以下の記事は3月11日の朝に書き上げ、夜までに見直しをしてアップしようと思っていた記事である。ところが11日はあんなことがあったためにそれどころではなく、ずっと下書きのまま放置していたのである。この記事自体は映画「ハゲタカ」の主題曲「His Wings」の秘密に迫る(笑)というネタなのだが、しかしね、今こそ「ハゲタカ」のテーマ、ROAD TO REBIRTH(再生への道)だよね。ここ数日、ずっと「ROAD TO REBIRTH」~「His Wings」~「拿羽」をリピートしています。

芝野「俺は、日本人の勤勉や誠実さに誇りをもっている。このまま終ってたまるか。まだまだこの国は、捨てたもんじゃない」
鷲津「……クソがつくくらい、真面目だ」
芝野「悪かったな」
映画「ハゲタカ」より


さて、「NHK放送博物館で例のアレを見る」 (02/28)の後、ぞろぞろと一行7名で渋谷に。去年の1月16日の映画「ハゲタカ」DVD発売記念DVD鑑賞会の時にも利用したカラオケ「パセラ」だ。去年6名くらいで利用したときは何分にも初めてなので、軽食とドリンクがセットになったコースに延長30分で確か2.980円くらいだったと思うが、今回はどうせここではDVDを見ているかしゃべっているかのどちらかのなのでルームチャージ料金のみ(1ドリンク付き)2時間30分1,000円(30分200円×5)でのご利用だ。このお値段でこういうお手軽な宴会(宴会??)が出来るのはなかなかいいですよね。ほんと、わしら食べるよりもしゃべってばかりなんだもん(笑)。なお遅れてエイトさんも参戦したため今回は8名での鑑賞会となった。

ここで大河ドラマ「龍馬伝 第1回」のDVDを見た話はまた別記事で。ここで印象的だったのは、ぶるーうぉーるさん改めぶるーさんから聞いたお話に「おおおっ!」と思ったのと、nanakoさんの向井理萌えっぷりがただ事じゃなかったことだ(笑)。

で、ぶるーさんから聞いたお話というのが。
ぶるーさん「映画のテーマ曲の「His Wings」なんですけど、おおっと思った事があるんですヨ!」
私「え、何々!?」
ぶるーさん「うち、子どもが吹奏楽をやっているので普通の人よりも曲を構成する楽器や編曲について意識して聞く事が多いんですけど、「His Wings」ってホルンの部分がすごく印象に残るんですよ」
私「……?」
ぶるーさん「ホルンって楽器、知ってます?」
私「なんとなく」
ぶるーさん「ホルンって必ず吹奏楽とかオーケストラに入って使われてはいるんですが、ソロなどでパァーッと目立つ楽器ではないんですね。なかにはホルンがソロの曲もありますが、どちらかというと地味な楽器なんです。もし私が編曲者ならきっとトランペットとか使うだろうに、「His Wings」ではホルンなんです。ここ、ここですよ、聞いてみて下さい」
とiPodのイヤホンを差し出してくれる。
ぶるーさん「ここの部分、ここがホルンなんですよ」
私「へぇー」
楽譜すら満足に読めないくらい音楽に疎い私には、指摘してくれた部分がホルンでもラッパでもあまり変わりがないのだが(←ヒドイ)。
ぶるーさん「子どもに確認してみたらやっぱりホルンだって言うし、CDの演奏者名のところにもちゃんとホルン奏者の名前が載っているのでこれは確かだと思います。それで子どもが言うにはホルンって元々動物や鳥を呼び寄せるために使う角笛が元になっている楽器なんですって」
私「へぇー」
実に低体温な反応で申し訳ないが、何分にも音楽の知識とか素養がないのでこうなってしまうのだ(とほほ)。
ぶるーさん「つまりこれは、「資本主義の焼け野原からどこかに飛び去ってしまったハゲタカ(鷲津)をホルンという角笛で呼び戻している」という意味の編曲ではないでしょうか?」
私「おおおっ!? つまり「ハゲタカ」再びって!? ……でもさー、この曲はドラマでも使ってたじゃん。その時はハゲタカはまだ飛んでいってなかったんじゃないの?」
ぶるーさん「ドラマの時の曲とは違っているんです。ドラマではこの部分ではホルンを使ってないんです」
私「おおおっ! そ、それは~!」
ぶるーさん「作曲された佐藤直紀さんは、テーマをすごく意識して作ってらしたんじゃないでしょうか。「ハゲタカ」が戻ってくるようにって。いや、私の勝手な解釈なんですけど……」
私「それは素晴らしい解釈だよ!」

と言う訳で、あの映画「ハゲタカ」の主題曲、「His Wings」にそんな意味もあったかもしれないとは。一昨年BOOKOさんに「ラストシーンもROAD TO REBIRTH~His Wings~拿羽と来ているのは「逆襲」なのさ! 」というコメントをいただいて、なるほど!!!と思ったもんでしたけど、可能性として曲の中にもこんな細工をしてたとは。ちなみにぶるーさんは何度も「私の勝手な解釈ですけど」とおっしゃってましたが、私は作品の中に何重もの意味を隠れさせている「ハゲタカ」ではアリだと思います。

さてこのあと、映画「ハゲタカ」で鷲津のニューヨーク時代の舞台となったバーで鷲津のお誕生会をした話も別記事で。
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コメント
えへへ、早朝出勤して、自主休憩中に遊びに来ちゃいました。(こらっっ)
7時40分過ぎごろだったか、オフィスでたった一人の時、また揺れて棚がミシミシ言って怖かったよう~(泣)
勤務先が埋立地にあるから、何かと心配ですわ。
さっきも緊急地震速報が入ったし…。
それはさておき。

ホルンのお話、なるほど~!と感心しました。
ぶるーさん、素晴らしい考察です。
そういえば、奈良公園の鹿も、ご飯タイムにはフレンチホルンを吹いて呼びますもんね。
ハゲタカの場合は、また芝野先輩が呼び戻すんでしょうか。
鷹匠・芝野。(鷹匠はホルン使わんけど。)
「彼」がまた戻ってきてくれると嬉しいですね。

私も小学校高学年から中学校までブラスバンドに居たこともあって、少しは管楽器の音を聞き分けられます。
ドラマではピアノ、映画ではホルンですよね。
なので、「His wings」のアレンジが違うことには、映画⇒ドラマと観た時点で気づきましたし、両方のサントラを買って聞きまくりましたが、「やっぱり映画のほうは壮大とか勇壮なイメージにしたんだね」くらいにしか思ってなかったんですよ。
音はわかっても、曲想の深いところがわかってなくてダメだわあ…と反省。
うーむ、しかし改めて直紀さん(なれなれしい)って凄いなーと思います。
『龍馬伝』は音楽に引き上げられているところが、かなりありましたもんね。
芸術家でもあり職人でもあり。

もちろん、ぶるーさんとtsumireさんの廃人ぶりも素晴らしい。
いやはや、やはりハゲタカ廃人への道はまだまだ遠いのう…と思う私なのです。
さあ、仕事しよーっと。
2011/03/23(Wed) 09:02 | URL | 美冬 | 【編集
ほぉぉ………深いわぁ。
ドラマのバージョンに較べて、映画の方が音が厚いとは思ったけど、でもそれは映画の方が絶対に音楽にもお金をかけているだろう(楽器の種類や演奏者の数が多い)という先入観のせいかもという自信の無さが裏付けるように、音楽の素養は全く無い私なので、ぶるーさんの深い説にはただただ感心しきりでございます。
tsumireさんも「ROAD TO REBIRTH」の歌詞にひっかかってたしね。皆様本当に愛してるんだねぇ、「ハゲタカ」。(たまに愛の方向がそれて頭髪方面に話題が流れちゃうこともあるけど………頭髪?………あーーっっ!「乱れ髪政彦」!)

tsumireさんは音楽は完全に映画の方の曲名でインプットされてる様子だけど、わたしは映画とドラマの曲名が中途半端に入り乱れてるので、「His Wings」はすぐに分かるけど、ちょっと反応が鈍い曲もあります(泣)まだまだじゃのぉ………
2011/03/23(Wed) 15:30 | URL | suika | 【編集
私のつぶやき(←ツイッターかい)をわざわざ記事にしてくださり、ありがとうございます。「His Wings」はそれこそ何回でもリピートして聞いてたんですが、最初はtsumireさんと同じく、全然なんにも感じてませんでした。私も、音楽に関しては全くのド素人です。たぶん子供が吹奏楽でホルンパートじゃなかったら、全然気付かなかったでしょう。

>どちらかというと地味な楽器なんです

ここね、うちの子を含めホルン奏者の方々を敵に回すような言い方になっちゃうんですが(苦笑)
子供が定期演奏会やらコンクールやらに出るんで、年に何回も吹奏楽の演奏聞くんですが(うちの子の学校だけでなく他の学校の演奏も聞くんで何回も同じ曲を聞いたりする)、いつも「今日は○○のとこミスったぁ」とか言われても、正直言って全然わからん(汗)
トランペットやフルート、サックスとかだとなんとなく聞き取れるんですけどね。
なので言い方は悪いけど「地味な楽器」かなぁと思うんです(すみません<(_ _)>)

下書きを先にtsumireさんに見せてもらってたんですが、全く同じ文章なのになんだか心にしみいるのはなぜかしら?震災の後だからかなぁ?
毎日同じように見えて少しずつ歯車がずれていくような、そんな気がします。このままいくとどうなるんだろう…と思いつつ、いつもtsumireさんと同じく3点セット?でサントラを聞いてます。

ところでですね

http://www.nhk.or.jp/drama/programs/index.html

↑これ「ハゲタカ」載ってないんですが、放送するんだよね?
2011/03/23(Wed) 23:01 | URL | ぶるー | 【編集
ええっ!!
と思って番組表からたどったらこちらにはありましたが…

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/index.cgi?area=001&date=2011-03-26&tz=afternoon

一応携帯でも検索しましたが「Gガイド番組表」でもまだ放送予定はありますしNHKの携帯サイトでの
番組表でも健在です。

「ドラマ扱い」ではなくて「映画扱い」されている
からの掲載漏れだと思いたいですが、
今の現状では中止して地震や放射能関係ーの
特別番組に差し替えられてもしょうがないですよね。(ため息)

なんかぶるー(うぉーる)さんって映画版のHPの
時といいホルンの気付きといいチェックが細やか
素早いですね。村田さん並みですな。
2011/03/24(Thu) 03:32 | URL | むぎこがし | 【編集
>早朝出勤して、自主休憩中に遊びに来ちゃいました。

「……クソがつくくらい、真面目だ」(笑)

年度末でただでさえ忙しい所に来て、この状況で短縮業務になったり客先が休業してたりしてて大変だとは思いますが、どうかお気をつけてつかあさい。

>ハゲタカの場合は、また芝野先輩が呼び戻すんでしょうか。
>鷹匠・芝野。(鷹匠はホルン使わんけど。)

そうか、その発想はなかった(笑)。でも芝野はホルンを吹いて鷲津が来るのをじっと待っているんじゃなくて、自分から「こんなところまできたんですか」と言われるような所に行っちゃってるしなー。

>なので、「His wings」のアレンジが違うことには、映画⇒ドラマと観た時点で気づきました

私は音楽的素養が全くないので、映画の方がゴージャスっぽいなあというおバカっぽい感想しか持ってなかったですよ。

>『龍馬伝』は音楽に引き上げられているところが、かなりありましたもんね。

「ハゲタカ」の曲がいいのは当然として、「龍馬伝」は本当に曲がよかったですよね。「ハゲタカ」同様に「龍馬伝」もサントラをダウンロードしちゃったんですが、ここんとか「His Wings」他と一緒に通勤途中で聞いてます。それにひきかえ今年の大河の音楽と来たら(略

>いやはや、やはりハゲタカ廃人への道はまだまだ遠いのう…と思う私なのです。

また相変わらずそんなこと言っちゃって……(笑)。
2011/03/24(Thu) 07:10 | URL | tsumire→美冬さん | 【編集
>音楽の素養は全く無い私なので、ぶるーさんの深い説にはただただ感心しきりでございます。

私も音楽の違いなんざさっぱりわからないので(そりゃドラマの曲調と映画の曲調が違うのはわかるけど)ホルンと言われても「はぇ?」な反応で申し訳なかった次第だ。

>tsumireさんも「ROAD TO REBIRTH」の歌詞にひっかかってたしね。

あーーーー、そういえばそういうこともあったなーー。懐かしい(遠い目)。3月24日から1週間は劉一華追悼ウィークっつーことでもう一回記事を再掲しようかなー。
http://kiritani.blog4.fc2.com/blog-entry-1670.html

>たまに愛の方向がそれて頭髪方面に話題が流れちゃうこともあるけど

え? 別にそれてないじゃん、鷲津政彦はハゲッ!!なのは事実だし(笑)。

>tsumireさんは音楽は完全に映画の方の曲名でインプットされてる様子だけど、わたしは映画とドラマの曲名が中途半端に入り乱れてるので、「His Wings」はすぐに分かるけど、ちょっと反応が鈍い曲もあります(泣)まだまだじゃのぉ………

私も「His Wings」は好きだからまだ区別がつくけど、他は結構怪しいかも。映画オリジナルの曲「朱雀」(劉一華のテーマ曲ね)とか「涙の日」(売って売って売りまくれ)、「アカマGT新車発表会」なんかだとはっきりわかるし、鷲津のふてくされた顔(TOB合戦で価格がどんどん上がっていっている時の顔)のバックでかかる「鋭嘴」は好きなのでかろうじてわかるぐらいかな。劉一華が襲われた場面→留守電鷲津→アカマ自動車臨時取締役会のBGMでかかる「折れた翼」が、ドラマ版「神の鳥」(ネジ踏み鷲津場面?)+「巣立ち」(第6話体育館のリハビリ鷲津とプロポーズ芝野のシーン)だっていうのもBOOKOさんから聞いてはじめて「へぇーーー」だったしなー。
2011/03/27(Sun) 23:17 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
>私のつぶやき(←ツイッターかい)をわざわざ記事にしてくださり、ありがとうございます。

いやあ、ヒジョーに深いお話をどうもありがとうございました。私は音楽には本当に疎いのでせっかくぶるーさんからお話を聞いても反応が薄くて申し訳なかったっす。でも言われると納得してしまう有力な説ですよ、コレは。

>子供が定期演奏会やらコンクールやらに出るんで、年に何回も吹奏楽の演奏聞くんですが(うちの子の学校だけでなく他の学校の演奏も聞くんで何回も同じ曲を聞いたりする)、いつも「今日は○○のとこミスったぁ」とか言われても、正直言って全然わからん(汗)

まー、うちも子どもが中学に入ったら「吹奏楽部に入る」って今から宣言しているので、たぶんぶるーさん同様な事になるであろう(笑)。

>下書きを先にtsumireさんに見せてもらってたんですが、全く同じ文章なのになんだか心にしみいるのはなぜかしら?震災の後だからかなぁ?

「His Wings」が日本再生のテーマであるせいかもしれないですよね。きっとなんとかなるという希望が見えて来る曲ですもんね。

>毎日同じように見えて少しずつ歯車がずれていくような、そんな気がします。

これから多分、色々なことが今まで通りとはいかなくなって少しずつ変わって行くんでしょうね。

>http://www.nhk.or.jp/drama/programs/index.html
>↑これ「ハゲタカ」載ってないんですが、放送するんだよね?

無事放送されてよかったですね。地震速報は度々入ったけどL字枠放送にもならなかったし。私は仕事しながら見ようと思ったら、ついついtwitterで叫んでいました(笑)。
2011/03/27(Sun) 23:27 | URL | tsumire→ぶるーさん | 【編集
>今の現状では中止して地震や放射能関係ーの
>特別番組に差し替えられてもしょうがないですよね。(ため息)

毎日色々なニュースが出て来て、先がどうなるかまったく読めませんね。3週間前には予備校生のカンニング記事が一面だったなんあて信じられないですね。

>なんかぶるー(うぉーる)さんって映画版のHPの
>時といいホルンの気付きといいチェックが細やか
>素早いですね。村田さん並みですな。

情報の早さではむぎこがしさんといい勝負ですよね(笑)。
2011/03/27(Sun) 23:42 | URL | tsumire→むぎこがしさん | 【編集
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