龍馬伝 第2回 龍馬伝 第2回
龍馬伝 第2回(1月10日放映)。坂本龍馬(福山雅治)を描きながらも、それを語る人々や龍馬に関わった名もない人々が同時に描かれてゆく。もっとも龍馬よりも弥太郎(香川照之)の悔しさや半平太(大森南朋)のやるせなさの方がぐっと胸にせまってきたがの。あ、そういえばラストの福山の土下座を見ていた家人は「日本一土下座がカッコいい男」って言ってましたよ。

[あらすじ]
「土佐から出たことのない龍馬(福山雅治)は、父・八平(児玉清)に世の中を見てみたいと話し、江戸行きの許可を願い出る。だが、全く相手にされず、そのとき藩から命令が来ていた堤防工事の差配役をあてがわれてしまう。一方、弥太郎(香川照之)も江戸で学問を究めたいと願っていたが、ばくちと酒におぼれる父・弥次郎(蟹江敬三)の元では、しょせんかなわぬ夢だった。龍馬が任された堤防工事の現場では、人足に駆り出された農民たちのけんかが絶えず、作業ははかどらない。龍馬は酒を振る舞い融和を図ろうとするが、効果がなく、しまいには地面に手を突き、頭を下げる事態に。そのころ、龍馬の幼なじみ・収二郎(宮迫博之)の妹・加尾(広末涼子)に縁談が舞い込む。龍馬を慕う加尾は、対応を龍馬に相談する」(webザテレビジョンより)

我が家ではちょうど夕飯時であったのである。したがって私はちょくちょく台所に立つことがあり、龍馬に対してあんなに反抗的だった農民が、台所から居間に戻ってきたらなんか急に協力的になってたもんだから、あれえええ? 私が席を外している隙に何が起こったんだ?? と疑問に思って後で録画を再生してそこの部分を見てみたんですけど……なんか、よくわかりませんでしたー。ここの部分はなんか昔の青春ドラマみたいとか思ったぜよ。他が丁寧に描写しているのに、ここはちっくと安易じゃね? あと三味線出してきて歌う所も「坂本龍馬」じゃなくて「福山雅治」だ~と思いました。

でも弥太郎の屈折ぶりと悔しさ、そして半平太のやるせなさはは絶品だったぜよ。やっぱり姫川亜弓(香川照之)と北島マヤ(大森南朋)はさすがです(←違う)。香川弥太郎は流石に先週よりはうるさ過ぎず、でも主役を食う勢いの存在感で(って、福山じたい軽いがなー)、龍馬への屈折した愛、違った(笑)、対抗心ってやつ?や、自分の状況への絶望が伝わってきて、このままの勢いじゃ主役は香川弥太郎にシフトだよ! 福山雅治、多分カッコいいんだろうけど、演技力だってきっとそこそこあるんだろうけど、すごく頑張っているんだろうけど、でも香川照之の力業の前では薄すぎるよな。気の毒に。しかも脇を芸達者な渋い役者さんで固められているだけに余計に福山の軽さが際立っちゃうの鴨(まあ、福山龍馬が他とは違った視線を持った男であるという観点からは、これはこれでいいんだろうけど)。岩崎家は父親(蟹江敬三)も母親(倍賞美津子)もこれまた濃いからなー。

そして大森半平太、この静かな存在感に「うっかり」やられてしまう女子は多かろう。昨日コメントにも書いたけど、半平太には気がついたら後ろからぐさりと刺されて身動き出来なくなっているような……あんな生真面目なキャラなのに、鷲津(映画「ハゲタカ」)よりも格段に魔性の男感をかもしだしていて、非常に危ない。今回は龍馬父(児玉清)と話している時の表情がこれまたよかったですよ。友を思う気持ちと、自分には叶わぬ夢を実現させてゆく龍馬を羨ましく思う気持ちと、でも自分には無理なのだという諦めが混じった、遠くを見つめるあの表情。まいったなあ……。

と言う訳で「龍馬伝」カテを作るかどうかは保留。さて次回は幽霊騒ぎになったというピエール瀧と香川弥太郎(なんかそのうち本気で岩崎弥太郎じゃなくて香川弥太郎って言ってしまいそう)の珍道中記か。あれ、坂本龍馬も出ているんだっけ?(←ひどい)。
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テーマ:龍馬伝
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
ええ。出番の量などものともしない…
半平太の美しさ、存在感…
ヤバすぎます…
あの静謐さの佇まい。
着物姿も萌える…

龍馬?泥だらけで頑張ってたけどね~^^;

弥太郎もまた、相変わらず濃いい~


ま、私の中では「武市伝」ですから。
2010/01/11(Mon) 12:07 | URL | seiu | 【編集
>龍馬?泥だらけで頑張ってたけどね~^^;

でも龍馬、あんだけ泥の中ころげまわっていたくせに、顔にはあんまり泥がついてないのな。

>弥太郎もまた、相変わらず濃いい~

まあ、最終形態がアレだから薄くなる事はないわね……(笑)。

>ま、私の中では「武市伝」ですから。

じゃあ、「龍馬伝」よりも早く終ってしまうのでわ。
2010/01/11(Mon) 12:49 | URL | tsumire→seuiさん | 【編集
>じゃあ、「龍馬伝」よりも早く終ってしまうのでわ。

終わってしまうかもしれないし
下克上してるかもしれないし(幽霊になって?笑)
ま~「武市伝その後」として見届けますけどね(^o^)
2010/01/11(Mon) 14:20 | URL | seiu | 【編集
>家人は「日本一土下座がカッコいい男」って言ってましたよ。
それは、劉一華の土下座を見てから決めさせてもらうわ。

昨日の「龍馬伝」では、半平太の頭頂部が映った瞬間に(ばっさまの足をさするシーン)、「あっっ、半平太だ♡」と思った自分に、終わったなと感じました(泣)
香川弥太郎はテーマ曲をもらってるけど、半平太は無いんじゃなくて?姫川亜弓にあって北島マヤに無いのは本末転倒だろう。(もう何が本末で何が転倒なんだか)

>そして大森半平太、この静かな存在感に「うっかり」やられてしまう女子は多かろう
そうなの?わたしなんか(というか、ここに集ってる女子は)ドラマが始まる前から半平太しか目に入ってないから、世間の女子はどうなのかさっぱり読めないけど、福山ファンは動かないとして、浮動票は半平太に流れるのかしら。そしてそれがきっかけで「ハゲタカ」を見て、それが「ハゲタカ2」への大きなうねりに?うーむ、さすが大河、構想が大きくて複雑(違)
2010/01/11(Mon) 17:57 | URL | suika | 【編集
下克上! つまり半平太の人気が龍馬よりも格段に上回っちゃって、 NHKもどういう形であれ半平太を出さざるを得なくなる? すんばらしい~。まあ、大森半平太、魔性の男だしな。

>ま~「武市伝その後」として見届けますけどね

まあ、きっとたまーに回想シーンぐらいはあるかもしれないしね~。
2010/01/11(Mon) 21:23 | URL | tsumire→seiuさん | 【編集
>それは、劉一華の土下座を見てから決めさせてもらうわ。

劉一華の土下座まで後4日になったわね。長かったわ~(違)。

>「あっっ、半平太だ♡」と思った自分に、終わったなと感じました

……ごめん、実は私も。まだ始まったばかりなのに、私たち、もう終わっているのね(遠い目)。しかもうちのDVDデッキ、HDD容量が少ないからさっさと削除しなくちゃいけないからさー、「龍馬伝」消そうと思ったんだけど……編集して半平太の登場シーンだけ残して削除しちゃった。……ええ、本当に終わってます(泣)。

>香川弥太郎はテーマ曲をもらってるけど、半平太は無いんじゃなくて?

だって今はまだモブシーンばかりだしー、登場しても一瞬だしー、ちょっと長めに登場しても一緒に出ているのが大物だから(菅井きんとか児玉清とか)色々難しいのよ~(←誰に言い訳してんだ?)。でもこれから先は土佐の政治を操るワルになりますからね(ほんとか??)。テーマ曲も「炎のファイター」(猪木のテーマ)とか「スカイ・ハイ」みたいな曲に乗って登場しますから!(……えっとー、なんのドラマだったっけ?)。

>福山ファンは動かないとして、浮動票は半平太に流れるのかしら。

チッチッチ(指ワイパー)。半平太の魔性ぶりは、知らない間に近づかれてて気がついたらすっかりとりこまれているところだよ(ふっふっふ)。まず福山ファンから少しかすめ取るね。それから年季の浅い歴女層も少し流れ込んでくるしー。あと私のような時代劇スキーや大河ドラマスキーもやられる可能性あり。こうしてRoad to HAGETAKA2に近づくのよ(あー、明日会社に行きたくねーと思うと、妄想ばかりしちゃって)。
2010/01/11(Mon) 21:48 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
ども。
魔性っ子半平太ちゃん(殴)に相当にヤラレている気がする美冬です。

半平太と坂本パパのシーン、私も、あそこで、更に半平太に入り込まれました。
鷲津のことだけで心も時間も一杯一杯なんだから、これ以上の侵食はマズイぞ…。

龍馬に突如として農民達が協力するところは、確かに唐突で、「あら、気を失っていたか宇宙人にさらわれて見逃したのかしら」と、思っていましたが、tsumireさんの

>>昔の青春ドラマみたいとか思ったぜよ。

で膝ポンでしたわ。
そっかー、今は龍馬の青春記でもあるわけだしね。

周囲を巧者とかキャラ立ちする人々に囲まれている透明感ある(または薄い)主役を、理屈抜きに魅力的に見せるために、大友Dが腐心しているぜよ…と思ってしまいます。
ま、主役ですから、仕方ないよね。
…っていうあたりが、福山ファンでも龍馬ファンでもない私のスタンスを表しているなぁ。

ところで、連休中に、丸ビルで『龍馬伝』関連展示をサクッと観たんですが、メイン会場の大ブロジェクターに半平太が映った瞬間、「あっ」と小さく叫んで足下がふらついてしまったのはヒミツです。(笑)
展示自体はもちろん、龍馬と、丸ビルのオーナー三菱地所の関係者(笑)・岩槻弥太郎が中心でした。

また、ロビーでの大河PR展示では、とにかく福山と佐藤健に関心が集中し、半平太役の大森氏のサイン色紙やインタビュー映像を見る人間は私ひとりでした。
たぶん、これが現在のところの世間の流れでしょうが、回が進めば半平太ファンが増殖すると思わせる第2回でしね。
それとも、頑張れ!弥太郎という一派が増える?
2010/01/12(Tue) 00:04 | URL | 美冬 | 【編集
>魔性っ子半平太ちゃん

相当やられているのがよ~くわかります(笑)。

>そっかー、今は龍馬の青春記でもあるわけだしね。

な~るほど~、龍馬の青春時代だから、昔の青春ドラマみたいな描きっぷりと。そいつはおばちゃん、気がつかなかったなああ、まいったまいった(←やや棒読み)。……大友Dめ、もしやこれも作戦か!?(笑)

>理屈抜きに魅力的に見せるために、大友Dが腐心しているぜよ…と思ってしまいます。

大友Dの「監督も動揺するのよ」(NHK「あなたが主役50ボイス」)って台詞を思い出しちゃうな。じゃあ、もしかしてこれから大友Dの眼鏡の色もどんどん濃くなっていくのでわ。

>連休中に、丸ビルで『龍馬伝』関連展示をサクッと観たんですが

美冬さんのお宅の記事を読ませていただきましたよ。私も見てみたかったと思いつつ、美冬さんの記事だけで行った気分になれました。ありがとうございます~。

>回が進めば半平太ファンが増殖すると思わせる第2回でしね。

あの地味な佇まい、違った、えーと、静謐な?佇まいに静かにやられる女子がいますよ、きっと。

>それとも、頑張れ!弥太郎という一派が増える?

福山からの乗り換え派はいないだろうけど、あれはあれでほんと、「頑張れ」とは言いたくなりますからね(笑)。
2010/01/12(Tue) 06:54 | URL | tsumire→美冬さん | 【編集
皆々様、色々辛口意見もおありでしょうが
大友さんには続編作るまでコケてもらったら困ります!(力説・笑)

映画公開より大河のD決定のが先だったけど、そのときからそう考えてたから1,2回ともミョーに緊張してしまいましたよ。

大友さんよく「10の内4つ当たれば天才で6ははずれるもの」って言うけど
ここ(大河)ではずれないでくれよ~と思う。
失敗するなら『焼け野原に行った鷲津』を撮ってからにしてください!!(←ひどい)
それまでは勝ち続けてもらわないと。(ムリか?)

狂気の大森さん楽しみにしてるけど大河見ている中でどれくらいの人が大森さん(鷲津)を知っているのかな?(大河で芽が出てくる役者っていう書き込み見たからさ…)
2010/01/14(Thu) 02:06 | URL | BOOKO | 【編集
>映画公開より大河のD決定のが先だったけど

へぇーーーー、そうだったんですか。知らなかったです。何せその頃はまだ映画「ハゲタカ」にはまってなかったから。それがいまやこんなことになろうとは(遠い目)。

>ここ(大河)ではずれないでくれよ~と思う。

いやあ、ほんとですよ。でも第1回目の視聴率が去年の「天地人」よりも低かったからもう危ない、みたいな新聞記事もあったりして、大友Dもちょっと凹んでいるかもねとか思いましたよ。

>失敗するなら『焼け野原に行った鷲津』を撮ってからにしてください!!

ふふふ、でも『焼け野原に行った鷲津』を見たら、またその先も見たくなるよね。

>大河見ている中でどれくらいの人が大森さん(鷲津)を知っているのかな?

今の時点ではつくづく地味だもんね……。でも大森南朋ならやらかしてくれますよ、本当に楽しみですね。
2010/01/14(Thu) 07:02 | URL | tsumire→BOOKOさん | 【編集
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何か途中でダレてきました。。 イエね、福山龍馬真面目にやってるのは好感持てますよ。 土下座しまくるのもまあ仕方ないしぃ 護岸工事の現場監督もイイですよ。 農民からバカにされ 相手にされなくても 何とか工事を完成させようとして 酒の差し入れしたり ギタ...
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