龍馬伝 第36回
最後の「龍馬伝紀行」を見てたら「龍馬が伏見奉行所の役人たちに襲われたのは深夜3時頃でした」とかなんとか言ってて、一緒に見ていた家人が「そりゃ心外だな、奉行所にしてみれば怪しいから業務の一環として捕まえにいっただろうに襲われたなんて」とつぶやいたので、そりゃまあそうだなとか思ったんですけど、それより何より午前3時に襲われたってことはこの時間にお風呂に入っていた訳ですよね、お龍さん(真木よう子)は。いくら船宿だからと言っても遅過ぎじゃね?

[あらすじ]「薩長同盟を成し遂げ、寺田屋に戻った龍馬(福山雅治)から「自分が薩長を結びつけ、日本はこれから大きく変わる」と告げられた弥太郎(香川照之)は土佐へ帰る。幕府は、龍馬が薩長の間に入っていることを察知し、伏見奉行が寺田屋を囲む。それに気づいたお龍(真木よう子)は龍馬に知らせ、龍馬・三吉(筧利夫)と奉行の激闘が始まる。左手を切られた龍馬が寺田屋を抜け出た後、出血で動けなくなったため、三吉は薩摩藩邸へ走る」(NHK番組表より)。

龍馬伝 第36回(9月5日放映)。いやー、先週の弥太郎(香川照之)の救出劇、ありゃ一体何だよとか文句言っていた訳ですが、はあ~なるほどね~、第4部の坂本龍馬(福山雅治)と後藤象二郎(青木崇高)の会談につなぐためのエピソードだったのね~~。ふ~~~~~ん、そうですか~~~。でも象ちゃん、前に弥太郎を使って龍馬を暗殺しようとしたこともあったしね~、もしかして龍馬暗殺犯後藤象二郎説の前フリ!? でもって今週の龍馬と弥太郎の無駄な会話、長過ぎ。その後の寺田屋騒動が面白かっただけに、この前半部分が本当に冗長に感じられましたわ。龍馬の台詞を聞いてて、アンタなんでそんなに国際情勢を把握しているわけ?(国際都市長崎で亀山社中と言う会社を経営して活動してればそりゃ色々わかることもあるだろうけど、そういう描写がないから説得力がねーよ)とか、なんでそんなに先の先を見通せている事になっている訳?とか、今更だけどやっぱり思っちゃうのな。だいたい秘密の会話だったらもう少しひっそりと話せっつーの。龍馬もおしゃべりだということになっている弥太郎にペラペラペラペラ秘密の政治情勢の話をしすぎ。おしゃべりなのはオマエだ!

さて寺田屋騒動(「寺田屋騒動ぜよ」じゃなくてよかったぜよ)。なるほどね、龍馬はお龍が知らせにくる以前に危機に気がついていたので、お龍が知らせにきた時も彼女の心配をした上で薩摩藩邸に行くように指示する余裕があったっつーわけですね。でも期待の(何の!?)入浴シーンはほんの一瞬だし(やっぱ皆様のNHKの、さすがの家族団らんのゴールデンタイム、天下の大河ドラマだからー?)、もう少し露出があるかと思ったお知らせ場面、袷一枚で飛び出したシーンも短いぞー(オヤジか?)。そしてさっすが人道主義の龍馬さん、ピストルを天井に何発も撃って威嚇し、捕まえにきた役人を人質に取って誰も殺さずに寺田屋から逃亡、ここはさすが大友さん、以蔵(佐藤健)の捕縛場面を思い出しますねー(5月31日「龍馬伝 第22回「龍という女」」)。ま、あんなに破壊されちゃった寺田屋はこれから大変だなーとも思いましたが(笑)。

で、薩摩藩邸に急を知らせるお龍さんの走りもよかったし、逃げる龍馬と三吉さん、追う役人たち、そして狭い路地で立てかけてあった竿竹を駆使して戦う三吉慎蔵(筧利夫)の殺陣が半端なく決まってましたよ! でもさ、龍馬さん、指を切られただけなのにもう本当に死にそうな感じで、歴史上の事実から「指を切られただけ」と知らなかったら、そして「龍馬伝」の残り回数を知らなければ、もしかして来週が最終回??てなぐらいの瀕死っぷり(笑)。そりゃ出血多量ならもちろん死にますけど、あの傷であの瀕死っぷりじゃ近江屋で最後に本当に斬られた時は一体どんなことになるのか楽しみですよ。まーねー、ここで死の影を見たことがのちの龍馬の行動にも関わってくるし結局お龍との結婚に至るんでしょうけどー。

さて来週は高杉晋作(伊勢谷友介)がいよいよ喀血しています! 龍馬の"ソウルメイト"(by鈴木P)だったのに退場近し! そして久しぶりに大殿様(近藤正臣)も登場! だったら久しぶりに中岡慎太郎もオマケ程度には再登場したりする? さらに弥太郎が何かに目覚めて叫んでます。……でもきっと養生する龍馬と看病するお龍のシーンがメインなんだろーなーー。
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テーマ:龍馬伝
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
ふふふ、画像ににんまりしました。今回の「龍馬伝」の主役は、死にかけている龍馬では無く、「やっぱりねー」とがっかりした声が聞こえるようなお龍さんでもなく、ましてや龍馬に説教されて苦々しい中にも何か痛い所をつつかれたような表情の弥太郎でもなく、この方三吉さんだなとわたしも思っていたので。熱いんだけど押し付けがましい熱さではなく、声高に叫ばなくても固い決意がしっかり見て取れる、そんな風情が溢れていました。(筧利夫ナイス!)

>で、薩摩藩邸に急を知らせるお龍さんの走りもよかったし

ええ、ええ。客寄せの入浴シーンより、こちらのお龍さんの方がよっぽど見ごたえがありました。良かったねぇ、あの走りっぷり。恥じらいなんかかなぐり捨てて、愛する男のために必死で走ってる感じがしっかり伝わってきました。

>でもさ、龍馬さん、指を切られただけなのに

そうなの?あんなに「ごめんちや」の出血大サービスをしてたので、てっきり手首あたりをざっくりやられて走馬灯状態に入ったのかと思ってたよ。(劉は致命傷を負っても出血ひとつしなかったのに)

>あの傷であの瀕死っぷりじゃ近江屋で最後に本当に斬られた時は一体どんなことになるのか楽しみですよ。

当然今回とは違うバージョンでお願いします。家族に向けての「ごめんちや」メッセージはもういいから。でも今までの龍馬の描かれ方と有名エピソードを絡み合わせれば、自分のことは放っておいて中岡どんのことを気にかけながら死んでいくんだろうなぁ………

>さて来週は高杉晋作(伊勢谷友介)がいよいよ喀血しています!

わははは。わたしも次週予告のこのシーンを見て、「tsumireさん、お待たせ!」って思ったよ。まぁあれこれ急がないと広げた風呂敷をたためなくなっちゃうからね。(たたみ切れずに終わるというケースも充分に考えられるけど)

余談だけど、弥太郎が自分の宿に比べ竜馬の宿が上等だと羨んでいたけど、洋ちゃん亡き今、寺田屋の支払いはどうしてるんでしょ。

①亀山社中のあがりから
②相変わらず実家からの仕送りで
③薩摩藩もち
④長州藩もち
⑤薩長両藩折半で(薩長同盟の龍馬提案部分)
⑥お登勢のおごり
⑦お龍が働いて返している

純粋にドラマを楽しめないこの貧乏根性が嫌(泣)
2010/09/06(Mon) 09:30 | URL | suika | 【編集
>今回の「龍馬伝」の主役は、……この方三吉さんだなとわたしも思っていたので。

いやあ、三吉慎蔵さん、よかったねぇ。できればもう少し龍馬に心酔するに至るまでを丁寧に描いてくれればもっとよかったけど、時間がないこの龍馬伝ではもはやしかたがないしね。また、大きな龍馬とはしっこい三吉さんのデコボココンビっぷりもよかったけど、とにかくあの殺陣がよかったよーーー。しかし先週、龍馬が三吉さんにむかって「よくしゃべる人だったんですね」みたいな台詞を言った時は、福田さんがメディアに出たらしゃべりまくりな筧利夫にアテ書きしたのかよとか思ったよ。

>愛する男のために必死で走ってる感じがしっかり伝わってきました。

さすが元陸上選手(違)。

>そうなの?あんなに「ごめんちや」の出血大サービスをしてたので、てっきり手首あたりをざっくりやられて走馬灯状態に入ったのかと思ってたよ。

まーねー、史実では確かに指を深く骨まで斬られてなおかつかなり弱っていたのも確かみたいだけど、でもそれは龍馬に持病があったからでもあるみたいだし。その持病(一説には慢性のマラリアとも)のせいで体が弱っていたために指を切られただけなのに、出血が止まらなかったらしいけど、この龍馬伝ではそんな持病のことなんか全然描かれてなくて、いつでも元気でピンピンしてっからね。だったら、もう少し傷の深さをアピールしろと思っただよ。

>家族に向けての「ごめんちや」メッセージはもういいから。

あの場面さー、長過ぎだよ。見てて「いや、もうそろそろお開きにしようよ」って思ったよ……。で、死を覚悟したならまた「武市さん、以蔵、長次郎……」って出るかと思ったら、出てこないし(ま、出てきたらまた文句を言うけどね(笑))。

>中岡どんのことを気にかけながら死んでいくんだろうなぁ………

中岡慎太郎がちゃんと最後まで登場していればね……。

>寺田屋の支払いはどうしてるんでしょ。

龍馬の滞在費に関しては長州と薩摩が折半というのが現実的なような気もするなあ。そのことで西郷どんと桂改め木戸さんが話し合ったりはしてないだろうけど、龍馬の身辺警護を長州が分担しているなら、宿代他は元々亀山社中のスポンサーである薩摩が持っているような気もするなあ。本当は相変わらず実家頼みのニートなのかもしれんけど(笑)。
2010/09/06(Mon) 21:41 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
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