コミックマーケット78
8月15日は第78回コミックマーケットに参加してきました。当日スペースにお立ち寄りいただいた皆様、「ハゲタカ廃人日記」他の各種実録スチャラカ日記本を手に取っていただきました皆様、本当にありがとうございました。そして「全部、今年の夏の暑さが悪いんです(←意訳「新刊は今回ありません」)」という私のトホホな返答に、「次がありますよね」「次回、期待してます」「とにかく夏を乗り切って下さい」などなど励ましの言葉をありがとうございます。今、図に乗って北海道でのんべんだらりーんな日日をすごしております(てへっ)。

ところで前回(2009年12月30日)、新刊「ハゲタカ廃人日記」をお買い上げいただいた方の何名かが、あれからどうやら実際に「ハゲタカ」を見てくださったらしく、「見ましたよ」とお声かけいただきましたが、反応はくっきり、「面白かったです!」というのと「難しくてよくわからなかったです!」の2種類でした。でさー、なんとなく「ハゲタカ」は実は経済ドラマというよりは人間ドラマなんだから、この際「難しくてよくわかんないこと」はすっ飛ばして見ちゃってもいいんじゃないのか? とか思ったんですけど、邪道でしょうか?(笑)。

さて、私がとぐろを巻いていたのは例によって創作少女漫画ジャンルだったのですが、毎回、「ここは時が止まってるんじゃねーのか?」と思うくらい、サークル主催者の平均年齢が高くまったりとした一帯なんですが……このところ出している節操のない私の新刊のせいでしょうか? あたりを見回すと「創作少女漫画」の超端っこで動物ものや企画系、イロ物ジャンルに隣接しているみたいなんですけど。そりゃエッセイ漫画ばかりで本筋の創作少女漫画を描かなくなって早20年、致し方がないとは思うけどさー。

今回の助っ人もいつもの同僚M様と、M様の友人のSさんのお二人が夏バテでうすらぼんやりとしている私をヨソに私よりもテキパキと動いてスペースのセッティングをしてくれていたが、そこにいつものように新潟の女教師S川がやってくる(参照:2005年08月16日「昨日から北海道に来ています。」)。

S川「1年に2回はここに来てお前の顔をみないとな」
私「もしかして今回も3連チャン(三日連続でコミケ参加)?」
S川「当たり前だろ、昨日なんか2日目参加した後に千葉まで(サッカーの)試合を見に行ったぜ」
M様「有明でコミケ参加の後に千葉まで遠征ですか。相変わらずタフですねえ」
S川「頑張って応援して来た!」
私「で、今年は海外はどこに行ったのよ」
S川「南アフリカに決まってんだろ!」
M様、私、Sさん「あーーー……」
私「今年はワールドカップがあったんだっけー、もうすっかり忘れてたよ」
S川「0泊4日の旅だったよ」
私「で、どことの試合を見たの?」
S川「もちろんオランダ戦だよ!」
私「このトシでよく体がもつな」
S川「私もさすがに今回はつらかったよ。それで帰国後にフラフラになって学校に行ったら、今年は研究主任としての仕事もあって大変なんだろうって皆心配してくれてさ」
私「皆、サッカー観戦疲れとも知らずに」
S川「休んでいいよっていうから2日ほど休んじゃったよ。さすがに今回はねえ」
私「今回だけじゃねーよ、S川の旅は」

そんな訳で新刊もないので一日まったりとして、翌日はお仕事、翌々日もお仕事、この日は日曜日に在庫を運んだツケがきたのか体中がギシギシ傷んだのだが、2日目に痛くなるならまだいいほうかとか思いつつお仕事、帰宅後に次のコミケの申込作業を途中までして、翌々々日もお仕事をしてやっと夏休み。帯広では次の新刊のための原稿を描こうと思ってクロッキー帳と筆記具も持って来たのに結局使わなかったなあ……。いや、まあ、今度こそ新刊を出さなくては。ネタだけは本当に豊富にあることだしーー(遠い目)。

参照:
2010年1月1日「コミックマーケット77に行ってきました。
2009年8月22日「コミックマーケット76に行ってきました。
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コメント
今日は帰京してるんだよね?短い避暑でしたわね、奥様。(さすがの北海道も、日中はそれほど涼しくなかったみたいだけど)

>「難しくてよくわかんないこと」はすっ飛ばして見ちゃってもいいんじゃないのか? 

どんな作品であろうと(映画でも本でも)、わたくし昔からそのスタイルを貫いてるざます。だって考えるの、面倒くさいんだもん。面白ければそれでいいのさ。

>創作少女漫画を描かなくなって早20年

つまり、今のスタイルをとり始めたころに生まれた子供が、今年成人式を迎えると。さすがコミケ妖怪。

それにしてもS川さん、相変わらず豪傑だなぁ………
「その情熱はどこからくるんです」と、一度お会いして伺ってみたい。(でも取って食われないかな?)
とても同い年(だよね?)とは思えないよ。わたくしなんぞは、もうすっかり枯れております。(家から一歩も出たくないもん)

>今度こそ新刊を出さなくては。ネタだけは本当に豊富にあることだしーー

冬コミつーことですね。ほんとネタはどんどん降り積もってるのにね~
しかも怪しい探検隊の冒険は、まだまだ続行しそうだし。新刊、楽しみにしてるんだから頼みますよ奥様。(しかし矛盾してるようだけど、「ハゲタカ」の台詞おこしの作業の方もひじょーーに興味がありまする♪どんな形でもいいから、いずれ見せて欲しいなぁ。この作業に没頭しちゃうと、絶対新刊に影響出ること間違いなしだけど)

ところで記事の画像だけど、廃人日記→入院日記の順番で目に入ったので、tsumireさん、廃人病院に入院したんだっけ?と一瞬思っちゃったよ(抜け駆けは許さなくてよ!)
2010/08/22(Sun) 23:19 | URL | suika | 【編集
>さすがの北海道も、日中はそれほど涼しくなかったみたいだけど

毎度のことだけど、私が帰省する時に暑い日が続くってどゆことよ。やっぱり私が暑苦しいってことか(笑)。

>どんな作品であろうと(映画でも本でも)、わたくし昔からそのスタイルを貫いてるざます。

詳細が理解できればまたそれはそれですごく面白いんだけど、でも人間関係の部分を見ているだけでも面白いから最初はそれでいいんじゃないかと思うんだよなー。

>それにしてもS川さん、相変わらず豪傑だなぁ………
>「その情熱はどこからくるんです」と、一度お会いして伺ってみたい。

わしらと同い年なんだけどねー、なんだろ、あの「情熱」と体力。例えば台湾や南アフリカで「ハゲタカ2」のロケのエキストラ募集とかかかっていても、さすがに私も行かないわー(四国、九州、広島、京都、東北、北陸あたりでも行かないな。茨城、栃木、群馬だとビミョー。北海道は……不明)。ま、ヤツに体力・気力がないときに話しかけられると、HPがた減りだから要注意だ(笑)。

>新刊、楽しみにしてるんだから頼みますよ奥様。

ほほほ、私も次回は言い訳したくねえっす(←色々間違っちゅう)。

>「ハゲタカ」の台詞おこしの作業の方もひじょーーに興味がありまする♪どんな形でもいいから、いずれ見せて欲しいなぁ。

この作業、色々面白かったわ~。大昔予備校生時代にさ、萩尾望都の短編作品を模写したことがあって、これが漫画を描く上ですっごい勉強になった上に、色々わかったことが沢山あったんだよね。ページのコマへの読者の視線が入る角度と流れに対して、主人公の顔の向きや視線がそれに向き合うような角度の場合、作者は主人公の表情をまず一番に見せたい(そこから主人公の気持ちを色々読み取って欲しい)んだとか、反対の向きだと主人公ではなく主人公の視線の先にあるものを一番に見せたい(物語の状況や情景を見て欲しい)んだとか、俯瞰場面で作者が強調したいポイントは何かとか色々。今回の台詞起こしはこれに似たものを感じたなあ。

まあ、ドラマには映画ほどには思い入れがないので見た回数自体少なくて、私のようなドシロートには全然わかってない部分が沢山あるんだけど、今さらながらになるほど~と思った箇所が沢山あったわ~。で、台詞起こしのほうは台詞の聞き取りをメインにやったので状況説明他の部分は手抜きなんだけど、手元の資料を元に少し手直しして近日中にお見せできると思いますよん。乞うご期待(って、まだ第1話だけだけど)。

>tsumireさん、廃人病院に入院したんだっけ?と一瞬思っちゃったよ(抜け駆けは許さなくてよ!

だってさー、この暑さで重篤化しているしー(笑)。
2010/08/23(Mon) 14:10 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
tsumireさんバテバテなのに、こちゃこちゃ書き込みすんません。

>「難しくてよくわかんないこと」はすっ飛ばして見ちゃってもいいんじゃないのか? 

この、「難しい」っつーのがクセモノだと思います。
経済用語のことなら、分からなくてもなんとなーく見でOKだと思うけど(私も大して分かってない(^^ゞ)、極端に少ない台詞から読み取る「気持ち」の部分が難しくて面倒となると人間ドラマの素晴らしさが半減しちゃうかも~。

鷲津はビジネストークは雄弁だけど、プライベートトークって無いに等しいから(ちょっとあっても屈折してるし)、表情や流れでこちらが読み取らなければならないもんね。
鷲津が大切に思っているものは何なのか。鷲津が本当に目指すものは何なのか。
そんな風に観てきてしまって、サラッと楽しめるのかどうかも分からないくらい遠くに来てしまいました(笑)
でも、単純に「鷲津かっこい~~~♡」もあり!!ともモチロン思う(^^♪けど。
2010/08/24(Tue) 00:34 | URL | BOOKO | 【編集
コミケットプレス15を見ました
はじめまして。
つい先ほど、部屋の片隅にコミケットプレス15(2001年冬コミ号)が転がっているのが目に止まったので手にとったところ、裏表紙にtsumireさん(その号では違うPNでした)のマンガが掲載されていました。
「私がコミケに参加するようになって21年」という台詞を見て、今でも参加なさっているのだろうかと気になりサークル名で検索し、ここへたどり着いた次第です。今回の夏コミにも(新刊はなかったようですが)参加なさったとのことなので、初参加から30年が経過した計算になるのでしょうか。ずっと継続なさっているご姿勢に、深く感じ入りました。
ぼく自身は初参加から12年目になります。最近、生業としているライター業のほうで同人やコミケの歴史に触れる機会が増え、資料を集めたり、古参の参加者の方にお話を伺ったりしていますが、若輩者ゆえまだまだ知らないことが多いです。tsumireさんのような先達に敬意を抱きつつ、仕事と同人活動を続けていきたいと改めて思いました。
これからも、どうぞ頑張ってくださいませ。創作少女は好きなジャンルのひとつなので、機会があれば、スペースに立ち寄らせていただこうと思います。
2010/08/24(Tue) 04:59 | URL | Yuu Arimura | 【編集
>tsumireさんバテバテなのに、こちゃこちゃ書き込みすんません。

いつもお気遣いありがとうございます。でもそんなの全然無問題~。今朝は少しだけ朝の風が涼しくて、もうそろそろ秋が近いのかしらとか思いつつ、長期予報で「9月も暑さが続きます」というのを聞いてげんなりしたり(ふぅ)。

>極端に少ない台詞から読み取る「気持ち」の部分が難しくて面倒となると人間ドラマの素晴らしさが半減しちゃうかも~。

まあねえ。でもそこを読み取ることが(感じ取ることが)できないとか、そこが難しくてギブアップっつーなら、それはそれでもう仕方がないよね。でもさー、「「気持ち」の部分が難しくて面倒」っつーなら、「ハゲタカ」に限らず他のちょっと小難しい作品でも挫折してたりするんじゃないのかなあ。「ハゲタカ」とかその手のドラマって、普通に見ているだけでもちゃんと楽しめるけど、そこの部分を掘り起こす楽しみもあるドラマだから、1度で2度おいしい(2度といわず3度4度……限りなくおいしいけど(笑))んだけどさ。

>表情や流れでこちらが読み取らなければならないもんね。

でも大森南朋は本当にきちんと表現しているから、1度目はわからなくても2度目にはあれ?と思ったりするんじゃないのかなあ。まあ、1度目で挫折した人に2度目はないだろうけど。

>鷲津が大切に思っているものは何なのか。鷲津が本当に目指すものは何なのか。
>そんな風に観てきてしまって、サラッと楽しめるのかどうかも分からないくらい遠くに来てしまいました(笑)

本当に、遠くに……遠くに来てしまったかあ。……でも私、ドラマの方はそんなに見てないから、まだまだのような気もしているんだけど(笑)。
2010/08/24(Tue) 11:53 | URL | tsumire→BOOKOさん | 【編集
こんにちわ、はじめまして。コメントありがとうございます。

>裏表紙にtsumireさん(その号では違うPNでした)のマンガが掲載されていました。

もう随分と昔に描いたやつですね。ちなみに私は、本名、サークル名(風眠舎)、ハンドル名(tsumire)以外は使ったことがないので、サークル名か本名が載っていたのかもしれません(ちなみに私はこのブログでも本名はおおっぴらに言いふらしたりはしてませんが(笑)別に伏せてもいません)。

>今でも参加なさっているのだろうかと気になりサークル名で検索し、ここへたどり着いた次第です。

わざわざありがとうございます。今でも参加しているんですよ~、一部のヒトに「コミケの妖怪」と言われつつ(笑)。流れが速いコミケですが、私が居座っている創作少女漫画ジャンルは時が止まっているようなエリアなので、私でもどうにかこうにか細々と参加できています。

>初参加から30年が経過した計算になるのでしょうか。ずっと継続なさっているご姿勢に、深く感じ入りました。

初参加は川崎市民プラザで初めて開催された回でした。あのころは行列が建物の外側にまでできていたことにもびっくりしていたもんでした。また、川崎市民プラザでの最初の開催回ではサークルがジャンル分けされていなくて、すぐ近所が超有名ロリサークルさんと超有名漫画家ファンクラブさんだったので色々とカオスでした(笑)。コミケ終了後の反省会?みたいな場に集まって米澤さんのお話を聞いたのも懐かしい思い出です。

>最近、生業としているライター業のほうで同人やコミケの歴史に触れる機会が増え、資料を集めたり、古参の参加者の方にお話を伺ったりしています

移り変わりが激しいジャンルですが、そのように少しずつでも記録を残すというのはとても貴重な作業だと思います。いつの日かそれらの成果がまとまった形で発行されるのを楽しみにしています。

>これからも、どうぞ頑張ってくださいませ。創作少女は好きなジャンルのひとつなので、機会があれば、スペースに立ち寄らせていただこうと思います。

ありがとうございます。機会がありましたら、ほどよく発酵している30年物の妖怪を一度見物にいらしてみてください(笑)。
2010/08/24(Tue) 15:36 | URL | tsumire→Yuu Arimuraさん | 【編集
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