一昨日の金曜日と昨日の土曜日は小学校の夏祭りが開催される予定だった。ここの夏祭りは同僚の練馬のS嬢とNさんに「いくらなんでも熱心すぎ」と言われてしまったぐらい、お手伝いをしなくちゃならない親には結構ハードだ。何せ保護者は絶対参加で、絶対何かの仕事の担当になっているのだ。保護者もみんな何がしかの事情を抱えているが年に一度の夏祭りの前にそんな事情など関係ない。ましてや仕事をしているから担当の仕事は出来ないなんざ言語道断なのだ。去年やったときは1年生(の保護者)はヨーヨー作りの担当だったが、今年の2年生(の保護者)は焼きそばが担当ジャンルだ。もっとも私はPTA広報部の仕事をやっているので、広報部の仕事を優先して焼きそば係ははずされている。その広報部の夏祭りでやる仕事は会場放送である。

夏祭りの開催日が2日間あるので広報部12人をそれぞれ6人ずつ振り分け、さらに前半と後半で3人ずつが放送席を担当する。私は1日目(金曜日)の前半担当で午後5時に集合して7時まで放送席を担当することになった。メインの開催時の説明や協賛者、提供などの読み上げ、進行などのほかに迷子や落し物の説明も行う。先週の定例会でもらった放送マニュアルは9ページもありましたよ。ま、放送自体は特に問題も何もないのだが、今の季節、東京はまだ梅雨真っ只中ですよ。

夏祭りは2日間開催予定とはなっているが、1日目が雨などで中止の場合は2日目だけ開催、2日目も雨の場合は3日目の日曜日(今日)、開催することになっていた。ただし1日目が開催で2日目が雨の場合は3日目の開催はなし、そしてPTAの各役員はお祭りが終了した翌日の午前中は後片付けをしなくてはならない。1日目か2日目に開催できた場合は3日目の今日の日曜日にお祭りの後片付けだが、1日目も2日目も雨で3日目に開催した場合、後片付けはその翌日、つまり平日の月曜日の午前中にしなくてはならない。

しかし広報部の部員は12人中11人が兼業主婦(主夫)である。もし夏祭りの開催が3日目になった場合、後片付けは会社や仕事を休んでやらなければならないのである。広報部のみんなが驚いて「えーーーっ!」と声を上げると、その説明をPTAの夏祭り準備委員会で聞いてきた部長のFさんと副部長のHさん、そして部内の夏祭り担当のKさんが「でも、今まで3日目開催にはなったことがないから大丈夫だって言ってました」という。えーーーっ、それこそびっくりだよ。「夏祭り開催の執念で必ず1日目か2日目のどちらかの日は開催できてきたそうです」。執念で開催って、コミケかよ。
さて、夏祭りで各種出し物(ヨーヨー釣りとかスーパーボールすくいとか)や食べ物(焼きそばとかポップコーンとか綿あめとか)を買うときには夏祭り用の金券が必要となっている。金券は当日受付で販売するがすごく長い行列ができるので、2日前に前売りもしている。しかしこの前売り券、平日の昼間の午後2時から4時までの販売なので私のように小学校から離れた場所で仕事をしていると買いにいけない。誰かに頼んでおけばよかったのだが、頼むのもすっかり忘れていたので当日放送を抜け出して買いに行かなくてはならなくなった。私は1日目は会社を3時で早退して夏祭りの放送準備に行く予定だったが、ここで子どもがどうしても浴衣を着たいと言い出した。

子どもに浴衣を着せること自体は別に問題でもなんでもないが、夏祭り初日の開催時間中のほとんどを私の方は放送席にいなくちゃならないので、子どもと一緒にいられないのだ。浴衣みたいな着慣れないものを着て一人で、しかも夏祭り自体の開催は6時からなので私が先に家を出て一人で家にいる間にどんどん着崩れしそうだし、さらに誰がやってくるかわからない(もちろんメインは小学生と親とご近所の人たちだが)夏祭りみたいな場所で、7歳8歳くらいの女児が浴衣をはだけて着ていたりしたらどこでどんな変質者などに目を付けられるかわかりゃしない。

「土曜日だったらお母さんずっと一緒にいられるから浴衣着るのは土曜日にしなよ」と言うと子どもは断固拒否。「一緒に行くHちゃんもAちゃんも浴衣着るっていってたもーーーん」とばたばた、カツオくん泣きですよ。えーーーー。土曜日にしてよー、じゃせめて浴衣じゃなくてワンピースにしたら? と妥協案をだしても断固拒否。しかも当日子どもの父親は出張でいないのだ。さらにお祭り終了の午後8時には広報部メンバーで集合して次の号の打ち合わせをすることになっていたので、お祭りが終わっても子どもは一人で帰宅したくてはならない。

でもなんだかんだ言ってももう仕方がないので、2日前から浴衣を着る練習ですよ。浴衣が多少はだけても大丈夫なように中にミニスパッツをはいて、その上から浴衣を着て、トイレに行く練習やトイレから出る前に自分で着崩れをなおす練習をさせるが、何分にも慣れてないので今ひとつだ。子どももせめて3年生くらいになるともっと放置できるはずなんだけどなー。まあ、今年くらいまでは仕方がない。そんな訳で夏祭り前日の木曜日、私の頭の中では八代亜紀の唄がリフレインしていた。

♪雨、雨、降れ、降れ、もっと降れ~

1日目に雨さえ降って中止になれば2日目の放送は2日目の人が担当するので、私も会社を休まずに済むし、夏祭りの間子どもにもずっとついていてやれるし、浴衣の着崩れも直すこともできる。しかし1日目も2日目に雨が降ったりしたら、3日目開催となり、平日の4日目に会社を休んで夏祭りの後片付けをしなくてはならない。どうか、1日目だけ雨が降りますように。

♪雨、雨、降れ、降れ、もっと降れ~

ウェブで杉並区の天気をチェックすると1日目雨、2日目曇り、3日目曇りですよ。よしっ、OK、このまま行ってくれ。夕方に同じクラスのMちゃんママと「週末雨みたいだよね」と話すと「でも、今まで1日目が雨でも2日目には必ず晴れていたからどうにかなるんじゃないかしら」と言う。なぜそこまでみんなの晴れにかける執念を信じるのだ。やはりコミケと同じなのか? 木曜日の夜は曇り、子どもが「どうか明日晴れますように。夏祭り出来ますように」とお祈りする横で、(心の中で)八代亜紀を歌う私だ。

(C)小畑健・大場つぐみ
そして金曜日、夏祭り開催日の朝、雨ですよ、やったーーー、ブラボー! (心の中で)スキップする私に、子どもは「でも昼までに晴れるかもしれないし」と言う。そうだ、油断はできない。会社に行っても天気のチェックを怠らない。でも豊島区で雨でも杉並区で晴れていたらおじゃんだからな、夏祭り開催中止の連絡網を息を殺してじっと待つ(←息を殺す必要は全くありません)。

そして午後1時、連絡が来ましたよ。やっぱり1日目は開催中止。ほっと一息つく。一番の問題は片付いたが、次は明日の天気だ。ここで翌日も雨が降っては台無しである。晴れの歌は何も思い浮かばないがとにかく晴れでなくてもせめて曇りだけでもいいからよろしく、と天にお願いしてみる。

翌日土曜日は曇り。やった、このまま昼までに天気が変わらなければ、多少霧雨が降っても夏祭りは決行するはずだ。13時、中止ならクラス連絡網がくるはずなのでじっと待つが来ない。思わず「デスノート」の夜神月の悪人顔で「計画通り……」とつぶやく私(←別に何も計画・実行してません)。

夜5時30分、子どもと一緒に夏祭り会場へ。しかしなんだ、子どもは仲良しのHちゃんやAちゃんたちと自由気ままに動き回ってて、別に私が付いてゆく必要なんかこれっぽちもなかったじゃーんっつー感じ。実は一昨日の1日目開催でも全然OKだったのかもな。

そして今日の午前中は夏祭りの後片付けですよ。ふぅ、いったいいつになったら夏コミの原稿が描けるのだ。
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コメント
恐ろしや....天気を自由にする女tsumire....もしかして別名厩戸の皇子?
まぁでも、計画通りになって良かったじゃないの、お天気に関しては。(娘の方はどうもいつも思い通りになってないように見受けられるが....)
まさか夏コミ原稿、もう泣きの用意は始めてないよね?
2006/07/24(Mon) 00:37 | URL | suika | 【編集
>娘の方はどうもいつも思い通りになってないように見受けられるが

彼女はこれまた雨女なのよ。何かをヘタに楽しみにしていると大抵雨になっちゃうのよ。

>まさか夏コミ原稿、もう泣きの用意は始めてないよね

なんだ、suikaさんお見通しじゃないの~。
はい、発行できない確率、現在90%でございます。suikaさんにいただいた言い訳グッズが大活躍しそうですよ。

何せ平日は出来ないし、休日がこんな有様で今週末はポケモンで、毎日ムシムシジメジメしていて、ネタじゃ沢山あるのに全くすすまねぇーーーーーー。印刷屋に依頼済みの表紙って、印刷やさんで冬コミまで預かっておいてくれないかなーとか考えてみたり。
2006/07/24(Mon) 09:10 | URL | tsumire | 【編集
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