4月期ドラマもどんどん始まっていますが……毎日仕事で11時12時帰宅のため平日は全く見られません(泣)。そんな訳で土日にまとめてテレビ漬け。ヒトとしてどうなのか(笑)。しかし今期ドラマのトレンドは「変人な主人公のミステリ」か?

4月9日、月8TBS、「ハンチョウ~警視庁安積班~」(原作・今野敏「神南署安積班」ほか、脚本・大川俊道、いとう斗士八、安井国穂、岡芳郎、P・橋本孝、演出・荒井光明、酒井聖博、村田忍、竹村謙太郎、竹園元、出演・佐々木蔵之介、小澤征悦、福士誠治、比嘉愛未、里見浩太朗、高島礼子他)。キャストにちょっとだけ心惹かれて第2回だけ録画(第1回は録画忘れ)。月曜8時は昔から変わらず旧・松下、現・パナソニック枠な訳だが、超久しぶりに見たけどなんだかすっげー感動物みたいな、映画「ライフ」とかナショナル・ジオグラフィックみたいなスポンサー映像にびっくり。そんでもって始まった「ハンチョウ」のオープニングもスピード感あるカッコイイ感じで、あら、「水戸黄門」とか「大岡越前」とか「こちら本池上署」をやっていた枠とは思えないかも、とか思いつつ見ましたが……なんか、やっぱり昔ながらの刑事ドラマのお約束感のあるドラマでした。でもストーリー自体は非常にフツーな感じで進むので結局最後まで見てしまいました。なるほど、ナショナル劇場(現・パナソニックドラマシアター)56年も伊達じゃない。来週は多分もう見ないけど。

4月16日、月9フジ、「鍵のかかった部屋」(原作・貴志祐介、脚本・相沢友子、P・小原一隆、中野利幸、演出・松山博昭、加藤裕将、石井祐介、出演・大野智、戸田恵梨香、佐藤浩市他)。最初の方の偏屈な密室マニアの主人公榎本径(大野智)のキャラクタを見せる部分はばっちりだったのでは。榎本が閃いた時の効果音が錠を開ける音なのもなんかいい。ドジっ子?な新人弁護士・青砥純子(戸田恵梨香)とのつなげ方も強引ながらなんだかもしかしてそんなもんなのか?と思わせられるし(笑)。榎本が犯人(犯罪)を追及したいのではなく密室の謎を解きたいだけというキャラで、普段は無表情なのに不可能な錠を開けられた時にだけニヤリとするというのもいい。このキャラクタは多分原作によるところが大きいのだろうけど(原作は読んでないので知らないけど、Wikipediaによるとかなり設定からして違うような??)、ドラマとして端から見て「面白い変人」になっている。嵐の大野くんは釣り好きで面白い絵を描くおとなしい子という印象しかないが(←何せ興味ないもんでよくわかってない)この作品のこのキャラクタには結構ハマっているんじゃなかろうか。

それにしても月9は余計な恋愛要素が入ってないと結構面白く見られるよなーとか思うのは、ただ単に私がそっち方面にまったく興味がないからか(笑)。そして密室犯罪を説明するのに使われる密室模型のジオラマ(と現実のセットとの合成も)を使った説明がこれまたナイス。これはちょっと次回も楽しみかも。なお、戸田恵梨香の役名ってなんだっけ?と公式サイトとWikipediaを見てみたら、Wikiの大野智「デビューまでの経緯」が面白かった。嘘かホントかしらないけど、どんどん周りから騙されたり言いくるめられたりして「え? え? え?」とか言っているうちに実力が有る故に現在の立場になっちゃったような感じ。大野くん、いいヒトなのね(笑)。

4月16日、月深夜TBS、「スープカレー」(脚本監修・秦建日子、P・泉雄貴、安藤親広、演出・木村好克、橋本光二郎、真壁幸紀、監修・本広克行、出演・森崎博之、戸次重幸、安田顕、大泉洋、音尾琢真他)。主演5人(TEAM NACS)のうち4人がそれぞれ主役のドラマが描写され、その合間に大泉洋演じる料理研究家がアシスタントと作るスープカレーの料理番組が挟まれ、さらに大泉洋以外の4人によるスープカレーの試食みたいなコーナーもあって、おまけに最後に本物の「スープカレーの匠の店」の紹介があってなんだかごった煮風。第1回だから仕方がないのかもしれないけど、ちょっと慌ただしくてまとまってない感じ。それにだいたいスープカレーをこんなにこれでもかと出す意味あるのか?(←ここで抱いちゃいけない疑問)。それともただ単にスープカレー屋とのコラボ番組だっていうだけの話なのか? とにかくスープカレーネタで色々やってみたいのか? なお、私としては「龍馬伝」であの亀弥太をやっていた音尾琢真が現代劇に出ている事に非常に違和感あり(笑)。

4月17日、火9フジ、「リーガル・ハイ」(企画・成河広明、脚本・古沢良太、P・稲田秀樹、演出・石川淳一、出演・堺雅人、新垣結衣、生瀬勝久、小池栄子、里見浩太朗他)。予告編の堺雅人の髪型とどうやらかなりエキセントリックな感じのキャラからいって掴みはOKな感じではあったが、いやあ面白かった。テンポがすごくいいし、キャラクタがとんでもなく漫画的なのにドラマから浮いていない。ま、最初の方の中国人の愛人とのやりとりの部分なんかはやりすぎ感があったけど、見慣れて来るとこういうもんかな?という気もして来る(笑)。でもこのキャラ、あんまり女をからませない方がいいんじゃないのかなあ。

度を超した偏屈な主人公(大野智/堺雅人)+ドジっ子な新人弁護士(戸田恵梨香/新垣結衣)+強力なサブ(佐藤浩市/生瀬勝久・里見浩太朗)でミステリータッチで進むドラマということで月9「鍵のかかった部屋」とかなりかぶる部分もあるように思うんだけど、どっちもそれぞれ面白い。これは次回も見ます。

4月17日、火深夜TBS、「コドモ警察」(脚本・監督・福田雄一、P・森谷雄他、出演・鈴木福、勝地涼、本田望結他)。脚本と演出があの「勇者ヨシヒコと魔王の城」の福田雄一なんで録画してみたんですが……面白いんだかそうじゃないんだかよくわからん!(笑)。腕利きの刑事達が犯人グループを追いつめた所で変なガスを吸わされてしまって子どもの姿になってしまったが、それでも犯人を追い続けるというストーリー。子ども達が昔の刑事ドラマのキャラクタまんま、鈴木福くんが「太陽にほえろ」のボス(石原裕次郎)みたいだったり、他のキャラも山さんとか長さんとかゴリみたいなお芝居をしているところや、子どもだから今更小学校に行かなきゃならなくて苦労しているところとか、子どもが喋る大人の台詞のギャップとか笑えるんだけど、子役の皆さん、滑舌が悪いしわざとらしいのでなんか学芸会感があるんだよなあ。

4月18日、水9テレ朝、「Answer~警視庁検証捜査官」(脚本・池上純哉、真部千晶、監督・猪原達三、長谷川康、田村直己、P・佐藤凉一他、出演・観月ありさ、田辺誠一、五十嵐隼士、橘慶太、松重豊、片岡鶴太郎、遠藤憲一他)。観月ありささんのドラマはパス、とか言っていましたが、「容疑者逮捕から、検察が事件を起訴するまでの限られた時間の中で事件を再検証、現場の捜査官の暴走による冤罪を未然に防ぐという重要な任務を与えられている検証捜査係」という設定がちょっと面白そうなのでとりあえず録画して見てみました。うーん、2時間ドラマチックと言えなくもないけどドラマ自体はそんなに悪くないと思いますが(←エラソー)、やっぱり登場人物に魅力を感じません。エンケン(遠藤憲一)や松重さんはいいけどね。

4月19日、木9TBS、「パパドル!」(脚本・金子ありさ、演出・坪井敏雄、P・加藤章一、出演・錦戸亮、優香、川島海荷、高畑淳子、財前直見、佐藤二朗、えなりかずき、八嶋智人他)。平日はとにかくドラマなんか見られないので溜まった録画を土日にまとめて見ようと思ってたら、そこにこれの第1回の再放送が始まったので洗濯物を取り込んだり畳んだり干したりしながら斜め見視聴。うーむ、錦戸亮のキャラが真面目でこういう状況でああなるのはあり得なくもないとちょっとだけ思わせられるし、マネージャ役の財前直見も迫力だし、ところどころ本物な皆さん(櫻井翔役の櫻井翔とか堤幸彦役の堤幸彦とか)が出て来るのも面白いし、何よりも大昔の少女漫画チックな「この秘密がバレたら致命的だからなんとか隠したいが故に生じるドキドキと行き違い」という設定は魅力的ですけどねー、ドラマのテンポがなんだかたらたらしているし、主人公はじめ他のキャラの皆さんの行動がありきたりであんまし魅力的じゃない。

4月14日、土9日テレ、「三毛猫ホームズの推理」(原作・赤川次郎、脚本・大宮エリー、演出・中島悟、南雲聖一他、シニアチーフクリエイター・櫨山裕子、P・池田健司他、出演・相葉雅紀、藤木直人、大倉忠義、大政絢、マツコ・デラックス、尾美としのり、石坂浩二他)。見る前から「なんで今、三毛猫ホームズ?」とか言っていた訳ですが、…こう言ってはなんですがオーソドックスなストーリー進行である程度登場人物のキャラがしっかりしていたらそれなりに見られるので今回のこの三毛猫ホームズも普通に流して見られました。でもさー、ミステリーのトリックとか設定とかどうなんでしょ。原作読んだ事ないけどこれはミステリーと思っちゃダメなのか? なんだろ、大昔の「少年探偵団」みたいに謎解きよりもキャラクタで楽しむドラマか。しかしまあ、このドラマはマツコ・デラックスのキャスティングがナイス!に尽きるね。そして私としては心惹かれるポイントはほとんどないが、子どもが楽しみにしているので多分毎週目に入ることだろう。

4月21日、土11フジ、「未来日記-ANOTHER:WORLD-」(原作・えすのサカエ「未来日記」、脚本・渡辺雄介、P・藤野良太、演出・並木道子、宮木正悟、出演・岡田将生、剛力彩芽他)。別に見てはいないんだが、原作漫画とアニメのファンである子ども(13歳)が、「キャラが全然合ってない! 岡田将生はまだしも、由乃が剛力彩芽って絶対違う!」と言っておりました。

4月15日、日9TBS、「ATARU」(脚本・櫻井武晴、演出・木村ひさし、吉田健、韓哲、P・植田博樹、韓哲、出演・中居正広、北村一輝、栗山千明、利重剛、奥貫薫、嶋田久作、田中哲司、中村靖日、市村正親、村上弘明他)。これさ、主人公がサヴァン症候群の謎解き物という時点で、かなり難しいレベルに行っちゃっていると思う。サヴァン症候群がただ単に主人公が天才である事のいい訳にしかなっていなかったらドラマとして失敗だし、かといって主人公の病的な部分にだけ目が行ってしまってもいけない。このエキセントリックな設定のキャラがきちんとドラマの中に収まってなくてはならない。映画「レインマン」みたいなロードムービーでそれぞれのキャラや行動が際立つ事で物語が進むドラマならまだしも、基本的に1話完結の事件解決型のストーリーだとこの設定の主人公はただの便利屋になりかねないから、すごく難しいんじゃなかろうか。

その点、この主人公・チョコザイ役の中居正広は(それが魅力的かどうかは置いておいて)結構すごいと思う(登場時間と活躍ぶりからいったら栗山千明演じる蝦名舞子の方が主人公っぽいけど)。あのサヴァン症候群風なのがリアルなのかどうかは本物を見た事がないのでわからないが、ちゃんとそれっぽい感じ。舞子(栗山千明)のキャラはコミカルというかテンションがかなり高めで最初は違和感があったけど、でもまあドラマのテンポがいいせいか、それともタナテツ(田中哲司)とか北村一輝みたいな他のキャラも十分に濃いせいかそのうち気にならなくなったし。メインの事件以外にも色々謎がバラまかれていて結構気になる。多分舞子の母親(奥貫薫)の死の謎にもチョコザイが関わってくるんだろうなー。という訳で多分今回も視聴予定。ただなー、今日は前回見なかった裏の「家族のうた」も見てみたいんだよなー(←朝日新聞のTV欄に視聴記事が載っていたから(笑))。

そんな訳で、現時点では「鍵のかかった部屋」と「リーガル・ハイ」は視聴決定、「ATARU」ももうしばらく見てみて、えーーー、「平清盛」? 今日はついに中井貴一(平忠盛役)が退場? 楽しみが減るなー。
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テーマ:ドラマ
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
「リーガル・ハイ」は面白かったねー。堺雅人すごい!本当にテンポがよく、キャラクターがぶれてない。堺雅人の吹っ切れた演技がなんとも見ていて気持ちよかった。でもあんなにポンポンとセリフを言うのは大変だろうなあ。生瀬は今回は抑え気味の役だけど、それはそれでまたいいわ。毎週楽しめそうです。
当初の予想通り、あとは「平清盛」しかドラマは見てないなぁ。なかなか「面白い!」と迷いなく言える展開にはなってこないけど、それでも毎週見られるレベル。
今季はこの二本立てだな。

ちなみに「SPEC」劇場版、わたしは全然ダメだった。色々と欲求不満を感じたし、もし続編を制作するとしても、次はもう見に行かないと思う。
「テルマエ・ロマエ」に期待しようっと。
2012/04/22(Sun) 23:22 | URL | suika | 【編集
今期、結局見ているドラマは日9「ATARU」、月9「鍵のかかった部屋」、火9「リーガル・ハイ」と、3日連続9時台のミステリードラマになったな(日9の「平清盛」も見ているけど)。新ドラマは上のドラマ以外に「放課後はミステリーとともに」(だったかな?)を見たけど、つまんなくて罰ゲームみたいだったわー。「リーガル・ハイ」は堺雅人が「いい人」になっちゃダメだよな。生瀬と堺雅人の間にある「贖罪」がなんなのか、ガッツリ描いてくれるとこれまた楽しみ。

>ちなみに「SPEC」劇場版、わたしは全然ダメだった。

へーーー。ちゃんと全部終ってないという話は聞いていたけどやっぱりそうなのか。結局4月は忙しくて全然映画を見に行けなくて「僕達急行」も「サッチャー」も「SPEC」も見に行けなかったなあ。今月こそは私も「テルマエ・ロマエ」を見に行きたい!(←希望)
2012/05/06(Sun) 23:43 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
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