同僚の練馬のS嬢は制服マニアである。といってももちろん制服フェチなのではなく、制服を着たかっこいい男の人が好きなだけなのだが。だからそういう種類の人が出てくる映画をよく見ている。8月には「容疑者 室井慎次」と「亡国のイージス」を見に行って、とりあえず亡国の方はオススメ、室井は見なくてもOKと強く主張していた。なんでも室井に出てくる制服の男はダメダメな連中ばかりだったらしい。そのS嬢が先月「春の雪」(妻夫木聡、竹内結子出演)を見に行ってきたのだが。

S嬢「もう、全然ダメダメ映画だった」
私「でも制服の男が沢山出ていたんでしょ?」
S嬢「そうだけどさー、だめだよ、あんなの。私さ、映画見る前に三島(由紀夫)の原作も買ってさ、映画の後に堪能するつもりでいたのに、すっかりその気がなくなっちゃったよ」
Nさん「だってSさん、恋愛映画はいつもそうだもんね。結果は分かりきっていたじゃない」
私「そうだね。「8月の雪」(ぺ・ヨンジュン主演)の時もクソミソだったよね。他にもヒットしている恋愛映画は結構見ているけど、いつもダメだったって言ってててさー、普通の恋愛映画だと絶対評価が悪いよね」
Nさん「「東京タワー」(黒木瞳、岡田准一出演)なんか、あんなの変態だとか言ってたよね」

S嬢は「風紀委員」なので風紀の乱れには非常に厳しいのだ。先月TVで放映していた瀬戸内寂聴の伝記ドラマ(「女の一代記第一夜」宮沢りえ主演)も「あんなケダモノみたいな人、嫌!」と言って、私とNさんに「だったら見なきゃいいのにー」と言われているのだ。

S嬢「だって「8月の雪」は本当にひどかったもん。「東京タワー」は(黒木と岡田が)あんなに年が離れているのに恋愛すること自体が変なのよ。「春の雪」は竹内結子がだめだったねー」
私「制服の妻夫木はよかったんじゃないの?」
S嬢「そうだけどさ、なんかちょっとねぇ……。あんな男は嫌いだわ、私」
私「あ、そうか、制服の男でも、あまり強くない、働かない制服の男なんだ」
S嬢「そうそう! 働く制服の男じゃなくて皆役立たずの制服の男なのよ」
H杉「ミッチー(及川光博)も出ているんですよね?」
S嬢「すっごい気持ち悪かった!」

S嬢はなよっとした男が特に嫌いなのだ。好きな男は働く強い制服の男! だから予てより大ファンの渡哲也様もご出演、そして(多分)制服の強い男てんこ盛りの「男たちの大和」(12月17日公開、反町隆史、中村獅童、他)は待ちに待った映画なのだ。しかしできればS嬢のために、中途半端なラブシーンがないことを祈る。
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