龍馬伝×プロフェッショナル
1月2日21時放映、NHK「龍馬伝×プロフェッショナル」。1月3日よりスタートする大河ドラマ「龍馬伝」と毎週火曜日放送の「プロフェッショナル/仕事の流儀」のコラボ番組。

[番組紹介]
「人を動かし、時代を動かした男・坂本龍馬。その秘密はどこにあるのか。「龍馬の流儀」を探るべく、脳科学者・茂木健一郎が歴史資料を解析。浮かび上がってきたキーワードは「ミラーニューロン」だ。自分のやることは、鏡に映したように相手の脳の神経細胞で表現されるといわれている仕組みのことだ。つまり、龍馬がすべてをさらけ出して相手と向き合ったことが、ミラニューロンの働きによって相手の警戒心をほどかせる事につながり、結果的に人びとの心をつかみ、時代を動かしたのではないかと茂木は推測。龍馬は、脳の天才だったのだ」(「プロフェッショナル/仕事の流儀」番組紹介より)。

いくら2010年の大河ドラマ「龍馬伝」の武市半平太(大森南朋)の顔にやられているとか、オヤジ満載キャストでオヤジスキーにはたまらんっとか、根っからの大河ドラマスキーとかいってても、実際のドラマを見てみないことにはなんとも言えないので(いくら「ハゲタカ」の大友D演出作品といってもハズレの可能性だってないわけではない)、今のところまだ遠巻きに眺めているだけの私だ。したがって「龍馬伝」関係の番組も録画はしてあるものの、まだほとんど見ていない。そして今回の「龍馬伝×プロフェッショナル」も番組チェックはしていたものの、福山雅治メインなら特段興味もないので見るつもりはなかったのだが、昨日家族で泊まりに来ていた温泉旅館でうすらぼんやりとしていたらたまたま入ったので見てしまったのである。

いやあ、なんでしょうかね。やっぱり福山雅治はかっこええ男だな。プロとしては当たり前なのかもしれないが役に対する真摯な姿勢が非常にいいですね。極貧からのし上がって一代で財を築き上げた岩崎弥太郎(香川照之)や、信念を持って剣術の世界に生きた武市半平太(大森南朋)のようなはっきりした役柄とは違って、とらえどころのない、へたすると平凡な男になってしまいかねない、しかし当時のひとくせもふたくせもある各界の人物たちに「偉人なり」とか「これほど度量の大きい男は他にはいない」と(表現しようがないような事を)言われ、多くの人々に愛された坂本龍馬という人物を演じることの難しさを、とても率直な言葉で語っていました。福山ファンには今年は本当にうれしい1年でしょうね。これっぽちも福山には興味がないのが残念なくらいだ。

坂本龍馬そのものに対する紹介もまたなかなか興味深く、私は歴史小説や時代劇は好きなので結構読んだり見たりしているのに坂本龍馬近辺に関してはまったく知識がないのだが、これはいったいどういう人だったのだろうかと気になってきましたよ。たった33歳という若さで亡くなってしまったのが本当にもったいないと、もっと長生きしていればその後どんなことをやってくれたのだろうかと、興味をかきたてられました。それで高知県立坂本龍馬記念館の記事を読んでいたら、坂本龍馬と中岡慎太郎の死に際に駆け付けたのは田中光顕伯爵だったんですね。田中光顕伯爵邸といえばドラマおよび映画「ハゲタカ」の西乃屋旅館ロケ地ですよ!(←何が何でも「ハゲタカ」にこじつけるやつ(笑))。そして坂本龍馬の本家は明治期の北海道開拓期に移住して、今も坂本本家は札幌にあるのだとか。

そして演出の大友Dですよ(上記写真左)。香川照之があちこちで「特異な演出方法」と書いているが、それをこうしてこの番組の中で見ることができたのは面白かったです。一つの場面に対して何台ものカメラを同時に回して(しかもカメラマンは自分が好きな場所に陣取って好きなように撮るのだという。宮迫博之は群衆の中に紛れ込んでいるハンディさん(ハンディカメラ)をかき分けながら演じるとか言ってたが)その中から一番ふさわしいカットを編集するという方法、しかも通常取られているような各場面を切り刻んでのカット割り撮影ではなく、長回しによるずっと続いた時間をそのまま撮影する方法なので役者さんたちはそのほうが楽だと言っていますね(これは「龍馬伝」のムックの方に書いてあったんだっけか?)。私としては福山よりも大友Dの撮影の方をもっともっとみてみたかったけど、でもこれはなかなか面白い番組でした。

さて「龍馬伝」はいよいよ本日放送。どんなドラマになっていることでしょう。18時からの「世界の果てまでイッテQ」(日テレ)をずっと見てて、そのままうっかり「龍馬伝」の方を見るのを忘れたりしないようにしなくてわ(←おいっ!!)。
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テーマ:大河ドラマ
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします。
といっても、年末年始にメールでご挨拶などさせていただいておりますが、一応ブログでも(笑)

私も、NHKの戦略と百も承知でつい、龍馬伝関連番組を見ちゃいます(笑)。
で、プロフェッショナル・・・を見たのですが、tsumireさんのおっしゃる通り福山さんの顔はきれいだし、とらえどころのない龍馬の魅力を伝えるようチーム大友で精いっぱい頑張っているようだし、香川さんや松田龍平が言っていた大友撮影スタイルを垣間見ることができたし、龍馬の姉への手紙から垣間見える彼の人柄にもすごく興味を持ちました。

あの手紙見て、tsumireさん的なものを感じたんですけど(笑)

それにしても、今年は地味に・・・とか何度かおっしゃっていたような気がしますが、相変わらずのアンテナと分析~記述で、何よりですわ♪
今年も楽しみにしておりますv-344
2010/01/03(Sun) 14:42 | URL | nanako | 【編集
あけましておめでとうございます~。ふふふ、まあ、正月ですから(何が?(笑))。

私、時代劇は好きなのになーんか坂本龍馬はメジャーすぎて避けていたような気もするんですよね。そしてこの期に及んでまだ興味が持てなかったんですけど、昨日の番組はなかなか、へぇ?と思わせられましたね。

>tsumireさん的なものを感じたんですけど

えー!? もしかしてあのイロハの手紙ですかあ? うーん、これでもか的なところとか?(笑)。あれ見て、私は坂本龍馬って現代に生きていれば何かのクリエイター(漫画家とか映画監督とか)か表現者(俳優とか芸人とか)になっていたかもなあとか思いましたね。

>今年は地味に・・・とか何度かおっしゃっていたような気がしますが

まだ、全然地味でしょ? 去年に比べたら(笑)。まあ、こんな私ですが、今年もよろしくお願いいたします。
2010/01/03(Sun) 18:19 | URL | tsumire→nanakoさん | 【編集
こんばんは。
ちょうど今、『龍馬伝』ハイビジョン放送を留守録しておいたのを観終わったところです。いやぁ、ハイビジョンが観られるように設備投資して良かった。(笑)
『プロフェッショナル』のSP、私も観ました。
福山さんのプロとしての真摯な姿勢や、大友Dたち製作陣と福山さんが目指すチャーミングな龍馬像、いい感じでしたよね。
そして、それが、第1回で、ちゃんと感じ取れました。

私もtsumireさんのように大友スタイルがとても興味深く、そこがもっと観たかったです。
国内外で高い評価を受けた『ハゲタカ』の演出を担当…って紹介されたとき、無性に嬉しく誇らしくなってしまい、もはや、私は大友Dに対しても母のような気持ちになっているみたいです。(笑)
市場原理がほぼ働かない局だからこそ、こういう贅沢で丁寧な作り方をする、内容も技術も高い水準の作品を創造していって欲しいですね。

龍馬マニアが中学以来、いつも近しい友人の中に一人はいるという環境にいたため、かえって龍馬については、私も深追いせずに過ごしてきましたが、『龍馬伝』第1回を観て、この作品で龍馬を知っていこうしゃないか!と思いました。
そして、半平太さんは、期待以上にツボにはまりそうでしたわ。
たぶん、友人や同僚には「えっ、福山じゃなくて?」とか言われて理解されにくい気がしますが…とほほ。
2010/01/04(Mon) 00:23 | URL | 美冬 | 【編集
くーー、ビューチホーな半平太と鷲津が待っているんですねっっ! 裏山。ま、傍目には半平太も鷲津もビューチホーでなくて全然OKだろなキャラですけど(笑)。

>国内外で高い評価を受けた『ハゲタカ』の演出を担当…って紹介されたとき

ふふふ、そうなんですよ、廃人はそこがまた嬉しくも誇らしいんですよっ。

ま、NHKは製作費のうち人件費(ギャラ)が想像を絶する低さではありますけどね(笑)。

>そして、半平太さんは、期待以上にツボにはまりそうでしたわ。

私も予想していたよりもかなりヤラレています。まいったなー。これから1年弱、(恋煩いで?(笑))つらい日々が続くかもしれませんね。
2010/01/04(Mon) 09:01 | URL | tsumire→美冬さん | 【編集
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