武士の家計簿
今週の水曜日は前々から見ようと思っていた「武士の家計簿」を新宿ピカデリーで見てきました。「武士の家計簿」と「最後の忠臣蔵」と「トロン/レガシー」(かなりの悪評を漏れ伝え聞きますが)のどれにしようか迷っていたら、同僚のNさんが「ヤマト、見に行かないの?」といいやがったのである。

「Nさんは別にヤマトは興味ないでしょ?」
「でもKさん(←私の事だ)の感想は聞きたいから」
「……」
私が結局、ヤマトを見たいのか見たくないのかは「コミックマーケット79に行ってきました。」参照。「とほほ感」を満喫するならやっぱり劇場に行かなきゃな、とは思っているのだが(遠い目)。

という訳で選択肢に一瞬だけ「SPACE BATTLESHIP ヤマト」も入ったが(笑)、当初の目的どおり「武士の家計簿」でGO。なお堺雅人ラブな派遣のTさんは先月初めのうちに見に行っていて、私に「堺さんの笑顔に癒されて来て下さいね~」と見送ってくれたのだった。

[あらすじ]
「古文書から幕末の武士の暮らしを読み解いた磯田道史による教養書「武士の家計簿 『加賀藩御算用者』の幕末維新」を、森田芳光監督&堺雅人主演で映画化。御算用者(経理係)として加賀藩に代々仕えてきた猪山家の八代目・直之。しかし当時の武家社会には身分が高くなるにつれて出費が増えるという慣習があり、猪山家の家計もいつしか窮地に追い込まれてしまう。そこで彼らは、直之の提案で武家とは思えないほどの倹約生活を実行することになる」(映画.comより)。

もう公開から1ヶ月もたっているせいか水曜日でも客の入りは半分も入ってないような気もしたけど、でも新宿ピカデリーの混雑状況もいつもの月ほどではないので、もしかすると正月のせい??

毎度の事ながら大したことは書いてませんが、ネタバレ(この映画でネタバレって……)もないわけではないので。一応折り畳みます。
しょっぱなの出勤シーン、そして社員(社員じゃねーよ、家臣?)達が大広間らしき仕事場で揃って算盤をはじいている場面で、そういえばこういう武家社会のサラリーマン風景を描いた作品って見た事ないよなあとか思いました。NHK大河ドラマだともしかすると「峠の群像」あたりで描いていたのかもしれないけどほとんど見てなかったし。時代劇っつーとどうしても何かのイベント(大は討ち入り、お家騒動、一揆、政権交代、小は大火事や仇討ち?)がメインに描かれがちだけど、260年以上続いた武家社会ってこういうサラリーマンによっても支えられていたんだよなあ。まあ「龍馬伝」の龍馬には、幕府が崩壊して職員が路頭に迷っても「(武士は)商人や職人や百姓らと同じように、自分の食い扶持は自分で稼いだらえいがじゃき」とニート呼ばわりされていたがな(2010年11月22日「龍馬伝 第47回「大政奉還」」)。

お城の中の日常描写が現代と同じような感じで面白かった。出勤風景、仕事っぷり、そしてお昼ご飯も普通の会社と同じで仲がいい同僚とそこかしこで一緒に弁当をのぞきあって食べてたり。主人公・猪山直之(堺雅人)と一緒に弁当を食べる同僚(野間口徹)の姿につい、「公安の田中一郎(「SP」)、キターーーーッ!」と心の中で叫んでしまいましたが、もちろんこの映画の中では幕府の隠密でもなんでもありません(笑)。

物語はヒジョーーーーに淡々と進み、猪山家の家計状況が火の車とわかり、仕分け作業をして売り飛ばせる者は何でも売り飛ばして現金化するという一大イベントももちろん淡々と描かれる。でもこの物語は「武士の家計簿」というテーマから言ってそういう描き方で正しいのだと思う。また、結婚や葬式という人生の一大イベントの時ですら家族に背を向けて金勘定をしている直之の姿を描いているのもいい。彼は「算盤バカ」と周りの者に言われるくらいすべてを算盤ではじいて日々を過ごして来たために、本当は緊張してドキドキな気持ちや悲しくてやりきれない気持ちを全部算盤に込めながら背を向けているんですね。

ただねー、あまりにも淡々、淡々と進むもんで後半ちょっと眠くなっちまったのね。なんか前半に比べて後半は飛ばしているんじゃね?と思えた所も何カ所かあったんですよ。もう少し緩急があるか、あるいはもう少し短くてもよかったのかも。猪山家の食卓風景がメンバーを変えて全く同じアングルで映し出されるので、その時の状況の変化が一番よくわかるののはいいとして、直之の息子・成之(伊藤祐輝)視点で描くよりはもっと徹底的に直之中心の物語で描いた方がメリハリがついたかも。

あ、そうそう最後の方に成之の算盤の腕を買って彼を明治新政府の役職につける人物に大村益次郎が出て来るんですが、NHK大河ドラマ「花神」で中村梅之助が演じた大村益次郎(←何せ1月2日放映の「大河ドラマ50~見せます大河の全て」を見たばっかりなもんで)をなんと村田さんが! ……嶋田久作さんでした。なんか嶋田久作版大村益次郎をもうちょっと見たかったな。

それから先週、「荒川強啓 デイ・キャッチ!」を聞いていたら初競りでマグロに3千万円ちょっとの値がついたって話をしていて、計算すると大体大トロ1貫2,000円~2,500円もするけど、実は寿司は江戸時代から高いものだった、普通の寿司が4、5文から、高い物になると50文するのもあったって言ってたんですよ。50文=2,500円だとすると、5文で250円、4文だと200円(実際はこんな単純なもんじゃなかろうが)。直之は息子・成之が無くした4文を厳しく追求して雨の中でも拾いに行かせたり、拾ってなんとか収支を合わせたと言う成之に拾った元の場所に置いて来いというんですが、実際のだいたいの価値がわかると尚の事、直之が小さな事にもきっちりと帳尻を合わせずにはいられないというのと、たとえ4文でもぞんざいに扱ってはならないと厳しく躾けようしているということがよーくわかるですね。

まあ、そんなわけで一瞬居眠りしかけたとはいえ、結構楽しく見られました。残念ながら派遣のTさんと違って格別堺雅人の笑顔には癒されませんでしたが(笑)、この役は堺雅人には合っているかもと思いました。ただ、算盤バカの癖に、そんなに算盤捌きが上手そうには思えないのは……ま、いっか。
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コメント
いやー、実はわたしもこの映画、年末に見てたんだけど、完全に映画の入り口を間違えました(爆)
堺雅人主演というだけで映画館に出向くほど堺雅人ファンでもないので、少しは映画の中味を調べておきたい。でもがっつり調べちゃうと楽しさが半減するのでそこのところは「ほわっ」とした感じで………などと中途半端な情報収集をした結果、なんとわたしの中での「武士の家計簿」は、堺雅人演じる主人公が算盤を武器に傾きかけた藩の財政と家計を、奇想天外な方法でバッサバッサと見事に立て直していく痛快時代劇だと思い込んでしまったのでした。
当然映画の終盤あたりで、「あれ?これは………」とそりゃなるわ。
完全に私のミスでございます。最初からこういう類の映画だと分かって観ていれば、もう少し楽しめたかも。
ただ面白くなかったわけではないです。中村雅俊や草笛光子のキャラはよかったし、もちろん堺雅人もはまっていたと思います。(でも個人的には「ジョーカー」の伊達さんの方が好きだけど。さらに言えば、「南極料理人」の西村さんのほうがもっと好きだけど)
tsumireさんと同じく、登城風景や仕事の場面、家庭でのエピソードは楽しめたし、当時の武士の生活を実際に見ているようで、その辺は大変興味深かったです。

>格別堺雅人の笑顔には癒されませんでしたが

笑顔………どのシーンの?印象に残ってないなぁ。

それにしてもあの子供は、どうして伯父である西村雅彦のことを呼び捨てにするのか。最後まで不思議だったわ。

>「公安の田中一郎(「SP」)、キターーーーッ!」と心の中で叫んでしまいましたが

全然気がつかなくて、後で連れに聞いて非常に悔しかった。
なおこの映画も客層が「剣岳」であったことを報告しておきます。
2011/01/09(Sun) 00:17 | URL | suika | 【編集
tsumireさんの心を揺さぶる?ヤマトより先に『武士の家計簿』ご鑑賞ありがとうございます。
うちのサカイも(しつこいので以下略)
私は、片田舎のシネコンで、初日初回にほぼ満席の劇場で観ましたが、全体の年齢層はやや高めなもの、中には堺ラブ女子と思しき若いお嬢さんグループも複数ありました。

確かに淡々としてますね。
あっさり味。
そして、後半は慌ただしかったというのも同感。
でも、端正で心温まる良作だと私は思いましたです。
堺雅人ラブで目が曇っているからじゃないですよ。(たぶん)

原作が猪山家の家計簿を分析した歴史教養書で歴史小説ではないので、ストーリーを作るのはなかなか難しかったろうと思います。
この題材は、事実のほうが面白いと思いますので、無理に大事件を起こさずに家族の年代記として粛々と淡々と描いたところは良かった。まあ、大政奉還という大事件に否応なく巻き込まれますが…ここらへんはバタバタしましたね。

太平の世が長く続いた江戸時代後期には、武より文で主君に仕えていた武士のほうが多かったのに、公務員としての武士を描いた作品は今までほとんどなかったという点では、とても新鮮でした。
猪山家のキャスティングも良く合っていましたし、子役もかわいかったですし。

私は堺さんの笑顔も愛おしいですが、仕事に集中している真剣な姿にしびれるので、お仕事中の直之さんにはグッときました。
雅俊パパの葬儀の夜に算盤をばしている後姿も良かったです。
(南極料理人の西村さんが刺身を切る時とか、料理を盛り付けるときも、ドキドキします。)

堺さんは算盤を扱った経験がほとんど無かったそうで、もちろん頑張って練習しましたよ。(なぜ当事者目線?)
短い準備期間中、当初は、算盤の名手として華麗に珠をはじけるようにならないといけないかと思ったそうですが、コーチや珠算経験者の仲間さんから「美しさより丁寧さを」と言われたとかで。
まあ、ぶっちゃけ手先が不器用な人なのですよ。
早稲田の演劇研究会時代も、大道具作りでは失敗ばかりだったらしいです。

>>そんなに算盤捌きが上手そうには思えないのは

形より心、です。(それでいいのか/笑)

2011/01/09(Sun) 02:44 | URL | 美冬 | 【編集
私は昨年の12月の半ばに見ました。確かに少し長かったようにも思えましたがなにしろ劇場内がここはどこの公民館のお楽しみ映画会かと思うほど平均年令が高く、要所要所で笑い声どころか声がかかったりしましたので寝るどころではありませんでしたね。

算盤はそれなりかなとも思いましたが、経理ってどちらかというと理系的な頭脳がないとダメなんですよね玉はじきはきれいでも検算を何度もするより、一度でキッチリ合うほうが「算盤侍」にふさわしいと思います。

それに4文の件ははじめからこれこれこういう事情で4文足りませんと自己申告しなかったのと、河原で拾った4文を問い詰められるまで穴埋めに使ったことを白状しなかったので堺さん扮する直之は二重にも三重にもだまされた(誤魔化された)ように感じたからではないでしょうか?

美冬さまのお城にも書きましたが、当初は息子を主人公に脚本がねられたそうですよ。なんでも彼は大久保利通卿暗殺犯の処刑後の遺体を同じ加賀藩出身だからと引き取って弔ったくらい情にあつい人だったとか。

「花神」は私の記憶にきちんと残っている一番古い大河ドラマです。その前のものは断片的なんです。
今晩総合でやった大河の特番のほうがコンパクトで私は良かったです。2日のは「2011新春テレビ放談」であった通り長すぎましたね。tsumireさまがHDDからドラマ版ハゲタカを消して録画するほどでもなかったような…。

今BSでマイケル・ダグラスの「ゲーム」を見ながらかいているのですがこの映画おもしろすぎます!!今まできちんと見たことなかったんですよね。
2011/01/09(Sun) 04:42 | URL | むぎこがし | 【編集
>わたしの中での「武士の家計簿」は、堺雅人演じる主人公が算盤を武器に傾きかけた藩の財政と家計を、奇想天外な方法でバッサバッサと見事に立て直していく痛快時代劇だと思い込んでしまったのでした。

あら、面白そうじゃないですか、見てみたい。私は映画館で予告編を1回見ただけで、しかも多分短縮バージョン、12月は何せ残業三昧原稿三昧だったせいかテレビスポットCMも見てなくて、ほぼ予備知識なしだったので情報としては「ほわっとした感じ」すら無かったわー。まあ、無くても全然OKだったけど。

> 完全に私のミスでございます。最初からこういう類の映画だと分かって観ていれば、もう少し楽しめたかも。

なるほど、あの淡々ぶりを味わうためには予備知識なしの方がよかったのか。

>ただ面白くなかったわけではないです。中村雅俊や草笛光子のキャラはよかったし、もちろん堺雅人もはまっていたと思います。

家族としてそれぞれのキャラがみんな立っていたし、私は仲間由紀恵が非常に苦手なんですが、この映画では大丈夫でした。

> 笑顔………どのシーンの?印象に残ってないなぁ。

ふふふ、そういや翌日堺雅人ラブの派遣のTさんに「堺さんの笑顔に癒されました~? 映画では堺さんの激しいお表情も見られてびっくりですよね~」と言われたんだけど、つい「笑顔? 特に癒されなかったけど。激しい表情って、どこ!?」って聞いちゃったよ。「ほら、息子を叱ったりするところとか~」と言われて、あんまり堺雅人の顔には注目してなかった事に気がついたわ(笑)。

> それにしてもあの子供は、どうして伯父である西村雅彦のことを呼び捨てにするのか。最後まで不思議だったわ。

あ、そうそう、私も最初「よさんぱち」ってあだ名??とか思ったんだけどそれにしても実の祖父(祖父だよね?)をあだ名で呼ぶか? もしかして西村雅彦が町同心で家柄がちょっと低め(か?)だからそう呼んでいるのか?? あるいは自分の家の父方の祖母(草笛光子)のことは「おばばさま」と呼んでいるけど、ここで母方の祖父を「おじじさま」呼ばわりすると二人が夫婦であるかのように誤解しかねなくて、観客が混乱するから? だったら「どこどこのじじ」という言い方だってあるはず? とか謎だったよ。

> >「公安の田中一郎(「SP」)、キターーーーッ!」と心の中で叫んでしまいましたが
> 全然気がつかなくて、後で連れに聞いて非常に悔しかった。

ほほほ。予備知識がなかったので田中一郎にも村田さんにもほんとに「キターーーーッ!」でしたわ。

> なおこの映画も客層が「剣岳」であったことを報告しておきます。

新宿ピカデリーはそんなに剣岳率は高くなかったかな。……って、もしかして「客層の剣岳率」の中に自分たちも入ってたりはしないよね?(笑)
2011/01/09(Sun) 09:43 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
>私は、片田舎のシネコンで、初日初回にほぼ満席の劇場で観ましたが、全体の年齢層はやや高めなもの、中には堺ラブ女子と思しき若いお嬢さんグループも複数ありました。

やはり初日は愛溢れる皆様が各地に繰り出してらしたんですね。私ももちっくと早くにみたかったですけど、何せ12月は色々ごたごたしてて客の入りが今ひとつな時期になってしまいました。映画って、混み過ぎのときや子連れが多そうな時もなんですけど、映画の中でユーモラスな場面があっても端っこの方でクスッって感じでひっそり聞こえて来るだけだと、あまり入っていないときもベストとはいいがたいのもかなあとか思いました。「ハゲタカ」の時はそんなこと全く思わなかったんだけど(っつーか、笑う場面なんかないからか)。

> 確かに淡々としてますね。
> あっさり味。
> そして、後半は慌ただしかったというのも同感。
> でも、端正で心温まる良作だと私は思いましたです。

いや、いい作品だと思います。後半の慌ただしい感じももしかして社会情勢の慌ただしさを感じさせるようにわざとやっているのか??とかも思いましたけど、だとしたらそれは成功してねーなーとも思いました。

昔、「やっぱり猫がすき」というドラマの中で登場人物達(小林聡美、室井滋、もたいまさこ)がNYに来ているって設定の時があったんですけど、それはNYの風景なんか全く映さずひたすら室内での会話のみが映されていたんですよね。でもなんかいつもと違うというのがものすごーく伝わって来ていて(いつもと違う場所に来ていると言うのを大騒ぎして描写していた訳じゃないのに)これは何だろう??と思っていたら、別の日の別の深夜ドキュメンタリー番組で種明かししていて、3人はちゃんとNYに来てNYであの撮影をしたけれども敢えてNYの風景は出さなかった、NYに来ているというのは演技で違いを出せるはずだ、ということだったんですね。後半の描写に、なんかそれを思い出したんですよ。もしかして社会情勢を直接描写する事無く、猪山家の皆さんのお芝居でそれを見せようとしたのか? とか。

> 原作が猪山家の家計簿を分析した歴史教養書で歴史小説ではないので、ストーリーを作るのはなかなか難しかったろうと思います。

元々の実用書から直接「物語」を作り出すのは難しい作業だと思います。原作本は全く読んでないからわからないのですが、多分、武士が残した家計簿自体は数字の羅列が多かったとしてもきっと色々な物語が読み取れる代物なんだろうなあと想像はできます。

> 太平の世が長く続いた江戸時代後期には、武より文で主君に仕えていた武士のほうが多かったのに、公務員としての武士を描いた作品は今までほとんどなかったという点では、とても新鮮でした。

そうそう、ここは面白かったです。この公務員としての武士を淡々と描写するというのは正しいと思いました。

> (南極料理人の西村さんが刺身を切る時とか、料理を盛り付けるときも、ドキドキします。)

仕事人萌え(笑)。

> 堺さんは算盤を扱った経験がほとんど無かったそうで、もちろん頑張って練習しましたよ。(なぜ当事者目線?)

いやいや、もちろん堺雅人は頑張っていたと思います。素人さんが短期間であそこまで出来るようになるのはなかなか大変だったと思います(エラソー)。私は事前情報を全く仕入れてなかったのと、見終わった後も裏話などを特に仕入れていないので製作秘話とか裏情報の方は全く存じませんが、あの球のはじき方は、猪山直之というキャラが非常によく出ていたはじき方だと思いました。ただ、それでもなお、猪山直之と言う子どもの頃から算盤をはじき続けて日常生活の中に算盤が溶け込んでいる人は、もはや算盤が手と一体化しているような、算盤のはじき方がもっと自然なのではないかという気がして、ちょっと堺雅人の手元をじっと見てしまいましたね(小姑か!?)。あの映画的には美しさよりも正確さを、でも、正確さよりも自然さを、ではないかと思いました。でもスタッフの方も堺雅人にプレッシャーを与えないために、「美しさよりも正確さを」と言ったのではないかと思いました。

さて、次の堺雅人主演映画は「日輪の遺産」ですね。くそー、色々楽しみが多くて羨ましいそー(笑)。
2011/01/09(Sun) 10:43 | URL | tsumire→美冬さん | 【編集
> 私は昨年の12月の半ばに見ました。

私も12月中に見に行けばよかったかも、と思いました。

>算盤はそれなりかなとも思いましたが、経理ってどちらかというと理系的な頭脳がないとダメなんですよね玉はじきはきれいでも検算を何度もするより、一度でキッチリ合うほうが「算盤侍」にふさわしいと思います。

いやいやいや、こういう業務の場合、帳簿の数字を一度計算してそれで終わり、ということは絶対ないです。必ず検算は行ないます。一度でキッチリ合うのは当たり前なんです(もちろん、こういう業務の場合、まずは論理的思考能力が第一であって算盤が使えていればOKと言う訳ではないというのはわかりますが)。ただし、堺雅人の算盤の球のはじき方は非常にきっちりとしていて、あの猪山直之というキャラを算盤でも表現していたと思います。でも、猪山直之と言うキャラの生まれ育ちから言ったらそれは当たり前。算盤をまったく使用した事が無い役者さんが短期間であそこまでやれるようになったのは非常に立派だとおもいますが(エラソー?)、欲を言えばもう少し自然であればなおよかったのに、とちょっと思ったレベルですので、決して堺雅人様のお芝居をけなしたつもりではございません。

>それに4文の件は……

?? 私は4文の件について書き込んだのは、現在の貨幣価値がわかる話を盛り込んで直之の躾の姿勢についてちょっこし書いただけで、直之の叱り方や怒りについてどうこういうつもりはなかったんですが(直之なら騙された事に怒りよりも失望を感じるような気がするんですが)、どうもあまり文章の書き方がよくなかったようですね、すみません。

>美冬さまのお城にも書きましたが、当初は息子を主人公に脚本がねられたそうですよ。なんでも彼は大久保利通卿暗殺犯の処刑後の遺体を同じ加賀藩出身だからと引き取って弔ったくらい情にあつい人だったとか。

なるほど。私は事前の予備知識も観賞後に製作秘話等も全く目にしておりませんので、そこら辺のお話は存じませんでしたが、当初の予定通り息子が主人公だったらまた全く別の話になっていたでしょうね。それだと多分色んな意味で「武士の家計簿」の話にはならないでしょうし(息子が何か自分から行動を起こしたとしたらそれは多分明治政府になってからの活躍になるので「武士」の話ではないし、「猪山家の家計簿」の話でもない。この物語は猪山家の未曾有宇の経済困難を当事者である直之がいかに乗り切ったかというのを非常に淡々と描いている所がミソだと思うし)。

>今晩総合でやった大河の特番のほうがコンパクトで私は良かったです。2日のは「2011新春テレビ放談」であった通り長すぎましたね。tsumireさまがHDDからドラマ版ハゲタカを消して録画するほどでもなかったような…。

なんとか他のドラマと子どもが録画したヤツを削除しまくって「ハゲタカ」は消さずに済みました~。ただ1月2日の4時間の「大河ドラマ50」は無駄に長過ぎたので、大友監督張りに秒単位で編集してカットしまくり2時間に短縮しました(ふぅ、これは結構苦労しました。バカ過ぎだけど(笑))。昨日の夜の放送は録画したのですが、テレビを子どもと家人に取られてまだ見ていません。twitterのつぶやきを見る感じでは1月2日のものよりはよさそうでしたね。これから見るのが楽しみです。

> 今BSでマイケル・ダグラスの「ゲーム」を見ながらかいているのですがこの映画おもしろすぎます!!

今、ストーリーをチェックしてみましたが面白そうですね。残念ながらなかなか見る時間はなさそうですが。
2011/01/09(Sun) 13:22 | URL | tsumire→むぎこがしさん | 【編集
tsumireさん

すみません、堺萌えがダダ漏れになりすぎた感じになってしまったでしょうか。
自分としては、地味だけど良い作品だと思いすけんど…と作品のことだけ書くつもりが、堺雅人のことで余計なことまで書いてしまいました。
堺雅人本人には興味が無くとも、彼の芝居の細部に注目して作品を観て下さっていたtsumireさんの記事を嬉しく拝読したので、決して否定的な御意見と受け取って「キィィッ」とヒステリックになったわけではありません。
しかし、書き方がヘタだったので、あぶないファンみたいな感じになってしまったかもしれません。
申し訳ありませんでした。

ま、図星を突かれたような気がして、「でもお、うちの子もがんばったんですよ」みたいになっちゃったのかも。
おかしいな、母でもないのに。(笑)

野間口さんのことは、映画を観ているときは全く気付きませんでした。
田中さんファンとして恥ずかしい。
しかし堺さんの横にいたら、顔みないからなあ。
tsumireさんが堺雅人の顔をご覧になってなかったのと似たようなものかもしれません。
後から野間口さんのことを知って「えっ…メガネなくてわからなかった」とメガネのせいにしましたけど。(笑)

『やっぱり猫が好き』のNY編、私も観ました。なつかしいです。
都内のスタジオで撮っていたものだと思っていたので、種明かしを観た時に膝ポンでした。あれはさすがに秀逸でしたね。
ああいう、無言のうちの非日常の空気感は、なかなか出せないのかもしれません。
長い間一緒に定期的に会って日常を共にしているチームだったから、環境の変化や高揚感が微妙に滲んだんのかもしれないな、と感心したのを覚えています。

さて、tsumireさんが実写版ヤマトをご覧になるのかどうか、成り行き注目です。
2011/01/09(Sun) 22:40 | URL | 美冬 | 【編集
私は昨日夫婦で2000円で、これを見に行くつもりが時間が合わず、なんと「相棒」に変更。人気ドラマの映画版にしては意外に地味な気がしたけど、お客はしっかり入ってたなぁ。
で、堺さんが見られなかったので、夜、録画したまま未見だった「にせ医者とよばれて」を見ました。
尾野真千子もよかったし、なんといっても堺さんの泣き笑い顔が全編見られるいいドラマだったさー(←あれっ、これじゃまるで堺雅人ラブじゃん、私!?)

「ヤマト」には全然興味ないけど、Tsumireさんの感想は聞きたいから、ぜひ見て(笑)

ところで今アジアカップ見ながらこれ書いてるんだけど、まさかのドーハの悲劇が再びになりそうな…。
2011/01/09(Sun) 23:52 | URL | oha~ | 【編集
>すみません、堺萌えがダダ漏れになりすぎた感じになってしまったでしょうか。

ほほほ、美冬さんのコメントからはいつも堺雅人愛が溢れんばかりじゃないですかあ~(笑)。実に羨ましい限りです。

まあこの作品は、堺雅人という俳優さんのキャラが「ゴールデンスランバー」同様に、主役のキャラと非常に合っているのですから、作品を語る以上は堺雅人を語らない訳にはいきませんよ(むふふふ)。

>おかしいな、母でもないのに。

でも祖母でもないから、もしかして愛人?(笑)

>『やっぱり猫が好き』のNY編、私も観ました。なつかしいです。

あれはちょっとびっくりした企画でしたね。今回、この「武士の家計簿」の後半で前半とはテンポとかトーンが違うのは、敢えてやってんのかなあとか一瞬思ったんですけど……多分違うんだろうなあ。

>さて、tsumireさんが実写版ヤマトをご覧になるのかどうか、成り行き注目です。

……そういや、もしかしてもうそろそろ劇場公開も終わりに近づいてる? そろそろ腹決めた方がいいかなあ(←なぜそこまでして……)。
2011/01/10(Mon) 01:24 | URL | tsumire→美冬さん | 【編集
> 私は昨日夫婦で2000円で、これを見に行くつもりが時間が合わず、なんと「相棒」に変更。

へぇー、なるほど夫婦で2000円かあ。家人と映画なんて行こうと思わなかったよ(趣味、全然違うし)。でも「相棒」はコンスタントに面白そうだよね。

> で、堺さんが見られなかったので、夜、録画したまま未見だった「にせ医者とよばれて」を見ました。

これは録画しそびれてみてないのよ。

> 尾野真千子もよかったし、なんといっても堺さんの泣き笑い顔が全編見られるいいドラマだったさー(←あれっ、これじゃまるで堺雅人ラブじゃん、私!?)

oha~さんの場合はさ、つまり堺雅人が不憫だったか、そうでなきゃ堺雅人がおバカさんだったかどちらかでしょ(笑)。話の内容からいって「おバカさん」じゃなさそうだから「不憫」だったんじゃないの?

> 「ヤマト」には全然興味ないけど、Tsumireさんの感想は聞きたいから、ぜひ見て(笑)

みんなそんな事言って面白がりやがって~。感想自体は(オタクではなく、一般の客と)他の人とあんまし変わらないと思うけどな。

> ところで今アジアカップ見ながらこれ書いてるんだけど、まさかのドーハの悲劇が再びになりそうな…。

見てなかったので新聞で結果だけみたけど、結局引き分け?
2011/01/10(Mon) 08:56 | URL | tsumire→oha~さん | 【編集
映画つながり、ということで・・・
ちっくとスレ違いなんですが
映画『真逆家族』(チュートリアル徳井主演)が
今年11月にされるそうですが共演がすごい!
鷲津さん、劉くん、村雲さん、原田巧クン(林遣都くん)etc
ここの常連さんのためのような映画じゃありませんか?
楽しみだわぁ♪
2011/01/12(Wed) 13:25 | URL | Macky | 【編集
>鷲津さん、劉くん、村雲さん、原田巧クン(林遣都くん)etc
>ここの常連さんのためのような映画じゃありませんか?

へぇー、その並びには興味があるけど、徳井が主演で、『真逆家族』というタイトル、そこはかとなくとほほ感が漂っているように思われるのはきのせいですか?

そういえば今日見て来たあのSBヤマトに、斉藤工とかマイコはんも出てたわね。
2011/01/13(Thu) 01:24 | URL | tsumire→Mackyさん | 【編集
おぉぉっ!
ついに見たんですね、ヤマト!
感想、待ってます。
その感想を見て、見るかどうか決めようっと。

>そこはかとなくとほほ感が漂っているように思われるのはきのせいですか?

え?ここの常連さんの好物でしょ、”とほほ感漂う映画”って?

>斉藤工とかマイコはんも出てたわね。

工クン、最近、露出度UPなんですよねぇ♪
民放(テレ東だけど^^;)の連ドラも始まったし、「江」にも出るし。
2011/01/13(Thu) 10:05 | URL | Macky | 【編集
>その感想を見て、見るかどうか決めようっと。

えーー。感想文は今書いてるけどさ、私の感想なんぞなんの役にもたたないと保障できますぜ、お嬢さん……。大体今回の鑑賞ポイントはサイテーなのは「ヤマト」なのか「笑う警官」なのかですからね(笑)。

>え?ここの常連さんの好物でしょ、”とほほ感漂う映画”って?

検索してみたら他に北村一輝や阿部サダヲを出るじゃありませんか。濃いなあ。主役が徳井でなければよかったのに。映画館で見ようとは思わないけどちょっと見てみたいかも。

>工クン、最近、露出度UPなんですよねぇ♪

じゃ私の感想なぞ見ないで今すぐ映画館へGO! 結構出番も見せ場もあったぞー。
2011/01/14(Fri) 00:57 | URL | tsumire→Mackyさん | 【編集
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