今日は子どもの小学校で遠足なので朝から弁当作り。目覚ましが鳴って外を見てみると雨ですよ。遠足は延期かぁ。まあ、開催でも延期でも給食がないから弁当を作らなくちゃ行けないことには変わらない。弁当を作るのは面倒くさいけど、作っていいんだかよくないんだかはっきりしないよりはずっといい。

そんなわけで弁当を作っていると、定番「遠足の日の子ども」モードの子どもがいつもよりも早起きしてくる。「雨だから、遠足は延期だよ」というと慌ててベランダの戸を開けて確認している。そして天気予報も目を皿のようにしてチェック。

「天気予報、今日は晴れるって言っているよ」
「でも今は雨降っているから」
「でも、晴れるんでしょ?」
「後で晴れても、朝の時点で雨が降っていたら延期なの」
「えーーーー、じゃあどうすればいいのーー?」
子ども、半泣き。
「遠足のしおりに書いてあるように、雨の日の場合の準備で学校に行けばいいじゃーん」
「えーーーー、でも晴れるかも」
そんなこと知るか。
「心配なら両方持っていけばいいでしょ」
学校の方では今日が雨だった場合に備えて、昨日子ども達の机の中に国語と算数の教科書を置かせてあるのだ。だから持っていく物はおやつと敷物・おしぼりの代わりに筆箱を持っていくだけでOKなので便利。
「えーーーー、皆、なんて言うか……」
「あんたが(遠足用と延期の日用の)両方を持っていったって他の皆が困るわけじゃなし。別に両方持っていったっていいじゃーーん」
「えーーーー、困る~~」
なんでだよ。

そこに近所のGくんママより電話がかかってくる。
「朝早く、ごめん。今日遠足でしょ? 雨の場合も弁当いるのかな?」
「うん、雨でも晴れでも弁当と水筒はいるよ」
「もう、Gがプリントとか全然持って帰らないから本当にわからなくって」
Gくんは西原理恵子の「毎日かあさん」に出てくる西原の長男のような子なのだ。だから学校からもしょうっちゅう呼び出しくらっているって言っていたっけな。
「教科書は昨日学校に置いてきてあるはずだから、雨の場合は弁当と水筒と筆箱をもっていくだけでいいと思うよ」というとそこに子どもが。
「Gくん、教科書置いてないよ!」
「あー、Gくん教科書置いてないなら、火曜日の時間割だって」
Gくん、先生の言うことも聞いてないし。
「そっか、ありがとーー!」

さて、子どもは、私からは望みどおりの答え(「遠足の準備だけしていけばバッチリだから!」)が得られないので寝ている父親をたたき起こして「今日はどうしたらいいの~?」と聞いている。しかし父親の答えは「両方、持ってけ」。「えー、困る~~」。

「両方もっていけばどっちの場合でも困らなくていいじゃん」
「でも、今日、晴れでしょ?」
「……だから。後で晴れでも今雨だったら延期なんだって。ほら、ベランダから外見てみなよ。霧雨だけど今、降っているでしょ」
そこでベランダから見てみると。
「傘さしてない人、いるよ!」(←一筋の希望?)
「霧雨だからな。ホラ、リュックじゃなくてランドセルの子がいるじゃん」(←一筋の希望を打ち砕く母)
「…………」

結局思い切り(彼女なりに)妥協した子どもは、遠足関係の必要品(敷物、おやつ、ちりかみ他)をリュックの小さいポケットに隠すように入れて両方もっていくという手段に出たが、しかしまだどうしたらいいのかわからないらしく泣きながら家を出たのだった。今、空は晴れているけど、今日は結局遠足があったのかなかったのか。会社に行く途中で「あー、そういえば子どものリュックの中に、雨だった場合の必需品の筆箱が入ってなかったなー」と思い出したが、1日くらい筆箱がなくたって大丈夫なんだということを学習しろ、と心の中でつぶやいたのだった。
追記:(5月10日)
結局、遠足は強行したそうだ。去年、台風が接近していてすさまじい嵐の中でも運動会をやってたんだから、昨日の雨くらい屁でもなかったんだな……。昼までには晴れたんだし。ちなみ弁当と水筒を忘れた子はゼロ、筆箱を持ってこなかった子は19人(え? みんな遠足派だったのか?)、おやつを持ってこなかった子は1人、敷物を持ってこなかった子が何人かいたそうだ。36家庭中18家庭(うちはただ単に忘れただけだから)が遠足派だったのか。うーむ。
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コメント
かぁわいいのぉ、まだ遠足が楽しみな年なんだね。(そりゃそうだ、二年生だもんね)
うちの小学校では(と言っても三月に卒業しちゃったが)去年から暴風警報が出てる、あるいは出そうなときは学校のホームページに緊急お知らせってことで、登校か自宅待機か、朝、教えてくれるようになった。
遠足もそうしてくれれば子供もあきらめがつくのにね。
「一日くらい筆箱がなくたって大丈夫なんだよ」と突き放す母。(ちなみに筆箱って今でも言うの?)全く同感でございます。わたしなんか届けてやることも出来る時間と距離だったけど、結局六年間一回も届けなかったし、子供も期待してなかった。(言っとくけど、我々はめっちゃ少数派だと思われます。パート勤めの友達でも自分が遅刻しながら、しょうもないもの届けてたもん)
2006/05/09(Tue) 15:33 | URL | suika | 【編集
多分、昔は連絡網とかまわしてたんだろうけどねー、今は違うみたいね。ま、私が子どもの頃は学校の屋上に旗が立ったりしたもんだけどさ。でも災害時にはちゃんと連絡網がくるみたいよ。来月はじめにその訓練もあるし。

>結局六年間一回も届けなかったし

私も気がついたのは自宅最寄り駅に着いた瞬間だったので、届けようと思えば届けられる距離だったけどさー、でもその程度のことまで親がやっていちゃ子どもの自立を阻むことになるね!(←とかいって、ただ単に面倒くさいだけ!?)。
2006/05/09(Tue) 17:04 | URL | tsumire | 【編集
遠足といえばお弁当ですが、山形県出身の母はそのお弁当に「イナゴの佃煮」を入れてくださいました。「むっちゃん、イナゴは栄養あるのよ、高級食材なのよ」って。
でも、みんなの目からみれば、やっぱり虫は虫。
「あーっ、●●さん虫食べてるー」の一言で一気にお弁当のふたをしめた気がします。
愛情たっぷりだったけど、都会っ子にイナゴはねー。ちなみに従兄弟に聞いてみたら、彼も同じ目にあったことがあるそうです。
2006/05/09(Tue) 17:27 | URL | いがらし | 【編集
いやぁ、さすがにイナゴの弁当インパクト大だね~。もっとも佃煮だと色が全面的に茶色いし味もどれも似たようなもんだから目をつぶれば食べられない事はない?(でも歯に、足とか詰まったりして)

同僚の練馬のS嬢はよく長野でゴルフをするんだけど、長野ではハチの子とイナゴとあともう一つなんだったかの3点セットが居酒屋のメニューにあったりお土産品屋にあったりするんだって言ってたよ。もしかしたら給食にもあったりするのかなー。
2006/05/10(Wed) 06:14 | URL | tsumire→いがらしさん | 【編集
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