プロメテウス
今週の水曜日に会社を休んで、午前中に「最強のふたり」を見ていい感じでほくほくしながらで昼飯を食い、午後は「アベンジャーズ」と「プロメテウス」でどっちを見るか迷ったあげく「プロメテウス」にしたのですが、適当な時間にやっているのは3D版しかなくて、せっかくレディースデイで1,000円で見られるのに3D料金を払ってわざわざ見ましたよ。3Dは去年見た「三銃士」についで2回目ですが、特に期待もしてないし、3Dにする意味ってなんなんだろうとか思いつつ見たわけです。

[あらすじ]
「「エイリアン」「ブレードランナー」の巨匠リドリー・スコットが自身初の3Dで描くSF大作。地球上の古代遺跡で人類の起源にかかわる重大な手がかりを発見した科学者チームが、その謎を解明するため宇宙船プロメテウス号に乗り、未知の惑星を訪れる。しかし、そこには人類が決して触れてはならない、驚きの真実が眠っていた……。出演はノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン、ガイ・ピアースら。脚本を「LOST」のデイモン・リンデロフが手がけた」(映画.comより)

この映画に関する予備知識は予告編を一度みただけ、あらすじもキャストも全くチェックしていなかったのでどういう話かまったく知らなかったのですが、監督がリドリー・スコットだしー、シリアスな宇宙SFかしらとか何も考えずに見てしまいました。……午前と午後で見る映画を逆にしておけばよかったよ、ママン……。まさかあんな話とは思わずに見終わったらすっかりヘトヘトになってしまって、その後お口直しにいっその事「ひみつのアッコちゃん」か「海猿」を見ようかと真剣に思ったぐらいやさぐれてしまいました。で、大森南朋の鷲津政彦度が今までの(「ハゲタカ」以外の)映画の中で一番高いと評判の「ヘルタースケルター」が、時間的に同じ劇場内ですぐに見れたんですが、「プロメテウス」の後に「ヘルタースケルター」見たらもっとやさぐれちゃうかもと思ってやめました。

まー、3Dにする意味は場面によってはある映画でした。去年見た「三銃士」ではアクションロマン?スペクタクルで、確かに立体的になればスペクタクルな映像がより迫力を増すんだろうとは思いましたが、3Dの技術自体はまだまだ開発途上なんじゃないのか?とか、映像にばかり目が行ってしまって肝心の物語を見落としてしまうかもとか思いました(「三銃士」は今更どうこういうような物語じゃないけど)。それにひきかえ「プロメテウス」では未来宇宙が舞台で、プロメテウス船内のホログラム映像とか、主人公達が降り立った惑星に古代人が残したホログラムの映像が本当に立体で見えるのがなかなかよかったです。ま、あとは化け物連中が襲いかかって来るところとか実に立体的で……。

そんな訳で今更ですが大した事は書いてませんが一応ネタバレを書いてありますので、折り畳みます。
私、「エイリアン」シリーズは一作も見ていないんですよね。そしてこの作品が「エイリアン」エピソード・ゼロに当る作品であるという情報も全く知らなかったので、一番最後のエイリアンの幼生?が出てくる場面で初めて、「えーーーー、これってそういう話だったのーー!?」とビックリした次第。だいたいホラーは嫌いだし「エイリアン」も見ようと思った事は一度もなかったので、知っていれば多分途中で宇宙船の形態とか、各種の美術デザインですぐに気がついたんだろうけど、何分にも本当に知らなかったので、見ながら「エイリアン」みたいな話だったらやだなーとか、なんか「宇宙戦艦ヤマト」みたいじゃね?とか思ってたんですよ。ううううむ。

結局、人類の起源なんかわかんないじゃねーか。地球で"エンジニア"と呼んでいた古代宇宙の知的生命体が何故地球にDNAをまき散らし、そして自分たちが種を蒔いた星を何故攻撃しようとしていたのか。エンジニアにとっては実験室の中で実験をするためにまずマウスをゼロから誕生させて、それからマウスに対して色々と実験をした、あるいはするつもりだったということなのか? 私としては人類発祥の起源を探る「星を継ぐもの」(J.P.ホーガン)みたいなミステリーSFかと期待していたんですが、いやはや、ホラーSFでした(泣)。だからホラーは嫌いなんだよう。

しかしまあ、ビジュアル面は最新鋭のSFでしたが、中身は1940年から1960年代くらいの宇宙冒険SFみたいで、ある意味牧歌的というか。未知の惑星で、酸素があって空気が吸えるからってヘルメット脱ぐか? 大気中に未知のウィルスとかあったら感染しちゃうじゃん。あるいは、残っている遺物からそれを残した生命体がヒューマノイドだというのはわかるけど、でも宇宙人がそういうタイプばかりでなく、もしかすると気体や液体の宇宙人だっていたりするかもしれないのに非常に無防備。さらにエンジニアが兵器開発の一環でその惑星で開発実験をしていたものの結局自分達がその生物兵器にやられてしまったらしい、というのがわかってなお、相変わらずな行動をとってたり、みんな科学者の癖してなんか色々不注意で不用意。宇宙船を派遣した企業の一番エライ人の見た目とかその動機とかも昔ながらな感じで、ストーリー部分に関してはなんか懐かしい感じすらしました。

この映画、結局リドリー・スコットの力業で余計な事をあまり考える余地なく有無を言わさずねじ伏せられた感はあるかもなー。でも続編が出てももう見ないけどね。

そういえばエイリアンの幼生?が出て来るあのラストでびっくりしたけど、エンディングロールでもさらにびっくり。「Lawrence of Arabia」のいう文字が出て、え?一体どこに「アラビアのロレンス」のシーンが??とか思ったら、アンドロイドのデヴィッド (マイケル・ファスベンダー)が最初の方に色々見ていた立体映像の場面にちょこっとだけ写っていたのね。気がつかなかったよ(実は映画鑑賞の前の昼飯時に酒を少し飲んだせいかここで少し寝てしまっていた)。ここだけもう一度見たい。そして最後の最後に、「字幕:戸田奈津子」の文字が! ……この映画、色々わけわかんなかったの、なっちのせいじゃないの?
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テーマ:映画感想
ジャンル:映画
コメント
「エイリアン」見てないの!?
私、ホラーもスプラッターも大嫌いなくせに、エイリアンは好きで全シリーズ見てます(笑)
はい、これは「エイリアン」エピソード・ゼロですね。「プロメテウス」はまだまだ続くでしょう。「人類誕生の謎」がこれで終わりだったら怒るよ!
しかし主人公の吹き替えは最悪だった…。

突っ込みどころの数では「るろ剣」といい勝負だったね。
1兆ドル(だっけ?)かけたプロジェクトにしては「おいおい」な行動が多すぎだし、科学者たちの人選ももっと慎重でしょ。みんなガラ悪すぎ。

>大森南朋の鷲津政彦度が今までの映画の中で一番高いと評判の「ヘルタースケルター」

えっ!?そうなの?
タダでも見ないと思ってたけど、そうだったのか〜…
DVDはチェックせねば。

「最強のふたり」良さそうね。
今水はそれで行こう♪




2012/09/08(Sat) 23:23 | URL | oha〜 | 【編集
コメントを書いたつもりでアップロードしてなくてPCを閉じちゃってたよ、とほほ。

「エイリアン、見てないんだよね。SFは好きだけど、あれってSFというよりはホラーとかモンスター映画みたいなもんじゃん。主役がアレだし(笑)、全く心惹かれなくて今に至る、ですよ。

>「プロメテウス」はまだまだ続くでしょう。「人類誕生の謎」がこれで終わりだったら怒るよ!

えっとー、エイリアン・エピソードゼロなら、人類誕生の謎なんかどうでもいいかオマケ程度だと思うよ(笑)。なので次回作もそっち方面で期待しちゃダメだよね。ま、私は見ないですが。

>しかし主人公の吹き替えは最悪だった…。

あー、剛力彩芽だっけ。戸田奈津子の字幕がいいか、剛力彩芽の吹替えがいいかって、究極の選択?(笑)

>突っ込みどころの数では「るろ剣」といい勝負だったね。

うん、行動だけ見ると本当に1950年、60年代の冒険宇宙SF、初代「スタートレック」とか「宇宙家族ロビンソン」みたいな。

>「最強のふたり」良さそうね。
>今水はそれで行こう♪

私は今週は「天地明察」(←是非みたい)か「踊る大捜査線ファイナル」(←映画だから映画館で観るけどね)かなー。
2012/09/17(Mon) 10:39 | URL | tsumire→oha〜さん | 【編集
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