この夏休み(っていったって子どもみたいに1ヶ月もあるわけじゃなくてホンの数日だが)には映画を見てみようと、ま、楽しみにしていたわけですよ。そんなに期待していたわけじゃないけど「日本沈没」とか「ゲド戦記」とか。そして先々週だったか新聞の夕刊に「日本沈没」の映画評が載っていたのだが。

朝日新聞の柳下毅一郎の映画評では、「ローレライ」を撮ったオタク監督は特撮画面はまだいいが、現実の人間関係の描写になると弱くなっている、というようなことが書いてあったので、ふーんと思いながら読みつつ、日経新聞の映画評の方を見てみたら、なんとラストで○○が○○○○○と思い切りネタバラシしてるじゃねーか! 目を疑いましたよ。しかも執筆者は新人でも何でもなく映画評論の古参の方ですよ。映画雑誌でならともかく新聞でこれはないんじゃないのか? よっぽどこの映画の内容にむかついたのだろうか。うーん……。この作品は元々原作者の小松左京は日本沈没後の世界を描きたかったそうだから、このラストでは(以下略)。

別に原作どおりに作らなくても成功している作品はいくらでもあるだろうし原作インスパイア作品でも映画の出来がよければいいけど、でもこの映画の場合はどうかなぁ……。でも、ま、面白けりゃいいかとか思っていたら、数日後に見たたけくまメモで怒りのあまり思い切りのネタバラシ(「【ネタバレ】日本沈没【ネタバレ】」←本当にすごいネタバラシになっているので注意)。

私は旧作の「日本沈没」はすごく好きだった。パニック&デザスター映画としても政治映画としても面白いが滅びの美学のようなものもあった。日本沈没を予言した田所博士(小林桂樹)が「わしは日本と一緒に沈む」と言って日本に残った時、「(当時小学生だった→)私も一緒に残ります、博士」と密かにつぶやいたものさ(思えば私のじじぃ萌えはここから始まったのかも)。まあ、今度の新作版のじじぃ、じゃなかった田所博士役が私と同じ学年の豊川悦司(1959年3月18日生まれ)って言うだけでガビーーーンなのに、ラストがそれかよ。旧作は旧作、新作は新作、全く別な作品として楽しめればいいじゃないかと思いつつもビミョーなのだった。

さて「ゲド戦記」の方もすごいことになっている。(折りたたみ先参照。まだ見てない人はご注意)

まあ、ここまで前評判が悪いとかえって見てみたくなるけどな(子どもにせがまれて前売り券を買っちゃったからというのはあるけど)。でももしかしていっそのこと、「ハチミツとクローバー」や「時をかける少女」を見るほうが正解か?
・これまでのジブリの短所を引き継ぎ、かつ長所を捨てた(超映画批評
・まもなく公開の映画「ゲド戦記」、ネットでは悪評相次ぐ(やじうまWatch)
・おすぎ「『ゲド戦記』ゴミみたい」(ぬるヲタが斬る
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コメント
ゲド戦記見に行こうと思っていたのになぁ。
短所を引き継ぎ、かつ長所を捨てたって言われちゃうと萎えるねー。(おすぎの言うことなんかどーでもいいけどさー。)
でもきっと観るな。
ところでKさんはジブリ博物館にはいかれましたよね?少女のこころを持った大人(わたしのことよ!)が行ってもいいところですか。
近所のファミマが潰れて、券の購入もままならないのですが、冥土の土産に一度くらい行ってみたいナーと。どんなもんでしょうね。
2006/07/28(Fri) 20:04 | URL | いがらし | 【編集
ふーん、そういう出来か。うちのだんなが見てきたんだけど、となりのおばさんが上映中にメールを連打してたらしくて、そっちか゜気になるやら腹が立つやらで、ちっとも映画に集中できず、あえなく自分が沈没した模様。ちなみに私は映画館の入り口で生き別れして「パイレーツオブカリビアン」を見てきましたが、これを「萌え」の対象として見れる人達がいるということにおたく道の深さを思い知らされました。
「ゲド戦記」かぁ。この前テレビでやってた「ハウル」もまだ見てないからなぁ....
「ナウシカ」や「ラピュタ」は好きだけど、「もののけ」は嫌いという私に向いてるかどうか、あとで教えてね。
2006/07/28(Fri) 21:13 | URL | suika | 【編集
いやあ、すまんすまん、私がネタバラシしちゃだめじゃんねぇ。もう遅いけど、とりあえず悪評の方は折り畳んでみました。

>ところでKさんはジブリ博物館にはいかれましたよね

残念ながらまだ行ってないよ。いつも混んでいるっていうしさー、子どもにはそういう場所があるってまだバレてないから、私もあえて言わないし。お役に立てずにすまんが、冥途に行くのはまだまだ先だろうから、もし私の方が先に行ったら報告するね。
2006/07/28(Fri) 21:28 | URL | tsumire→いがらしさん | 【編集
なんか試写会で見た人たちも、他の事につい気がとられてしまっていたっていう話だね。まあ、自分が実際に見てみない事にはなんとも言えないけど。でもさ、ジブリほど会社としてもアニメ制作者としても優れた集団が監督次第でこうも悪評だらけになるというのは、もし今宮崎駿がポックリ逝っちゃったりしたらすべてがおじゃんっつーことだよね。大丈夫なのか? ジブリ。

>これを「萌え」の対象として見れる人達がいる

そんなあなた、ドラ○もんでもピ○チュウでもサ○エさんでも萌えられるんだから、ジャック・スパロウなんか当然なんじゃございませんか?

>「ナウシカ」や「ラピュタ」は好きだけど、「もののけ」は嫌いという私に向いてるかどうか、あとで教えてね。

なるほど、私も「ナウシカ」、「ラピュタ」はOKだけど「もののけ」は映画館から憤慨して出てきたんだよね。「千と千尋」や「ハウル」は宮崎駿流の世界観とビジュアルは見事だと思うけど、物語としては成立してないと思っているのよ。「ゲド」を見るのはもう少し先になるけど、やはりある意味楽しみかもね。
2006/07/28(Fri) 21:39 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
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