華麗なる一族 第1回(1月14日放映、TBS、21時)+第2回(1月21日放映)。最初のテレビドラマ版(1974年、毎日放送)が放映された時、母親が結構ハマって見ていたのは覚えているし、確かその時に母親が買った原作本を読んだ記憶があるのだが、どんな話だったかこれっぽっちも覚えていない。100万年前の話だしな。もっとも当時この原作本がブームになった時「妻妾同衾」という単語もセンセーショナルに扱われたのはよく覚えている。今、妾(めかけ)なんて単語、使わないよなあ。もっとも「華麗」って単語だってかなり死語に近いような気もするが。

そういえば去年見た映画「フラガール」は斜陽産業の炭鉱の町の町興しの物語だったが(2006年10月10日「映画「フラガール」」)、ちょうどこの今回の「華麗なる一族」とほとんど同時代の話だ。「フラガール」は超貧乏描写がいたるところにあって、そこらへんも感心して見ていたのだが、こっちはその対極、昭和の超セレブな皆様のお話。予算もとてもとてもゴージャスなのがよくわかる。でも、あの肖像画や「将軍」にはもう少し予算をかけてもよかったんじゃないのか? 

さて、キムタク主演っつーだけでもういいやって気分で、録画はしたものの全く見ないで放置、昨日の午後書類整理の傍ら試しに録画しておいた第1回を流して見てみたのだが、思っていたよりも面白くてびっくりだ。だいたい他のメンバーが濃すぎというか重厚すぎるせいか、木村拓哉もいつものキムタク節もほとんど見られずに素直に見る事が出来たし、取り扱っているテーマが今時珍しく重厚壮大なせいか、元々の原作にそれだけの力があるせいなのか物語の展開に惹き付けられる。そして出てくるメンツがまた重いよ。なんだか映画のようなキャスティングだ。

特に主役・万俵鉄平(木村拓哉)の父・万俵大介役の北大路欣也はさすがだ。目元がびっくりするほど時代劇だが(血走っているし)それはさておいて、第2回目、鉄平に「お父さんは僕の事が嫌いなんですか」と聞かれた時の表情がよかったですね。多分天才肌でカリスマ的人望を持った父(鉄平の祖父)と、地道で堅実な努力型の自分は何かにつけ比較され、そして手が届かない憧れの人でもあった(と、思う)。その父の面影を息子の中に見た時の一瞬の愛と憎しみ、それが今後の一族の運命を狂わせてゆくのが見て取れて、ゾクゾクいたしました。

先週の放映直後にはAmazonで「華麗なる一族」がランキング2位だったそうだが、わかるわ~。私も昨日第1回目を見たあとに近所の本屋でつい手に取ってしまったからな。とにかく話の展開が気になるのだが(←昔読んだくせに)ドラマを楽しむためにはしばしお預けだ。しかしドラマの方は重すぎて、翌日に仕事を控えている日曜の夜9時にはあまり見たくないような気もする。この次も時間があれば録画分を土曜日に見る方式で行こうかなあ。
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