先月読んだ「このマンガがすごい! 2007・オンナ版」のランキング第6位だった「夏目友人帳」(緑川ゆき、花とゆめコミックス、410円)を帯広に移動する電車の中で読んでみた。物語は子どものころからごく普通の人が見ることが出来ないもの(主に妖怪類。なぜか幽霊ではないらしい)が見えてしまう天涯孤独な少年・夏目貴志が祖母レイコが残した友人帳を手にしたことから、その友人帳に名前を書かれてレイコのしもべとなってしまった妖怪たちに次々狙われ襲われることになる。しかし貴志は自称用心棒のニャンコ先生(招き猫を依り代に封印されていた妖怪。貴志がうっかり封印を切ってしまった)とともに妖怪たちに「名前を返す」日々を送る。

読後感が爽やかでいいのだが、どうしても「百鬼夜行抄」と「どろろ」を合わせたような印象がぬぐえない。もっとも「百鬼」の主人公・飯島律よりも一生懸命で一途なところが実に少女漫画(その点、律の方がクールというかスレているというか……)。出てくる妖怪たちも結局それほどたちが悪い妖怪ではなく彼らなりの生き方をしている連中であり、主人公の貴志は他の人間に理解されることなく若くして亡くなったレイコや、レイコにかかわった妖怪たちの思いを掬い取りながら、彼らに名前を返し続けている。なんというか、暖かい妖怪友情漫画、といえなくもない。まあ、結構面白く読めました。
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コメント
今日のランチのお供にしてみました。
う~~~~~ん・・・・・読み始めのせいか二番煎じ的印象。
2007/01/05(Fri) 15:01 | URL | P子 | 【編集
まあ、まだ暖かく見守っていった方がいい段階でしょうかね。まだ独自色がぜんぜんない感じだよね。
2007/01/05(Fri) 17:27 | URL | tsumire→P子さん | 【編集
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