漫画の単行本はいまやどこの本屋に行ってもビニールがかかっていて中身を読んで確認してから買うことが出来ない。たまに「まんがの森」みたいにビニールがまったくかかっていない店もあるけれど、店員さんがいつも立ち読み客に目を光らしているので(これはこれで店員さんも大変だけど)、なかなかじっくりとセレクトできない。あと、見本誌として1冊だけビニールカバーがかけられていて丸ごと中身が見られるようにしている本屋もある。でもこの見本誌は立ち読み族が占領していることも多くて、なかなか手に取る事が出来ないことも多いし、当然のことだが全部の本の見本誌が出ているわけでもない。

で、パック詰めされている本にかかっているビニールのかけ方には何種類かある。完全密封タイプと、本の上下の部分だけ空いているタイプと、本の一部を確認できるように本の最初の方にはかけられていずに、後ろのほうに帯のようにビニールがかかっているものなどがある。完全密封タイプの物は「中身が確認したい方は店員に申し出下さい」とかコメントが書いてあるのだが、せっかくきれいにパッキングした商品をびりびりに破いて「どうぞ」と差し出されると、なかなか「やっぱいいです」とは言いにくい(私は言っちゃうけど)。上下が空いているタイプはなんとか無理やり中身の一部を確認できないこともなけど、結構時間がかかる。帯タイプはめったにない。

最初から買う本が決まっているならネットで中身を確認できることもある。例えばよしながふみの「大奥」なんかはネットでコミックスの一部をみることができる。また、ネットで評判なんかもチェックできる。でも、何とはなしにふらっと本屋に入って、今まで見たことない本だけどどんなもんかしらと思って本を手に取ったとき、中身を確認できないのが、どうもね。

で、昨日自宅最寄り駅の隣駅の大型書店に行ったらば、薄い、1冊丸ごとではないタイプの見本誌(サンプル)が何種類か出ていた。ジュンク堂あたりでこういうタイプのコミックスの見本誌が出ているという話は聞いていたのだが、実物はほとんど見たことがなかったのだ。上・1枚目の写真の見本誌は多分出版社が出している見本誌。左・2枚目のの写真の見本誌は、楳図かずおの貸本時代の初期作品集「少年探偵・岬一郎 短編集」。この本は多分発行部数も少ないだろうけど読者や購買者もそんなに多くなくて、なおかつ結構お値段が高い(2,520円)から、こうやって中身が見られるのはいいですね。

そして左・3枚目の写真の見本誌は多分この本屋さんが作ったと思われる手作り見本誌(もしかすると上記の楳図かずおの見本誌もここの本屋さんの手作り見本誌かも)。店員さん、頑張っています。でも私としては出来れば青林工藝社の本よりも、その隣にあった「御緩漫玉日記」の方の中身を見てみたかったのだが(参照:たけくまメモ「桜玉吉、1年ぶり」)。
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