常盤橋公園の桜 日本銀行前の桜並木
4月3日の花見は……とにかく走り回って、もう完全に燃え尽きましたよ……。当初、まず行こうと思っていたのは隅田公園、そして定点観測をしている新宿御苑、まだ行ったことがない播磨坂桜並木か砧公園、枝垂れ桜の小石川後楽園、夜桜は六義園か浜離宮恩賜庭園だったのだが、結果は、常盤橋公園→新宿御苑→四谷桜並木→桜クルージング→千鳥が淵→六義園と全く違うコースに。まあ何もかもが思いつきで行き当たりばったりだったからなー(遠い目)。

金曜日に天気予報を見て土曜日は晴れというのを確認し、桜の開花状況や公園の花見情報と合わせてもっとも最適なルートをあらかじめ出しておこうと思ったのに、金曜日の夜は1週間の疲れがどっと出たのか、帰宅したらすぐにぶっ倒れて寝てしまったのだ。したがって土曜日の朝も早起きして朝イチで井の頭公園にも行ってみようと思ったのに、目が覚めたらもう9時。ダメダメな一日のはじまりだ(とほほ)。

しかしせっかくの晴れの休日、ぼやぼやしてられねえー。さっさと身繕いして家を飛び出す。しかしこの時点でまだどこに行くか決めてない。駅のホームで携帯から駅すぱーとをチェックし、次にくる電車が地下鉄東西線なら隅田公園、総武線なら新宿御苑にしようかなと漠然と考えていたら、やってきたのは東西線(相互乗り入れしているのである)、じゃ隅田公園にしようかねと、電車に乗って座席に座り、ぼんやりと路線図を見ていたら、いつの間にやら常盤橋公園に行っていた行き当たりばったりな私だ(4月4日「お花見日記 [4/3] 劉一華の桜」)。上写真左は常盤橋公園、右は日本銀行前の桜並木。

思いつきで常盤橋公園で午後2時から出発する桜クルージングの申込みをしてしまったために、その後の予定が大狂い。2時までの3時間弱、行ける場所は新宿御苑がよさげか? そのまま丸ノ内線に乗って茗荷谷で降りたら播磨坂桜並木も見られるけど、まずは新宿御苑か。皇居東御苑もいいけど、あそこは八重桜が多いので時期的に後1週間後~10日後くらいがベストかも。

新宿御苑の山桜 新宿御苑の桜
新宿御苑の八重桜 新宿御苑の桜
という訳で新宿御苑。やっぱり今日は激混み。広々としているからそんなにいっぱいいっぱいには見えないけど、かなりの東京都民、関東圏住人、そして各国の観光客が集結している。聞こえる会話の断片が日本語じゃありません。

しかしこんだけソメイヨシノがあると、面白くも何ともない(←ひねくれ者)。最近は山桜とかウコン(緑色の八重桜)みたいなあまりメジャーじゃない花ばかり目が行っちゃうなあ。

東京メトロ丸ノ内線
新宿御苑内でサンドイッチを買って昼食にし、ぼけっとしていたらもう1時、おっと2時までに常盤橋公園に戻らなきゃならないけど、あともう1カ所くらい見ておきたい。ここは茗荷谷の播磨坂桜並木か? と何も考えずに新宿御苑駅から丸の内線に乗る。そして路線図を見たら茗荷谷がない。あれ? 確か丸ノ内線だったよなあ、あれあれ? と思ってよくみたら茗荷谷は終点・池袋から二つ目の駅で、私が乗っていた電車は確かに池袋行きだったが、茗荷谷駅が新宿御苑駅のすぐとなりあたりかと思っていたら、大手町のさらに先、遥か彼方でしたよ。これじゃあ茗荷谷で降りてちゃ桜クルージングには間に合わない。うっかりしすぎだ。

四谷並木の花見客 四谷並木の大島桜
そんな訳で茗荷谷駅下車は断念して、新宿御苑駅の隣の隣の四ッ谷駅で下車。ここは上智大学前から四谷、市ヶ谷駅、そして飯田橋駅に続く桜並木がとても美しい。しかしここもすごい混みようだ。せっかくなので市ヶ谷駅まで歩いて行きたいが時間がない。10分程度混雑した川縁の並木道を歩いて四ッ谷駅に戻り丸の内線に乗って大手町へ。

桜クルージング(チラシと乗船券) 桜クルージング(乗船)
桜クルージング出発地点の常盤橋公園に行くと、花見客なのかクルージング待ちなのかそこそこの人いる中を突き抜けて、乗り場へ。おおお、クルージングっつーても非常に一般的な釣り船で、屋根がありませんよっ。こりゃトイレもないんだろうなあ。この季節、屋形船じゃないのはちとつらいかも。

桜クルージング(船の中から公園を見る) 桜クルージング(隅田川)
いよいよ乗船。船の中から常盤橋を見上げる(写真左)。この常盤橋が架かっている水路は「お堀」だと思っていたのだが、ちゃんと日本橋川という名前があったようだ。本日のコースは、日本橋川→隅田川→神田川→日本橋川戻りというコースで、いよいよ出発。しかし日本橋川の上はずっと首都高が走ってますよ。川としては非常に不健康な感じがするな(←根拠なし)。日本橋とか江戸橋とか湊橋とかの有名どころを潜り抜けて隅田川へ。隅田川、でけー。すれ違う船もでけー(写真右)。いいな、屋根付き(ぼそっ)。

桜クルージング(イベント参加の人々) 桜クルージング(潮待ち)
さて船が神田川に入る手前でガイドさんの説明が入る。1時出発の便では干潮時刻と重なったために水位が低い神田川を通過することができず、それで別ルートを選択し隅田川上流を回ってきたのだという。へぇー。もしかすると桜を見るならそっちのコースの方がいいかも。しかし今回のコースもまだ干潮時からあまり時間がたっていないために、途中でつかえてしまい、しばし川の真ん中で満ち潮待ちに(写真右)。そしたら川岸沿いのビルで何かのイベントをやっていたらしく、コスプレ三昧な方々に散々覗き込まれてましたよ(写真左)。

船内にある水位メーターが見えて潮待ちをしていた場所の水位が3mだというのがわかったが、船がつっかえて通過できなかった場所の水位は1mとのことだ。なお、じゃあ満潮だったら船もすいすい通過できるのかというと、今度は橋に上がつかえて通過できないんだという。なので干潮と満潮の合間を縫って通過しているとのことだ。狭い川を通るって大変なんだな。

花筏…とまではまだいかず 川縁の桜
他にも江戸、東京の水路史や水路状況について山ほど話を聞いたが、まったく興味がないのでほとんど覚えていない。で、川べりの桜だが、護岸があんまり美しくなくてせっかく桜が見られても今ひとつだったかも。

千鳥が淵の花見客 千鳥が淵の桜
船は出発地点の常盤橋公園で下船してもいいが、その手前の千鳥が淵での下船も可能だったために、ここは千鳥が淵で降りましたよ。しかし下船時刻は午後4時、ただでさえ日が陰ってくる時間帯な上にずっと水上だったもので、すっかり冷え込んでしまい、船を下りたらすぐそばにあった花見どころに飛び込んで熱々の汁粉を震えながら食べました。普段なら胃もたれを案じて食わないのだが、そんなの気にしてられねえーー(4月4日「鷲津チョコ(HINT INDEX BOOK) 」)。とにかく寒かった!

で、千鳥が淵。とにかく激混み。すさまじい人込みになかなか前に進むことができず、すっかりへとへと。しかも夜桜のライトアップを期待していたのに、ライトアップ時刻(午後4時30分)になっても5時過ぎても全然ライトアップの気配なし。ちょっと残念。そしてボート待ちの行列、、、、、、はるか先まで伸びてました。

六義園の枝垂れ桜 六義園の枝垂れ桜
もうすっかり疲れてきたが、ここはライトアップされた枝垂桜が美しいと評判の六義園に行かねば。駒込駅で降りて六義園入り口に着くと、これまたすごい長さの行列ができててびっくり。200mはありそう……一瞬くじけそうになるが、やっぱり行列に並んで入場券を買う。六義園の中に入ると一番人気の踊り子さん(枝垂桜)にいたる道々にも桜の木があるのに、そこはライトアップせずに足元を照らす小さい照明があるのみ。なんだよ、この道の桜だって多分きれいだろうになんで照明を当てないんだ? 電気代ケチってる? とか思いつつ道を進むとその先に、闇の中に美しく浮かび上がる一番人気の踊り子さんですよ。そうかー、この枝垂桜(主役)をより効果的に見せるための演出だったのか。他の桜はみんな脇役ってことか。徹底しているなあ。

ところがなんだかぽつぽつと雨っぽい? と思ったら、枝垂桜についたとたんに本格的に降ってきやがりましたよ。今日は傘なんか持ち歩いてなかったよ……。そんなわけでここは15分くらい行列に並んで、入場料400円払って、そして5分もしないうちに撤収、コストパフォーマンス、最悪(笑)。

そんなこんなですっかり燃え尽きて帰路についた私だが、多分晴れてたら井の頭公園の夜桜も見に行っていたと思う。去年は映画「ハゲタカ」でおバカっぷりをワールドワイドに披露した私だが、「花見」でも同様のバカやってたよ……。しかも毎年。ちなみに帰宅後に万歩計を見たら、20,974歩でした。なんだ、以前京都で花見をしたときの26,000歩にはまだまだ届いていなかったな。

本日のコース
4/3お花見マップ
赤ピンが花見ポイント、青ピンがクルージングの日本橋川コース、水色ピンが隅田川、紫ピンが神田川。
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コメント
なんだか「タモリ倶楽部」のかほりがプンプンするなぁと思うのは、わたしだけだろうか。
特に船上からの画像や、船のガイドさんの説明あたり。コスプレな人々の場面も、番組なら盛り上がり所だよね。


>とにかく走り回って、もう完全に燃え尽きましたよ……。

桜って、そんなに必死で見て回るものだったっけ?まぁ花見の仕方なんて人それぞれだろうけど、tsumireさんの花見は、やっぱりオタク臭がするな。(まさかメモも取ってたんじゃないだろうね?)

>枝垂桜(主役)をより効果的に見せるための演出
>他の桜はみんな脇役ってことか。徹底しているなあ。

桜の世界も(←「も」は太字の大きいフォントで)大変なんだねぇ。なかなか味のある木でも、こんまい扱いを受けたり、照明をあててもらえなかったり………幹に黒い布を巻きつけられた桜はなかった?

それにしても、20,974歩ってすごいな。わたしなんかそんだけ歩いたら、きっと股関節がおかしくなっちゃうよ。tsumireさん、お達者!
2010/04/06(Tue) 07:49 | URL | suika | 【編集
そっかあ、タモリ倶楽部路線を狙えばよかったかあ(違)。どうも今回はやってる本人だけがつっぱしりすぎて、文章にしてみてもどうも今ひとつだったんだよなあ。よっしゃあ、次は「タモリ倶楽部」か「ブラタモリ」スタイルでやるぜよ(って、いつ!?)。

>桜って、そんなに必死で見て回るものだったっけ?

だって油断してたらあっという間に散っちゃうじゃん。花の命は短いんだよ。

>幹に黒い布を巻きつけられた桜はなかった?

ああ、あったあった。光のあて具合が斜め向こうだったり、何をやりたいんだかわからない案内板が出てたり……って、ここを読んで本気にするヤツはいない、よな?

>それにしても、20,974歩ってすごいな。

私は毎年、2万歩越えると痛くなるんだけど今年は大丈夫だったなー。ちなみに練馬のS嬢は毎週ゴルフに行っているけど、だいたいいつも3万歩ですってよ。
2010/04/06(Tue) 20:54 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
まさに怒涛の花見道。
私も4月3日は東御苑などでお花見して、20,500歩くらい歩きましたが、花見スポット以外でも随分と歩いたので、tsumire先生とは比較にならず。
tsumireさんの、緻密にして大胆、迅速にして的確なお花見行動を拝読していると、うすらぼんやり、まったり花を眺めていた自分の雑な花見は、花見じゃなくて、なんちゃって花見だったと気づきました。(笑)

>>非常に一般的な釣り船で、屋根がありませんよっ。

お花見クルージングというから、屋形船か小型のクルーザーなんだと思ってましたが…うーん、あれじゃ確かに寒いですね。
私が常磐橋公園に行ったのは、クルージング船が出発してから大分経ってからだったと思うのですが、船着場を見て、「そういえば、花見クルージングもあるって書いてあったけど、近隣の会社の人たちが職場の懇親会で使ったりするのかしら。楽しそう」とか想像してましたが…なんかイメージと違う。(笑)
でも、常磐橋を下から見るなんてレアな体験だし、コスプレイヤーに観察されるのは、もっとレアな体験ですよ!
こんな経験ができたのも、『ハゲタカ』のお陰、劉一華のおかげですかね。
やはり、チャンスにも花見船にも乗ってみるものですね。
潮待ち、という言葉も初めて知りました。なるほどー、勉強になりました。
船に乗る機会は滅多にないので、たぶん忘れるけど。(汗)

しかし、これだけ情熱を燃やしてしいらっしゃると、花見シーズンが終わったときの虚脱感が心配ですよ。(余計なお世話ですね。)
2010/04/06(Tue) 21:07 | URL | 美冬 | 【編集
いや~君の桜好きは知ってたけど、もはや楽しむというより修行の感があるね(笑)
しかし最近の花見はどこも上野並に人出がすごいな。というか展覧会でも何でも人がすごくて(世界展覧会ランキングの上位4位まで日本だったそうだが)これは元気なお年寄りたちがカウントに貢献してるためか?
私は今日、市川で花見をしたんだけど、樹齢400年の枝垂れ桜もあるし、きれいだったわよ~。総武線、毛嫌いせんといらっしゃいませ~(笑)
PS メールみてちょ。
2010/04/06(Tue) 22:33 | URL | oha~ | 【編集
>自分の雑な花見は、花見じゃなくて、なんちゃって花見だったと気づきました。

そんなバカな(笑)。お花見は「花」を見るのが一番ですよ。私ねー、4月3日の後半はなんだか「鉄腕DASH」の「1日でいくつ出来るかな」シリーズを一人でやっているような気分になってたですよ(笑)。いやー、邪道邪道。

>お花見クルージングというから、屋形船か小型のクルーザーなんだと思ってましたが

そうそう、私もそんなのを予想していて、まあ隅田川の川下りの船程大きく無くてもせめて屋形船くらいのものかと思ったら、あれですよ。前日は天気が悪かったからもっと寒かっただろうなあ。

>こんな経験ができたのも、『ハゲタカ』のお陰、劉一華のおかげですかね。

いやー、ほんとほんと。今年は茨城県湖南省と言いシグネチャといい桜クルージングと言い、どうも劉一華にあやつられていますよ。

>花見シーズンが終わったときの虚脱感が心配ですよ。

ふふふ、ありがとうございます。でも、これ、毎年の事ですから(←大馬鹿野郎)。去年は4月に花見バカだったのに6月末から12月までずーーーーっと「ハゲタカ」バカでしたからねぇ(遠い目)。いつかしっぺ返しが来るような気もして、それはちとコワイが。
2010/04/07(Wed) 01:26 | URL | tsumire→美冬さん | 【編集
>もはや楽しむというより修行の感があるね(笑)

もしかして「花見」という名のゲームをクリアするために必死になっていたのかも(意味不明)。

>これは元気なお年寄りたちがカウントに貢献してるためか?

そういえばこの間テレビでも外にでるのは高年齢者ばかりで、若者はずっと家にいるとか言っていたわね。

>樹齢400年の枝垂れ桜もあるし、きれいだったわよ~。総武線、毛嫌いせんといらっしゃいませ~(笑)

おお、いいね、それは見たいですよ。でもさ、前にも書いたけど総武線に偏見を持っている訳でも、総武線を嫌っているわけでもないのよ~。千葉県に偏見を持っているだけだから~。
2010/04/07(Wed) 01:30 | URL | tsumire→oha~さん | 【編集
>もしかして「花見」という名のゲームをクリアするために必死になっていたのかも

ですね…。
「時季が着たら行かねばならない!」って気分になります。
まわりも煽るし、やっぱり綺麗だし

で、私も同様に連日お花見しました。
 ・2日…府立植物園ライトアップ
 ・3日…伏見十石舟ライトアップ
 ・4日…早朝より、京都府下 玉水桜祭(道中車窓より宇治の桜を眺めつつ)
今週末は、仕事がらみで「岡崎」と賀茂川沿い「半木の道の枝垂桜」の予定。

『明日死んじゃうかもしれないし』
は素晴らしい言葉ですよ、tsumireさん!
「ハゲタカ」関係以外でも、最近私の背中を押してくれます。

過去、京都のどこをそんなに暴走なさったのかも伺いたい所です。
私も万歩計付けようかな。
2010/04/07(Wed) 11:08 | URL | BOOKO | 【編集
>「時季が着たら行かねばならない!」って気分になります。
>まわりも煽るし、やっぱり綺麗だし

それにさー、散っちゃうのが早いからね。どうしても駆け足になっちゃうのよ(←完全に言い訳)。

>今週末は、仕事がらみで「岡崎」と賀茂川沿い「半木の道の枝垂桜」の予定。

あああ、いいですねぇ。京都の桜は種類が豊富でしかも古木が多いから、花だけじゃなくて樹を見ているだけでもなかなか味わい深くて……はっ、もしかしてだんだんと「花→木→苔→石」コースの最終レベルに近づいてきている!?(笑)。

>『明日死んじゃうかもしれないし』
>は素晴らしい言葉ですよ、tsumireさん!

それはね、BOOKOさん、その言葉がかなり現実的になってきたからですよ(遠い目)。

>過去、京都のどこをそんなに暴走なさったのかも伺いたい所です。

あまり覚えてないけど、哲学の小道だっけ? あそこはスタート地点から終点まで歩いたなあ。確か八坂神社のあたりでも迷子になってあちこち歩いたような気が(あんなところで迷子になるな、って話だが)。
2010/04/07(Wed) 15:41 | URL | tsumire→BOOKOさん | 【編集
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