龍馬伝 第32回
このところ色々忙しくて(同人誌の原稿も、即売会配布用のチラシも描いてないのに!)「龍馬伝」も今日まで見ずじまい、定期購読している「ザテレビジョン」のあらすじ紹介も読んでないので話がどう進んだのか全然わかってなくて、しかもRSSリーダーで表示される他のブログ主さんの龍馬伝の感想タイトルが「はぁ??」な内容、自分の感想を書くまでは内容を読まない事にしているので意味不明で気になる上に、suikaさんのタレコミで今更ながらにいっけい(千葉重太郎役、渡辺いっけい)が再登場、そしてエイトさんのタレコミで龍馬(福山雅治)の危機管理意識ゼロというのだけはわかっちょった訳ですが(笑)、いやー、いっけいがまさか龍馬にプロポーズしにくる展開とは思わなかったぜよ。「僕があきらめきれなかった」って、この時期に(はい??)その台詞ですか!?

[あらすじ]
「下関に来なかった西郷(高橋克実)を追い、京に来た龍馬(福山雅治)と中岡(上川隆也)だったが、薩摩藩邸には入れず、龍馬は寺田屋へ。そこで龍馬は、お龍(真木よう子)が新選組・近藤(原田泰造)の酒の相手をさせられているのを救う。千葉重太郎(渡辺いっけい)も龍馬を追いかけ寺田屋に来たが、龍馬が大きな仕事に挑んでいると知り江戸へ去る。西郷に会った龍馬は、再び薩長を結びつけるため、思いがけない策を提案する」(NHK番組表より)

有明のお城で明日から開催される舞踏会、明日13日の金曜日のジャンルが「大河ドラマ」(TV・映画・芸能)、15日の日曜日のジャンルが歴史っすよ。みんな大忙しだなー(←完全に他人事)。ま、私は創作少女漫画ジャンルだし、新刊もないので日曜日の西ホールではまったりと過ごしますけど(開き直り)。

さて。今回の「狙われた龍馬」ってタイトル、この内容からするとなんかビミョーに外していると思うんだけど。近藤勇(原田泰造)他の新撰組に狙われているってことだったわけ? なんか話自体はあんまり狙われていてスリルとサスペンスに満ち満ちたっていう展開じゃなかったし、それどころかお龍さん(真木よう子)を助けるためにわざわざ近藤勇の前に姿を現しちゃっているもんだから、見ているこっちがおいおいおい、もう少し考えて行動しろよと突っ込みたくなるような成り行き。確かにこれじゃあ最終回で殺されちゃっても仕方がないかもねえ。はっ、「狙われた龍馬」って、もしかしていっけいに狙われてあんなことになっちゃって、という意味か!? いやー、いっけいったら、風呂場で裸の龍馬にいきなり抱きついてあんな(略

ま、龍馬の事はどうでもいいや。ラブストーリーの展開も少女漫画みたいだったし(棒読み)。それよか問題なのは中岡さん(上川隆也)かなあ。なんかやな感じのフラグが立ってましたね。熱血青年の中岡慎太郎がつば飛ばしながら西郷どん(高橋克実)に長州との連合を訴えても動かない所を、「冷静」で「全体を見渡している」(ってことになっている)龍馬が、「現実的なアイデアを提供する」事で、薩長同盟へと一歩前進ですよ。中岡さん、完全に龍馬さんのアテ馬。実際には中岡慎太郎の方が積極的に動いていたらしいという史実はこの際別にどうでもいいですよ。でもさー、ここでまた半平太さん(大森南朋)の時のように、龍馬をもちあげるためのコマに使うって、どうよ。対照的なキャラを使う事でそれぞれのキャラの持ち味がくっきり……っていうレベルじゃないように見えましたわ~。

はあ……今更ながらに半平太さんがもう出ないのが寂しく、そしてあんな扱いをされてしまっていたのが本当に残念でしたよね。特に今回は平和な龍馬とお龍さんの朝餉のシーンがあっただけに、半平太さんとお富さん(奥貫薫)のあの最後の朝餉のシーンが思い出されて、まだ見たかったと思いましたよ。やっぱり大森半平太スピンオフを見てみたいよ、大友さん……。そしてせめて中岡さんは武市さんみたいなことにはしないであげてつかあさい。

でもって先週西郷ごんが桂さん(谷原章介)達長州との約束をドタキャンしたのはやっぱり幕府の隠密のせいだったのね~。先週あんだけ「隠密」っていう手垢のつきまくった「時代劇っぽい」単語を使うのはやめとけって言ったのに~。でも先週程には浮いて聞こえなかったのはもしかして演出が梶原さんだったせい? 今週と先週と比べてみて見ると結構違いがよく出てましたよね。先週はアップが多く事件が盛りだくさんだったのにも関わらずドラマ的には非常に平坦だったけど、今週は全体的に捉えるシーンが多く、なんといえばいいのか、歴史劇を撮ろうとしている視線を感じました。

で、今週はやっぱりアレですね、近藤勇ですよ。昆虫みたいだったけどね(「昆虫だあ」by大友D)。お龍さんに入れあげて寺田屋に毎日通って来ているって……まさか寺田屋騒動はそれが原因とかというトンデモ展開になったりしないですよね? そして毎回気になるのはラストの「龍馬伝紀行」ですよ。ドラマの中で散々な描かれ方をした人物のフォローのためにあるんでしょうか、アレは。今週は中岡慎太郎だったっつーことは、ちょっとあんまりな描写だったと言う意識はあるわけか? だったらドラマの中できちっとフォローしてくれよ。

そして来週はグルーバルなー、平和主義だったはずのー、龍馬さんがー、武器商人に! ま、龍馬の事はどうでもええがじゃあああ。
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テーマ:龍馬伝
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
いやー、申し訳ない。tsumireさんはゲゲゲの向井理みたいに妖怪いそがしにとりつかれてるから、記事はすぐにアップ出来ないだろうけど、ドラマはリアルタイムで見てるとばかり思ってたからさ~。
いっけいは好きだから出てきて嫌な気はしないけど、今更出す意味が分からなかったんだよね。なんかこの後まだ何かネタがあるのかしら。前回の妹の気持ちを代弁するときのコントといい、今回の台詞といい、受け狙いの下心が見え見えだと思うのは、わたしの心が汚れちまってるせいかしら。創作少女漫画家(新刊は無いけど)はどう思う?

>なんかやな感じのフラグが立ってましたね。

立ってたねぇ。登場時期も、半平太さんからバトンを受け継いだとしか思えないタイミングだし。

>対照的なキャラを使う事でそれぞれのキャラの持ち味がくっきり……っていうレベルじゃないように見えましたわ~。

そうなんだよねぇ。半平太さんのように龍馬と対立するわけでもなく、性格も今のところ熱い男というだけで、それなら亀山社中にもゴロゴロ同じタイプがいるしなぁ………
キャラをしっかり立ててもらえない上に、age要員に使われるのでは、あまりにもお気の毒。まぁ半平太さんのように入れ込んでいるわけではないので、見ててもいらいらはしないけど。

>昆虫みたいだったけどね

大友作品では褒め言葉だよね。

>ま、龍馬の事はどうでもええがじゃあああ

この点に関しては、我々の姿勢は第一回から本当にブレが無いよね。(脱藩者も含めて)
福山雅治はよく頑張ってると思えるのに、龍馬はどーでもいい。おばちゃんず(と、一部のおじょーさまず)ってほんと一筋縄ではいかないな。
2010/08/13(Fri) 01:28 | URL | suika | 【編集
もう残された時間少ないのに、なんか強引に恋愛ネタと龍馬の裸を持ってきましたなあ。
やはり、視聴率対策でしょうか。
この先、走り続けないと近江屋に辿りつけないんじゃ…。

>>他のブログ主さんの龍馬伝の感想タイトルが「はぁ??」な内容

あー、ウチは毎回「はあ?」なタイトルだから、拙宅のことではないですよね。(胸張って言うな。)

重太郎センセのアレは、なんだったんでしょうか。何のために物騒な京都に来たのかね。
千葉兄妹が人気だから出したのかしら。

>>もしかしていっけいに狙われてあんなことになっちゃって、という意味か!?

HPでり鈴木どんのドヤ顔感漂うコメントを見ると、残念ながら、そのようですね。
たぶん、腐女子市場を狙ってるんですよ。
色々と間違っちゅー…。
つか、こんなことやってる場合かい、と突っ込みたいし、やりすぎな設定なんだけど、やっぱり、梶原さんのバランス感覚と、ドラマを確実に堅実に作り上げる腕前のおかけで、中岡慎ちゃんのこと以外は楽しく見られました。
近藤さんも、確かに今後ヤバイ感じがするんですけどね。
敵役だから、或る程度のことは覚悟してますけど、せっかくクールなプロ集団として描いていたのに、あんまり下げてしまうと、第2部での、あの徹底したイメージ戦略なんだったの?と意味不明になってしまいます。
寺田屋事件の発端がこれだったら、絶対に許せないぜよ。
でも、やっぱり、なーんかキナ臭いのは否めないんです。
新撰組ファンは大派閥だし濃いので、寺田屋事件が女絡みの私怨でとなったら、暴動が起きるかも…(汗)

武市vs東洋の時みたいに、思想信条や立ち位置からのぶつかり合いっていう発想が、F田さんには欠如してるのではないかと思ってしまいます。
人間の行動はすべてパーソナルなものが発端だと思っているのか、はたまた、そう描いたほうが「バカな国民」には理解しやすいと思ってるのか。心配だ。

中岡については、やはり鈴木どんのコメントがキナ臭い。
私が仲良くしている同僚は長年の中岡ファンで、ものすごーく心配しています。
「もう龍馬伝を気楽に見られないわ。」とつぶやく姿に、先日までの自分を見る思いですよ…。
上川さんの演技力や存在感が確かなだけに、余計に不安になる気持ち、よっくわかります。

>>今更ながらに半平太さんがもう出ないのが寂しく

そうなんでよねー。
私も、かっこいいけど複雑さの足りない人物が多い第3部で、やっぱり半平太が懐かしくなています。バランスの悪い一貫しない描かれ方をされていたけれど、陰影に富んだ魅力的な表情を見せてくれるキャラが、いなくなってしまった今、物足りないのです。
ああ切ない。

では、有明の夏、酷暑に負けずに行ってらっしゃいませ♪
2010/08/13(Fri) 02:13 | URL | 美冬 | 【編集
>ドラマはリアルタイムで見てるとばかり思ってたからさ~。

日曜日の夜は、翌日から子どもが北海道に行っちゃうんで色々買い物しててリアルタイムで見られなかったんだけど、そうなるとあとはずるずる見ないままになっちゃうんだよなあ。でもまあ、いっけいは予告編に確か出てたんじゃなかったっけ? ま、とにかく無問題!

>いっけいは好きだから出てきて嫌な気はしないけど、今更出す意味が分からなかったんだよね。

福田さんにとっては都合良く動かせてなおかつおいしい動きをしてくれる手頃な駒なんだよ。

>受け狙いの下心が見え見えだと思うのは、わたしの心が汚れちまってるせいかしら。創作少女漫画家(新刊は無いけど)はどう思う?

汚れていようが汚れていまいが(笑)、「狙っている」のは確かなんじゃないのかなあ。ただし鈴木CPと福田さんの狙いは少しずれていると思う。

>登場時期も、半平太さんからバトンを受け継いだとしか思えないタイミングだし。

おいしい料理は4等分して、それぞれ3ヶ月に1回ずつ出した方が、いつの季節もおいしく召し上がれるってやつかね。せっかく1年じっくりとやれる大河をなんだと思っているんだか。ドラマとしてちゃんとこしらえるつもりなら、せめて顔出し程度だけでも、第1部第2部でやっておくべきだったと思うけどね。

>キャラをしっかり立ててもらえない上に、age要員に使われるのでは、あまりにもお気の毒。

今更な熱血キャラぶりはどうかと思うし、かといってヘタな出し方をすると絶対龍馬を食っちゃうし、刺身のつまにでもするしかないのかしらね。まあ半平太さんのときのようにそれでやきもきすることはないから別にいいんだけどね。

>福山雅治はよく頑張ってると思えるのに、龍馬はどーでもいい。

このドラマで一番お気の毒なのは福山雅治なんだろうね。すごく頑張っているのにあんなキャラを演じなくてはならず、かといって香川照之のように与えられたキャラを越える人物像も築けず、また大森南朋のように自分を空にして人物を演じきることも出来ない。武田鉄矢や田中泯のように本人の存在感そのもので役を圧倒する事もなく、さらにピエール瀧のように「キャスティングした方が悪い」と開き直る事もできない(笑)。製作者が思い描く「龍馬」を真面目に演じようとすればするほどドツボにハマっていくだけだもんね。いやはや、ほんとお気の毒。
2010/08/13(Fri) 22:12 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
>この先、走り続けないと近江屋に辿りつけないんじゃ…。
 
今回が第32回だから確か48回やるとして、後16回? 多分第47回で斬られて、第48回でご臨終+走馬灯シーンだろうから(笑)、実質後14回じゃん、走るスピードもそうとう出さないとゴールできないよね。ラブシーンは丁寧に描いているから、寺田屋騒動で1回分(もしかして2回か?)、結婚式で1回、新婚旅行で1回ずつ描いたらあと11回? だめじゃん。

>>他のブログ主さんの龍馬伝の感想タイトルが「はぁ??」な内容
>あー、ウチは毎回「はあ?」なタイトルだから、拙宅のことではないですよね。

ほほほ、美冬さんのところと「妄想大河ドラマ」さんは毎回タイトル込みで楽しませていただいてます。

>重太郎センセのアレは、なんだったんでしょうか。何のために物騒な京都に来たのかね。

いっけいは福田さんの便利な手駒なんですよ。そういえば私、今回の第32回を見た時に一番思ったのは「お前ら、盗み聞きし過ぎだ!」でした(笑)。もちろん盗み聞きしたっていいんですけど、でも「盗み聞き」と言う種類のエピソードは、知られてはいけないことを当事者に知らせてしまうための一番楽な描写方法ですよね。もっと違うエピソードで当事者にある種の事実を知らせる方法があるのにそれを怠けて(端折って)直接聞かせちゃう。そういう工夫のなさが今回の千葉重太郎再登場に現れているような気がします。

龍馬とお龍さんの間に一時的なヒビを入れさせてお龍さんがもっと龍馬を意識するようになり、また龍馬の今の気持ちを説明させることができてなおかつ面白おかしくいじって動かせる便利な駒だと思いますね。だって今現在龍馬の周囲にいる他のキャラだとそこまで龍馬の私的な部分に踏み込めないですからね。亀山社中の連中では唐突だし、薩摩や長州の皆さんはそんなことしている場合じゃないし(笑)、長崎の皆さんは関係ないし、弥太郎は自分のことで忙しいし、龍馬の家族ではそこまで龍馬とお龍さんの間に刺激となる一時的なヒビを入れさせることはできず、中岡さんも登場してきたばかりなのでそこまで踏み込めないし。

>HPで鈴木どんのドヤ顔感漂うコメントを見ると、残念ながら、そのようですね。たぶん、腐女子市場を狙ってるんですよ。

えーーーーーーっ! マジ!? 鈴木CPのコメントは全然読んでないんだけど、なんだかなあ……。なんか鈴木CPと福田さんでは狙っているポイントがずれているような気がするんですよね。鈴木さんはよくいるような、よかれと思って余計な事をしてしまうオヤジのような気がします。どうだ、おもしろいだろ? いいだろ? 俺の言った通りだろといいそうなオヤジ(笑)。ある意味視聴者に向き合っているとも言えますが、人(視聴者)の言う事なんか聞いちゃいねえっつーか。

一方福田さんはこうすりゃこうなるというのを機械的にこなしているような気がする。こっちを動かしたらこうウケるというのはちゃんとわかっているというのを流れ作業でこなしているように見えてしまう。今現在、本当に物語作りを愛している? 自分が作り上げている世界や登場人物達を愛している? と聞いてみたい。

>近藤さんも、確かに今後ヤバイ感じがするんですけどね。
>でも、やっぱり、なーんかキナ臭いのは否めないんです。

もったいないですよね。せっかくいい感じのキャラクタに出来上がっているのに。

>人間の行動はすべてパーソナルなものが発端だと思っているのか、はたまた、そう描いたほうが「バカな国民」には理解しやすいと思ってるのか。心配だ。

んーー、まあ、パーソナルなものが行動の発端でも別にいいんですよ、人の気持ちの動きが実際の行動につながる方が、見ているものにはわかりやすいし、信条や信念で命をかけて行動しているこの時代の人の事を、毎日のほほんと暮らしている私達がどれだけ理解出来るかっつーと、なかなか難しいのかもしれない。

でもその気持ちの描き方に説得力がなきゃ納得できねえし、きちんとどの気持ちがどう言う状況の中からどういう風に組み立てられて出来上がって来たのか緻密に設計されていないと、結局「吉田東洋に足蹴にされコケにされた私怨で暗殺した武市半平太」、みたいな上っ面しか残らない。これはこれで結構難しいことだと思うんですけどね。

>中岡については、やはり鈴木どんのコメントがキナ臭い。

なぬ!? 鈴木CP、そんなに余計な事いい散らかしているのか。

>上川さんの演技力や存在感が確かなだけに、余計に不安になる気持ち、よっくわかります。

ああ、そりゃファンの方には本当にお気の毒ですねえ。まあ残された時間が少ないから変な描写をされる時間もそんなになさそうなのが救いとなるか、はたまた短時間で龍馬のために便利に使われてしまうキャラになるのかがビミョーですね……。中岡慎太郎なのにー。

>バランスの悪い一貫しない描かれ方をされていたけれど、陰影に富んだ魅力的な表情を見せてくれるキャラが、いなくなってしまった今、物足りないのです。

これから先は事件が次々と起こるばかりですから、ただでさえ人間描写を端折っているこのドラマではもうじっくりと人を描いている時間なんかもないでしょうねえ。

>では、有明の夏、酷暑に負けずに行ってらっしゃいませ♪

ありがとうございます。暑さで生ける屍状態ですが、なんとかがんばります~。ああ、でも新刊がない言い訳をするのがつらい……(←自業自得)。
2010/08/14(Sat) 02:45 | URL | tsumire→美冬さん | 【編集
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