医龍-Team Medical Dragon-第1巻医龍-Team Medical Dragon-第1巻」(乃木坂太郎、原案・永井明、小学館、ビッグコミックス)。色々新しい漫画作品も手にとって読んで見よう(6月2日「忘備録:6月発売のコミック新刊ラインアップ 」)、今月のチャレンジ企画(←大げさ)第1弾がこれ。ひじょーにメジャーな青年コミックでTVドラマ化されている作品をなんでいまさら?感が強いが、「ザ・テレビジョン」(テレビ情報誌)の「医龍」(フジ、木曜22時)のあらすじを読んで面白そうだったので。ちなみにテレビドラマの方は全く未見。

さて、読んでみた感想だが、非常に素直に面白い。昨日は帰りがけに第1巻だけ買って電車の中で読んでみたのだが面白かったので、つい自宅最寄り駅そばの書店で2巻と3巻も買ってしまったぐらいだ。メインは天才外科医朝田なのだが、これはタイトルにもあるようにメディカルチームの物語で、朝田以外の登場人物の内面は描かれるものの(特に研修医の伊集院など)、実のところ主人公のはずの朝田の内面についてはほとんど描かれていない(少なくとも第3巻までは)。この朝田というキャラは「ブラックジャック」のような神業を次々と披露し、病院側の対応を無視しても個々の患者に見合った治療を行なっているのにもかかわらず、もしかすると狂言回し的なポジションにあるのかもしれない。

ちなみにストーリーの方は、天才的な外科医療技術を持ちながらも大学からは追放されて田舎で荒れた生活を送っている朝田龍太郎のところに明真大学付属病院の胸部心臓外科助教授・加藤晶が現れ、自分の論文を完成させるために、朝田にバチスタ手術をしないかと持ちかける。一方、大学病院では研修医の伊集院登が大学病院内のカースト制度みたいなものにおしつぶされそうになっていた。そして病院に乗り込んできた朝田によって、教授の支配の下に形作られていた数々の暗黙の了解が崩壊してゆく。

サスペンスドラマのような展開でどんどん読み進めて面白い。しかし1回読めばOK。完成度は高いし別に読み捨てOKという種類の漫画でもないと思うのだが、何度も読み返して反芻するような作品でもないと思う。できれば漫画喫茶などで既刊分を全部読んでみたいところだが、漫画喫茶に行く暇が無いのが残念だ。
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コメント
TVの医龍、見ています。ERシリーズとか救命救急とか、医療ものがやってると見てしまいます。
でも白い巨塔は前の財前教授のイメージが強すぎて見ませんでした。
最近マンガを原作にしたドラマって本当に多くなりましたね。
昔なら脚本家から作家になっていた人が、今はマンガ家になっているのでしょうか。
2006/06/07(Wed) 12:55 | URL | いがらし | 【編集
>昔なら脚本家から作家になっていた人が、今はマンガ家になっているのでしょうか。

うーん、どうなんだろ。日経エンタとかの雑誌を読むと、今はドラマ化したい原作とか脚本があってドラマを制作するのではなく、まず視聴率が取れそうなタレントを押さえておいてそこからドラマ作りをするから手軽にドラマ化できる漫画や原作から話を持ってくるようになっている、とか書いてあったなー。それで昔からずっと脚本を書いている人たちが今のテレビ局は脚本家を育てようとしないって怒っているとかなんとか。
2006/06/07(Wed) 13:03 | URL | tsumire | 【編集
tsumireさんの逆。ドラマは見てるけど(と言ってもつまみ見だけど)漫画は読んでない。
まぁ画面を見ずに音だけ聞いてることが多いってこともあるけど、それにしてもバチスタ、バチスタって言いすぎ!もっと自然にセリフを流せないもんかと思う。大学病院ものってお決まりのように絵に描いたような悪者の大学教授が出てくるんだけど、なんかもうそういう構図はテレビドラマ的には飽きた。(実際はまだまだ弊害があるのかもしれんが)
漫画喫茶ってわたしも行かんなぁ、暇はあるのに。(買うのも場所を取るので自粛中)
2006/06/07(Wed) 16:52 | URL | suika | 【編集
一度くらいはテレビドラマの方も見てみたいんだけど、「弁護士のくず」と同時間帯だしなー(って、くずの方もそんなに熱心に見ているわけではないが。一応途中で子どもや家人にチャンネル権を取られたとき用にくずの方を録画しちゃってるし)。

マンガ喫茶はねー、出産前に東京中のマンガ喫茶をほとんど全部調べたことがあったなー。で、「東京漫画喫茶事情」って同人誌を出してたんだけど(←取材費だけで大赤字だったけど評判はよかった)、今はもうできないね。自分の時間が無いってだけでなく、漫画喫茶多すぎるんだもの。
2006/06/07(Wed) 17:09 | URL | tsumire | 【編集
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