野ブタ。をプロデュース 第7話(11月26日放映)。先週は台湾出張のため見られなかったのが残念だが、実はこの日も上京していた母親とそばで大騒ぎする子どもに邪魔されて、あんまりよく見られなかった。やっぱ、物欲ランキングは 1.DVDデッキ、2.iBookかiMac、3.冬物の新しいコート、4.ゲームソフト、というところだろうか。いやー、一番欲しいのはスリムボディなのだが (そしてそれよりもっと欲しいのは同人誌の新刊がちゃんと出来上がる事だ)。サンタさん、たまには大人のお願いも聞いてください。いい子にしてますから。

彰(山下智久)からの申し出により野ブタプロデュースをいったん終了させる修二(亀梨和也)。しかし、野ブタ(堀北真希)や彰との付き合いの中で、人 と人との真剣な係わり合いの一瞬を見てきた修二は、もう今までのように流して表面的に時を過ごすことが苦痛になってきていた。「嘘」をつきつづける生活が本当は苦しいのだと気が付いてしまった修二は、まり子(戸田恵梨香)に 自分達はつきあっているのか? 自分はこのままでは苦しいのだ、修二は苦しくないの?と言われてしまう。

野ブタは仲良くなったカスミ(柊瑠美)から誘われて彰と一緒に放送部に入る。クラブでは全国コンクールに出す作品を「好きな物」というテーマで作る事になり、修二も一緒にビデオカメラを回してみる。できあがった3人分の三つの作品を見て野ブタが、「(修二の作品は)すごく面白い。人が好きなんだね。きっと周りの人をものすごく大事にする人なんだね。そのために嘘ついたり、すごい我慢したりしてるのが、これ見てるとよくわかる」と修二の作品を絶賛する。彰はそれに焼きもちを焼いて修二のビデオをゴミ箱に捨てようとして野ブタに見つかり、ぐーで殴られてしまう。

野ブタ、すごいぞ、ぐーで殴るなんて。でも修二の作品の分析の仕方、野ブタもまた、修二をよく見つめているのがわかる。それは恋なのか、それとも生まれたばかりのひよこが一番始めに見た動く物を親と思ってついてゆくような気持ちなのか。

修二と野ブタと彰のまわりの色々な人たちの「諦める」「諦めない」というキーワードを散りばめて、修二が撮影して野ブタが編集したビデオ作品が出来上がり、評判も上々だった。しかし、またもや真夜中に野ブタのビデオテープを切り刻む女の子の影が。もう、わかんねーなー。嫌がらせとかいじめとか言うレベルじゃないんじゃないのか? こんなにまで執拗に特定の人間につきまとって嫌がらせ(というレベルではもう、ない)をやるなんて、変質者だと思うがな。もっともなんでこんな事が出来るんだとつぶやく修二に、彰は「できちゃうんだよーん、切羽詰まった人間は」と言うのだが。

翌朝誰もいない校内の放送室で「野ブタ、好きだーーーーー」と叫ぶ彰。そして野ブタのすべてが好きだと告げて(青春、しているよ~~)、野ブタのために加山雄三の「お嫁においで」(岩谷時子・作詞、弾厚作(加山雄三)・作曲)を校内放送で歌うのだが……だから、今時の若いもんは知らないっつーの。でもこのドラマに登場する古い曲は、寂しい人にやさしく語りかける曲ばかりだ。

 もしもこの船で 君の幸せ見つけたら
 すぐに帰るから 僕のお嫁においで
 月も無く寂しい 暗い夜も 僕に歌う 君の微笑み
 船が見えたなら 濡れた体で駆けてこい
 サンゴでこさえた 赤い指輪あげよう

そして朝練に来ていたまり子に、修二はとうとう本当の自分の気持ちを言ってしまう。「俺さ、今まで人を好きになった事がなくて、だからまり子のこと好きだって思った事ないんだ。恋愛みたいに自分をコントロールできなくなるのが嫌で」「これからもずっとそうなの? この先、私を好きになってくれる可能性は?」と問うまり子に、「ない」と何もそこまですっぱり言わなくても思うくらいきっぱり言ってしまう。いままでなあなあで流していい子でばかりいたから、人を拒否する時の言葉の使い方もよくわかっていないのだろうか。

しかしまり子を拒否してしまったために自己嫌悪に陥り夜の公園で一人考え込む修二。そこにやって来た野ブタに「人に嫌われるって怖い」と言うと、野ブタは修二を後ろから抱きしめ「大丈夫。誰も嫌いになったりしないから」と修二を慰める。野ブタが去ってから修二がつぶやく。

「野ブタに抱きしめられて初めてわかった。俺は、寂しい人間だ……」

うわー、この原作が一体どういう話なのか気になるが、それ以上に元々は男の子が男の子をプロデュースすると言う元ネタをこんな風に脚色するなんて、こんな形の「青春」を描き出す作品にしてしまうなんて、脚本、すごいんじゃないか?(ま、原作がすごいのかもしれないが)

来週は予告を見る限りでは、野ブタと修二の立場が入れ替わり、こんどは修二が嫌われ者の立場に追いやられそう。なんだか「戦場のメリークリスマス」を思い出す。戦争中捕虜収容所に君臨していたハラ(ビートたけし)が捕虜のローレンス(トム・コンティ)に言う台詞「メリークリスマス、ミスター・ローレンス!」は、戦後、立場を180度逆転させてしまい、今度は犯罪人となったハラが彼の処刑前夜にまったく同じ台詞で、ローレンスに言うのだ。同じ「メリークリスマス!」、でも彼らの立場はこんなにも違ってしまっていた……。

次回(って、明日だよ!)も楽しみだ。見るのがつらいかもしれないけれど。
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コメント
スリムなボディと新刊無事発行はtsumireさんの努力次第なので、物欲ランキングには入れません。てことはやっぱりDVDってことですかね。サンタさん、すみませんけどお手間取らせませんのでここにもちょっと寄ってってあげてください。いいこにするらしいです(普通はこれまでの行いで判断されるんだけど、前借りってところがお嬢様と同じでは?)
「お嫁においで」はもしかして何も見ずに書けてしまいましたか。それはそれでちょっと.......
2005/12/02(Fri) 18:14 | URL | suika | 【編集
DVDは、もしかすると今週中に買わなきゃならないかも(←誰かに買えと命令された訳ではない)。

来週末の12月10日の夜9時には「野ブタ。をプロデュース」と「逃亡者 木島丈一郎」(「踊る大捜査線」番外編)があるとです。今まですっかり忘れていたけど昨日TV情報誌を見てみたら書いてあったとです。

まあ、DVDデッキを買うのは別にいいんだけど、今、この時期、買って、設置して、マニュアルを読んで、録画して、という時間が惜しいのよ。あーーーー、サンタさん、すみませんが、「時間」も下さい。

ところで、「お嫁においで」はボケが著しい私にはソラではかけなかったです。今、ソラで書ける曲ってなんだろなー(もともと曲の歌詞をほとんど覚えないしな)。アニメソングぐらいのような気も……(←このトシでそれはもっと問題?)。
2005/12/03(Sat) 06:47 | URL | tsumire | 【編集
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『女を泣かす男』 「人の心の中、っていうか、あいつの心の中は、 俺の想像をはるかに超えていた。」 彰(山下智久)が信子(堀北真希)を好きだと言ったこと、プロデュースを 止めたいと言ったことに戸惑う修二(亀梨和也)。 その日の朝、修二は彰のいる下宿先の屋上を
2005/12/02(Fri) 22:54:17 |  どらま・のーと