十三人の刺客
評判がいいのは聞いていたので気にはなっていたものの、ぐずぐずしているうちにもうすぐ11月じゃあありませんか。「終わってしまうぞ!」(by 古谷社長)っつーことで今日は会社を休んで(昨日の部長との面談時にティッシュペーパーの箱を持参して鼻をかむという小芝居もうってみたが)見に行ってきましたよ、おなじみの新宿ピカデリーで「十三人の刺客」を。しかしさー、評判もそこそこいい映画で、しかも今日はレディースデイだってえのに、客の入りがスッカスカ、なおかつ客層も30代から50代近い女性ばかりという座席状況に、思わず去年の「ハゲタカ」に思いを馳せたことである(泣)。

[あらすじ]
「将軍の腹違いの弟という立場に甘んじ、悪行の限りを尽くす明石藩主・松平斉韶(なりつぐ)。幕府の老中は、この暴君が国の要職に就く前にひそかに闇に葬るよう、御目付役・島田新左衛門に密命を下す。斉韶の凶行の数々を知った新左衛門は、命がけで大義を果たすことを決意。信頼が置けて腕の立つ刺客を集め、斉韶が参勤交代で江戸から明石へ帰国する道中を狙うことに。わずかな手勢で300人を超える軍勢を迎え討つため、新左衛門たちは落合宿を買収。大掛かりな罠を仕掛け、斉韶ら明石藩の一行を待ち受けるが…!?」(goo映画情報より)

ちなみにこの映画について私が知っていた情報は「1963年版のリメイク」「伊勢谷友介はギャグパート」「稲垣吾郎の演技だけでチケット代の元は取れる」「悪いお殿様をやっつける話」、そしてMackyさん(だったよね?)がコメントで書き込んでくれた「一徳があんなことになって……」だけ。あらすじもチェックしてなかったし暗そうな映画なのであまり期待もしてなかったんですが、いやはや、すごい映画でしたわ。でもさ、この1年近く「龍馬伝」を見続けてきて脚本や演出に文句言いまくりで、美術や撮影や照明や衣装などの裏方さんの仕事振り絶賛モードだったせいか、素直に「物語」を楽しむことはできなかったの(しくしく)。

そしてわたくし、三池崇史監督作品って今まで一度も見たことがなくて、「ゼブラーマン」とか「ヤッターマン」の人という認識しかなかったので(三池作品ではない「ICHI」は見たけど、三池作品の「殺し屋1」は見ていない)、この作品がPG12指定になっているのがよくわからんかったんですよ。やっぱ残虐シーンが多いのか?とか軽く思っていたんですけど、……そりゃま、子供には色々刺激が強過ぎかも。私が見ても目を覆うような場面が結構あるし。それにしても1963年版のキャストを見ても、片岡千恵蔵だの里見浩太朗だの嵐寛寿郎だの山城新伍だのって(もちろん俳優さんは知っているけど)古すぎてイメージ、わかんわ。

大したことは書いてないけどネタバレがあるので折りたたみます。
なるほどなあ、ちゃんとした時代劇映画ってこういうことかと思いました。まず余計な説明台詞がなくちゃんと芝居と場面で見せてくれる、実に緻密に構成された脚本です(ええ、ついついどこぞの脚本がとても残念なことになっているのが頭を過りましたよ)。暴君・松平斉韶(稲垣吾郎)を暗殺するべく指令を出す老中・土井大炊頭(平幹二朗)と島田新左衛門(役所広司)の会話とか、はっきり指示する台詞等全くないのに新左衛門が引き受けるエピソードとか、あるいは島田の甥で暗殺仲間となるべくなじみの芸妓に別れを告げる島田新六郎(山田孝之)の台詞、「帰りはいつ?」に「すぐに帰る。……すぐに戻らない時はお盆に帰る。迎え火を焚いて待っていてくれ」とかね。肝心なところの台詞が選び抜かれている上に、台詞だけで説明せずにきちんと見せてくれていて納得できる。

また演出もね、この間のセミナーで「龍馬伝は史実とフィクションのせめぎあいの中で作っている」というのがありましたけど(10月19日「生大友Dを見に(「制作者に聞く!~番組制作の現場から~「龍馬伝」)。」)、この映画、非常にリアルな描写とトンデモ場面のバランスがすごくいい。んなダイナマイトもない時代に火薬だけであんなに吹っ飛ぶかよとか、あの大掛かりな枯れ木のゲートはどうやって動かしているのよとか色々ありますけど、ちゃんとリアルなところがリアルなので、仕掛けが色々面白くて荒唐無稽なところが痛快ですらある。

そして物語ですが、幕末だからこその物語というのがひしとわかる設定で、最初は武装集団としての能力が高かったからこそ国のトップに立った武士たちが、やがて太平の世になって必要とされるのは武士としての能力ではなく政治家としての能力となり、それもまた空洞化してきた江戸時代末期、誰もが必要とされる自分に飢えていたんですね。

またキャストが濃いし重量感たっぷり(笑)。しょっぱなのリアルな切腹場面の内野聖陽(明石藩江戸家老・間宮図書役、松平斉韶の暴虐ぶりを訴えるために切腹した)なんかほんの一瞬だったのでエンドロールで名前見て「え!? どこに?」とか思っちゃったし、主役の役所広司(島田新左衛門役)、老中の平幹二朗の次に出てくるのが島田新左衛門のライバル役の市村正親(これまたほんのちょっとの台詞で今までの2人の関係と、島田新左衛門がどういう人間なのかがよくわかる台詞なんですよ)、甥っ子の山田孝之(なんか、今やっている連ドラの「闇金ウシジマくん」を見てみようかと思っちゃった)、サポート役の松方弘樹(やっぱマグロ釣っているよりも時代劇だよね)、部下の沢村一樹、六角精児、高岡蒼甫、浪人役の伊原剛志や古田新太、松平斉韶(稲垣吾郎)付き側近の光石研、息子(あの「チェイス」の斉藤工ですよ)を殺される尾張藩の武士に松本幸四郎、松平斉韶一行を待受ける要塞の村の庄屋に岸部一徳と、みっちりしっぽまであんこが詰まっています(笑)。

で、悪辣非道ぶりがすごいという評判の稲垣吾郎の松平斉韶ですが、多分一般的には狂気の人ということになっているんでしょうけど、私には松平斉韶がただの「気違い」には見えなかったです。一番最初に小便をする場面があるんですが、それすらも人にやってもらっている斉韶は、生まれたときから何から何まで全部他人がお膳立てしてやってくれる人生を生きてきたために、自分の中に沸き起こる感情がなくなっているんですね。あれほどの残虐な行為をしてもさしたる高揚感も興奮もない、そしてそんなことをしても将軍の弟で将来の老中という身分が保障されているために咎められる事もない。戦乱の世でれば活躍の場もあったし、太平の世の中で政治システムがきちんと機能していれば矯正される機会があったのに、そういうこともなく、ある意味透明人間のような人生だったのでは? それをちゃんと稲垣吾郎が演じている。といっても多分演技力があるからではなく、なんか素でやっているような気もするんだよなあ。

そして暗殺者集団である12人の侍達。彼らもまた太平の世では本当の意味では必要とされないが故に、この機会にこそと武士として死ぬことを切望している。彼らの死の23年後には幕府が無くなり武士と言う階級が存在しなくなるというのに。斉韶も刺客達も同じものに捕われている。さらに、13人目の刺客であり、侍ではなく山の民である木賀小弥太(伊勢谷友介)は、この物語のジョーカーですね。システムの中の生ける屍である松平斉韶と、システムの外にいて常に自分を持て余している小弥太は、真逆の存在でありながらコインの裏と表なのかも。

しかし物語の展開ですけど、「ラスト50分の壮絶な死闘」、長過ぎ。そりゃ舞台の仕掛けが面白いし立体的な構成になっていて、動線も縦横無尽に展開して飽きさせないつくりにはなってますけど、延々と100名以上の侍をひたすら殺しまくるんだもん。だったら「小細工はここまでだ」と舞台の仕掛けで敵を殲滅するのをやめるのではなく、もう少し「小細工」で敵の数を50名くらいに減らしておいてから、それぞれの殺しの場面を見せた方が飽きがこないし、13人の刺客のキャラももっとはっきりくっきりしたと思うんだけどなー。

いやー、正しい時代劇ってこうだよなと堪能した2時間21分でした。面白いか面白くないかで言ったらかなり面白い映画、でも好きか嫌いかで言えば好きではない、さらにもう1回見るか見ないかで言えば1回で十分。ご馳走さまでした。

【注記】(2010/10/31)
俳優さんのお名前は、当初一般的に通用している愛称で書き込んでいましたが、誤解を招く可能性もあるためエンドクレジット表記のものに変更致しました。
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コメント
いやー、いろんな意味で濃厚、濃密な大型娯楽時代劇でしたね。
「悪い殿様をやっつける」話ではあったけれど、決してカタルシスが得られてスカッと爽快ではないし、ダークで、痛快なばかりではなかったけれど、面白く観られました。

エンタテインメント性が高いと同時に、きちんとテーマが描かれていて、でも堅くならずに飽きさせないように作ってある作品だと思います。
まあ、50分の死闘は正直、長すぎましたけど…。
千恵蔵版では敵は五十数人、激闘シーンも半分くらいの時間だそうなので、どう違うか観てみたいです。
セリフなども、どの程度オリジナルを踏襲しているのか、ちょっこし気になりますし、やはり千恵蔵版が来月再リリースされたら、ツタヤへGo、です。(笑)


>>まず余計な説明台詞がなくちゃんと芝居と場面で見せてくれる、実に緻密に構成された脚本

荒唐無稽な設定で、あり得ない高リスクでコストパフォーマンス徹底無視の作戦だし、いろいろとツッコむところはあるけど、tsumireさんご指摘のとおり、リアルに作っている部分とのバランスが合っていて脚本が良く練れていて、テンポ良く進むので、さほど気にならないかんじ。
ちゃんとスコンと胸に届いて腑に落ちていくので、どこぞの大河ドラマの不出来な回みたいな、モヤモヤとかイライラとかも無く観られて、テーマやキャラについても、観ながら自分なりにゆるーく感じたり考えることも出来ました。

で、悪役で頑張ってたゴローちゃん。

>>多分演技力があるからではなく(←ヒドイ)、なんか素でやっているような気もするんだよなあ

たぶん、そこを見越して三池さんがキャスティングしたんでしょうねえ。
鬼畜のような振る舞いをするけれど、将軍家出身の大名だけに、ノーブルさや浮世離れしている風情も必要。
それに、低血圧・低体温的な雰囲気(イメージですよ。笑)も加えて、ゴローちゃんの持ち味が生きていたと思います。
ゴローちゃんは、人気アイドルグループのメンバーだから、イメージの問題もあるのに、このハードルの高い役によくぞ挑戦したなと感心しました。
ゴローちゃんは淡々と、無表情無感動に見えるように演じていたので、現実離れした浮遊感のある斉韶になっていて、それが殿様の人物像と良くマッチしていたと思います。
本当に良く頑張ってるなー、と、すっかり見守る気分で観てしまいました。
また孫が増えた気がします。(笑)
予想以上に悪い殿様にハマっていたので、「もっと頑張れー」とまで思ってしまった私は、スパルタ婆さんかも…。

斉韶は、生きることに飽きているように見えました。
というか、生きてる実感が無いんでしょうね。
「一度、この首はねられてみたい。」とか言うのも、ブラックジョークでも思い上がりだけでもなく、自分は首をはねられても死なないんじゃないか、そもそも生きてるかどうか自分でもわかんないんだからさー、という気分での発言かな、と私は受取りました。
そんなことを呟かれて、鬼頭さんは、めっちゃ困ってたと思うけんど。(笑)

面白かったし、良く出来ていると思いましたけれど、私も一回でお腹いっぱいになりました。
あとは、千恵蔵ver.を別腹でいただきます。(笑)

2010/10/28(Thu) 22:24 | URL | 美冬 | 【編集
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2010/10/29(Fri) 00:14 |  |  | 【編集
こんにちわ
こんにちわ。
「十三人の刺客」の感想を探しててここに来ました。
稲垣吾郎さんっていい俳優さんですよ。
テレビだけ見てる方にはいわゆる
ジャニタレゴローちゃんでしょうけど。

多分そう稲垣さんの出演作をご覧になってないのでは?
持ち球が少ないってのはありえないですよ。
ドラマならSPの「飛鳥へ、そしれまだ見ぬ子へ」
映画ならデビュー作の「さらば愛しのやくざ」を一度ご覧になってから
お書きになっては。

前者は誠実な青年医師。後者は薬中毒の鉄砲玉。まぁ見事なものですよ。

映画はあくまで本編での演技について語るものです。演者さんの背景をあれこれ
揶揄したり卑下したりするものではないと思います。

この「十三人」での稲垣さんは自分の仕事をきっちりとやり遂げ、
観客を魅了するキャラクターを作り上げています。

この役が素だとか地だとか…あまりに短絡的だし小馬鹿にしていると思います。

所属がアイドル事務所だとしても、いい演技を見せてくれたらそれでいいではないですか?

多くの方が目にするブログですから、賛も非もありますよね。
私見として書かせていただきました。
2010/10/29(Fri) 17:15 | URL | takataka | 【編集
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2010/10/29(Fri) 23:03 |  |  | 【編集
こんにちわ、はじめまして。コメントありがとうございます。

> 稲垣吾郎さんっていい俳優さんですよ。
> テレビだけ見てる方にはいわゆる
> ジャニタレゴローちゃんでしょうけど。

えーと……、私、アイドルと呼ばれる方々には全く興味がないので、ゴローちゃんはあくまでもゴローちゃんなんですよ。別に「ジャニタレ」とも思いませんし(興味がないので)、またジャニーズのタレントだから悪いとも思いません。私の文章力表現力のなさから、不愉快な思いをさせてしまったとしたら本当に申し訳ありませんが、今回のこの作品の中のゴローちゃんという存在は非常に興味深いもので、なおかつ要となる重要なキャラをちゃんとやっていると思って書いていました。

決して揶揄したり卑下したりはしていないつもりで書いていたのですが、それが伝わらないのはひとえに私の文章力、表現力のなさ故です。すみません。ただ、「演技力があるからではなく」「なんか素でやっている」という部分について、もしかして「演技力がない」「なんの芝居もしていない」と受け止められてしまったのでしょうか? だとしたらそれは違います。

今回この作品で、私はこの松平斉韶というキャラとそれを演じているゴローちゃんに不思議とリンクするものがあるように感じられたために、「素でやっている」と書きました。役者さんで言えば大森南朋は役になりきるタイプの役者さん、そして香川照之は役を咀嚼し自分のものにしてしまうタイプの役者さん、武田鉄矢はまず自分のキャラクタで役をねじ伏せるタイプの役者さん、でもゴローちゃんはなんか違うんですよね。ドラマもバラエティも見ないので役者さんとしてのゴローちゃんについて理解しているとは言えないのは確かですが、たまに見聞きする言動や場面等から伺えるのは、抽象的な表現で申し訳ないですが、どこか彼岸を見ているような、そんなイメージを私はもっているのです。そこに、感動も感情もないままある意味生ける屍として長らえて、この世に失うものは何もないと思っている(だからこそ残虐な行為の高揚感や興奮にかすかに生きているという実感を感じることができる)松平斉韶というキャラクタとリンクするものを感じるのです(もちろんゴローちゃんが松平斉韶みたいな残虐な人とか言っているわけではありません)。なので演技としてうまいのかヘタなのかも私にはわかりません。ただ「この世の浮遊者」として共通のものを感じて「素でやっている」と表現いたしました。でも「ヒドイ」と自分の文章を茶化した単語を入れたのは誤解させてしまうだけなので間違いでしたね(あとでそこの所は削除しておきます)。まあ、こんな言い訳をかかなくてはならないくらい、私の文章がグダグダでダメダメってことで(笑)、本当に申し訳ないですけど。

あるいはもしかして「ゴローちゃん」という表現がお気に触ったでしょうか? 他の記事を読んでいただくとわかると思いますが、私はエンケン→遠藤憲一、サリー→岸部一徳、タッキー→滝藤賢一とおなじくくりで「ゴローちゃん→稲垣吾郎」と表現しただけで他意はありません。しかしながらゴローちゃん呼ばわりする事で、これからこの記事を読むであろう他の方にも、役者・稲垣吾郎を否定されたと誤解させるようなことになったとしたらそれは不本意ですので、そこの所は訂正しようと思います。どうかコメントでその旨ご連絡ください。

> この「十三人」での稲垣さんは自分の仕事をきっちりとやり遂げ、
> 観客を魅了するキャラクターを作り上げています。

その点につきましては全く異議はありません。

> 所属がアイドル事務所だとしても、いい演技を見せてくれたらそれでいいではないですか?

そうですね。私はアイドルにもアイドル事務所にも全く興味がないので、誰の所属がどこであるかということについては別にどうとも思いませんし書いてもおりません。私が書いた上記の適当な感想文の中でも揶揄して何か言ったつもりは全くないのですが、そのようにとられかねない表現と受け止められたのだとしたら、お詫びいたします。

> 多くの方が目にするブログですから、賛も非もありますよね。

ここはそんなに多くの方は目にしない……というのは置いておいて(笑)、感想も意見も人それぞれ、色々ありますよね。私が好き勝手な事を書けるのもtakatakaさんがそれに対して違うと意見を書けるのも、インターネットが広く世界に開かれているからですよね。色々な意見をリアルタイムに読むことができて比べて読む事もできるのがインターネットの素晴らしいところだと思います。

> 私見として書かせていただきました。

あまりにも好き勝手なことを書いるので多分呆れ返るのもあってなかなか書き込みづらかったのではないかと思いますが、わざわざの書き込み、ありがとうございました。また機会がありましたらお立ち寄りください。多分また同じような事を書いているかもしれませんので、また突っ込んでいただければ幸いです(笑)。
2010/10/30(Sat) 01:05 | URL | tsumire→takatakaさん | 【編集
本当に濃い、すごい映画でしたね。映画館で時代劇を見たのなんて久しぶりでしたが、映画ならではの作り込んだ画面にも引き込まれ、「正しい時代劇」を堪能させてもらいました。

>エンタテインメント性が高いと同時に、きちんとテーマが描かれていて、でも堅くならずに飽きさせないように作ってある作品だと思います。

普段「龍馬伝」で脚本にも演出にも文句言いっぱなしの私ですが(笑)、今回は脚本にも演出にも美術や照明(照明、特に蝋燭の灯に揺らめく人々の表現もよかった)、撮影その他にも役者さんにも、唸らされました。

>まあ、50分の死闘は正直、長すぎましたけど…。

あそこねー。ちゃんと見せるべく色々工夫はしてあってそれはちゃんとイキていたんですけど、でもやっぱり長かったな。侍である事、そして太平末期の実体のない侍社会の空虚さを描くためだったとしても、でも長過ぎ。「小細工はここまでだ」の台詞には心の中で思いっきり「いやいやいや、まだだから! あと半分やってからにしろ」とか突っ込んでましたよ。

>どこぞの大河ドラマの不出来な回みたいな、モヤモヤとかイライラとかも無く観られて、テーマやキャラについても、観ながら自分なりにゆるーく感じたり考えることも出来ました。

そうなんですよねえ、ああ、あの「龍馬伝」の脚本があんなことになってなければ!

>で、悪役で頑張ってたゴローちゃん。
>ゴローちゃんの持ち味が生きていたと思います。

そうなんですよねえ。役者役者していた他の役者さんとは違う持ち味があって、この作品に独特の雰囲気をもたらしてましたね。

>また孫が増えた気がします。(笑)

美冬さん、孫多すぎ(笑)。

>生きてる実感が無いんでしょうね。

生まれたときから何から何までお膳立てされた人生を生きて来た人ですからね。一番最後の「痛い」という叫びが、もしかして生まれて初めての自分の気持ちの発露だったのかもしれないですね。

>そんなことを呟かれて、鬼頭さんは、めっちゃ困ってたと思うけんど。(笑)

私、見ている途中はもしかして一番最後に鬼頭さんが裏切って終るんじゃないかと思いましたが、でもそんなことしたらこの映画のテーマが伝わらなかったわね。

>あとは、千恵蔵ver.を別腹でいただきます。(笑)

私はちっくと見る時間が取れそうにないので(泣)、美冬さんの感想を是非とも楽しみにさせていただきます。
2010/10/30(Sat) 01:46 | URL | tsumire→美冬さん | 【編集
お返事ありがとうございます。
お気持ち十分に理解できました。

実は個人で映画鑑賞サイトを運営してるんですが、妨害めいた書き込みが多いんですよ。
単純なジャニアンチ。
ジャニ&スマップファンで今回の評判が気に入らない人。
「十三人」共演者ファンで彼の評判ばかり上がるので面白くない人などなど。
いい加減うんざりしてしまして。
ちょっと過剰反応したかもしれません。
そこは素直に反省します。

ブログには検索機能がありますから
一度「十三人」および○○ーちゃんで試してみてください。一覧でしっかり上位に出ます。想像以上に多くの方が目にしてますよ。
そこで「え?これってなに?」と思って自分もここに来ましたから。

だからこそ恐ろしさも有ります。
私も単に自分のつぶやき程度のことを記したばかりに不快な思いをさせてしまい
指摘を受けたこともありますので自戒しております。

でもお気持ちがしっかりとわかりコメントさせていただいた意義がありました。
(突然のコメントで気分を害されたとしたらその点はお詫びします。)
2010/10/30(Sat) 18:10 | URL | takataka | 【編集
No Title
こんにちわ、コメントありがとうございます。

>実は個人で映画鑑賞サイトを運営してるんですが、妨害めいた書き込みが多いんですよ。

なるほど、takatakaさんも色々大変な事になってらしたんですね。なんだかそちらの世界の闇も深そうですが……。

>一度「十三人」および○○ーちゃんで試してみてください。一覧でしっかり上位に出ます。

えーーーー!? 「十三人の刺客」みたいなメジャーで大ヒット映画の検索でここが上位に? と思って確認してみました。

Google検索「十三人の刺客」→628位
Google検索「十三人の刺客 ○○ーちゃん」→34位

……がちょーーーん。反省しますた。ちゃんとした俳優さん名に訂正しときますわ。ま、それだと588位ですけんどね。さらにYahooだとまた順位が違うんでしょうけど、余計な誤解を招かないに越したことはないですもんね。ご指摘色々ありがとうございます。

>突然のコメントで気分を害されたとしたらその点はお詫びします。

いえ、どんな意見でもまずは表で言っていただかないとわかりません。弊ブログのように好き勝手な事を書き散らしているところだと、本当に書き込みづらかったと思いますが、わざわざありがとうございました。
2010/10/31(Sun) 19:53 | URL | tsumire→takatakaさん | 【編集
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