリアルワールドだ
うわーーー、美冬さん、すごいわ。卓見。確かにその通りですね。日常と背中合わせにある非日常、日常の隙間に実は刃物のように入り込んでいる非日常の瞬間の恐怖というのがあるですね。
>それだけ作品の世界に入り込んでしまっているのですね
見るものを奥底に引きずり込むくせに、引きずり込まれた所の緊密度がハンパないから、本当に疲れますねぇ。年寄りにはつらいっす(笑)。
>数時間前に見た映画のことを思い出したりして、ちょっと溜息を吐いたり。
だってさ、あちらの作品はそういう絆を全然描いてないくせに、台詞一つだけで済ませちゃってるんだもの! 同じように深い所で繋がれた絆を描きながらも、余計な台詞は何もないのに、瞬間瞬間に見せるささやかな説得力のあるエピソートや、お互いが見せる表情、二人の背後と過去にあったものを感じさせる奥行き、違いすぎるのよーー! そりゃりんごとみかんは違うけど、でもインスタントラーメンと味を追求して丁寧に作られたラーメンとでは違うのは仕方がないです。
>陽菜役・尾野さん、寡聞にして今まで良く知らなかったのですが、素晴らしい役者だなぁ、と感服しています。
そうなんですよね、私もこのドラマではじめてお名前を聞いた役者さんでしたが、視聴者と、非日常を綱渡りするドラマの登場人物とを繋ぐ重要な役を本当にしっかりと演じてみせてくれるんですもんね。余さんもね、これまたびっくりなキャラづくりですけど、ハマってますよね。
>私のような雑な者は何も書けなくなってしまいますぅ~。
私は美冬さんの言葉選びの確かさと丁寧さ、そして目のつけどころの確かさ面白さにいつもすごいなーと感服しているんですよ(←なんかエラソーで上から目線っぽいけど、決してそんなことないのよ!)。ブログもこれからも楽しみにさせていただきます(あ、大森南朋髪型ネタは来月以降になりそうっす)。
2009/11/25(Wed) 00:46 | URL | tsumire→美冬さん | 【編集】
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う~む・・・おもしろい。
下村愛子(石田ゆり子)を協力者にしたてあげていく過程を描きながら、
松沢陽菜(尾野真千子)という捜査員の人間としての心の葛藤と変化を魅せている。
そして、「オモテ」と「ウラ」の攻防・・・
第1回目のオープニングで爆発現場?...
2009/11/22(Sun) 18:41:23 | トリ猫家族
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