ロシア語通訳者で作家の米原万里さんが死去されたそうです。

 作家の米原万里さん死去(朝日新聞)

去年読んだ「パンツの面目ふんどしの沽券」(筑摩書房、2005年発行)の後書きに癌で手術を受けたというようなことが書いてあったのでびっくりしたのだが、ついに帰らぬ人となったのは非常に残念だ。まだ56歳ですよ、56歳。

上記のパンツ本の中では病気が発覚してから、今まで書くにはまだ時期が早すぎるとあたためていた企画だったが今回思い切って書いてみたというようなことも書いてあり、もう少しだけ物足りない気もする内容だったが、まあ、やっぱり出しておいてよかったんだね。ちなみに内容は徹底的にパンツとふんどしと裸にこだわった本。子どもの頃に住んでいたプラハの学校ではパンツを手作りしていたとか、キリスト教系の幼稚園に通っていた頃にふんどし一丁のキリスト像について発言し物議をかもしたとか、下着ネタのトリビアとか色々。この人のエッセイは結構下ネタが多いのだがでも全然下品にはならず、そして面白いのだ。できれば続編を読んでみたかったが。

ご冥福をお祈りいたします。
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コメント
生き生きと仕事をしていらっしゃる女性のひとりと認識してたけど、そんな柔らかい本も書いてらしたのね。イエスキリストとふんどしとは結びつけたことなかったわー。そういやそうだよね。(ふんどしって日本のものって思い込んでたから)
>この人のエッセイは結構下ネタが多いのだが<
ばっちり好物ですよ。読んでみまっす。
2006/05/29(Mon) 17:39 | URL | suika | 【編集
まあ、パンツ本はオチや掘り下げがちと弱いところもあると思うけど(やっぱり体力的にも精神的にも弱っていたのかなー)、軽く読めていいですよ。下ネタといっても本当に純粋に下半身ネタや裸ネタなので、やーらーしーのはあんまりないけどな。元気な頃に書かれたエッセイの方がやっぱり勢いがあってオチも結構きいてていいっすよ。
2006/05/29(Mon) 22:57 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
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