さて30年ぶりに受験勉強をしなきゃいけなくなったわけだが(7月15日「30年ぶりの受験勉強」)、衛生管理者試験用の参考書を読みはじめると途端に眠くなる。もう条件反射のように眠くなる。しかもなんとか起きていられても勉強しなくちゃいけないことがまったく頭の中に入って行かない。新しい小難しい事項(労働者の作業場所は精密な作業をする場合には300ルクス以上の明るさが必要とか、作業場所内の浮遊粉塵量は0.15mg以下でなければならないとか、筋肉には横紋筋と平滑筋があり、横紋筋は骨格筋と心筋がありさらに……とか)を本当に受け付けない。なるほどな、勉強って若いうちにしとかなきゃやっぱりダメなのね~~(泣)。

そんなわけで会社で仕事の合間に参考書を開いてうつらうつらしているところに、教育部門担当のO堀くんがフラリとやってきた。彼は私が本を開いているのを見て
「あら、お勉強っすかぁ?」
「もうすぐ試験なのよ」
「なんの?」
「衛生管理者試験第2種」
「あーーーー、あれね。僕も受けましたよ、昔。UさんとかSさんとか、MさんもM山も持っているし、H岡は1種をもってますよ。簡単ですよ、あれ」
「でも参考書開くと眠くなって、全然進まないのよ。試験、来週なのにー」
「あの試験ね、昔UさんとHさんとSさんの3人で一緒に受けにいったんですよ。でもね、落ちたのHさんだけだったんですよ」
「え!?」
「それからY岡さんが受験する時に、今まで落ちたのHさんだけだったんだよって言ったんですよ。合格しましたけどね」
「………………」
「そのあと、H岡とかM山が受験する時にも、今まで落ちたのHさんだけだったんだよって言ったんですよ」
「………………」
「××さんが受験する時にも言って、プレッシャーを与えてやりましたよ」
「つまり、今は私にプレッシャーを与えているというわけね……」
「その通り! 今まで落ちたのはHさんだけですからね~、ま、頑張ってください」
と楽しげに言って去っていったのだった。

ショックだ。Hさんというのは社内でも馬鹿でせこくて有名だったオヤジなのだが(随分昔に横領が発覚してクビ同然になって辞めていったのだが)、不合格は、そのHさんだけかよーーー。これで不合格だったらO堀をはじめとして社内の色んな連中に今度は「試験落ちたの、あのHさんとあのKさん(←私のことだ)だけなんだよ」と末代まで言われ続けるのかーーー。

まったくやる気がなかった私だが(今もあるわけではないが)、伝説の不合格者にはなりたくなくて、とりあえず参考書を自宅に持ち帰ってみたりしているのだった。でもやっぱり開いて読んだりはしないけどな。
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コメント
ふーむ、そういう意味では使えるおやじだったね、Hさん。虎は死して皮を残すって言うけど、Hさんはクビ同然で辞めた身でありながら、伝説と嫌なプレッシャーを残したわけだ。こいつとだけはひとくくりに語られたくないって人、いるもんねぇ。
漫画を書く人って結構筋肉フェチの人が多いと思うんだけど、tsumireさんは該当せず?
若い頃とは脳みその働きが違うんだから、一夜漬けは無理ですぜ、奥さん。
2006/09/01(Fri) 15:18 | URL | suika | 【編集
Hさんは強烈な"個性"で数々のバカ伝説を残している人だからねぇ、ほんと、一緒にされたくないんだけど、でも頭が全然ついていかないんだよう(泣)。しみじみ、「若い頃とは違う」と思いましたよ。もっとも若い頃も面倒くさがりなのでそんなに勉強した訳じゃないけど。

さすがに、もう、一夜漬けはまったくきかないわ、こりゃ。
2006/09/02(Sat) 10:09 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
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