龍馬伝 第14回
龍馬伝第14回(4月4日放映)。油断していたらもう今日はもう第15回の放映日に! しかし北海道から上京してきた母親と子どもと3人で新橋のホテルに泊まっている出先の夜だというのに、まるで宿題を片付けるかのようにブログ書いているのって、いかがなものか。

さて弥太郎(香川照之)、今回は薄っ! いやオープニングは十分に濃いというかくどいぐらいだったが、本編の方の弥太郎がシャッチョさんの弥太郎に比べたら全然薄いよ。そして3ヶ月の空白を経て(私には1週間だが)再び歴史の表舞台に登場した龍馬(福山雅治)、色々、惜しい! かっこいいけど、惜しい! そして今回は真っ黒半平太(大森南朋)よりもなによりも、いじめられっ子の以蔵(佐藤健)だよなーーー。あんなあからさまな餌まきやがって。

[あらすじ]
「龍馬(福山雅治)は土佐を脱藩し、姿を消していた。吉田東洋(田中泯)を暗殺した武市半平太(大森南朋)は、藩を動かすまでの力をつけ、藩主・山内豊範(染谷将太)の上洛(らく)のため大坂に向かう。後藤象二郎(青木崇高)は龍馬が東洋暗殺の実行犯とにらみ、岩崎弥太郎(香川照之)と井上佐一郎(金山一彦)に龍馬の捕縛を命じる。大坂で弥太郎と井上の前に、龍馬がふらりと現れる。ふたりは刀を抜いて龍馬を追い詰める」(NHK番組表より)。

今更なんだけど、福田さんの脚本って、現代劇の文法だよね。歴史劇の文法で描かれてない。別にそれが悪い訳じゃないし、多分「龍馬伝」を見ている視聴者には一番ダイレクトに伝わるものがあるんだろうとは思うけどさー、歴史劇を見ているつもりの視聴者にはあれれ?な事が一杯出て来ちゃうんだよなー。歴史劇と現代劇の違いって何かっていえば、一番はっきりしているのは、歴史劇はすでにキャラとストーリーが存在しているということじゃなかろうか。しかも視聴者はすでにあるそのキャラとストーリーを下敷きにして(期待して)見ていることが多い。キムタクが中卒の検事?っつーてもまったく想像がつかないけど、福山雅治が坂本龍馬ったら、あんなことやこんなことをやって最後には死んじゃうのねと、ある程度は見当がつくわけです。歴史劇というのはそういうベースがあるからこそ、その上にいろんなものを積み上げて、ずっしりとしたドラマを作り上げていくことが可能なんじゃないでしょうか。

もちろん日本史なんかほとんど覚えてねーよといいう視聴者が圧倒的多数だろうから、登場人物がいかにして歴史のそういう流れの中を泳ぎきって生き抜いたかという背景もきちんと描いて、歴史ドラマのピラミッドを完成させていかなくちゃならない。そこもちゃんと描いておかないと、中抜けっつーか、キセル乗車というか、ちゃんとした歴史ドラマは完成しない。しかも現代劇であろうが歴史劇であろうが一番大事なのは「人間」をしっかり描ききることですよ。でもこの「龍馬伝」では、それが今三つ(っつーか、今七つ? 今九つ?)。「脱藩」「脱糞」ネタをわざわざ2回も繰り返す前に、ちゃんと人間を書いてくれ。

とはいえ、私が見たことがある福田さんのドラマは、中卒の検事が主役の「HERO」(2001年、フジ、木村拓也主演)、若造がいきなり総理大臣になっちゃう「CHANGE」(2008年、フジ、木村拓也主演)、天才科学者の推理ドラマ「ガリレオ」(2007年、フジ、福山雅治主演)、天才オークショニアが2枚の「モナリザ」の謎を追う「モナリザの微笑」(2000年、フジ、江口洋介主演)の4作。どれも面白かったけど(「CHANGE」はビミョー)、これってどれも「既成の枠にはまらない人物(つまり変人)」が、「みんなの期待(予想)を裏切って」、「今までそれが当たり前と思われていたことをくつがえす」話なんだよな。つまり当初は福田さんは「龍馬伝」を描くのには最適な脚本家だったのかもしれない。

でもNHKの大河ドラマって、何せドラマ単位が1年で、しかも「大河」っつーくらいだから重量感とか歴史背景の重さが半端じゃないわけです。今回「龍馬伝」が3ヶ月区切りの4部構成なのは、新しいことをやってみたい気分のNHKのチャレンジの一環でもあったのかもしれないけど、もしかして1年単位で構成されているNHK大河ドラマに対応でききれない脚本家さんのためでもあったんじゃ? とか思ってしまうのは、底意地が悪すぎですか? 屈折しすぎ? やさぐれすぎ? ……あ、前振りが長くなってしまった。もう眠いので今回はさくっと。

「龍馬伝」の現代(明治15年)で今までのあらすじ紹介を兼ねて自己語りの弥太郎、こってこての成金感に圧倒されます。そしておでこの広さがただごとじゃない(そこか?)。これ、あと2回、7月と10月前後にもやるんですかい? さらにこの成功者の陰にあの妻あり。弥太郎の妻の喜勢(マイコ)、後藤象二郎(青木崇高)に吉田東洋(田中泯)殺しの犯人探しを命じられた弥太郎に対してきっぱりとね、「おまえさん、後藤様はもう終わった人やろ。土佐は反東洋派の天下になったがですよ。今こそうもう立ち回るときやろ」ですってよ。でもただ現実的なだけじゃなく、弥次郎(蟹江敬三)に下手人呼ばわりされた龍馬(福山雅治)をフォローしてたりして物事をちゃんと見ている(ということになっている)。さすが天下の三菱財閥創業者の本妻は違う。説明台詞なのにここはこの台詞ですっかりやられちゃってるもんね。

さて主役の龍馬さん、登場までえらく気をもたせています。ドラマが始まって12分たってもシルエットのみ、大阪では溝渕広之丞(ピエール瀧)と沢村惣之丞(要潤)が散々龍馬の噂話をした後も、出てくるのは龍馬の足元と駆け抜けていく遠景。まだ姿を現さない主人公への期待感を盛り上げようと演出さんは(渡辺さん)はがんばってます。そして本編開始19分目に、やっと主役、キターーーーーーッ! ……いや、まあ、かっこよかったですけどね。いままで散々汚かった弥太郎がやや垢抜けてきたのに対して龍馬のほうが薄汚くなってすっかりワイルドになって、汚さでは同じ土俵に立っている? しかしなー、見た目は確かにワイルドだしかっこええんですけんど、そのワイルドになった理由をまたもやとくとくと言葉で説明してくださっているので、いくら弥太郎が「龍馬はまるで別世界におるような、凄みのある男に変わっちょった」と言っても説得力がないぜよ。ここはもうちっくと、行方不明になっていた3ヶ月の間の出来事を、絵でみせてくれてもいいんじゃないのか。龍馬登場までの期待感を盛り上て先週までの龍馬との落差で視聴者をあっといわせるか、それとも龍馬というキャラに説得力をもたせる背景描写を多少なりとも描くかを天秤にかけた結果、ビックリ効果の方を選んだということですね……(もしかして天秤なんかにかけたりしてないか)。

おまけに今回、以蔵が土佐の追っ手を殺したのも、もとはといえば追っ手の目的が龍馬だったのにもかかわらず、龍馬が自分の推測で、追っ手が武市さんに迫っているなんて言っちゃうもんだから、武市さんがそれを以蔵に言って(「心情の吐露」ってやつ?)、以蔵が僕、先生のためだったら何でもできるもんっと頑張っちゃったわけで、なーんか「一番悪なのは龍馬なんじゃないの!?」「龍馬、黒っっ!」と思ってしまいましたよ。

まあ、武市さんにこれ以上殺しをさせないために言ったんでしょうけど、逆効果でしたかんね。半平太さんは「もどって来、龍馬。わしはもうお前を許しちゅう」なんて言ってますけんど、もう上から目線。自分の行動も信念も間違ってないと思ってますからね、もう決してこの二人が同じ道を歩むことはないんです。武市さんもそーんなことは百も承知で言っているわけですけんど。でも龍馬が脱藩したために窮地に陥った坂本家が、にーちゃん(杉本哲太)の活躍でどうにかなったけど、それが通用しない相手には「わしが黙らせた」って、……未練がましいぞ恩着せがましいぞ、武市さん。ここも武市さんが手に入れた権力のほどをみせつけ、なおかつその後の坂本家の状況を説明するための台詞だったっつーだけの話なんでしょうけど。しかし大森南朋が「もどって来い」なんて言うとその次の台詞は「(戻って来い)もう一度」と続けたくなりますけどねえー(遠い目)。

で、今回の主役の以蔵さんと武市さんの例の場面ですけんど。いやまあなんというか、いろんな意味で見てられなかった。先週だったか先々週だったか龍馬に振られた武市さん(え?)ときたら「わしはのう、気楽に話せる仲間がほしかったがじゃ。役目から離れてわしの悩みを聞いてもらえる仲間がの」「おまんだけは昔のままでいてほしかったきの」「つらい思いをさせてすまんかったのう、以蔵……」ですってよー。なんか以蔵のことなんかすっかり忘れてたんじゃないの?って感じだったのにー。武市先生、おぬしも悪よのう。こんな歯が浮くような台詞を平然と吐いちゃって、わたしゃリアルタイムで見ていたときは夕飯時で子どもにあれこれ話しかけられて邪魔されまくりでろくすっぽ見ることができてなかったんですけんど、ここのこの台詞を聞いたときは噴出しそうになりましたよ。安っっ。そうですか、これからは武市さんが以蔵への暗殺指令を兼ねてこんな感じで状況説明するってことですね。いやまあそれよりも何よりも色々わざとらしいフラグ立ちまくりなのが(略)。

そして以蔵の「はじめてのお使い暗殺編」、必殺仕事人みたいだった。声も音もほとんどなく風の音だけが聞こえる中、やがて「人斬り以蔵」と呼ばれる男の初殺しは絞殺ですよ。ん~、様式美の世界~。武市先生にすっかりたぶらかされた以蔵は今後人斬りマシーンと化していくわけですね。それだけに以蔵と武市さんの場面のステレオタイプな描写がすっごく残念。

おまけ。すっかり忘れてたけど(もしかして記憶の片隅に置きたくなかったのかなあー、私)、勝麟太郎(武田鉄矢)ですよ。……ふぅ(遠い目)。何も勝海舟に、勝海舟にテツヤを持ってこなくても! 坂本龍馬をやるからにはテツヤに挨拶したりいちいちお断りしなくちゃならないらしいギョーカイの慣例があるようですけんどさー(*1)、まー、いまさら言ってもしょうがないんですけどねぇー。なんか最初に姿かたちの一部が見えただけでつい、「出た……」とつぶやいちゃったよ(怪獣か?)。これから先、長いなー。

そして来週の演出は多分大友D、武市さんの「以蔵は使えるぜよ」の台詞もただの黒半平太じゃないですよ。これは楽しみです。しかしさー、本編でこんだけ武市半平太株を下げてちゃ、巻末の「龍馬伝紀行」でいかに武市さんのリーダとして優れていたかとかなんてフォローしてもぜんぜんリカバリにはなってないよね。

*1 ビビる大木が見た偉大なる“龍馬かぶれ”武田鉄矢(テレビのスキマ)
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テーマ:龍馬伝
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
なんかもうほんと、ここ最近の(つーか、最初の数回を除いて)「龍馬伝」は、見ているのが辛いっす(泣)それでも見続けていたのは、黒半平太になりさえすれば、またおもしろく見れるのではないかと思ってたから。でも、脚本家及び演出家の思い描く黒色と、わたしが期待してた黒色は、色が違ってたみたい。だってドラマの半平太の黒色は、別名「こんまい色」の黒なんだもん。
ところで土佐藩の身分制度って、吉田東洋がいなくなっただけでひっくり返るほどもろいものだったの?十何回分も身分の違いによる悲劇ややりきれなさを描いておきながら、SEASON2になったら半平太がいきなり藩主の寝床のお側近くに!弥太郎のナレーションだけでは、なんでこんな急激に状況が変わったのかということが、全く理解できんかった。
「心情の吐露」のシーンだって、わたしには何も知らない子犬をだます悪いおっさんの図にしか見えなかったよ。

>恩着せがましいぞ、武市さん
同感。半平太の土佐藩における影響力を描くのに、なんでこんな姑息な手を使うんだよぉ(泣)だから黒色がこんまい色系になっちゃうんじゃないかぁ(泣)周りの人間がこの事実を龍馬に教えても(ピエールに言わせれば済むことじゃん)、半平太自身は何も語らないってシーンを織り込む手数を踏むほど、脚本家には愛されてないってことね………
ま、多分、半平太さんは最後までこのままこずるい人物として突き進まされるのでしょう。(でも設定では人望があるってことになってるので、そのちぐはぐ感に、「はぁ~~??」ってなっちゃうんだよ)

以蔵はさ、前回の予告ではファッショナブルになったのかと思ってたけど、実際は目印の黒マフラーをつけさせられてただけだったね。(半平太から友情の証に譲られたとも考えられる←別名 餌)

>巻末の「龍馬伝紀行」~ぜんぜんリカバリにはなってないよね
あれには思わず笑っちゃったよ(苦い笑いの方ね)。もちろん、「あんた、言ってることとやってることが全然違うじゃん!」の突っ込み付きで。

わたしゃこれまでの残念ぶりで目が曇っちゃって、もうきれいな心で半平太を見れそうにないです。(大友Dの力を持ってしても)
2010/04/11(Sun) 11:32 | URL | suika | 【編集
「戻ってこい」
…このタッタ一言のこの
重みと深みの違いよ……(遠い目)

この製作サイドと視聴者サイド(一部?)の
認識の違いは理解されてるんだろうか??
気にしてないんだろうか?
それとも何か「大きな仕掛け」でもあって今に見とれよとか
思ってるんだろうか???←いや、またそんな期待しちゃいけない!!
それとも殆どの視聴者は、製作サイドと
気持ちが一緒なんだろか??

あの、武市先生紀行は正直さむーーく感じましたよ…
sageの自覚がないんだろうか…こんだけやっといて……(怖)
ああいう性格が悪いとは言わない、
どう描くかが適当すぎるだけで…

でもその武市を真剣に「生きよう」としている
南朋さんには本当に…ヤラれます(ToT)
それは、香川さんも福山さんもそうなんですけど…

あのあからさま虐められっ子以蔵も…
(現代ドラマでもああは描くまい…っていう
あからさま度でしたね…)
別な意味でけなげだわ……

ほんっとうに惜しい!!
素材がこんだけいいのにな@@;
2010/04/11(Sun) 12:18 | URL | seiu | 【編集
>あんなあからさまな餌まきやがって。

でもねぇ、餌をまかれたのは以蔵だけじゃないのよ。
録画を見てる時、隣りで携帯いじってた娘が、以蔵が閉め出されてメソついてるシーンで「あ~っっ!タケルが泣いてるぅ~!」といきなり画面に集中。半平太にたぶらかされてる場面では「なに?このおっさん。タケル~だまされてるよー」とアホ丸だし(とほほ)
少なくともミーハー女子高生には有効な餌だったようです(笑)
でもあのシーンの大森南朋の目は冷酷さと優しさが混ざっててゾッとしたわ(笑)
半平太自身になんの思い入れもない人間には「なるほど。最初はやさしい兄貴分だった人がテロリストのリーダーとしてどんどん冷酷になっていったのね」と納得しそうで、ある意味では龍馬より(間違えた方向にかもだが)丁寧に描いている気がしてきたよ。
だってやっぱ今回1番「えっ!?」なのは龍馬がババチクなって登場。で、ひと暴れしていきなり「・・・凄みのある男に変わっちょった」って言われても...。
tsumireさん言う通り、いくつかの絵でも十分伝えられそうなのに、もうこれは福山をかっこよく描けば視聴率はとれるとばかり手を抜いたのか?後からこの辺りは回想シーンで出てくるのか?まさかずっとこの調子で龍馬を描くつもり・・・と不安になっちまったよ。

後は勝海舟ねぇ・・・ため息。
勝海舟、若い頃の写真は清水紘治に似てると思ったこともあったけど、今なら誰がいいだろう?(武田鉄矢自体が嫌いって訳じゃないけど)勝海舟の良さが彼ではムリ!
2010/04/11(Sun) 12:49 | URL | oha~ | 【編集
「トップ・ランナー」、たまげた………
2010/04/11(Sun) 15:57 | URL | suika | 【編集
>だってドラマの半平太の黒色は、別名「こんまい色」の黒なんだもん。

いやー、先週のこんまい黒半平太なんか目じゃない今週(第15回)のこずるい黒半平太に、脱藩気分がもりあがりかけているよ。

これ、逆だったらよかったのに。いきなり歴史の表舞台に黒半平太が登場し、あんな台詞を吐く。うわっ、武市半平太って何者?と興味が惹かれた所で、時折見せる迷いの陰。そして半平太の過去が描かれていくという。……ま、「龍馬伝」だからそんなのありえないけど。いっそのこと「新撰組!」の時のようなスピンオフで「武市伝」をやってくれるとか(←もう別方向で妄想が)。

>ところで土佐藩の身分制度って、吉田東洋がいなくなっただけでひっくり返るほどもろいものだったの?

いやいや、吉田東洋がいなくなっただけでひっくり返るならまだましで、今回は弥太郎が、龍馬が土佐からいなくなった→だから半平太が吉田東洋を暗殺→だから土佐がひっくり返った、みたいに話しているもんだから、ますます、龍馬すげーなーーーーと思いましたよ(怒)。まあ、吉田東洋がいなくなって反吉田東洋派がのし上がって来たのは歴史的事実だから、それに便乗しているんだろうけどね。

>何も知らない子犬をだます悪いおっさんの図にしか見えなかったよ。

まあ実際にそうだよね。今週分を見たらますます……。半平太は悪いおっさん(しかもこずるいおっさん)で決まりのようで。

>脚本家には愛されてないってことね………

ピエールや弥太郎は明らかに脚本家に愛されてるよね。それに引き換え半平太は便利キャラ。まあ3ヶ月クールで終るドラマならそう言う面もありで済む事もあるけど、1年も引きずられちゃ、最初の小さなゆがみもどんどんいびつになっていく一方なんだなー。しみじみ。

>あれには思わず笑っちゃったよ(苦い笑いの方ね)。

なんであんなことするかね。素でわからん。武市ファン対策とかじゃないだろうとは思うけど、ドラマのストーリーの否定にだってなりかねないような真逆の内容だもんね。

>わたしゃこれまでの残念ぶりで目が曇っちゃって、もうきれいな心で半平太を見れそうにないです。(大友Dの力を持ってしても)

今回の大友Dのアレでああだったから、……もうどうしようもないのね……さすがに私もあきらめがついたかも。
2010/04/12(Mon) 06:53 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
>「戻ってこい」
>…このタッタ一言のこの
>重みと深みの違いよ……(遠い目)

いやー、久しぶりにドラマ版の方を見ちゃった(この台詞をチェックするために)。やっぱいいよね、「ハゲタカ」(←完全に逃避)。

>この製作サイドと視聴者サイド(一部?)の
>認識の違いは理解されてるんだろうか??
>気にしてないんだろうか?

全然してないと思うけどーー。する必要とかも別にないのかも。わかりやすい悪者・武市半平太像はすでに完成しちゃってるので、それに乗りさえすれば「わかりやすい龍馬伝」完成にGO!ですもんねーー。

>それとも何か「大きな仕掛け」でもあって今に見とれよとか
>思ってるんだろうか???

えーーー、今までの描写でこれだったのに、ちゃんと人間を描くという部分で私たち(って、一部の視聴者か)を納得させてくれるような「大きな仕掛け」なんて想像できないけど。もっとも「大きな仕掛け」で今以上にひどい人間描写になって、わしらがびっくり、っつーオチはありそう(泣)。

>それとも殆どの視聴者は、製作サイドと
>気持ちが一緒なんだろか??

いやいや、それはないでしょ。っつーか大河ドラマの視聴者層って広すぎなんだと思うけど。うちの父親みたいな時代劇マニアから、勧善懲悪物の定番ドラマスキーから、福山雅治や佐藤健、大森南朋のような固定キャストファン、歴史物がとにかく好きな歴女、日本史の勉強の一環で見ている学生、裏のバラエティは見たくないからとりあえず見ている暇人、とにかく大河は見る層とか根っからのNHK好き(笑)とか色々いるよね。私は大河好き+大友演出ファン(+役者・大森南朋を見てみたい)かな。これらの皆さんみんなにわかってもらえるなんて無理なんじゃ。

>あの、武市先生紀行は正直さむーーく感じましたよ…

あれは開いた口がふさがらないっつーやつでしたねー。

>ああいう性格が悪いとは言わない、
>どう描くかが適当すぎるだけで…

別にワルだろうが、こずるかろうがいいんですよ。ちゃんと描けていればね。女子高生みたいに「××くんいじめるやつ悪いやつ」みたいな見方はしないんだからさー(笑)。

>でもその武市を真剣に「生きよう」としている
>南朋さんには本当に…ヤラれます(ToT)

一昨日の「トップランナー」を見たら、大森南朋が他の演出さんのときにこの脚本でいかに苦労しているかがしのばれましたねぇ。「(脚本)本がよければ、登場人物にはなりきれる」なんてご発言には、ぷぷぷ、でしたよ。

>ほんっとうに惜しい!!
>素材がこんだけいいのにな@@;

私達、確か去年の秋にも同じ台詞を言ってましたよね(笑)。
2010/04/12(Mon) 11:05 | URL | tsumire→seiuさん | 【編集
>でもねぇ、餌をまかれたのは以蔵だけじゃないのよ。
>半平太にたぶらかされてる場面では「なに?このおっさん。タケル~だまされてるよー」とアホ丸だし(とほほ)

まあ、最初はそれでもいいんじゃないんでしょうか。わしらだって子どもの頃にヒーローの中の人にあこがれて、ドラマ自体を色々知りたくなっちゃったりしたもんだし。

>少なくともミーハー女子高生には有効な餌だったようです(笑)

私は、餌をまかれたのは、主に歴女と腐女子だと思っていたよ(笑)。

>でもあのシーンの大森南朋の目は冷酷さと優しさが混ざっててゾッとしたわ(笑)

まあ、この回だけ見ればそうだよねぇ。

>ある意味では龍馬より(間違えた方向にかもだが)丁寧に描いている気がしてきたよ。

いや、そのとおり。丁寧には描いているよ。ただ「ドラえもん」をやっているんだろうなーと思って見てたら作り手はどうやら「ドラえもん」のつもりで「アンパンマン」を描いているんだなーというのがわかってきちゃって、しかももとの下書きの絵がすっごいへたくそだから、その上に色を塗ってもやっぱりなんか変、でも一生懸命丁寧に描いてはいるよね、って感じ?(←超上から目線?(笑))

>もうこれは福山をかっこよく描けば視聴率はとれるとばかり手を抜いたのか?後からこの辺りは回想シーンで出てくるのか?まさかずっとこの調子で龍馬を描くつもり・・・と不安になっちまったよ。

なんというか。かっこいい男子に必要な条件が、内面からにじみ出てくるものなのか、ただ単に顔がよければOKなのか、というのに似ているかもね。見ているほうは説得力あるかっこよさを求めているのに、形だけ整えてあるっつーかさーー。

視聴率は、先々週は18.8%、先週は18.5%、今週は18.4%、ジリ貧だね。多分いろんな層(上のseiuさんへのコメントに書いたような様々な視聴者?)がそれぞれに「龍馬伝」離れを起こしているんじゃないのかなあ。これで(多分近々)岡田以蔵が出なくなったらもっと落ちるだろうね。

>勝海舟、若い頃の写真は清水紘治に似てると思ったこともあったけど、今なら誰がいいだろう?

清水紘治か、渋いね。近年は小日向文世(「JIN」)とか野田秀樹(「新撰組!」)がそれぞれ勝海舟やってるけどね。もっと飄々とした感じがほしいなー。テツヤだとくどくて重いよ。今ならまた小日向さんにお願いしたいところだけど、若手なら佐々木蔵之介とか尾美としのり、山本耕史あたりはどう?(若すぎかな?)
2010/04/12(Mon) 14:24 | URL | tsumire→oha~さん | 【編集
>「トップ・ランナー」、たまげた………

ふふふ、まあ「トップランナー」には「ハゲタカ」ネタが盛りだくさんだっただけでなく、「龍馬伝」の脚本と演出面でいかに大森南朋が苦労しているかがうかがえて面白かったので、近日中に記事書きますよ(その前に、「龍馬伝15話」と「唐突の人」ネタと「お花見日記」があるのだが)。
2010/04/12(Mon) 14:33 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
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