野ブタ。をプロデュース 第4話(11月5日放映)。

それぞれの学校にそれぞれ昔からある変なイベントがあるんだね。隅田川高校の114(いいよ)の日(11月4日)はみんなの前で愛を告白するという毎年恒例の行事。告白された人がOKを出すと告白者の頭上に花吹雪が、NOなら水が降ってくる。彰(山下智久)は野ブタ(堀北真希)プロジェクトの手帳を野ブタと修二(亀梨和也)に渡し、そして野ブタを人気者にするために114の日に告白しちゃえばと修二に提案するが、修二は人気物という自分のポジション(!?)を変えてまで野ブタのために何かをする気はなく、「自分の力で人気者になんなきゃ意味がねーの」と断る。それにしてもみんなの人気者っていうポジションはそんなに大事かね。友達がそこそこいていじめにもあってなきゃその方がずっと楽でいいんじゃないのかという気もするのだが。

修二はさらにまり子(戸田恵梨香)からも114の日の告白を迫られた上に誕生日くらい教えてくれても言われるがそこれも断る。しかし彰と野ブタには「(教えるの)嫌だ」「教えろ」のすったもんだのあげく、11月1日だと告げる。「今日だ……」とつぶやく野ブタに修二は「祝おうとか絶対言うんじゃねーぞ」と言って去ってゆく。人気者でいたいのに人に気にかけられたくはないというのも不思議な存在だ。自分が常に上っ面だけのつきあいしかしていないから、人から誕生日を祝われても自分同様に上っ面だけのおつきあいでやっているとしか思えないからだろうか。
野ブタは修二の誕生日を記した手帳を落として中身をまり子に見られてしまう。手帳と誕生日の件をまり子に問い詰められた修二はうまく誤魔化すが、そこに「修羅場だ修羅場だ~シュラバダシュラバダ~」と11P.M.のテーマ曲を歌いながらキャサリン(夏木マリ)が登場。先週の「真夜中のギター」といい、今週の11P.M.のテーマといい、わけーもんは知らねーよ!

翌日バンドー(水田芙美子)たちは114の日に野ブタが修二に告白するように応募してしまう。去年告白して水をかけられた昆虫マニアの手塚(広瀬剛進)は「あいつ、あれから虫に走ったよね……」とみんなに言われ、この騒ぎにうんざりしている修二の背後に忍び寄って「みんなの前で水をかぶるのは、ほんとーーにつらいのよ~」とつぶやく。屋上で修二は野ブタに「野ブタ、悪いけど水かけちゃうから」と告げ、それに対して野ブタも「いいよ気にしないから」と言うが、彰は修二の自宅に押しかけてまで野ブタに水をかけたりしないよう脅しをかける。悩む修二はアミダくじで決めようとする。

野ブタはバンドーに告白を取り上げてくれるよう頼んでみるが拒否される。しかしこの告白システム、本人が嫌がっていてもキャンセルできないって一体なぜ?(←ドラマだから、というのはなし)。

「人に、水かけて平気な人は、いませんから」「私(バンドー)は全然平気だよ。とくにあんた(野ブタ)なんかの場合」「私はクラスで浮いてるけど、そういう坂東さんはもっと浮いてますから」「そんなことわかりきっている!」「変わろうと思わないの?」「今更出来るわけないじゃん」「人は、変わることが出来る……」「はぁ!? 別に私変わりたくないし」「私は坂東さんに殴られて、坂東さんは、彼氏に殴られて。何で、バカみたいに同じことを繰り返すんですか? 何で、もっと違う自分になろうと思わないんですか?」立ち去ろうとするバンドーに「人は変われます!」と叫ぶ野ブタ。今までが今までだっただけに、野ブタが本当に変わるためにはものすごいパワーが必要なのだろう。バンドーにかけた言葉「人は変われます」は自分に言い聞かせる呪文でもあるのだろう。

114の日当日、どうなるか見守るみんなの前でステージに立つ野ブタと修二。しかし野ブタは告白する相手を変えたいと申し出る。「私が本当に好きなのは」と会場の中を指差して「バンドーコズエさんです」。

そうきたかーーーーーーー!! てっきりもう彰か、あるいは先生とかを指名するかと思いきや、バンドーとは。そしてステージに立ったバンドーは野ブタの上に花を降らせて去ってゆく。水をかけられるものだと覚悟していた野ブタは呆然として上を見上げる。

屋上で、あのバンドーが一体なぜ花を降らせたのかとつぶやく彰に「みんなが思っていることと違うことをやりたかったんじゃないかな。変われると思いたかったんじゃないかな」と答える野ブタ。野ブタ手帳を3人でいっせいに落としてしまい、帰宅途中でそれぞれが別の手帳を拾ってしまったことに気が付く。

彰が拾った野ブタの手帳にはパラパラ漫画が描いてあった。野ブタが拾った修二の手帳には花にするか水にするかを選ぶアミダくじが書いてあった。しかもそのアミダくじは何度やっても水になってしまうため、花が出るまで何ページも書いてあったのだ。そして修二が拾った彰の手帳にはアイスキャンデーのあたりが3本(3人分!)と1万円札、そして前回3人で撮った写真が挟んであった。

「俺は野ブタの上に花を降らせるつもりだった。人気者の修二君を投げ捨ててでも降らせるつもりだった。それは多分あの二人が好きだったから。あの二人といる自分が、好きだったから」

根暗で自分のいる世界はここじゃないと思っていた野ブタ、勝手に決められた将来に対して抵抗することも出来ずに無気力にちゃらんぽらんにすごしてきた彰、そして人と深く関わろうとはしなかった「人気者」修二。それぞれが少しずつ変わりはじめている。しかも今回はバンドーまで! このドラマは野ブタたちと同じ世代の子達にもっと見て欲しいドラマだ(余計なお世話だが)。ちなみに視聴率は10月15日16.1%、10月22日14.9%、10月29日17.0%、そして今回が16.4%とまあまあというところ? 主題歌の「青春アミーゴ」は4日間で100万枚突破だってー。すげー。

でもこの3人の中で彰のポジションって、なんだか天使のようだと思ってしまったのだが。「みどりのゆび」の中に出てくる少年チトのように、周りのみんなを「みどりのゆび」で変えてゆく、そして最後は天に帰ってしまう少年のような、今回の彰はそんなイメージだったのだが……気のせいだろうか?
関連記事
テーマ:ドラマ・映画
ジャンル:日記
コメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2005/11/09(Wed) 13:00 |  |  | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
『恋の告白作戦』 朝、一緒に登校する桐谷修二(亀梨和也)と上原まり子(戸田恵梨香)。 「見てる。見てる。どいつもこいつも。 そりゃそうか。 俺たちは誰が見ても理想のカップルだもんな。 でも彼女とちゃんと付き合う気はない。 短い高校生活を、そんなことだけで
2005/11/08(Tue) 20:25:23 |  どらま・のーと
前回からドラマの振りが少し変わって来たように感じます。プロデュースする立場の修二が、彰と信子にプロデュースされてしまったかのような今回。本当の主役は彰か信子か?
2005/11/09(Wed) 03:19:32 |  伊達でございます!
朝、自転車で登校してきた桐谷修二(亀梨和也)のもとへ駆け寄る上原まり子(戸田恵梨香)。二人で歩いて行く。『見てる、見てる、どいつもこいつも。それはそうか。俺達は誰が見ても理想のカップルだもんな。でも、彼女とちゃんと付き合う気は無い。
2005/11/10(Thu) 12:33:54 |  私でもいいですか?