ただひたすら懐かしいだけの本、といえなくもない「ちびっこ広告図案帳70’s-AD for KIDS:1970‐1974」(おおこし たかのぶ編集、オークラ出版、415p、2003年発行)。1970年代前半に子ども向け雑誌や広告媒体に載せられた広告をそっくりそのままデジタル復刻し収録、四〇〇点以上の図像で構成された本。しかし高いよ、なんと7,800円! でも、いいの。こうして私みたいなおバカさんがちゃんと買う事で、次の本もきちんと出るようになるんだからさー(泣)。今回この本が出たのだって、きっと一番最初に出た「ちびっこ広告図案帳-ad for KIDS:1965‐1969」(おおこし たかのぶ編集、オークラ出版、311p、1999年発行)を私がちゃんと買ったから、と思うことにしているし(←自分が世界を動かしていると思っている)。当時の子ども文化がよくわかる資料本としても秀逸なのよ(きっと)。

まあ、まずは中身を見てみないとわからないと思うけど、これは1970年の雑誌広告でサンスターのスパイメモ(水につけると溶けちゃうんだよね)とか、象が踏んでも壊れないというアーム筆入れですよ。アーム筆入れもスパイ手帳も買ってもらったよなー(遠い目)。

1970年のスカーレットちゃんの万博コスプレ広告。この本には当時(今も、か)圧倒的に人気だったリカちゃん人形の広告の方が沢山入っているのだが、私はスカーレットちゃん派だったのだ。しかもこのトシになってもいまだに「やっぱり着せ替え人形はリカちゃんよりスカーレットちゃんだよな」とか思ってたりするし。だって表情が微妙でいいんですよ、スカーレットちゃんは(←バカ?)。

こちらはTV番組の広告。東京12チャンネル(現在のテレビ東京)で放映された「おさな妻」と「ハレンチ学園」。「おさな妻」の東京での放映時間帯がいつだったのかは知らないが、北海道では確か昼すぎ頃放映していたので学校から帰ってからたまに見た記憶がある。もしかして土曜日だっただろうか。でも多分夜やっていたら母親なんかに「見るんじゃありません」とか言われていたんだろうなあ。まあ、言われなくても「ハレンチ学園」も「おさな妻」もそんなに面白くもなかったからめったに見なかったが。

これは1970年の大阪万博の三菱未来館の広告。私は当時北海道の小学生だったので大阪で開催されていた万博なんざテレビで見るだけだったが、大阪の子ども達はもちろんの事、東京の子ども達も修学旅行などで見に行ったという話を聞いた。「君をタイムマシーンで紀元2020年の日本へ!」って、あと14年でこんな風になっているんでしょうか。

この当時子どもだった同年代の友達が3、4人集まって見たら結構話が弾む本だと思うけど、でもその3、4人がまた、このトシになるとみんな忙しくてなかなか会えないわけだけどね。
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コメント
こ、これはまたtsumireさんのつぼにどんぴしゃの本ですこと!(無類の資料好き)
わたしはアーム筆入れもスパイ手帳も買ってもらってないなぁ。もらわれっこだったのかなぁ。橋の下にすてられてたのかなぁ。
万博は見に行ったけど、並ぶのが嫌いな両親のせいで、何も見ずに太陽の塔だけおがんで帰ってきましたよ。(あーあ)
tsumireさんはそのかわり札幌オリンピックを見たからいいじゃないの。(決め付け)
もちトワ・エ・モワのテーマ曲もフルコーラスで今も歌えるんだよね?(昔のことは良く覚えてるはず)
2006/10/06(Fri) 07:55 | URL | suika | 【編集
>わたしはアーム筆入れもスパイ手帳も買ってもらってないなぁ。

もしかしてうちの親も結構新し物好きだったという気もしてきたが。
ところで今も「橋の下から拾ってきた」って言い方するのかね? なんかご家庭によってはキャベツ畑から拾ってきたとか縁日で買ってきたとか病院で取り違えられたとか言われた人もいるみたいだけど。

>tsumireさんはそのかわり札幌オリンピックを見たからいいじゃないの

ちっちっちっ、当時帯広と札幌の間には深くて暗い河が流れていてなかなか越せなかったのだ(大嘘)。まあ、今でこそ札幌には2時間ちょっとで行けるけどねー、昔は5時間も6時間もかかったので、もちろんいけませんでしたよ。
でも「虹と雪のバラード」はまだ1番くらいなら歌えるかも。
♪虹の地平を歩み出て
影たちが近づく手を取りあって
(中略)眠っている 北の空に
君の名を呼ぶ オリンピックと~~♪
でもって、背景はジャネット・リンね。
2006/10/06(Fri) 16:09 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
先日、TVでやってた映画板「くれよんしんちゃん」を見て感動したとこだけに、タイムリーな話題だわん。
でも私の70年前後は変人の姉兄のおかげでかなりマイナーなものに・・。
たぶん毎月COMを熱心に読んでたのがその頃よ。新宿のフーテンの話とか、あの山上龍彦のガキデカ以前の暗~いマンガを読んでたよ。北海道の岡田史子って人が当時文学少女だった私(ホントか!)のお気に入りだったっけ。
な~んて、マーガレットやりぼんもそれ以上に熱心に読んでたけどね。
2006/10/07(Sat) 14:43 | URL | oha-ran | 【編集
COMの発行期間は1967年~1973年だから確かにこの頃だねぇ。やっぱり小学生のうちからCOM読んでるの、フツーじゃないから。ただのマイナーじゃないよ! 私なんか岡田史子の名前は、萩尾望都の「まんがABC」(別コミ、1974年6月号)で初めて見て、何これ??って思ったもの。やっぱりオタクエリートのご家庭は違うなぁ。
2006/10/07(Sat) 16:40 | URL | tsumire→oha-ranさん | 【編集
tsumireさん、どうやってこの手のマニアックな本を手に入れるのですか?

>わたしはアーム筆入れもスパイ手帳も買ってもらってないなぁ
suikaさん、私もそうです。この頃は「橋の下~」と言われた事はないけれど「私の親は別にいる」と本気で思っていました。(今では笑い話)
2006/10/08(Sun) 17:39 | URL | P子 | 【編集
>tsumireさん、どうやってこの手のマニアックな本を手に入れるのですか?

Amazonで(←実につまらない答えですまん)。たまたまなんか別の本を探していたら、「この本を買った人はこんな本も買ってます」って出るでしょ。そこから芋づる式に色々たどって行ったらたまたま行き着いたんですよね。Amazonときたらその後続編や類似書が出たらわざわざお知らせしてくれるしね。最近探すのが面倒な本はみんなAmazonで買うようになっちゃって、いかんなー。
2006/10/08(Sun) 20:15 | URL | tsumire→P子さん | 【編集
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