龍馬伝 第22回
龍馬伝 第22回(5月30日放映)。前々回、大友さんが演出担当回だったのになんかすっきりしない感じだったもんで、それがトラウマになって今回はなんだか構えてしまいましたよ。また、もやもやが残ったらいやーん(←誰?)とか思ってたけど、いやあ、勢いがあってぐいぐい惹き付けられて、あら、結構よかった……って思ったのに、見終わったら思わず「龍馬(福山雅治)って、バッカじゃないのーー!」と(今更だけど)心の中で叫んでいた私です。

しかしサブタイトルは「龍という女」でしたけんど、今回の主役は以蔵(佐藤健)、全体を押さえていたのは半平太(大森南朋)、そしてピリリと効いていたのが近藤勇(原田泰造)をはじめとした新撰組だよなあ。いや、お龍さんもよかったですけどね。

あ、そうそう、昨日ちっくと驚いたのは「半平太伝」の最終回(ええ、「龍馬伝」第2部最終回ですが)が7月11日、参院選予定日に延びていたことぜよ。公式サイトでは先週はちゃんと7月4日ってなっていたのにー。そして第3部からはタッキー(滝藤賢一、小松帯刀役)だけでなく、アラン(ティム)もグラバー役で登場するぜよ。ま、見るかどうかはわからんけど。

[あらすじ]
「勝塾で航海術を学ぶ龍馬(福山雅治)たち土佐藩士に、勤王党弾圧を始めた山内容堂(近藤正臣)から帰国命令が届く。帰国を拒む龍馬たちは再び脱藩の身となってしまう。なつ(臼田あさ美)が「以蔵(佐藤健)を捜してほしい」と、龍馬たちを訪ねてくる。以蔵を捜しに京に向かった龍馬は、扇岩という宿屋に泊まり、そこでお龍(真木よう子)という女性と出会う。お龍の妹たちが、ならず者に連れ去られたと聞いた龍馬は…」(NHK番組表より)。

今回の以蔵は本当、よかったです。先週新撰組の3トップにやられたかと思ったら(ま、歴史的事実からいってここではやられないんですけど)、命からがら何とか逃げ切って京の町中をひん死の状態で徘徊しているんですね。でもその以蔵を探している龍馬ときたら、幕府だけでなく各方面から指名手配されている人間を捜すのに、真っ昼間の表通りで尋ね歩いたり大声で名前連呼ですよ(もちろん福山雅治が悪いんじゃないですけど)。オマエのその行動が以蔵を却ってさらに追いつめることになったりするんじゃないのか!? そしてなつ(臼田あさ美)のところにやってきて一緒に逃げようというものの拒否された時の以蔵の微妙な哀しい、けど絶望的な、一瞬の遠い目がよかったぜよ。で、また這いつくばって以蔵は去っていくですけんど、龍馬と再会してももう極限状態の中で本能だけで野獣のようになって生きているので、すぐには龍馬だとはわからないぐらい錯乱しています。以蔵を追う連中(新撰組)の説明がここではわざわざされないのがまたいいです。でも町中の人々の言葉で、新撰組がやってくると「また人が殺される」というのもわかる。新撰組も以蔵も同じように人斬りをしているのに、立場と状況が違ってきたために、方や追うもの、方や追われるものとなっているんですね。また、原田泰造他の新撰組の面々が渋くてカッコええ(もっとも歴史物は好きでも幕末には興味がないので、新撰組が今ひとつどういう組織かわかってないけど)。

今回の大友さんは今までの色々なほころびを一生懸命拾っているような気がするな。ここにきて山内家の成り立ちから土佐での上士と下士が生まれた訳とその差別の言われが大殿様(近藤正臣)から語られたり(もっと早くに言っておいてくれたらもっとよかったのにー)、先々週くらいから持ち越している「立場や状況が変われば物の見方も変わる」というのが以蔵と新撰組の対比で描いたりしててさ。その分龍馬の描写があれれ?なことになっているけど。

まあ、それは置いておいて、追われ追いつめられゆく以蔵のシーン、あの軒から軒に渡された布や地面を覆うように置かれた傘の色が血の色、命の色である赤だというのがねー。もちろん逃げ惑う以蔵を際立たせるためであり、血の海に沈む以蔵の象徴でもあるわけですけど、「龍馬伝」の美術さん、いいお仕事されてます。また音楽がなー、緊迫感をあおるような曲ではなく、運命に流されてゆくかのようなスローな曲なのがこんちくしょうなんですけど(笑)。

そして今週の半平太さん。のっけから牢に入る場面が俯瞰で、そして教会の中のような曲が流れてくるもんだから、わたしゃ、ドラマ「ハゲタカ」で鷲津が殉教者として描かれているという話を思い出しちまったぜよ。ま、取り調べを受けても身じろぎせずに「土佐勤王党はただただ土佐藩のため、藩主豊範様のため、そして大殿様山内容堂様をお支えするために働いてきたがでございます」と申し開きをするだけだし、牢の中でも自分に言い聞かせるかのように「わしは土佐藩のために、大殿様のために、なんちゃあ間違うたことはしちょらん」とつぶやいているんですけんど、ドSのショウちゃん(後藤象二郎)が手下達(勤王党の党員達と言うべきか)を拷問にかけて精神的な拷問で半平太さんをいたぶりつづけるんですよ。ニカッと笑ったりしてさ。ここで半平太さんが自白しちゃえば本人も楽になれるし手下達もよけいな拷問をされずにすむかもしれないのに、半平太さんたら手下達に「しゃべってくれー」と叫ぶのねー。wikipediaによると「獄吏が半平太の人物に傾倒していたために便宜を図ってもらえ、家族や在獄中の同志との連絡を取り合うことができ、長期に渡り同志の団結を維持し続け軽挙妄動を戒めた」「まだ捕まっていない同志を思い、獄外同志やその他の協力者への連累を食い止めるべく吉田東洋暗殺を否認し続けた」そうですけど、今までが今までなのでそんな描写はもちろんありません。

さて本当だったらメインテーマの龍馬とお龍の出会いのシーンですけど……なんか、少女漫画みたいだった。借金の形に連れて行かれた妹のために「やつらは殺してもかまわん」と必死のヒロインとか、それを「偶然居合わせて」止める主人公とか、実に都合よくやりとりされる5両のお金とか、ヒロインの危機を救ったのにそれを気にせず他の事を悔やんでいる主人公とか、それを「このヒト、何?」とか思いながらもじっと見つめるヒロインとか、一連の流れがね。以蔵がつかまってまた何も出来なかったと龍馬が嘆くシーンでは(非常に、珍しく)結構グっと来ましたけど、でもそれは少女漫画だったからかも。

今週のこれは!? イギリス大使館の人のオカマっぽいのが非常に気になりました。

さて来週はいよいよ池田屋事件、確率から言って演出は梶原さん率が高めだけど、大穴で真鍋さんもアリかも。油断は出来ない(って、大河ドラマって油断してみちゃダメなのか!?)。
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テーマ:龍馬伝
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
>「半平太伝」の最終回(ええ、「龍馬伝」第2部最終回ですが)が7月11日、参院選予定日に延びていたことぜよ。

しかしなんで武市さんの最大の見せ場の回を参院選の日(視聴率さいやくの数字)にぶつけるのはなんちゃーわからんぜよ
え~~ということは、第三部開始の時、一般ピープルは武市、以蔵はどうしたん武市は殺され、以蔵は生きて潘追放とそんなあほなことになるのか

それにしても 武市さんの獄中闘争はせつないなんかすぐにはいちゃうそうないきおいの泣き顔
以蔵と新撰組との殺陣場面思わず仮面ライダー同士やり合ってるぞと下らん事思いながら見てました
2010/06/01(Tue) 12:22 | URL | 刹那 | 【編集
まだ見てないんですよね、本編。
tsumireさんが貼ってくださった画像だけでも
半平太さんが可哀相で・・・(T_T)
「イチ、老けたなぁ」とちっくと思ってしまいましたが。

で、今晩は「チェイス」祭第一夜ですね。
私は見ないけど。
そして、「絶対零度」では、”なんちゃってタッキー”(←失礼っ!)が
台詞のある役で出そうですね。
ちょっと楽しみ♪
2010/06/01(Tue) 12:56 | URL | Macky | 【編集
>原田泰造他の新撰組の面々が渋くてカッコええ

すごくスタイリッシュで驚きです。こんなパターンもアリなんだなあ・・・。羽織の浅黄色が、あざとい水色になってることも多いですが、いいですねえ、このモノクロームな組み合わせ。おっしゃるように、よけいな説明がないのも、クールです。

泰造さんの表情見て、思わず、「昆虫だーッ!!」とつぶやいてしまいました。もちろん、誉め言葉です(笑)。いやいや凄い局長ぶりです。
2010/06/01(Tue) 17:48 | URL | 黒いひよこ | 【編集
>ま、見るかどうかはわからんけど。

ここの「龍馬伝」コーナーがなくなると、ドラマ本編の面白さも半減しちゃうじゃない!見終えた後のチャチャ入れが楽しいんだから(笑)
今回のチャチャ(?)はTsumireさんもいう通り、龍馬くんのアホぶりですね。
勝海舟の存在を加尾から聞いた回でも思ったけど、この龍馬は情報収集力は無さげで、海軍のお勉強の回でも一人だけ理解できないオバカに描かれてたし、時々こりゃ「ルーキーズ」か!?って思う事も...。愛と友情はバッチリだもんね。
でもぉ~東洋始め様々な大物から求められる存在なのだから、もっと剣以外の能力も高く描いた方がいいような気もするのだが、以蔵が捕まって縁側で泣いてる図がかわいいので許す。←結局、まんまと演出にだまされてる?

>今回の以蔵は本当、よかったです。

ほんと、ほんと。もうババッちさ、弥太郎並だけど(笑)

しかし、泣いてる龍馬くんといい、不憫MAXな以蔵といい、うちら(一応)女ですから、素直にウケてますけど、オジさんたちにはこの「龍馬伝」どうなのかしら?
2010/06/01(Tue) 20:17 | URL | oha~ | 【編集
>「龍馬(福山雅治)って、バッカじゃないのーー!」と(今更だけど)心の中で叫んでいた私です。

わたしなんか、「うそーん」って声に出しちゃってたわよ。お尋ね者の以蔵を、誰彼かわまず捕まえて人相書き見せて探してたけど、最近の少女マンガでもそんなベタな探し方はしません(多分)。第一、龍馬自身が脱藩者でお尋ね者の身の上じゃないんかい!
あんな大声で探し回ったら、ゴキブリホイホイみたいに、新撰組を逆に呼び寄せることになるんじゃないのか?
お龍さんに五両あげた時も、今から妹を取り返すべく、やくざものとの交渉に出向くというのに、付いて行ってやらんのも不思議。あーんなにお節介な………もとい、人のいい龍馬さんなのにぃ。

>ここにきて山内家の成り立ちから~もっと早くに言っておいてくれたらもっとよかったのにー

ほんとだよー。そしたら下士がなんであんなに虐げられてるのかがすんなり理解できたし(こちらのコメントで教えて頂くまで、知らなかったさ)、不条理な悔しさももっと伝わってきたのにさぁ。
わたくし、最近ドラマでここまでイチャモンつけたこと、無かったですよ。だって、今までは「つまんねー」と思ったら、さっさと視聴するのをやめてたから。「龍馬伝」はなぜここまでブツブツ文句を言いながらも見ていたのかというと、やはり心のどこかで応援していたし、捨てきれない魅力が(美術や音楽、等等)あったからな訳で。
しかしその大きな要因の一つの半平太が消えるとなると、よっぽど他の要素で頑張って頂かないと、脱藩しちゃうなぁ………(他の要素と言ったからといって、突っ込みどころを更にボリューム並びにグレードアップされても困るんだけどさ。そんな邪道な楽しみ方を一年も続ける体力は無いよ)

不憫萌えの方々は、まだ以蔵が魅せてくれるからいいなぁ。わたし、心が鉄で出来ているせいか、不憫では萌えないんだよね~(劉の体育座りも全然キュンとこなかったもん)

とりあえず、タッキーのシーンは見ようかな♪
2010/06/01(Tue) 20:22 | URL | suika | 【編集
>しかしなんで武市さんの最大の見せ場の回を参院選の日(視聴率さいやくの数字)にぶつけるのはなんちゃーわからんぜよ

すっごくよく解釈すれば、じっくりと半平太切腹回を描写したかったのかもしれんですけど、本来の「半平太伝」最終回放映日だった7月4日のサブタイトルと来たら「龍馬の大芝居」ですってーー(棒読み)。あーあ、あのおバカさんな龍馬が半平太を救うためによけいなことやらかすような嫌な予感がするタイトルですよね。オマエはなんもせんでいいわいっ(←主役に対して)。ま、一番の目的は、第3部第1回目を参院選予定日にぶつけたくなかったんでしょうけどねー。

>武市は殺され、以蔵は生きて潘追放とそんなあほなことになるのか

公式サイトでは現時点(6月1日)では「半平太、切腹。以蔵、処刑される」って出てますけど、また何か書き変わったりして。

>以蔵と新撰組との殺陣場面思わず仮面ライダー同士やり合ってるぞと下らん事思いながら見てました

ふふふ、佐藤健ね、「仮面ライダー電王」に出ていた時は(家人が毎週見てたのだ)まさかここまで化けるとは思わなかったなあ。しかしNHKもイケメンライダー上がりを3人も(佐藤健、松田悟志、栩原楽人。でも要潤も入れたら4人か?)取り押さえちゃって、抜け目がないよのう。
2010/06/01(Tue) 22:32 | URL | tsumire→刹那さん | 【編集
>tsumireさんが貼ってくださった画像だけでも
>半平太さんが可哀相で・・・(T_T)

あら、これから7月11日まで半平太お気の毒祭り絶賛開催中じゃあございませんか。今からそんな事言ってちゃ7月11日を乗り切れないぜよ。

>「イチ、老けたなぁ」とちっくと思ってしまいましたが。

イ、イチ……。確かにすっげー老けっぷりかも……。苦労したのね。

>で、今晩は「チェイス」祭第一夜ですね。

私も見ないけど、でもまあ、まだ見てない人は見てみて楽しんでいただきたいものです。見た人も、結末が判ってて見るとまた別の意味で味わい深くて(笑)よろしいんじゃないでしょうか。

>そして、「絶対零度」では、”なんちゃってタッキー”(←失礼っ!)が
>台詞のある役で出そうですね。

あら、そいつぁあ知らなあんだ。 「絶対零度」は脇がいいんですけどねー、それを打ち消す強力な破壊兵器が上戸彩だしなあ。
2010/06/01(Tue) 23:13 | URL | tsumire→Mackyさん | 【編集
>すごくスタイリッシュで驚きです。こんなパターンもアリなんだなあ

新撰組というのはどのドラマでもちょっと特異なポジションにある連中で、何かこう、過剰なんですよね。それをビジュアルでおおと思わせてくれただけでなく、説明好きなこのドラマが(笑)余計な解釈なしに(以蔵や龍馬にとっては「あいつら、一体誰なんだ!?」な存在なわけだし)スピーディにクールに登場して、カッコええだけでなく不気味さも十分でようございました。

>泰造さんの表情見て、思わず、「昆虫だーッ!!」とつぶやいてしまいました。

ふははは。「昆虫って、表情判らないものね」(笑)
2010/06/02(Wed) 06:25 | URL | tsumire→黒いひよこさん | 【編集
>今回のチャチャ(?)はTsumireさんもいう通り、龍馬くんのアホぶりですね。

主役なのにねぇ。勝塾でもほんと、お勉強についていくのがやっとみたいな描写ってどうなの?と思っていたけど、そのバカさ加減の説得力描写をしなくてもいいのにー。

>こりゃ「ルーキーズ」か!?って思う事も...。愛と友情はバッチリだもんね。

なるほど、勝塾は「龍馬伝」の学園ドラマパートか。塾頭の有薗さんは学園ドラマにはつきものの厳しい教頭先生、と。ま、映画「ルーキーズ」は大友さんにとっちゃ映画「ハゲタカ」の最大級のライバルだったし?(って、「ルーキーズ」の方は相手にしてねーよ)。

>でもぉ~東洋始め様々な大物から求められる存在なのだから、もっと剣以外の能力も高く描いた方がいいような気もするのだが

もしかして他をsage描写しているから、別にいいと思っているんじゃねーの。別にすっごく頭がよさげに描写しなくてもさ、以蔵探し場面でも自分なりに得た情報網を使って密かに探すという風にするだけで、
1.当時の状況、非常に物騒でただ事ではない社会背景が伝わってくる
2.龍馬にそれだけの人脈と交渉能力があるということがわかり、のちのちの薩長同盟成功の伏線にもなりうる
3.以蔵の切迫感がより強く感じられ、あの錯乱ぶりにより説得力がでる。
…のに、もったいねーことしているだよ。大友さんもなんでここを一番に手直ししなかったのかなあ。

>オジさんたちにはこの「龍馬伝」どうなのかしら?

私のまわりでは女子も男子も「龍馬伝」を見ている人がいないのでようわからんのう。あ、同僚の練馬のS嬢が見ていて、なおかつ彼女のメンタリティは非常に保守的でかなりオッサンに近いので(←ひどい)、改めて感想を聞いてみたい所だけど、オフィスを引越ちゃったもんで、しばらくは会えないんだよなー。うちの父親は女子供大河(「篤姫」とか「おんな太閤記」とか)でない場合は見ているみたいだけど、どうなのかなあ。
2010/06/02(Wed) 06:54 | URL | tsumire→oha~さん | 【編集
>お尋ね者の以蔵を、誰彼かわまず捕まえて人相書き見せて探してたけど

あの場面は今まで少しずつ描かれてきていた「龍馬ってバカ?」描写に説得力を与えてくれる重要な場面なんですよ、きっとー(棒読み)。

>付いて行ってやらんのも不思議。

ま、あそこは龍のためにわざわざだした5両じゃなくて、捨てるよりはましと思って出しているだけだから、そこまで龍の事を考えてないっつーことでいいんじゃねーのー。何せ以蔵のことでいっぱいいっぱいだったみたいだしー。HDDもメモリも容量があまりないから、いっぺんに色んなことが出来ないって描写の説得力はあったよねー(←ひどい)。龍馬はボディラインとか筐体のデザインがよくて性能もOSも最新、でもHDDとかメモリが今一つなPC、半平太は昔ながらのふっるいPCでHDDもメモリも当時としては十分だったけど、今使うとちょっときついし使えないアプリも結構ある、でも一生懸命頑張っているよねなPCかなー(なんだ、この例えは)。

>なんであんなに虐げられてるのかがすんなり理解できたし、不条理な悔しさももっと伝わってきたのにさぁ。

ねぇ。ああいうのが少しでも前の段階で描けていれば、土佐勤王党成立や半平太が極端な行動に出てしまう状況の説得力も段違いだったろうにさー。もうすぐ「半平太伝」も終るけど、色々と本当にもったいないことでございます。

>他の要素と言ったからといって、突っ込みどころを更にボリューム並びにグレードアップされても困るんだけどさ。

私も自分が見ようと言う気力があまりないかもしれん上に、suikaさん他の皆様のツッコミをもらえそうにないとさびしーわー(あれ? 棒読み?)。

>不憫では萌えないんだよね~

suikaさんは悪鷲津萌えだからなあ。7月11日までの半平太は、黒はんぺんでも不憫でもないし。
2010/06/02(Wed) 07:36 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
いやはや、今回ほど龍馬くんのアンポンタンぶりをハッキリさせた回は無かったのでは。
龍馬はファースト脱藩で、薩摩やら、あちこちに潜伏していて、その間に「凄みのある男になっちょった」と弥太郎が説明してくれていたはずだったのに、凄みも脱藩経験で得たものも、どっかに落としてきたらしい。
学習能力なさすぎ。
主人公を底上げするチャンス場面なのに、どーいて、わざわざマヌケにしか見えない行動をさせるのかなぁ…。
まさか、第3部で登場するときに、「龍馬はいつの間にか賢い男になっちょった。」と弥太郎が言ってくれるなんてことはないだろうな。

大友さんの演出で全体のレベルが高かったので、尚更に脚本の細部の雑さが目立ちました。
いちいちツッこんでしまう自分の小姑根性がいけないのしら…とも思ったのですが、tsumireさんはじめ、同意見複数でしたので、なんだか安心。(小心者)

>>原田泰造他の新撰組の面々が渋くてカッコええ

近藤局長が喋った途端、ガッカリぜよだったらどうしよう…とハラハラしてましたが、セリフも極端に少なく大丈夫でした。(失礼な…)
『龍馬伝』の新撰組は、あえてキャラをつけず、徹底的にクールなプロの戦闘集団、幕府のオフィシャル人斬り集団として描かれていて、あのスタイリングと相まってカッコイイです。
徹底的に人間味を排除しているので、得体の知れない怖さが強烈ですね。
これは本当にうまいです。

>>ここにきて山内家の成り立ちから土佐での上士と下士が生まれた訳とその差別の言われが大殿様(近藤正臣)から語られたり

なんでこのタイミング?
さすがの脚本家先生も、龍馬のドラマを見るような人は、土佐の身分制度の歴史を知っているはずだ、とか、自分で調べろよ、とか思っているわけでもないでしょうけれど…。(笑)
半平太の入牢まで引っ張ったのには、効果を狙った計算があるのでしょうが、それでも、ここまで引っ張ったことによって失った効果のほうが大きい気がします。

前述の龍馬のマヌケっぷりもそうなのですが、脚本家大先生は、ラクしようとしすぎてると思います。
このドラマは、関わる人々の熱意も意識の高さも、センスも技術も本当に高レベルなので、脚本が色々と細部の補強を怠りすぎると、目に付いちゃううんですよ。
勿体無いなあ。

>>7月11日、参院選予定日に延びていたことぜよ。

第27話のサブタイトル『龍馬の大芝居』が不吉っす…。
頼むからおとなしくしとってつかぁさい、龍馬さん。
それと、この日程だと、武市先生が壮絶な最期を遂げた直後に、濁った目の政治家達の顔をやたら目にすることになるのがイヤだなぁ…。

2010/06/02(Wed) 21:23 | URL | 美冬 | 【編集
>いやはや、今回ほど龍馬くんのアンポンタンぶりをハッキリさせた回は無かったのでは。

本当ですよ……。もう、ね、私も散々文句言ってきて最近はすっかり諦めの境地だったんですけんど、さすがに今回のコレはアホすぎなのにさ、大友さんもなんでここを手直ししないかね。半平太と以蔵にかかりっきりでそれどころじゃなかった? それともまさか大友さんもあの龍馬でOKなのか!?

>凄みも脱藩経験で得たものも、どっかに落としてきたらしい。学習能力なさすぎ。

そういや「凄みがある男」って設定だったけ。いやー、あんまりにもアンポンタンですっかり忘れてましたよ。つまりは凄みレベルにまでいっているアンポンタンっつーことだったのかしらー(棒読み)。

>まさか、第3部で登場するときに、「龍馬はいつの間にか賢い男になっちょった。」と弥太郎が言ってくれるなんてことはないだろうな。

あー、あり得るわ……。でも奥様、1回延ばしになった「半平太伝」最終回の1回前のタイトルが「龍馬の大芝居」ですからね、なーーんかここでもやらかしてくれるような嫌な予感でですわ。

>大友さんの演出で全体のレベルが高かったので、尚更に脚本の細部の雑さが目立ちました。

そうそう、大友さんは前回のアレがあったからすっごく心配してたんですけんど(あら、私の立ち位置ってもしかして大友さんの婆様?(笑))、今回はよかったです。それだけにねえ、脚本がアレだもの。小姑根性も何も、こんだけのクソ脚本に何も言わずにいられるかっつーの。

>近藤局長が喋った途端、ガッカリぜよだったらどうしよう…とハラハラしてましたが、セリフも極端に少なく大丈夫でした。

ふふふ。私、宮迫も原田泰造も最初に見たのがお笑いではなく、ドラマでしたのであんまり心配はしてなかったんですよね。宮迫は最初に「きらきらひかる」で見た時に、「この人、誰!?」って思いましたし、あの林さん脚本の「ビッグマネー」で長瀬の敵役だった原田泰造はなかなかのワルでよかったんですよ。

>徹底的に人間味を排除しているので、得体の知れない怖さが強烈ですね。

ここ、いいですよね、ここはやはり演出が効いてますよね。

>それでも、ここまで引っ張ったことによって失った効果のほうが大きい気がします。

結局、歴史ドラマの文法をわかってなかったのかなー、福田さんって。

>このドラマは、関わる人々の熱意も意識の高さも、センスも技術も本当に高レベルなので、脚本が色々と細部の補強を怠りすぎると、目に付いちゃううんですよ。勿体無いなあ。

もうね、「もったいない」という言葉はこのドラマのためにあるんですよ……。

>第27話のサブタイトル『龍馬の大芝居』が不吉っす…。
>頼むからおとなしくしとってつかぁさい、龍馬さん。

いやー、無理無理。半平太さんのためにまたアンポンタン炸裂ですよ。今回の以蔵のためのアンポンタンpart2ですよ。もうオマエはだまってろっつーの(←主役に対してこの言いよう)。

>それと、この日程だと、武市先生が壮絶な最期を遂げた直後に、濁った目の政治家達の顔をやたら目にすることになるのがイヤだなぁ…。

でもまあ、鳩山さんの出る回数が減ったのはまだよかったのかもね(遠い目)。
2010/06/04(Fri) 22:08 | URL | tsumire→美冬さん | 【編集
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