神はサイコロを振らない 第1回(1月18日放映)。「どうにもならない……不運なことが起こってもあきらめない。勇気と優しさと希望を持って、過酷な運命に立ち向かう人々の心の素晴らしさを描く物語。ホープレスなこの時代、人は前向きに生きていけるのか--」(番組ウェブページより)。

うーん、ちょっと微妙。10年後にタイムスリップしてしまった人々と、愛する人を死んだものと思ってあきらめて10年間を過ごした人たちの再会の物語なのだが、ドラマ前半、深刻な状況にもかかわらずところどころにみられるコミカルな描写がちょっと浮いていて、あれれ?な感じ。おまけに行方不明になった飛行機がタイムスリップして10年後に出現することを予言した物理学者・加藤(大杉漣)の演技がこれまたオーバーで漫画チック。自分の学説を頑固に主張する異端の学者といえば「日本沈没」(1973年)の田所教授(映画・TV版とも小林桂樹)を思い出すけど(←ふっるーー)、ちょっと大杉さんやりすぎのような気も……(おまけにこの加藤教授の?ウェブページには"萌え~"とかあるし)。

あと、10年前に行方不明になった飛行機がいきなり現代に姿を表した時の状況、管制塔とパイロットのやりとりとか、政府の対応とかメディアの報道とか、もう少し丁寧に描いてくれるとこれからのドラマ展開ももう少し深みが出てくると思うんだけどなー。なお、SF考証はまったく期待していないのであんまり加藤教授(大杉漣)には熱演してもらわんでも結構です。

でも小林聡美はよかった。この人、本当うまいなぁ。他は……まあ、これから他の人物についてもおいおい描かれていくんだろうけど、今回は10年後にタイムスリップしてしまった人たちの心情が(ともさかと山本太郎以外)ほとんど描かれていなかったので、ひじょーーーーに物足りないのだが、まあそれは次回に期待つーことで。

原作を読んでいないので話がどうなるのかわからないが、今回の最後に出てきた加藤の?ウェブページには「残された時間はあと9日」となっているので、多分あと9回で複雑で微妙な気持ちを抱えて再会した人々の物語を描き、そして「辛いことがあっても前向きに生きてゆこう」というテーマからすると、9日後に再会した人々がまた離れ離れになるのではないかと思うのだが、後半のドラマ進行からいくとこれまた2回目以降に期待という感じ。
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テーマ:テレビ番組・ドラマ
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