毎週視聴しているTBSの「サンデーモーニング」という番組では、毎年最終週にその年に亡くなった方々を取り上げる「墓碑銘」というコーナーがあり、これがはじまると今年もいよいよあと僅かとしみじみ実感します。それでその年の訃報を色々確認してしまうわけです。

 「墓碑銘2016」(2016年12月31日)
 「墓碑銘2015」(2015年12月31日)

今年取り上げられたのは以下の方々(肩書き、年齢は番組で表示されたもの)。

俳優 神山繁(87歳)
元イラン大統領(ラフサンジャニ師 82歳)
俳優 松方弘樹(74歳)
タレント 藤村俊二(82歳)
映画監督 鈴木清順(93歳)
作曲家 船村徹(84歳)
歌手 かまやつひろし(78歳)
俳優 渡瀬恒彦(72歳)
歌手 チャック・ベリー(90歳)
詩人 大岡信(86歳)
漫才師 京唄子(89歳)
歌手 ペギー葉山(83歳)
落語家 三遊亭円歌(85歳)
元横綱 佐田の山(79歳)
女優 月丘夢路(95歳)
元財務相 与謝野馨(78歳)
俳優 ロジャー・ムーア(89歳)
元沖縄県知事 大田昌秀(92歳)
女優 野際陽子(81歳)
元ドイツ首相 ヘルームート・コール(87歳)
フリーアナウンサー 小林麻央(34歳)
元プロ野球監督 上田利治(80歳)
中国民主活動家 劉暁波(61歳)
医師 日野原重明(105歳)
作曲家 平尾昌晃(78歳)
女優 ジャンヌ・モロー(89歳)
元首相 羽田孜(82歳)
日本原水爆被害者団体協議会 谷口稜曄(88歳)
歌手 三條正人(74歳)
フランス文学研究者 篠沢秀夫(84歳)
歌手 はしだのりひこ(72歳)
曽我ひとみさんの夫 チャールズ・ジェンキンス(74歳)

これらの訃報は亡くなった日順に並んでいるので並び順自体に他意はないだろうけど、セレクトにはいつも多少政治的なニュアンスが漂うので、まあ最後に挙げるのはジェンキンスさんじゃなくて別の人でもよかったのではという気もします。

ここで取り上げられなかった方では、海老一染之助(日本の太神楽曲芸師、兄弟コンビ海老一染之助・染太郎の弟)、渡部昇一(日本の英語学者、評論家)、野村沙知代(日本のタレント、元プロ野球監督野村克也の妻)、キム・ジョンヒョン(韓国のシンガーソングライター、アイドル、SHINeeメンバー)なども今年亡くなっています。

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今年は一昨年みたいな「あの人の名前が何故ない!」ということはなかったけど、私的には以下の皆様の訃報が多少なりとも印象的でした。データはWikipediaからいただいています。敬称略。

・1月3日 - 神山繁、日本の俳優

超古い作品になってしまうけど神山繁と言えばやっぱり「ザ・ガードマン」です。子どもの頃、金曜日の夜は「ザ・ガードマン」、土曜日の夜は「キイハンター」だったものです。ま、私的にはドラマ「ハゲタカ」(2007年、NHK)の三葉銀行の頭取役ですが(笑)。

藤村俊二
・1月25日 - 藤村俊二、日本の俳優、声優、タレント

いい感じのゆるい、というか力の抜けた感じのキャラがよかったですね。

名作の舞台裏「黄金の日日」
・2月2日 - 近藤晋、日本のテレビ・映画プロデューサー

近藤さんはNHK大河ドラマ「黄金の日日」のプロデューサーで、情文ホールで開催された「公開セミナー 第31回 名作の舞台裏「黄金の日日」」(2012年2月23日)の時にもお姿があって、まだまだ現役なんだなと思ったものです。

・2月5日 - 吉村芳之、日本の映画監督、テレビディレクター

吉村さんはNHKの大河ドラマ、時代劇で演出を数多く担当されていました。有名どころだと「独眼竜政宗」(1987年、NHK)や「北条時宗」(2001年、NHK)、「風神の門」(1980年、NHK)、「テンペスト」(2011年、NHK)ですが、私的には「土曜ドラマ 外事警察」(2009年、NHK)です。


・2月11日 - 谷口ジロー、日本の漫画家

言わずと知れた「孤独のグルメ」の作者ですが、私が好きなのは「坊ちゃんの時代」5部作。最初は生真面目すぎる描線やキャラクタが好きじゃなかったんですが、この「坊ちゃんの時代」はその硬さが作品にとてもマッチしていました。

・2月13日 - 金正男、北朝鮮の第2代最高指導者金正日の長男、第3代最高指導者金正恩の異母兄

別にファンでもなんでもないですが、ディズニーランドに行きたいとか言って日本で密入国容疑?で拘束された時(2001年)のビジュアルは、本当にインパクトがありましたよねぇ……。

ディック・ブルーナ
・2月16日 - ディック・ブルーナ、オランダのグラフィックデザイナー、絵本作家

あのミッフィーちゃんの作者。もう15年くらい前にオランダのユトレヒトに行ったら町中がディック・ブルーナ仕様になっていたんですよ。出身地なせいかありとあらゆるところにブルーナの絵があって、駅前の公衆トイレも丸ごとブルーナ仕様。オムツ替えスペースも広めで高さもいい感じで、さすがこっちの公共施設は違うなと思ったけど、トイレの便座の位置がすっげー高かった。私だって一応身長164cm(当時)なので低い方じゃないのに、便座に座ると足が床につかねぇー。このあいだ安住アナも日曜天国で言っていたけど(2017年7月9日「安住紳一郎 一泊四日のオランダ弾丸出張を語る 」miyearnZZ Labo)オランダは高身長がデフォルトなので、男性の方がトイレでは大変そう(笑)。

・3月4日 - 津雲むつみ、日本の漫画家

代表作はやはり「俺は男だ!」でしょうか。あの「風と共に去りぬ」が週刊セブンティーンで連載された時は映画と結構話が違うじゃーーーんと驚いたもんでした。65歳、まだまだ若いですよね。

三遊亭圓歌
・4月23日 - 3代目三遊亭圓歌、日本の落語家

三遊亭圓歌は歌奴時代に「山のアナ、アナ、アナ」で一躍有名になりましたが、何分にも田舎に住んでいたので生で聞くまで落語って昔の面白おかしい話や人情話ばかりかと思っていました。生で落語を聞いたのは圓歌が初めてでネタは「中沢家の人々」でしたが、落語があんなにもおかしくて面白いものだとは知りませんでした。寄席で腹がよじれるほど爆笑したのも初めてでした。

日下武史「生命果てる日まで」
・5月15日 - 日下武史、日本の俳優、声優

劇団四季の創立メンバーとして、名バイプレイヤーとして有名でした。代表的な作品に何があったっけ?とチェックしたら「獅子の時代」(1980年、NHK)とか「ポーツマスの旗」(1981年、NHK)とか「山河燃ゆ」(1984年、NHK)とかドラマは全部覚えているのに、日下さんがどの役だったか全く覚えていない……。orz でも劇団四季の舞台装置家・金森馨の物語「生命果てる日まで」(1981年、テレビ朝日)の金森馨役は記憶にあります。

・5月23日 - ロジャー・ムーア、イギリスの俳優

007シリーズの中ではロジャー・ムーアとピアース・ブロスナンのボンドがイギリスっぽくて好きです。特にロジャー・ムーアの「007 私を愛したスパイ」は本当に面白かった。007シリーズの中でも映画として一番好きなのは「スカイフォール」なんだけど、ダニエル・クレイグのボンドはいつ見てもロシアのスパイっぽく見えるんだよなー。

・6月13日 - 野際陽子、日本の女優、元NHKアナウンサー

野際陽子については「野際陽子さん死去」(2017年6月18日)で書きました。その時も書いたけど、次に「ガラスの仮面」をドラマ化された時でも野際陽子にまた月影先生を演ってほしかったデス。

・6月16日 - ヘルムート・コール、ドイツの政治家、第6代首相

東西ドイツ統一時の首相ですが、なんとなく好きでした。

・7月15日 - マーティン・ランドー、アメリカ合衆国の俳優

マーティン・ランドーといえば「スパイ大作戦」(1966-1969年)、「スペース1999」(1975-1977年)です。でも「エド・ウッド」のベラ・ルゴシ役の怪演も印象的でした(この役でアカデミー賞助演男優賞を受賞)。

犬養道子「花々と星々と」
・7月24日 - 犬養道子、日本の評論家、犬養毅の孫

犬養道子の名前を初めて見たのは子どもの頃に見たドラマ「花々と星々と」(1978年、NHK)でした。でも異母妹が安藤和津、従姉の娘が緒方貞子とは知りませんでした。すごいご一族で……。

・7月27日 - サム・シェパード、アメリカ合衆国の俳優、劇作家

サム・シェーパードは私が愛する映画「ライト・スタッフ」でナイスな一匹狼、チャック・イェーガーを演じた俳優(本当は劇作家)ですよ!

・8月3日 - 倉嶋厚、日本の気象学者、気象庁鹿児島地方気象台元台長、元日本放送協会解説委員

昔、NHKのお天気おじさんといえば倉嶋さんでした。

・8月10日 - 阿部進、日本の教育評論家

阿部進には何の思い入れもないですが、私が子どもの頃に「カバゴン」として有名でした。

・8月19日 - ブライアン・オールディス、イギリスの小説家
・9月8日 - ジェリー・パーネル、アメリカ合衆国のSF作家

ブライアン・オールディスは「地球の長い午後」、ジェリー・パーネルは「神の目の小さな塵」の単行本をそれぞれ買いましたが、どちらも途中でリタイアした過去あり(←ダメダメ)。

・11月21日 - デヴィッド・キャシディ、アメリカ合衆国の俳優、歌手、ミュージシャン

デヴィッド・キャシディは中学時代に一番仲が良かったMちゃんがすごいファンで、つきあってテレビドラマ「パートリッジ・ファミリー」とか見た記憶があります。当時クラスの女子はみんな新御三家(野口五郎、西城秀樹、郷ひろみ)に夢中だったのに目もくれず、海外ドラマや外国映画の俳優さんが好きだったMちゃんはすごく大人びた子だったなあ。ちなみに今年はMちゃんから喪中欠礼はがきが来てたんだった。わしらももうそういうお年頃……。

・12月2日 - はしだのりひこ、日本のフォークソング歌手・作曲家、元ザ・フォーク・クルセダーズメンバー

はしだのりひこには特に思い入れはないですが(さっきから何気に失礼?)、何年か前にNHKで「フォーククルセダーズ新結成記念解散音楽會」の再放送をやっていて非常に面白かったです。もうフォーククルセダーズも加藤和彦が既に亡くなっているので北山修だけになったのね。なお北山修は自切俳人(ジキルハイド)名でやっていたオールナイトニッポンを10代の頃に聞いていて、番組内でよくかかっていた超ヘンテコな曲「世界は君のもの」が好きでした。最近の北山修のビジュアルってストレンジラブ博士(映画「博士の異常な愛情」に出てくるマッドサイエンティスト)に似ているなあとか思ったり。

・12月16日 - 早坂暁、日本の小説家、脚本家

早坂暁については先日「作家・脚本家の早坂暁さん死去」(2017年12月24日)であれやこれや書きました。

自分も年寄りになっているんだから当たり前なんだけど、よくお名前やお顔を見て身近に感じてきたような方々がゴッソリ亡くなられている感があります(しんみり)。皆様のご冥福をお祈りいたします。
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テーマ:ひとりごとのようなもの
ジャンル:日記
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