「神様の女房 第1回~第3回(最終回)」10月1日~10月15日放送、NHK。土曜ドラマなのにー、結局リアルタイムではなくー、オンデマンドと録画でなんとか見ました。

[あらすじ]
「大正4年、運命の夫婦が誕生した。病弱な夫・松下幸之助(筒井道隆)は、よい看護婦がきてくれると考え、妻・むめの(常盤貴子)は、おしゅうとめさんのいない気楽さと財産を一から夫婦で築いていくことを望んでの結婚だった。しばらくは、大阪の小さな長屋でのつつましいが幸せな暮らしが続いたが、幸之助は勤めている電気会社の仕事がつまらないと、会社を辞めてしまう。意気消沈した幸之助に、むめのは独立を促す(第1回)」(NHK番組表より)

何分にもNHKの土曜ドラマ枠なので前々から注目していたのだが、ここんとこ仕事が忙しくて週末はすっかりヘロヘロになっているため(でも花見はする(笑))、「神様の女房」の第1回も録画し忘れて見逃してしまっていた。仕方ないのでオンデマンドで見るかあと思いつつも、PCの前に座るとついピグばかりやってしまう私(てへっ)。しかしNHKのオンデマンドの見逃し見放題パックの視聴可能期間は2週間、やっと期限切れの10月16日(日)の夜11時(期限切れの1時間前)に視聴開始(遅いよ!)。

ふむふむ、すっげーNHKらしい、「正しいドラマ」だなあ、なんか昔の朝ドラみたい、、とか思いつつ見てたら視聴開始50分過ぎくらいに子どもから呼び出しをくらって席をはずしているうちに視聴期限切れの12時に。しかし見始めたのが12時前なら続けて見られるのでPCの前に座って、さて続きを見ようかしらねとマウスを動かしたらなんとPCがフリーズしてたYO! いやーな予感をしつつ再起動してオンデマンドを見てみたら、もちろんもう続きが見られなくなっていましたよ(とほほ)。そんな訳で第1回は最後の20分ほど見てない。オンデマンドの落とし穴でございました(←自業自得)。

さて感想。普通に面白かったのだが、なによりもきちんと作ってあって安心してみてられる非常にオーソドックスなタイプのドラマでした。後半がかなり駆足気味だったのは仕方ないかなー(←エラソー)。……あれ? ちょっと見方間違っている? 別に去年の大河「龍馬伝」をモヤモヤしながら見ていたり、今年の大河「GOW」に呆れたりしていたせいでは決してなく(笑)。何よりも台詞だけで物語を進めてないんですよね。物語自体はごく普通の苦労して一時代を築いてきた人々の話で、奇をてらった所は何もないまっすぐなストーリー。でも、堅物過ぎる松下幸之助(筒井道隆)とそれをおおらかにしっかり支える妻・むめの(常磐貴子)を描写するには、それが一番正しいような気もする。それをきちんと場面場面で見せてくれるので納得出来るし、すっと物語の中に入ることができる。

たとえば貧乏時代の箪笥のエピソード。むめのを心配して見に来た母(野際陽子)が、むめのがいない間に箪笥の中を見てみる、どの引出しもからっぽ、むめのが戻ってきた時にはもう母はいない、母は帰る前に箪笥を見ていたと、あらためて自分でからっぽの箪笥をじっと見てみる、そして台所には母が買っておいた乾物や現金がある、母が置いていってくれた封筒をぎゅっと握りしめる、という流れの中にほとんど台詞はないのに、ちゃんとそれぞれの思いが伝わって来る。この時代の人の箪笥は、今の現代人にとって収納家具でしかない箪笥とは重みが違う。特に貧乏時代の描写に箪笥を使うのは定番ではあるけれど、やっぱりきちんと、そういのもよくわかる場面。普通のドラマってこういうことだよなあ、、、とか思ってしまうのはやはり重病のドラマ廃人か!?(笑)もう、素直にドラマは見る事ができないのかも(泣)。
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テーマ:テレビドラマ
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
いやー、わたしも全三回面白く見れました。登場人物の大阪弁もすんなり耳に入ってきたし。(わたしが関西人じゃないせいもあるけど)
津川雅彦の芝居じみた親父も、クールな野際陽子の母親も良かった。
それにしても、「練り物の名人」て、かまぼこでも作るのかと思ったら、あんな鍋釜で樹脂を作っていたとは驚き。
確かに後半は駆け足だったけど、松下夫妻の家族主義とか、豪邸光雲荘とか、会社は株主のものという台詞が、いちいち「ハゲタカ」を連想させて、そういう意味ではわたしもやっぱりハゲタカ廃人なのかなぁと思っちゃったよ。
ということは、もうわたしも素直にドラマを見ることができないのかなぁ(泣)

余談だけど、「家政婦のミタ」見てる?
主人公の子供の小学生の息子をいじめる子役が、大森南朋そっくりでびっくりした!
小学生が中年のオヤジに似てるってどういうことだと自分でも思うけど、だまってても似てるし、しゃべっても似てて、目が離せなかったぜ。(注 大森南朋に似ているのであって、鷲津にはこれっぽっちも似ておりません。そりゃそうだ、なんたって小学生だからね)
2011/10/25(Tue) 09:37 | URL | suika | 【編集
こんにちは tsumireさん

私も全3話楽しみました。
でもねーせっかく「土曜ドラマ」の
金看板を背負っているんだからもうちょっと
「ハゲタカ」並みに6話とはいかなくても
せめて全4話くらいにしてもらいたかったです。

まあ常盤貴子さんの扱いをみるにつけ
いくらなんちゃって大河で脚本や演出が
ナニでもこうやって挽回させてくれるのを見て
いよいよ終盤に差し掛かった今年のGOW
のわが殿の行く末はきっと明るいだろうと
思って残り一月を堪え忍ぶつもりです。

で、ドラマスキーのtsumireさんも
お好きそうな新しいコンテンツがNHKのHP
にオープンしてました。

http://www.nhk.or.jp/drama/archives-catalogue/chrono/chrono_2005-09.html

「NHKドラマカタログ」というタイトルに偽りなく
ものすごい量のドラマが網羅されてますので
まだ隅まで読み終わってませんが
「ハゲタカ」「白洲次郎」「龍馬伝」
に関連したところだけでも最近新しいニュース
に飢えているので面白うございました。

「クライマーズ・ハイ」で報道局とドラマ制作局との
連携があったことから「ハゲタカ」の制作の後押しに
なったという記述を見ると我らが鷲津政彦を生み出す
きっかけになっただけでないのだなと改めて感じ入りました。

これムック本で出版してくれないかな。
2011/10/27(Thu) 13:57 | URL | むぎこがし | 【編集
>登場人物の大阪弁もすんなり耳に入ってきたし。(わたしが関西人じゃないせいもあるけど)

まあジモピーには地元ドラマの方言はすごく気になるよね。私も「北の国から」の北海道弁はいくらなんでも、って思うしな。でもこのドラマは台詞が自然だからよけいにそう思うんだろうけど。

>津川雅彦の芝居じみた親父も、クールな野際陽子の母親も良かった。

津川雅彦のアレは漫画みたいだったねえ。

>それにしても、「練り物の名人」て、かまぼこでも作るのかと思ったら、あんな鍋釜で樹脂を作っていたとは驚き。

そうそう、本当に家内制手工業で、ああいうところも面白かったなあ。

>いちいち「ハゲタカ」を連想させて、そういう意味ではわたしもやっぱりハゲタカ廃人なのかなぁと思っちゃったよ。

えー、私は「ハゲタカ」は連想しなかったなあ。後半の常磐貴子の描写にもっと本人の苦悩の描写とかあった方がいいかなあとか、でもそれを乗り越えて社長夫人としての生き方を見せてるからいいのか?とか思ってたよ。

>ということは、もうわたしも素直にドラマを見ることができないのかなぁ(泣)

それは確かでございますわね(笑)。

>余談だけど、「家政婦のミタ」見てる?

やや見てる。子どもがハマって見ているのでなんとなく斜め見しているけど、あの父親(長谷川一己)のキャラにイライラするわ~(笑)。そしてミタがロボットだって設定だったら面白いかもって思っていたのに、どうやら過去に何かあってあんな感じになった(そしてやがて人間性を取り戻していく??)らしい定番の設定にちょっとガッカリ。

>主人公の子供の小学生の息子をいじめる子役が、大森南朋そっくりでびっくりした!

へーー、子どもの顔なんかみてなかったわ。suikaさんたらそんな目線で見てたとわ~。一体どんな子だったけ?と公式サイトを見に行ったら写真、載ってないやんけ。次回、注意して見てみます。
2011/10/30(Sun) 16:55 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
>「ハゲタカ」並みに6話とはいかなくても
>せめて全4話くらいにしてもらいたかったです。

でもまー、各話1時間15分だから3話で3時間45分だから1時間ドラマならやや4回分と言えなくもないかも(笑)。それでも後半は駆足気味だったけど。

>いよいよ終盤に差し掛かった今年のGOW
>のわが殿の行く末はきっと明るいだろうと
>思って残り一月を堪え忍ぶつもりです。

ファンなんすから、あと1ヶ月楽しめると思えば~(棒読み?(笑))。

>で、ドラマスキーのtsumireさんも
>お好きそうな新しいコンテンツがNHKのHP
>にオープンしてました。

見やすいし、きちんと時代別にわけられてて充実しているし、いいですね。読み終えるのにかなり時間がかかりそうですが(笑)。つか、まだ読む暇なくて全然四d寝ませんが(泣)。

>これムック本で出版してくれないかな。

「このサイトはNHKが制作してきたドラマの放送記録とその大まかな変遷をまとめた「NHKテレビドラマカタログ─ドラマ番組放送記録+カテゴリー小史 1953~2011」(2011.3.31発行)の冊子を元にして作成されている」とありますけど、その冊子って内部資料で一般では見られないのかしら。もしかしてNHK博物館とかだと見られるかなあ。
2011/10/30(Sun) 17:34 | URL | tsumire→むぎこがしさん | 【編集
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