大野靖子関連新聞記事(1983年)
ここんとこNHK大河ドラマの脚本家の方には文句しか言ってないような気がしますが、この方のドラマは本当に骨太でございました(上の写真は1984年の正月ドラマについての1983年の新聞記事)。

 脚本家の大野靖子さん死去(朝日新聞)

「73年の「国盗り物語」で女性で初めて大河ドラマを執筆。芸術祭大賞の「天城越え」や、大河ドラマ「花神」、連続ドラマ「ザ・商社」など大作を数多く手がけた」(朝日新聞より)ですよ。「国盗り物語」(NHK、1973年)は、今まで親が見ていたからただ見ていただけの大河ドラマから、意識して大河ドラマをみるようになった最初の作品のような気がする。そして「花神」(NHK、1977年)は「黄金の日日」(NHK、1978年)の次に好きな作品でした。私はドラマや映画を見てもほとんど泣いたことがないのだが(血も涙もない人間なので(笑))、「花神」の最終回は涙が止まらず、しかし親の前でドラマを見て泣いているなど見られたくなくて我慢してたのに結局泣きながら見て、母親に「あんた、何泣いているのさ」といわれて泣きながらも非常にムッとしたのも遠い思い出……(笑)。

そしてこの間ワダベンの訃報記事を書いたばかりですが(1月27日「お蔵出し・和田勉特集」)、そのワダベンと組んだ作品が「ザ・商社」と「天城越え」ですよーー。近日中にワダベンを偲んでNHK放送博物館のライブラリで「ザ・商社」とか見てみる予定でしたが、偲ぶ人が増えちゃった……(ん??)。

国取り物語(1973年)
「国取り物語」(NHK、1973/01/07~1973/12/23、演出:斎藤暁、村上佑二、伊豫田静弘、原作:司馬遼太郎「国盗り物語」「尻啖え孫市」「新史太閤記」「梟の城」「功名が辻」、脚本:大野靖子、出演:平幹二朗、池内淳子、中野良子、高橋英樹、江守徹、近藤正臣他)

花神(1977年)
「花神」(NHK、1977/01/02~1977/12/25、演出:斎藤暁、村上佑二、江口浩之、原作:司馬遼太郎、脚本:大野靖子、出演:中村梅之助、中村雅俊、田村高廣、浅丘ルリ子、宇野重吉、米倉斉加年、高橋悦史、秋吉久美子、尾藤イサオ、西田敏行、高橋英樹、松平健、森田順平、E・H・エリック、石橋蓮司、入川保則、田中健、加賀まりこ、志垣太郎、森次晃嗣、中丸忠雄、大滝秀治、金田龍之介、范文雀他)

ザ・商社
「ザ・商社」(NHK、1980/12/05~1980/12/13、原作:松本清張「空の城」、脚本:大野靖子、演出:和田勉、出演:山崎努、片岡仁左衛門、夏目雅子他)

戻り川心中(1982年)
「戻り川心中」(テレビ朝日、1982/07/03、演出:渡邉祐介、原作:連城三紀彦、脚本:大野靖子、出演:田村正和、紺野美沙子、大谷直子、宮下順子、叶和貴子、地井武男他)

炎熱商人(1984年)
「炎熱商人」(NHK、1984/05/03、演出:樋口昌弘、平山武之、原作:深田祐介、脚本:大野靖子、出演:緒形拳、松健、中条きよし、トニー・マベッサ、市原悦子、高峰三枝子、勝野洋他)

樋口一葉(1985年)
「樋口一葉 われは女成りけるものを…」(NHK、ドラマ人間模様、1985/11/23~1985/12/21、脚本:大野靖子、演出:村上佑二、出演:大原麗子、石坂浩二、高峰三枝子、蟹江敬三他)

ご冥福をお祈りいたします。
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テーマ:テレビドラマ
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
こんばんは tsumreさま

私も「花神」がはじめて「大河ドラマ」と意識して見た「大河ドラマ」でした。蔵六とおいねのやりとりに子供心に萌を感じたものでした。我が家では最終回に母親が泣き出してしまい内心「あらら先に泣かれちゃったよ」とか思っていると「子供は早く寝なさい」と突然言い出して「だってもうずっとみてるじゃない」と言い返してせっかくの最終回に母娘戦争勃発でした。やはり最初の作品の刷り込みは強烈でいまだに幕末もので大村益次郎が出て来るとそれだけでテンションが上がってしまいます。
でもマイナーなキャラなのかあんまり出ないので「武士の家計簿」で村田さんが大村役でほんの少し出演されたのは嬉しい驚きでした。

「ザ・商社」と「天城越え」どちらも最近のドラマが失ってしまった何かを感じさせてくれる「作品」でした。この後また再放送希望のメールを送ります。(日本映画専門チャンネルは和田勉追悼の希望には音無のかまえです)

あ、「刑事の現場」は今週の木曜日の午後2時からBS-hiで再放送開始ですので予約ヨロシク!!
2011/02/21(Mon) 23:26 | URL | むぎこがし | 【編集
へぇ~~~「ザ・商社」や「天城越え」が女性脚本家とは知らなんだ。
内館牧子や橋田壽賀子etc(そーそー今の大河の方も)ど~も女性脚本家に苦手意識があったけど、こういう人もいたのね。
「花神」内容は忘れたのだが、中村梅之助はキョーレツに憶えているなあ…なんでだろ?やっぱりあの顔のせいか…?
「花神」、「獅子の時代」、「新撰組」、「龍馬伝」と考えたら幕末大河はいつも面白く見てるのに、今だにさっぱり歴史が分からないのもなんでだろ(笑)?
2011/02/22(Tue) 21:36 | URL | oha~ | 【編集
>蔵六とおいねのやりとりに子供心に萌を感じたものでした。

なんて渋いお子様なんでしょ(笑)。この二人の取り合わせは相当地味だったのでわ。

>でもマイナーなキャラなのかあんまり出ないので「武士の家計簿」で村田さんが大村役でほんの少し出演されたのは嬉しい驚きでした。

そうそう、私も「武士の家計簿」で出て来たときは「大村益次郎、キターーーーーッ!」でしたよ。しかも村田さんだもんね。ほんの一瞬だったのがもったいない。

>あ、「刑事の現場」は今週の木曜日の午後2時からBS-hiで再放送開始ですので予約ヨロシク!!

すっっっっっかり忘れてました、ありがとうございます。今、予約録画しました!
2011/02/24(Thu) 00:56 | URL | tsumire→むぎこがしさん | 【編集
>内館牧子や橋田壽賀子etc(そーそー今の大河の方も)ど~も女性脚本家に苦手意識があったけど、こういう人もいたのね。

女性脚本家っつーても色々いるからねー。大野靖子は女性で初めて大河の脚本を書いたって書いてあったわね。そして例のスクラップ資料を発掘してたら、今更ながらにテレビドラマの切り抜き記事が、俳優メインではなく演出や脚本家関連の記事が多かったわ~。

>中村梅之助はキョーレツに憶えているなあ…なんでだろ?やっぱりあの顔のせいか…?

ずばり、顔でしょう(笑)。私も最初、えー、この人が主役~??って思ったもん。

>「花神」、「獅子の時代」、「新撰組」、「龍馬伝」と考えたら幕末大河はいつも面白く見てるのに、今だにさっぱり歴史が分からないのもなんでだろ(笑)?

映画「ハゲタカ」で劉一華メインで見ていたように、俳優メインで見ているからとか、あるいは今年や一昨年の大河のように真剣に見たら絶対歴史観が崩壊するから自己防衛本能が無意識のうちに働いているからとか(笑)。
2011/02/24(Thu) 07:15 | URL | tsumire→oha~さん | 【編集
またまたタレコミです。

3月11日(金)午後11時からCSのチャンネル銀河で和田勉追悼で「天城越え」が放送されるようです。(3月16日(水)午後2時から再放送あり)

早速大野靖子さんの追悼番組をとメールしました。
2011/02/25(Fri) 13:55 | URL | むぎこがし | 【編集
タレコミありがとうございます。3月のNHKBSでも色々再放送があるみたいですし、ますますわが家のDVDデッキのHDD容量の少なさから家庭内紛争になりそうです(笑)。しかしDVDもブルーレイも持っているのにHDDにドラマ「ハゲタカ」の再放送と映画「ハゲタカ」を8時間14分もとっている私の私が一番分が悪い……。
2011/02/28(Mon) 00:33 | URL | tsumire→むぎこがしさん | 【編集
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